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逆バニーは良き良き

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鬼軍曹と恐れられる上官アルベドは、呪いにかかった。

しかも、逆バニーになってしまう呪いなので羞恥心でアルベドは死にそうになっていた。

「いや、むしろ死のう!」

「早まらないでください!?」

部下ジョンが必死に止めて、なんとかアルベドは落ち着く。

エロ可愛くなってしまったアルベドに、ジョンの股間はギンギンだ。

それに気づいたアルベドは、ジョンをジト目で睨む。

「何で勃っているんだ」

「上官が可愛いからです」

「ぶっ飛ばしてOK?」

アルベドはぶっ飛ばすと言っているけれど、頬を赤くして全く殴ってくる様子はない。

明らかに照れているだけなので、ジョンははぁはぁ言いながらアルベドにキスをした。

「ん……いきなりだな」

「上官が俺を興奮させるのが悪いんでしょう?」

「まったく、仕方ないやつだ」

「はぁはぁ……アルベド♡」

ジョンはアルベドの首筋に吸い付き、チュッチュッとしながら胸まで移動すると乳首をペロペロと舐める。

もう片方の乳首は指でコリコリと捏ねている。

「あぁっ!」

アルベドは乳首が弱いので、ペロペロされると情けない声で喘いでしまうのだ。

ちなみに、性感帯の開発者はジョンである。

この二人は軍の中で秘密の恋人関係なのだ。

アルベドのモノが勃起しているので、ジョンはそれを扱きながら乳首をペロペロと続けて、指でコリコリとしていた。

「ジョンっ!あぁ、ダメだ…イクイクイクっ!んあぁ!」

イってしまったアルベドはぐったりしたが、ジョンはそんなアルベドのお腹をペロペロと舐めて、股間までくるとアルベドのモノをパクリと咥えてしまう。

「ま…待て…待って……あぁっ!」

中に残ったぶんを吸い取られて、アルベドはビクビクと身体を震わせた。

ジョンは吸い取ったぶんを飲む。

「ふふ、美味しい♡」

ジョンはズボンのチャックを外して自分の勃起を出すと、アルベドの片足を持ち上げて肩に引っ掛ける。

「アルベド、俺の入れますね」

ジョンはニッコリ笑うとアルベドの中に自分の勃起を入れた。

そして、二人は満足するまで楽しむのだった。



「呪い、解けましたね」

「ジョン、残念そうに言うな」

ジョンは不満そうだが、アルベドの呪いは解けた。

どうやら、エッチしたら解ける呪いだったようだ。

呪いの原因は、昨日ジョンが拾ったノート。

それにジョンが欲望を書いたのだ。

それはエッチな願い(限定)が叶う呪いのノートだったそうで、落とし主のサキュバスにお返しした。

「ジョン、今夜はお仕置きだ」

「はぁはぁ……楽しみです!」
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