37 / 73
37 出会い
しおりを挟む
「あ、あのっ、その!」
「はああ!? ごめんなさいごめんなさい!」
ぶつかった女性魔族の事をがっちりとホールドしてしまっており、女性魔族がどうしたらいいかわからない、という表情で俺を見上げる。
慌てて手を引き剥がして平謝り。
「ふふっ、びっくりしました」
女性魔族は小首を傾げてにっこりと笑った。
口の端から小さめの牙が覗き、きりりとした切れ長の瞳はきゅっと閉じられている。
薄紫色の髪の毛から漂うシャンプーの匂いがふわふわりと俺の鼻腔をくすぐり、頭頂部から伸びる二本の獣耳が彼女の魔族的特徴を表していた。
「すみません。ぼーっとしてて」
「大丈夫ですよ。私こそすみません、急いでいたもので……」
女性魔族は小脇に包みを抱えており、それをどこかに届けに行く最中だったのだろう。
魔王城は広い。
ゆえに部署間やスタッフ間の配達を担当する輸送係という部門がある。
いわゆる魔王城内限定の〇〇運送みたいな部門だ。
彼女はそこのスタッフさんなのだろう。
「毎日配送お疲れ様です」
「いえいえ! ありがとうございます。確かクロードさん、でしたよね。私はミーニャって言います。今度色々お話し聞かせてくださいね!」
「え? あ、ちょっと!」
ミーニャと名乗った女性魔族はぺこりとお辞儀をすると駆け足で去って行ってしまった。
何で俺の名前を知っているんだろうか?
お話し聞かせて下さいと言われても何を話せというのだろうか。
どきどきと高鳴る純情な胸の鼓動を感じていると、キラリと光を反射する小さなイヤリングが床に落ちているのに気付いた。
「これ……ミーニャさんのだよな」
追いかけようにも既にミーニャの姿は無く、彼女がどこ担当の輸送担当かもわからない。
「落とし物……どこの担当だったっけなぁ……チーフに聞いてみるか」
ポケットにイヤリングを突っ込み、足早に現場へと向かった。
〇
「あぁ!? あんだってぇ!?」
「ですからぁ! 落とし物はぁ! どこにぃ!届ければぁ!」
「あー! あそこだよ! 雑品管理! 城の! 二階だ!」
「ありがとうございますぅ!」
クレアに招致される前は、魔王城の地下にて俺とチーフと他二人での配管工事の真っ最中だった。
地下水を汲み上げるパイプが深い縦穴に沿って伸びている所が現場なのだが、今チーフを含めて三人は地下深くに降りてしまっている。
なので俺は縦穴の入り口から大声で叫んでいるわけだ。
「行ってきてぇ! いいですかぁ!」
「さっさと戻ってこぉい!」
「ありがとうございまぁす!」
二階か……今いるのが地下三階だからな……。
遠いけど走るしかないな。
そうして俺は遥々五階分を駆け上がって廊下を走り、ちょっと歩いてまた走る。
城内の案内板を見てようやく雑品管理室へと辿り着いた。
「あ……君は」
「クロードさん! さっきぶりですね!」
雑品管理室の扉から出てきたミーニャとたまたま出くわし、互いに目を丸くする。
きっとイヤリングを探しにきたのだろう。
「あの、ミーニャさんひょっとしてこれ、探してましたか?」
ポケットからイヤリングを取り出し、掌にのせてミーニャに見せた。
「あ! そうですそうです! ありがとうございますー! ぶつかった時に落としたんですね! 拾ってくれたんですか?」
「はい。気付いた時にはもう見えなくて。すみません」
「いえいえいえ! 謝らないで下さい! それとミーニャでいいですよ!」
「え、あ、じゃ、じゃあミーニャ……」
「はい、ミーニャです。あの、今夜ってお時間ありますか?」
「今夜?」
「はい! ご予定がなければ! イヤリングを拾って頂いたお礼です!」
「あ、えっと……明日とかはダメですか?」
「わかりました! では明日……そうですね、夕方六の刻に四階テラス前でどうでしょう?」
「わかりました」
「ではまた明日、お待ちしていますね!」
「は、はい……」
ミーニャは耳をぴこぴこと動かし、快活そうな笑顔で手を振り去って行った。
これってさぁ。
あれだよな。
どう考えてもデートのお誘いだよな?
『いやまてクロード。向こうにそんな意味はないかもしれない』
そんな事を考えていると、頭の中に悪魔なクロードが出現した。
かと思えば--。
『クロード、彼女の瞳を見たでしょう。あれは確実にデートのお誘い。男を見せる時ですよ』
目をつむり、神々しい光を纏った天使クロード。
『馬鹿野郎! クロードは女と手も繋いだ事もない男だぞ? そんな男がイヤリングを拾ったくらいでデートに誘われるかってんだ!』
『馬鹿野郎とはなんですか! たとえクロードが女性に免疫がない奥手なびびりだったとしても! 受けた思いに向き合う責務はあるのです!』
おい、お前ら俺自身だろ。
言い過ぎだと思うんだけど?
