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8 テロリストの男は
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「コザ司令、どうしましょう!」
「うろたえるなバカラ少将! モンスター如き駆逐してしまえばよいのだ!」
そう言いながらもコザは内心かなり狼狽えていた。
気分良く飲んでいた酒など一瞬で抜けるくらいに。
『本当にいいんですね? 俺がいなくなったら王国は終わりですが』
憎々しいクロードの言葉が反芻される。
あの時の言葉はきっと負け惜しみだと、引き止めてくれないゆえの最後の足掻きだと、そう思っていた。
クロードが逃亡し、三日間は何事もなく、それゆえにコザは「やはりな。何も起こらないではないか」と嘲笑っていた。
しかし今日、突然始まったモンスター達の異常行動。
「あのテロリストめ……!」
コザはこう考えていた。
クロードの腹いせ、報復行動だと。
「クロードを探せ! 絶対にこの周囲にいるはずだ!」
きっと奴はワイバーンで遠くに逃げたとこちらに思い込ませ、この三日間どこかに潜んでこの機会を窺っていたのだ。
でなければモンスター達の行動に理由がつかない。
あれほど従順だったモンスター達が突如暴走するなど今までなかった事だし、ありえない事だ。
と、そう考えていた。
モンスター達がどこから供給されているかは知らないが、反乱を起こしたのなら処分し、また新たに連れてくればいいのだ。
幸いにも若い、この数年以内に生まれたモンスター達の一部は正常に言う事を聞き、兵士達と共に鎮圧を行っていると聞く。
先祖代々だかなんだか知らないが、ろくに戦果もあげず、モンスターの世話係のような分際でぐうたらと金だけはもらっていく。
あまつさえこの俺に暴言を吐き捨て中指まで立てたのだ。
能無しは能無しらしく俺に媚びを売っていれば違っただろうに。
「テロリストクロードを探し出せ! 絶対に逃すな!」
「は!」
兵士達が駆け出すのを目にも止めず、コザはお気に入りの煙草に火を付ける。
一息吸い、肺の中に満ちていく煙を堪能し、余韻を感じながら煙を吐き出していく。
そんな時、閉まった扉が激しい音を立てて開いた。
「ど、どうした? ダラス司令」
「何呑気にモク焚いとんじゃこのクソボケがあああ!」
「がはっ!」
憤怒の形相のダラスが現れたかと思えば、猛烈な勢いでコザの横っ面をぶん殴った。
不意を突かれたコザは盛大に吹っ飛び、ダラスの背後には「あちゃあ……」と額を押さえて呟くアスターの姿があった。
「立て馬鹿者が!」
「ま、まて! 一体どうした! 落ち着け!」
「これが落ち着いていられるか!」
「だから何の話だ!」
「待てダラス」
何が起きたのかと混乱するコザを再び殴り付けようとしたダラスの腕を掴む者がいた。
「局長……どうしてここに」
召喚士クロードの事情を知る三人のうち最後の一人、公安部局長ネルソンが険しい顔をしてそこに立っていた。
「落ち着きたまえダラス。一体何事か」
「話せネルソン! こいつは!」
「ダラス! 今はテロリストのクロードを探す方が先決だろう!」
「「「なに?」」」
コザが放った一言を受け、ダラスとネルソン、アスターの声が見事にハモった。
その一言で少し冷静になったのか、ダラスは拳を収めてコザを見下ろす。
「コザ。どういう事だ」
「だから言った通りだ。クロードがこの事態を引き起こした! 報復行動だよ!」
立ちあがりながらそう言うコザの顔を見る三人の顔は非常に厳しいものだったが、コザはそれも気付かずに自分の意見を話した。
そしてコザが自らの考えを自慢げに語り終えた途端、再びダラスの拳が飛んだ。
鳩が豆鉄砲をくらったかのような表情のコザにダラスが怒りをぶちまけた。
