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7◆もう俺のライフは0よ……

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俺は薬品開発部で働くことになった。

まぁいろんなことがあったというか、リューレンのせいで俺のライフはもう0よというか、もはや俺は瀕死というか……。

リューレンが書類仕事中は俺を膝に座らせた後。

まさかの続きがあったんだ……。



書類仕事の次は夕食だったんだけど、俺を抱っこで運んでやはり膝に座らせ、はいあーん♡で食べさせられた。

「さぁ、私のはいあーんで食べろ」

「ふぁっ!?」

「さぁ遠慮するな。口を開けろ。はいあーん」

「ちょっ、待って、多い多い多いっ!むぐぅっ!!」

しかもスプーンに山盛りの一口を突っ込まれ、危うく喉に詰まるところだったよ……。

さらに。

「私にもはいあーんをしろ。これはジゼルにしかできない仕事だ。なんなら口移しでも……」

「えっ!?」

いきなりリューレンはカッ!と血走った目で俺をガン見して、ちょっとはぁはぁ言いながらとんでもないことを言う。

しかし、俺よりもアマギが素早く動いていた。

ぱこんっ!

「リューレン様、いきなり何上級者レベルの要求してるんです?気持ち悪いですよ」

「主をポコポコ殴るでない!」

「でも、ジゼル君引いてますよ?」

「えっ!?」

アマギに頭を叩かれたリューレンは、俺がちょっと引いているのをみてなんかショックを受けている。

「えっと……はいあーんで良ければ……」

「!!」

ぱあぁっ!!

笑顔になったリューレン。

俺は渋々だったけどリューレンにはいあーん♡をした。



その後一緒に風呂に入ろうと連れていかれかけたけど、それはアマギのお陰でなんとかなった。

……あの時のリューレンはものすごく恐ろしかった……ガクガクブルブル。

鼻血をダラダラさせながら、やはり血走った目で、なんか股間がギンギンに勃っていて、はぁはぁと言いながら俺に迫ってきたんだ。

「一緒に風呂に入るぞ!!」

「ひぃっ!?」

ジリジリと後退して逃げようとするけど、恐怖で俺はまともに立てなくて……。

だって、ものすごく貞操のピンチを感じるから!

「さぁ行くぞ!すぐ行くぞ!はぁはぁ!!」

「いやーーーっ!!助けてーーーっ!!」

涙目で叫ぶと、どこからともなくアマギが全速力で走ってやってくる。

「何やってんですかドアホーーーっ!!」

ドゴンッ!

「ぐはっ!!」

ピューン!ドン!

そしてアマギは、とても華麗な飛び蹴りをリューレンの頭にクリティカルヒットさせていた……強い。

ぶっ飛んだリューレンは、壁に激突していた。痛そう……。

でも俺は、アマギに深く感謝するのだった。



その後、リューレンの部屋にお持ち帰りされた俺は、リューレンに抱き枕になれと言われた。

絶対に変なことはしないと真顔で迫るから、渋々俺は抱き枕としてリューレンと一緒に寝たんだ。

そして翌朝、もういろいろ限界になって瀕死状態の俺ができあがっていた……。

………リューレン、変なことはしないって言ってたけど、睡眠中の時にガッツリと尻を一晩中モミモミと揉んでたからね!

しかも、勃起したモノを俺の下半身に擦りつけながら!

恥ずかしいから言えないけど!!

リューレンは欲求不満なのか!?

一応俺も快楽は感じるので、一晩中悶々とさせられたよ。

………ある意味賢者になれたかもしれない。

ちなみに、リューレンのパンツは大変なことになっていたらしい。知らんけど。



ということで、俺はアマギに泣きついたんだ。

「ポーションを……ポーションを作る仕事をさせてください………」

その結果が、城内にある薬品開発部の仕事である。

リューレンがちょっと拗ねてたけど、気にしたらきっと負けなのかもしれない。

なのでそっと視線を逸らすのだった。
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