『イヤリングを拾いました、好きですちゅっちゅなんて展開、ゲームやラノベでもない限りありえないっつうの! 童貞に夢見せるな! この悪徳天使が!』
『事実は小説よりも奇なり、何事も起きてみなければ分からない事だってあります。例え気になる女子がいても声をかけられず、ただ毎日見惚れていただけのチキン野郎だとしてもです!』
あああもういい! うるさいよお前ら!
人の頭の中でメインの悪口いうなよ!
『そういえば小さい頃、どっかのお貴族さんの令嬢に恋した時、声もかけられなくていつもいつも木陰から令嬢の事見てたよなぁ』
『あーあれはちょっと引きましたね。ストーカーかって』
結託するな! 意気投合するな! そこは争えよ!
ほんとにもう、勘弁してくれ。
ちょっと舞い上がってただけじゃないか……そんな黒歴史掘り返さないで……。
という形で、半ば強引に俺の初デートが決まってしまったのだった。
……デートだよな?
「はああ!? ごめんなさいごめんなさい!」
ぶつかった女性魔族の事をがっちりとホールドしてしまっており、女性魔族がどうしたらいいかわからない、という表情で俺を見上げる。
慌てて手を引き剥がして平謝り。
「ふふっ、びっくりしました」
女性魔族は小首を傾げてにっこりと笑った。
口の端から小さめの牙が覗き、きりりとした切れ長の瞳はきゅっと閉じられている。
薄紫色の髪の毛から漂うシャンプーの匂いがふわふわりと俺の鼻腔をくすぐり、頭頂部から伸びる二本の獣耳が彼女の魔族的特徴を表していた。
「すみません。ぼーっとしてて」
「大丈夫ですよ。私こそすみません、急いでいたもので……」
女性魔族は小脇に包みを抱えており、それをどこかに届けに行く最中だったのだろう。
魔王城は広い。
ゆえに部署間やスタッフ間の配達を担当する輸送係という部門がある。
いわゆる魔王城内限定の〇〇運送みたいな部門だ。
彼女はそこのスタッフさんなのだろう。
「毎日配送お疲れ様です」
「いえいえ! ありがとうございます。確かクロードさん、でしたよね。私はミーニャって言います。今度色々お話し聞かせてくださいね!」
「え? あ、ちょっと!」
ミーニャと名乗った女性魔族はぺこりとお辞儀をすると駆け足で去って行ってしまった。
何で俺の名前を知っているんだろうか?
お話し聞かせて下さいと言われても何を話せというのだろうか。
どきどきと高鳴る純情な胸の鼓動を感じていると、キラリと光を反射する小さなイヤリングが床に落ちているのに気付いた。
「これ……ミーニャさんのだよな」
追いかけようにも既にミーニャの姿は無く、彼女がどこ担当の輸送担当かもわからない。
「落とし物……どこの担当だったっけなぁ……チーフに聞いてみるか」
ポケットにイヤリングを突っ込み、足早に現場へと向かった。
〇
「あぁ!? あんだってぇ!?」
「ですからぁ! 落とし物はぁ! どこにぃ!届ければぁ!」
「あー! あそこだよ! 雑品管理! 城の! 二階だ!」
「ありがとうございますぅ!」
クレアに招致される前は、魔王城の地下にて俺とチーフと他二人での配管工事の真っ最中だった。
地下水を汲み上げるパイプが深い縦穴に沿って伸びている所が現場なのだが、今チーフを含めて三人は地下深くに降りてしまっている。
なので俺は縦穴の入り口から大声で叫んでいるわけだ。
「行ってきてぇ! いいですかぁ!」
「さっさと戻ってこぉい!」
「ありがとうございまぁす!」
二階か……今いるのが地下三階だからな……。
遠いけど走るしかないな。
そうして俺は遥々五階分を駆け上がって廊下を走り、ちょっと歩いてまた走る。
城内の案内板を見てようやく雑品管理室へと辿り着いた。
「あ……君は」
「クロードさん! さっきぶりですね!」
雑品管理室の扉から出てきたミーニャとたまたま出くわし、互いに目を丸くする。
きっとイヤリングを探しにきたのだろう。
「あの、ミーニャさんひょっとしてこれ、探してましたか?」
ポケットからイヤリングを取り出し、掌にのせてミーニャに見せた。
「あ! そうですそうです! ありがとうございますー! ぶつかった時に落としたんですね! 拾ってくれたんですか?」
「はい。気付いた時にはもう見えなくて。すみません」
「いえいえいえ! 謝らないで下さい! それとミーニャでいいですよ!」
「え、あ、じゃ、じゃあミーニャ……」
「はい、ミーニャです。あの、今夜ってお時間ありますか?」
「今夜?」
「はい! ご予定がなければ! イヤリングを拾って頂いたお礼です!」
「あ、えっと……明日とかはダメですか?」
「わかりました! では明日……そうですね、夕方六の刻に四階テラス前でどうでしょう?」
「わかりました」
「ではまた明日、お待ちしていますね!」
「は、はい……」
ミーニャは耳をぴこぴこと動かし、快活そうな笑顔で手を振り去って行った。
これってさぁ。
あれだよな。
どう考えてもデートのお誘いだよな?
