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枕は涙で濡らすもの
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とある場所で、セクシー男子のモーリスとクール男子のロズがシェアハウスをして暮らしていた。
二人は友達ではあるが、親友とまではいかない。
懐の事情で決まったシェアハウスだった。
「ロズ~、エッチなことをしたい」
「だが断る」
「ロズのエッチなところがみたいな♡」
「だが断る」
モーリスは、友達だって食っちまうのさ!というタイプの男子である。
だから毎日のようにお誘いをするが、ロズはそういう行為に興味がないから毎日断っていた。
でもモーリスはロズとどうしてもヤりたいから、ロズを興奮させたくていろんなことをやってみることにしたのであった。
例えば、裸族になってみた。
芸術的に美しいモーリスの全裸を晒して、ロズの目の前を無意味にウロチョロウロチョロしてみる。
しかし、ロズからはノーリアクションで……無反応過ぎてそっと枕を涙で濡らした。
……体に自信があったのでショックだったらしい。
いっそ笑われたらまだ救いはあったかもしれないとモーリスは思った。
例えば、目の前でAVをみた。
しかし、やっぱりノーリアクションだった。
画面からオーイエス!オーイエス!と虚しく部屋に響く。
いい雰囲気にもならなくて、その晩も枕を涙で濡らした。
例えば、ロズのパンツでナニを抜いたものを机に置いておいた。
……めっちゃロズに怒られただけだったぜ。
汚したパンツを弁償させられたモーリスだが、スケスケなセクシーパンツをプレゼントしたら、ロズによってモーリスの頭に未使用スケスケパンツを装着されてちょっとモーリスは喜んでしまったらしい。
例えば、ロズの入浴に突撃してみた。
わりとモーリスは欲求不満で暴走していたのだ。
モーリスのモーリスが暴れん坊将軍のように荒ぶっていて、ロズの全裸絶対みてやるハァハァと興奮している。
しかし、モーリスは腰にタオル姿のロズによって縄で縛り上げられて天井から吊るされてしまった。
……ロズは、何かよからぬ波動でも感じていたのかもしれない。
しかし、これはこれでイイと変な扉が開きかけたモーリスであった。
いろんなことをした。
全部無駄だった。
しかし!
ションボリしていたモーリスに、ついに奇跡の女神が微笑む!
「そんなにしたいなら……たまにはいいよ」
「ツンデレのデレ!?ありがとうございますありがとうございます!」
明日は空から槍でも降るのか、もしくは吹雪くのか……ロズがデレてくれたのだ。
モーリスとしては、ロズの気分が変わらぬ内に美味しくいただけるなら怪しい壺だって買ってもいいかもしれない。
さぁ、イソイソとロズをベッドに連れて行ってゴールイン!
「あっあっ!」
「ふんふん!」
ギシギシ!
話の流れ的にヤッてると思うでしょう。
モーリスだってその展開しか期待していなかった。
しかし……。
「気持ちイイか?」
「あっあっ!マッサージ気持ちイイ~!けど、求めていたのはこれじゃない~!!」
「気持ちイイなら問題ないだろう」
「あ~っ!」
……マッサージ!
健全なマッサージ!
モーリスのピンクなガラスのハートは弄ばれた。
その日、モーリスはやっぱり枕を涙で濡らすのだった。
二人は友達ではあるが、親友とまではいかない。
懐の事情で決まったシェアハウスだった。
「ロズ~、エッチなことをしたい」
「だが断る」
「ロズのエッチなところがみたいな♡」
「だが断る」
モーリスは、友達だって食っちまうのさ!というタイプの男子である。
だから毎日のようにお誘いをするが、ロズはそういう行為に興味がないから毎日断っていた。
でもモーリスはロズとどうしてもヤりたいから、ロズを興奮させたくていろんなことをやってみることにしたのであった。
例えば、裸族になってみた。
芸術的に美しいモーリスの全裸を晒して、ロズの目の前を無意味にウロチョロウロチョロしてみる。
しかし、ロズからはノーリアクションで……無反応過ぎてそっと枕を涙で濡らした。
……体に自信があったのでショックだったらしい。
いっそ笑われたらまだ救いはあったかもしれないとモーリスは思った。
例えば、目の前でAVをみた。
しかし、やっぱりノーリアクションだった。
画面からオーイエス!オーイエス!と虚しく部屋に響く。
いい雰囲気にもならなくて、その晩も枕を涙で濡らした。
例えば、ロズのパンツでナニを抜いたものを机に置いておいた。
……めっちゃロズに怒られただけだったぜ。
汚したパンツを弁償させられたモーリスだが、スケスケなセクシーパンツをプレゼントしたら、ロズによってモーリスの頭に未使用スケスケパンツを装着されてちょっとモーリスは喜んでしまったらしい。
例えば、ロズの入浴に突撃してみた。
わりとモーリスは欲求不満で暴走していたのだ。
モーリスのモーリスが暴れん坊将軍のように荒ぶっていて、ロズの全裸絶対みてやるハァハァと興奮している。
しかし、モーリスは腰にタオル姿のロズによって縄で縛り上げられて天井から吊るされてしまった。
……ロズは、何かよからぬ波動でも感じていたのかもしれない。
しかし、これはこれでイイと変な扉が開きかけたモーリスであった。
いろんなことをした。
全部無駄だった。
しかし!
ションボリしていたモーリスに、ついに奇跡の女神が微笑む!
「そんなにしたいなら……たまにはいいよ」
「ツンデレのデレ!?ありがとうございますありがとうございます!」
明日は空から槍でも降るのか、もしくは吹雪くのか……ロズがデレてくれたのだ。
モーリスとしては、ロズの気分が変わらぬ内に美味しくいただけるなら怪しい壺だって買ってもいいかもしれない。
さぁ、イソイソとロズをベッドに連れて行ってゴールイン!
「あっあっ!」
「ふんふん!」
ギシギシ!
話の流れ的にヤッてると思うでしょう。
モーリスだってその展開しか期待していなかった。
しかし……。
「気持ちイイか?」
「あっあっ!マッサージ気持ちイイ~!けど、求めていたのはこれじゃない~!!」
「気持ちイイなら問題ないだろう」
「あ~っ!」
……マッサージ!
健全なマッサージ!
モーリスのピンクなガラスのハートは弄ばれた。
その日、モーリスはやっぱり枕を涙で濡らすのだった。
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