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BOOK2(後半)
まずはログを残せ!あるいは証拠となるものを…。
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ログ男にそういわれたので、さするは、ポケモンの様子をアップすることにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル47
ピカチュウ レベル42
サダイジャ レベル46
トロピウス レベル52
ファイアロー レベル43
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ12
パルデア図鑑138 209
プレイ時間 17:28
次は、「じめんヌシレベル44」の攻略かぁ…。
「それでも、時間はかかっている!」
「なぁに、それが次の章かなんかのタイトルなの?」
僕は一旦、電話を切って、プレイモードに集中することに決めた。
********************
イダイナキバ攻略完了。
僕は、時計を見てみた。時刻は、21:36であるらしい。それも、2023年3月4日の。それにしても、ログ男かぁ…。
「それも重要なことだぜ?」
「なになに?」
「いや、なになにではなく…。」
「要するにそういうことさ。」
「僕はまだここにいるけれども…。」
「まぁ、いずれ、君は消えゆく定めだよ…。」
「ふぅん。」
僕は、スイッチを見ることにした。そうすれば、一応、手持ちポケモンの記録とかそういったことができなくはない。しかし、ログのやり方は果たしてそれでいいのだろうかというような気もした。
「愚直にやっていけばいいんじゃない?」
「でも、君はどちらかというと、「プレイ時間」の方を気にしているという気もする…。」
「まぁ、いいだろう。楽しむことさ…。」
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル48
ピカチュウ レベル43
サダイジャ レベル46
トロピウス レベル52
ファイアロー レベル43
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ13
パルデア図鑑141 214
プレイ時間 17:52
次は、「エスパージムレベル45」の攻略かぁ…。
で、「じめんヌシはどうだったぁ?」
「まぁ、「二回目」のような気もするのだけれども、向こうは、「テツノ」系だったから、場合によっては全然違う漢字なのかもしれない。でも、ウェーニバルが結構育ってから、「アクアカッター」みたいなやつで、結構、要するに半分くらいは入るみたいな感じだったから、安心していたら、それは急所で、おいしいところは、というか、要するに、最後の決定打みたいな部分は、ペパーのスコヴィランに持ってかれたみたいな形になったのかもしれない。」
「もう一回、やり直したい?」
「うぅん?どうかな?ペパーのスコヴィランのだした技は、こわいかおからの、はっぱカッターだった気もするけれども、なぁんかよくおぼえていないというか、なんとなくだけれども、レジェンドルートはペパーのお話っていう気もするから、別に、さするが、決めてもペパーが決めてもその辺はどっちでもいいみたいな感じのような気がするんだよなぁ…。」
「あ、そ…。」
「じゃ、一応、攻略の方、戻ってもいいのかな?」
「エスパー系への対策みたいなのってたてたの?」
「あぁ、なるほど、単騎で適当に突っ込んでいって大丈夫なのかっていう話?」
「エスパーをおさえるのは、確か、「あく」だったというような気もするんだよなぁ…。」
「だからこその「あく」わざの封印みたいな流れでのトライアルを目指すの?」
「「悪い技」を封印してのトライアルみたいなものも今回の攻略には入っているのかもしれないけれども?」
そういいながら、僕は、エスパーの欄をみてみた。
「エスパーはどうやら、「あく」のほかにも、「むし」やら「ゴースト」技やらが弱点というように見受けれらた。」
「でも、逆説的に、「エスパー」技に強いポケモンて?」
僕が、対応表を見ると
それは、エスパー、はがねで、あくには効かないというようなことだった。
「なんか、謎だわぁ…。」と僕はつぶやいた。
「どこらへんがなぞ?」
「エスパーという種族もやはりというか、要するに、草とか水とかほのおとか、同じ種族同士ではダメージが入りずらいみたいなものがあるんだね…。」
「それってどういうこと?」
「要するに、あまり争わないほうがよい…、というか、結局のところ、なぐりあいみたいになっても、ダメージみたいなのが入りにくいのだから、手数の話になるし、それは、ぶっちゃけた話、争いの長期化でしかないぞ?みたいなのが仕様として含まれているぞ!っていう感じかなぁ…。」
「でも、エスパー技はあくタイプには無効なんだぜ?」
「まぁ、そうだな。まぁ、それはそうとして、ひとまず、エスパージムにでも進んでみるか…。」
という感じなのかもしれないな…。お前の場合…。
お前扱いされて、僕は少しばかりむっときたが、まぁなんというか、ここで、歩を進めない理由も特に見当たらないというような気もした。
エスパージムに歩を進めますか? ☞はい
いいえ
********************
「エスパージムの攻略は完了したわ。」
「なるほどね。」
「で、例のログってなわけか…。」
