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35 アーマードドラゴン
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「はっはっは! クロード・ラストよ! やはりその力、ブルーリバー皇国にこそ必要なものだ! さぁ来い! 共に世界の覇道を進もうではないか!」
先ほどまでのビビリっぷりはどこへやら。
自信満々に啖呵を切るホルンストだが、当の本人、この俺はどこ吹く風。
「何を言っているのかわかりませんね。まだ戦いは始まってすらいないのですが」
「は? お前は何を……」
何を言っているんだ、とでもいいたかったのだろう。
けれど俺の後ろに立ち込める煙が晴れた時、ホルンストの顔が再び驚愕と恐怖に染まった。
「ひ、ひいい! なぜだ! あの集中砲火を受けてなぜ!」
数百の砲撃を受けたであろう十体のアーマードドラゴン。
しかしながら、ホルンストの目に写ったのはズタボロになったドラゴンなどではなく。
「なぜ無傷なんだ!」
その場に静かに立ち尽くす、傷一つないアーマードドラゴンの威容だった。
『グルゥウ……』
「まぁ待て。気持ちはわかる。けどだめだ」
アーマードドラゴンの一体が頭を俺に寄せ、唸り声をあげる。
彼の言い分はこうだ。
『目の前のちくちく鬱陶しい虫は叩き潰してもいいのか?』
である。
ブルーリバー皇国の魔砲でアーマードドラゴンの外骨格を貫くには、十数機の魔砲を一度に一点集中しなければダメだろうな。
現に蚊に刺された程度にも思われていないようだし。
城壁は破壊出来てもこいつは無理だ。
「ひ、怯むな! 連続して……!」
「まぁまぁ、待ってください。いくらやっても無駄です。なのでホルンストさんには伝言をお願いしたいのですよ。出来ないのであれば他の方に頼みますが」
「伝言だと……! 私がこの程度で引くと思っ」
ズドン!
ホルンストが言い終わる前に、アーマードドラゴンの拳がホルンストの真横の地面に突き刺さる。
衝撃で吹き飛ばされたホルンストに再び同じ質問を投げかけるが。
「くどい! 私が死んでも後続の兵が命を賭して」
またズドン。
風に飛ばされるこの葉のように転がるホルンスト。
同じ事を繰り返す事三度、ようやっとホルンストが折れた。
他の兵士達なんて最初の一撃で腰を抜かしていたのにな。
大した根性だよホント。
「わ、わかった……! な、何を伝えればいいのだ!」
半泣きになりながらも毅然とした態度を崩さないホルンストに、俺はその言葉を伝える。
「クロード・ラストは魔王クレアと契約し、配下として一生懸命働いてるのでブルーリバー皇国に行くのは無理です。と伝えてください」
「わ、分かった……!」
「はい。誰も死なないでよかったです」
「く……この屈辱、忘れはせんぞ……!」
「そうですか。ですが、報復行動など取った場合にはこちらも黙っているとは思わないでいただきたい」
「……ぬうう……! 全軍撤退! 皇国に帰るぞ!」
心底悔しそうな表情のまま、ホルンストは兵と共に去って行った。
手ぶらで帰る彼が、皇国でどうなるかは知った事ではない。
けど俺の言葉は出来るだけ伝えて欲しいものだ。
一度お断りしているのだから再び来る事もないだろう。
「ありがとうみんな。リリース」
アーマードドラゴンをリリースし、ダレク達の元に駆け寄る。
「おいおいおいおいおい! なんだありゃあ!」
「あんなドラゴン見た事ないよー! マジぱないね!」
「アーマードドラゴン、五十年前に一度見かけたきり……相変わらず凛々しくてかっこよかった」
思い思いの感想を述べる三人を連れ、待機させていたカイオワに乗り込む。