「貴様は自分が一体何をしたかわかっていない! これはお前が引き起こした事態だ!」
「な、なぜそうなる! この事態の原因は今話しただろう! ネルソン局長も何か言ってくれ!」
「まぁ待てダラス。彼の言い分には一部の隙も擁護の余地はないが、それとこの場で殴りつけるのは違う」
「……は?」
コザはネルソンの口から出た言葉が信じられず呆然となる。
「は? ではないよコザ司令。あなたのしでかした事は国家反逆罪に匹敵する、いやある意味テロリストと同義やもしれんな」
「な、何を……」
「アスター将軍から貴様ら将官とクロードとのやりとりの全てを聞いている! 言い逃れは出来んぞコザ!」
「いや、だからそれは……」
「コザ司令。勘違いしているようだから言っておくが召喚士クロード・ラスト、ラスト家はテイル王国の宝であり礎だ。そのような人とたかが方面軍司令一個人、どちらを優先すると思うのかね?」
「は……? いや、だが……俺はそんな話言いたことも……」
「当たり前だ。これは国のトップシークレット、知る人間は国王陛下、公安局長である私、モンスター部隊統括司令のダラス、そして形式上直属の上司という立場を与えられているアスター将軍だけだ」
「だが奴はテロリストだ! でなければこのような事態に説明が!」
「説明なら付きますよコザ司令。私は彼の上司でしたので色々と聞いていました。彼の制御がなくなればモンスター達の縛りがなくなり、好き勝手に動き始める、ということも。そして貴方の部下達からの陰湿な嫌がらせの数々もね。彼が大事にする必要はないと言っていたので黙認しておりましたが」
「そ、そんな……」
「コザ司令、この件は国王陛下に報告させてもらう。むろん君がクロードに投げつけた暴言の数々もね」
「……そんな……うそだ……」
「嘘ではないよコザ司令。そして君を国家反逆罪及びテロ容疑で拘束させてもらう」
━━━━━━━━━━━━━━━
ご覧頂きありがとうございます!
感想、ご指摘、お待ちしております。
執筆のモチベーションにも繋がるので是非とも感想などいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
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そう言いながらもコザは内心かなり狼狽えていた。
気分良く飲んでいた酒など一瞬で抜けるくらいに。
『本当にいいんですね? 俺がいなくなったら王国は終わりですが』
憎々しいクロードの言葉が反芻される。
あの時の言葉はきっと負け惜しみだと、引き止めてくれないゆえの最後の足掻きだと、そう思っていた。
クロードが逃亡し、三日間は何事もなく、それゆえにコザは「やはりな。何も起こらないではないか」と嘲笑っていた。
しかし今日、突然始まったモンスター達の異常行動。
「あのテロリストめ……!」
コザはこう考えていた。
クロードの腹いせ、報復行動だと。
「クロードを探せ! 絶対にこの周囲にいるはずだ!」
きっと奴はワイバーンで遠くに逃げたとこちらに思い込ませ、この三日間どこかに潜んでこの機会を窺っていたのだ。
でなければモンスター達の行動に理由がつかない。
あれほど従順だったモンスター達が突如暴走するなど今までなかった事だし、ありえない事だ。
と、そう考えていた。
モンスター達がどこから供給されているかは知らないが、反乱を起こしたのなら処分し、また新たに連れてくればいいのだ。
幸いにも若い、この数年以内に生まれたモンスター達の一部は正常に言う事を聞き、兵士達と共に鎮圧を行っていると聞く。
先祖代々だかなんだか知らないが、ろくに戦果もあげず、モンスターの世話係のような分際でぐうたらと金だけはもらっていく。
あまつさえこの俺に暴言を吐き捨て中指まで立てたのだ。
能無しは能無しらしく俺に媚びを売っていれば違っただろうに。
