転生者ミコトがタチとして頑張ったら戦争レベルのキャットファイトが起きました！？

第一章◇ミコト＆シン、転生！？

2◆ミコト×シン

俺は父親のシンと一緒に異世界転生したミコトだ。

双子の兄弟として転生したみたいで、どちらが兄か分からないけれど、なんとなく父さんが兄のような気がする。

「とりあえずミコト、僕ずっと前からミコトのことを息子としてじゃなくて、一人の男として好きだった。抱いてくれ！」

「いきなりだなオイ」

俺達は見知らぬ森にいて、今すべきは今後をどうするかを考えることだ。

エロいことをしている場合じゃないと思うんだよな。

とは思いつつも、身体は素直なもので……せっかく抱いてくれと言っているのに抱かない理由はない。

美味しく頂きます。

「兄さん、服脱がせるよ」

「あ♡兄さん呼びいい♡」

恍惚とした兄さんが可愛い。

明らかに同年代に見えるのに、兄さんを父さんというのは不自然すぎる。

だから、これからは兄さんと呼ぶのが相応しいだろう。

………兄さん呼びに慣れていないから、そういうプレイ(イメプってやつ？)みたいで燃える。

自然豊かな場所で兄さんの服を脱がせると、見たこともない兄さんの身体が現になる。

まぁ、転生した直後だから見たことないのは自分自身の身体もなんだけど………。

「兄さん、綺麗だよ」

「なんか照れる」

兄さんが可愛くて、可愛らしいピンクの乳首を指で摘むと淫らな声が聞こえてきて………。

「あっ♡」

「ゴクッ！」

俺の中のオスが目覚めた瞬間だった。



兄さんを木に押し付けて、後ろから兄さんの中に俺の息子をぶち込む。

兄さんが木にしがみつき、嬉しそうに腰を振って悦ぶと、俺も嬉しさから腰を激しく振ってお互いに快楽に耽った。

「あっ♡んうゔぅ♡ひああぁん♡ミコト♡ミコト♡」

「兄さん！中がめちゃくちゃ俺のを締め付けてきて、もってかれそうだ！」

「奥っ……もっとミコトで満たしてぇっ♡あああぁっーーー！♡」

外でやるエッチは開放感が堪らないということを俺は初めて知った。

前世含めて今回が初エッチだけどね！！

………前世童貞だったけど、何か？



それから俺は兄さんを夢中で貪った。

兄さんは男だけど、何故か尻の中が濡れる。

もしかしたら、この世界の男は尻も濡れるのかもしれない。

俺は濡れなかったからどうか分かんないけど………。

「兄さん、最高だった」

「僕もだよ♡」

ヤった後の疲労感からじっとしていると、誰かがこちらにやってくる気配がする。

誰かわからないから、警戒していると騎士っぽい感じの人が現れた。

………というか、知ってる人だ！

転生する直前まで兄さんと一緒にプレイしていたBLゲームの登場キャラの若い王様だ！

そのＢＬゲームとは、人族しかいない王国軍vs亜人しかいない魔王軍という設定のエロゲー。

コルネリウスという世界の王国軍と魔王軍は敵対しているって設定だけど、戦いとかはない。

念のために言うがこのゲームは、恋愛シュミレーションゲームではなくエロゲームだ。

「君達こんなところでどうしたんだい？怪我をしているのかな？私はカーマイン・ルミエル。困っていることがあるなら助けさせてほしい」

やたらぐいぐいくるカーマインは王国軍のリーダーだから、王族だけど普段は騎士の格好をしている。

あ、もちろんカーマインは王様としても頑張ってるよ！

俺と兄さんは行くところがないので、有り難くカーマインに助けてもらうことにした。