カイオワは小気味良いローター音を奏でながら静かに上昇を始める。
「しかしなぁ、あのオッサン頑固すぎだろ」
「頑固っていうか老害っていうか? あーゆー人ホントだるい」
「軍は戦うことしか脳がない。だからこそああいった偏った考えが生まれる。仕方のないこと」
三人はひどく疲れた様子で愚痴を吐く。
それに関しては俺も同意見だ。
「ところで大丈夫だったんですか? 俺の事バラして」
「どうせあそこで知らぬ存ぜぬ突き通しても同じことになってたろうよ」
「どういう事です?」
「知らないならこちらは作戦を続行する。と言って聞かなかったろうよって事だ。あのおっさんの事だ。見つかるまで魔界から出ないだろうし、その分村の略奪も増えるし、他の魔族と必ずぶつかってた。今回まともに話せたのは俺達が人間だったからだ。これが魔族だったら問答無用で戦闘になってたんじゃないか?」
「ありえるねー魔族の事超嫌ってたっぽいしー」
「俺が戦わなくても他の魔族が手を出してた、ってことか……」
ダレクの言い分にうんうん、と頷くカレン。
それに補足するようにサリアが口を開く。
「そうなったら多分、クレア様は侵略行為とみなして全力で排除しにかかると思う」
「それじゃダメなんですか?」
「ダメじゃないだろうけど、本格的な戦いの前に関係ない魔族が傷つくのは、ね」
「それもそうですね」
サリアの言い分に納得し、窓の外を見る。
ブルーリバー皇国に俺の情報が流れたのなら他の国にも流れていると考えたほうがいいよな。
今回はブルーリバー皇国だけだったけど、他の国同士が魔界で鉢合わせする、なんて事になったらどうなることやら……。
それもこれも俺がテイル王国を見限った結果なのだけど、見限った俺が悪いのだろうか?
もっと我慢して、色々と出来る事があったのだろうか?
俺がした事は悪い事だったのだろうか。
骨身を切り、メンタルを削りながら生きればまた違った結末になったのだろうか。
もっとアスター将軍やダラス司令と話し合えばよかったのだろうか……。
この時、俺はまだ気付いていなかった。
自分が起こした小さな波紋が、大きなうねりになって世界を飲み込もうとしていることに。
先ほどまでのビビリっぷりはどこへやら。
自信満々に啖呵を切るホルンストだが、当の本人、この俺はどこ吹く風。
「何を言っているのかわかりませんね。まだ戦いは始まってすらいないのですが」
「は? お前は何を……」
何を言っているんだ、とでもいいたかったのだろう。
けれど俺の後ろに立ち込める煙が晴れた時、ホルンストの顔が再び驚愕と恐怖に染まった。
「ひ、ひいい! なぜだ! あの集中砲火を受けてなぜ!」
数百の砲撃を受けたであろう十体のアーマードドラゴン。
しかしながら、ホルンストの目に写ったのはズタボロになったドラゴンなどではなく。
「なぜ無傷なんだ!」
その場に静かに立ち尽くす、傷一つないアーマードドラゴンの威容だった。
『グルゥウ……』
「まぁ待て。気持ちはわかる。けどだめだ」
アーマードドラゴンの一体が頭を俺に寄せ、唸り声をあげる。
彼の言い分はこうだ。
『目の前のちくちく鬱陶しい虫は叩き潰してもいいのか?』
である。
ブルーリバー皇国の魔砲でアーマードドラゴンの外骨格を貫くには、十数機の魔砲を一度に一点集中しなければダメだろうな。
現に蚊に刺された程度にも思われていないようだし。
城壁は破壊出来てもこいつは無理だ。
「ひ、怯むな! 連続して……!」
「まぁまぁ、待ってください。いくらやっても無駄です。なのでホルンストさんには伝言をお願いしたいのですよ。出来ないのであれば他の方に頼みますが」
「伝言だと……! 私がこの程度で引くと思っ」
ズドン!