『いやまてクロード。向こうにそんな意味はないかもしれない』
そんな事を考えていると、頭の中に悪魔なクロードが出現した。
かと思えば--。
『クロード、彼女の瞳を見たでしょう。あれは確実にデートのお誘い。男を見せる時ですよ』
目をつむり、神々しい光を纏った天使クロード。
『馬鹿野郎! クロードは女と手も繋いだ事もない男だぞ? そんな男がイヤリングを拾ったくらいでデートに誘われるかってんだ!』
『馬鹿野郎とはなんですか! たとえクロードが女性に免疫がない奥手なびびりだったとしても! 受けた思いに向き合う責務はあるのです!』
おい、お前ら俺自身だろ。
言い過ぎだと思うんだけど?
『イヤリングを拾いました、好きですちゅっちゅなんて展開、ゲームやラノベでもない限りありえないっつうの! 童貞に夢見せるな! この悪徳天使が!』
『事実は小説よりも奇なり、何事も起きてみなければ分からない事だってあります。例え気になる女子がいても声をかけられず、ただ毎日見惚れていただけのチキン野郎だとしてもです!』
あああもういい! うるさいよお前ら!
人の頭の中でメインの悪口いうなよ!
『そういえば小さい頃、どっかのお貴族さんの令嬢に恋した時、声もかけられなくていつもいつも木陰から令嬢の事見てたよなぁ』
『あーあれはちょっと引きましたね。ストーカーかって』
結託するな! 意気投合するな! そこは争えよ!
ほんとにもう、勘弁してくれ。
ちょっと舞い上がってただけじゃないか……そんな黒歴史掘り返さないで……。
という形で、半ば強引に俺の初デートが決まってしまったのだった。
……デートだよな?
2
お気に入りに追加
3,534
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
前世では伝説の魔法使いと呼ばれていた子爵令嬢です。今度こそのんびり恋に生きようと思っていたら、魔王が復活して世界が混沌に包まれてしまいました
柚木ゆず
ファンタジー
――次の人生では恋をしたい!!――
前世でわたしは10歳から100歳になるまでずっと魔法の研究と開発に夢中になっていて、他のことは一切なにもしなかった。
100歳になってようやくソレに気付いて、ちょっと後悔をし始めて――。『他の人はどんな人生を過ごしてきたのかしら?』と思い妹に会いに行って話を聞いているうちに、わたしも『恋』をしたくなったの。
だから転生魔法を作ってクリスチアーヌという子爵令嬢に生まれ変わって第2の人生を始め、やがて好きな人ができて、なんとその人と婚約をできるようになったのでした。
――妹は婚約と結婚をしてから更に人生が薔薇色になったって言っていた。薔薇色の日々って、どんなものなのかしら――。
婚約を交わしたわたしはワクワクしていた、のだけれど……。そんな時突然『魔王』が復活して、この世が混沌に包まれてしまったのでした……。
((魔王なんかがいたら、落ち着いて過ごせないじゃないのよ! 邪魔をする者は、誰であろうと許さない。大好きな人と薔薇色の日々を過ごすために、これからアンタを討ちにいくわ……!!))
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
良家で才能溢れる新人が加入するので、お前は要らないと追放された後、偶然お金を落とした穴が実はガチャで全財産突っ込んだら最強になりました
ぽいづん
ファンタジー
ウェブ・ステイは剣士としてパーティに加入しそこそこ活躍する日々を過ごしていた。
そんなある日、パーティリーダーからいい話と悪い話があると言われ、いい話は新メンバー、剣士ワット・ファフナーの加入。悪い話は……ウェブ・ステイの追放だった……
失意のウェブは気がつくと街外れをフラフラと歩き、石に躓いて転んだ。その拍子にポケットの中の銅貨1枚がコロコロと転がり、小さな穴に落ちていった。
その時、彼の目の前に銅貨3枚でガチャが引けます。という文字が現れたのだった。
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる