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下◆デンター視点
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どうも、めちゃくちゃ不安な従者デンターです。
さっき、同僚のトッドが医務室に担架で運ばれました。
医師から瀕死だと聞きましたが、大丈夫でしょうか?
それはともかく。
チリメーヌジャコ殿下とマキャローニャ様の目の前のテーブルに、地獄のようなヤバい見た目の料理(?)が用意されました。
すでに担架がスタンバイされていて、医師もスタンバイしています。
「さぁ、召し上がれ!」
「………食べ物か?」
「い、異臭が………うっ」
「あら、慰謝料を払う方を選びますの?」
「「………いただきます」」
恐る恐る二人は、その料理をスプーンで口に運びました。
そして!!
「「あああああああああっ!!」」
たった一口で瀕死に至った二人を急いで担架で医務室に運びました。
チリメーヌジャコ殿下とマキャローニャ様、あとトッド。
彼らは、所謂食中毒でした。
「まぁ、食べ物以外入れてませんのに?」
キョトン顔のディアナ様。
その後、ディアナ様には料理の家庭教師が充てがわれ、数年後には美味しい料理が………できるはず!きっと!保証も根拠もないけど!
ちなみに、回復した殿下達はディアナ様に慰謝料を払いました。
理由が………。
もう二度とディアナ様の料理を食べたくない!
残さず食べるとか無理!
あれは料理じゃない!殺人兵器だ!!
………等々ボロクソに言ってましたよ。
さっき、同僚のトッドが医務室に担架で運ばれました。
医師から瀕死だと聞きましたが、大丈夫でしょうか?
それはともかく。
チリメーヌジャコ殿下とマキャローニャ様の目の前のテーブルに、地獄のようなヤバい見た目の料理(?)が用意されました。
すでに担架がスタンバイされていて、医師もスタンバイしています。
「さぁ、召し上がれ!」
「………食べ物か?」
「い、異臭が………うっ」
「あら、慰謝料を払う方を選びますの?」
「「………いただきます」」
恐る恐る二人は、その料理をスプーンで口に運びました。
そして!!
「「あああああああああっ!!」」
たった一口で瀕死に至った二人を急いで担架で医務室に運びました。
チリメーヌジャコ殿下とマキャローニャ様、あとトッド。
彼らは、所謂食中毒でした。
「まぁ、食べ物以外入れてませんのに?」
キョトン顔のディアナ様。
その後、ディアナ様には料理の家庭教師が充てがわれ、数年後には美味しい料理が………できるはず!きっと!保証も根拠もないけど!
ちなみに、回復した殿下達はディアナ様に慰謝料を払いました。
理由が………。
もう二度とディアナ様の料理を食べたくない!
残さず食べるとか無理!
あれは料理じゃない!殺人兵器だ!!
………等々ボロクソに言ってましたよ。
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