ホルンストが言い終わる前に、アーマードドラゴンの拳がホルンストの真横の地面に突き刺さる。
衝撃で吹き飛ばされたホルンストに再び同じ質問を投げかけるが。
「くどい! 私が死んでも後続の兵が命を賭して」
またズドン。
風に飛ばされるこの葉のように転がるホルンスト。
同じ事を繰り返す事三度、ようやっとホルンストが折れた。
他の兵士達なんて最初の一撃で腰を抜かしていたのにな。
大した根性だよホント。
「わ、わかった……! な、何を伝えればいいのだ!」
半泣きになりながらも毅然とした態度を崩さないホルンストに、俺はその言葉を伝える。
「クロード・ラストは魔王クレアと契約し、配下として一生懸命働いてるのでブルーリバー皇国に行くのは無理です。と伝えてください」
「わ、分かった……!」
「はい。誰も死なないでよかったです」
「く……この屈辱、忘れはせんぞ……!」
「そうですか。ですが、報復行動など取った場合にはこちらも黙っているとは思わないでいただきたい」
「……ぬうう……! 全軍撤退! 皇国に帰るぞ!」
心底悔しそうな表情のまま、ホルンストは兵と共に去って行った。
手ぶらで帰る彼が、皇国でどうなるかは知った事ではない。
けど俺の言葉は出来るだけ伝えて欲しいものだ。
一度お断りしているのだから再び来る事もないだろう。
「ありがとうみんな。リリース」
アーマードドラゴンをリリースし、ダレク達の元に駆け寄る。
「おいおいおいおいおい! なんだありゃあ!」
「あんなドラゴン見た事ないよー! マジぱないね!」
「アーマードドラゴン、五十年前に一度見かけたきり……相変わらず凛々しくてかっこよかった」
思い思いの感想を述べる三人を連れ、待機させていたカイオワに乗り込む。
カイオワは小気味良いローター音を奏でながら静かに上昇を始める。
「しかしなぁ、あのオッサン頑固すぎだろ」
「頑固っていうか老害っていうか? あーゆー人ホントだるい」
「軍は戦うことしか脳がない。だからこそああいった偏った考えが生まれる。仕方のないこと」
三人はひどく疲れた様子で愚痴を吐く。
それに関しては俺も同意見だ。
「ところで大丈夫だったんですか? 俺の事バラして」
「どうせあそこで知らぬ存ぜぬ突き通しても同じことになってたろうよ」
「どういう事です?」
「知らないならこちらは作戦を続行する。と言って聞かなかったろうよって事だ。あのおっさんの事だ。見つかるまで魔界から出ないだろうし、その分村の略奪も増えるし、他の魔族と必ずぶつかってた。今回まともに話せたのは俺達が人間だったからだ。これが魔族だったら問答無用で戦闘になってたんじゃないか?」
「ありえるねー魔族の事超嫌ってたっぽいしー」
「俺が戦わなくても他の魔族が手を出してた、ってことか……」
ダレクの言い分にうんうん、と頷くカレン。
それに補足するようにサリアが口を開く。
「そうなったら多分、クレア様は侵略行為とみなして全力で排除しにかかると思う」
「それじゃダメなんですか?」
「ダメじゃないだろうけど、本格的な戦いの前に関係ない魔族が傷つくのは、ね」
「それもそうですね」
サリアの言い分に納得し、窓の外を見る。
ブルーリバー皇国に俺の情報が流れたのなら他の国にも流れていると考えたほうがいいよな。
今回はブルーリバー皇国だけだったけど、他の国同士が魔界で鉢合わせする、なんて事になったらどうなることやら……。
それもこれも俺がテイル王国を見限った結果なのだけど、見限った俺が悪いのだろうか?
もっと我慢して、色々と出来る事があったのだろうか?
俺がした事は悪い事だったのだろうか。
骨身を切り、メンタルを削りながら生きればまた違った結末になったのだろうか。
もっとアスター将軍やダラス司令と話し合えばよかったのだろうか……。
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