「テロリストクロードを探し出せ! 絶対に逃すな!」
「は!」
兵士達が駆け出すのを目にも止めず、コザはお気に入りの煙草に火を付ける。
一息吸い、肺の中に満ちていく煙を堪能し、余韻を感じながら煙を吐き出していく。
そんな時、閉まった扉が激しい音を立てて開いた。
「ど、どうした? ダラス司令」
「何呑気にモク焚いとんじゃこのクソボケがあああ!」
「がはっ!」
憤怒の形相のダラスが現れたかと思えば、猛烈な勢いでコザの横っ面をぶん殴った。
不意を突かれたコザは盛大に吹っ飛び、ダラスの背後には「あちゃあ……」と額を押さえて呟くアスターの姿があった。
「立て馬鹿者が!」
「ま、まて! 一体どうした! 落ち着け!」
「これが落ち着いていられるか!」
「だから何の話だ!」
「待てダラス」
何が起きたのかと混乱するコザを再び殴り付けようとしたダラスの腕を掴む者がいた。
「局長……どうしてここに」
召喚士クロードの事情を知る三人のうち最後の一人、公安部局長ネルソンが険しい顔をしてそこに立っていた。
「落ち着きたまえダラス。一体何事か」
「話せネルソン! こいつは!」
「ダラス! 今はテロリストのクロードを探す方が先決だろう!」
「「「なに?」」」
コザが放った一言を受け、ダラスとネルソン、アスターの声が見事にハモった。
その一言で少し冷静になったのか、ダラスは拳を収めてコザを見下ろす。
「コザ。どういう事だ」
「だから言った通りだ。クロードがこの事態を引き起こした! 報復行動だよ!」
立ちあがりながらそう言うコザの顔を見る三人の顔は非常に厳しいものだったが、コザはそれも気付かずに自分の意見を話した。
そしてコザが自らの考えを自慢げに語り終えた途端、再びダラスの拳が飛んだ。
鳩が豆鉄砲をくらったかのような表情のコザにダラスが怒りをぶちまけた。
「貴様は自分が一体何をしたかわかっていない! これはお前が引き起こした事態だ!」
「な、なぜそうなる! この事態の原因は今話しただろう! ネルソン局長も何か言ってくれ!」
「まぁ待てダラス。彼の言い分には一部の隙も擁護の余地はないが、それとこの場で殴りつけるのは違う」
「……は?」
コザはネルソンの口から出た言葉が信じられず呆然となる。
「は? ではないよコザ司令。あなたのしでかした事は国家反逆罪に匹敵する、いやある意味テロリストと同義やもしれんな」
「な、何を……」
「アスター将軍から貴様ら将官とクロードとのやりとりの全てを聞いている! 言い逃れは出来んぞコザ!」
「いや、だからそれは……」
「コザ司令。勘違いしているようだから言っておくが召喚士クロード・ラスト、ラスト家はテイル王国の宝であり礎だ。そのような人とたかが方面軍司令一個人、どちらを優先すると思うのかね?」
「は……? いや、だが……俺はそんな話言いたことも……」
「当たり前だ。これは国のトップシークレット、知る人間は国王陛下、公安局長である私、モンスター部隊統括司令のダラス、そして形式上直属の上司という立場を与えられているアスター将軍だけだ」
「だが奴はテロリストだ! でなければこのような事態に説明が!」
「説明なら付きますよコザ司令。私は彼の上司でしたので色々と聞いていました。彼の制御がなくなればモンスター達の縛りがなくなり、好き勝手に動き始める、ということも。そして貴方の部下達からの陰湿な嫌がらせの数々もね。彼が大事にする必要はないと言っていたので黙認しておりましたが」
「そ、そんな……」
「コザ司令、この件は国王陛下に報告させてもらう。むろん君がクロードに投げつけた暴言の数々もね」
「……そんな……うそだ……」
「嘘ではないよコザ司令。そして君を国家反逆罪及びテロ容疑で拘束させてもらう」
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