「OK!」
「僕はログを残すことにした。」
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル52
ピカチュウ レベル46
ガバイト レベル45
トロピウス レベル53
ヘルガー レベル43
ブラッキー レベル41
集めたバッジ14
パルデア図鑑150 229
プレイ時間 19:14
次は、「こおりレベル48」の攻略かぁ…。
「でも、たとえば、今回の場合は、エスパージム攻略でも、たとえば、ベイクタウンに行くまでの洞窟とか、「ジムテスト会場がどこだかよくわからない?」みたいな感じとか、とにかくいろいろあったでしょ?」
「あぁ、そうだよね。ポケモンバトルとかそういうのと、そういう、、マップ攻略とかそっち系は全然違うのかもしれないしな…。」
「うんうん。」
「で、具体的にリップはどうだったの?」
「あぁ、なんていうか、タカヨシってやつよりは強いって感じかなぁ。」
「まぁ、当然それはそうなってくるだろう。たぶん、推測の話にはなるが、タカヨシはあくまで、ジムテストの際にでてくるトレーナーであって、リップはジムリーダーだから、そこらへんで、そもそも、使えるポケモンの数のようなものも違っていただろ?使うポケモンの数とか、使ってくるポケモンの数とか、そういう表現の方が、あるいは、闘うことになると、まぁ、すべては、「過去」にすぎないのかもしれないのだけれどもね。バトルが終わってしまった場合には特にね…。」
「意味深な発言だなぁ…。」
僕は少し困ったというような感じで、相槌を打った。
「うーん、それにしても、リップは強かったのかもしれないな…。」
「何が具体的に強かった?」
「うーん。わからないが、フラージェスの体力みたいなものもそれなりに、高いような気はしたが、フェアリータイプ技だとはおものだが、「ムーンフォース」が簡単に、ヘルガーやら、まぁ、ブラッキーがどんな感じでやられたのかは、もはや、忘れたい記憶になっているのかもはしれないのだが…。」
「OK。で、タカヨシは何を使ってきたのかい?」
「え?リップの方じゃないの?」
「リップの方でもいいのだけれども、まずはその前にタカヨシがいただろ?」
「ふぅむ。そういった意味では、イエッサンとか、チャーレムなんていうポケモンを使ってきたような気はしたな…。」
「たぶん、ムーンフォースじゃなくて、マジカルシャインにやられた可能性が高いな…。」
「まぁね。でも、相手のクエスパトラはこんらんしても、ちっとも、自傷行為にはいたらんかったっぽいから、もしかしたら、あのクエスパトラはもしかしたら、精神面がしっかりしていたポケモンだったのかもしれないなと、自分的には思ったのではあるが…。」
「ひとまず、だいぶ、眠くはなってきたな…・」
僕は一旦時刻をみると、そこには、23:43という、デジタル時計の表示が見受けられた。
********************
「いったんナッペ山ジムにはたどりついたぜ?」
「OK!プレイヤー1。それではその時点でのログとレポートを送ってくれ。」
ゲームマスターは言った。
僕はその時点のログをひとまず送ることにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル52
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル44
トロピウス レベル53
ピカチュウ レベル46
ガバイト レベル45
集めたバッジ14
パルデア図鑑152 230
プレイ時間 19:31
次は、「こおりレベル48」の攻略かぁ…。
「ちなみに、こおりが弱いのは、「ほのお」「かくとう」「いわ」「はがね」だぜ?」
「なるほどね。でも、エスパータイプジムの攻略でそこまでの用意みたいなものはしなかったという気はするな…。」
「「対策」みたいなものを立てたとしても、「リップ」には残り二体というところまで追い込まれただろ?」
「まぁ、そうかもしれないが…。」
「なぁ、兄弟…。」
「?」
「ところで、ナッペ山までの登山はどうだった?」
「あぁ、そこら辺ね…。」
「…。」
「実は、フリッジタウンまでは飛んだのだが、ポケモンセンターからナッペ山いくまでのところで、フリッジタウンの出口が下り坂になっていた関係で、いっしゅん「ひるみ」みたいなものが生じたのかもしれない…。」
「だが、グルーシャは元プロスキー選手(?)のような情報をお前はNPCから得たということではないのか?」
「まぁ、確かにな…。」
「要するにこういうこと差、実は、ジムリーダーバトルの前に、ジムテストとやらがあったりもするだろ?」
「…。」
「でも、その前に、ネモという女とやらの、バトルみたいなものも挟まれるかもしれないというのが、今回のジム巡りのポイントなんじゃないのか?」
「どういうこと?」
「ここまでいってもまだわからないのか?」
「…。」
「たとえば、エスパージムのところでは、「あく」タイプの技みたいなものを使ってよいのかな、みたいな迷っているような状態を訴えながらも、おまえはきちんと、悪タイプのポケモンを二体も仕込んでいる。」
「…。」
「それでも、ネモみたいなやつはくるかもしれないし、それは」
「…。」
「まぁ、わかった、許してやろう…。その場合でも、リップよりはもしかしたら、そのタカヨシの方を問題視するのがお前なのかもしれないからな…。」
「…。」
「お前の思っている心はこうだ。その「タカヨシ」のせいで、パーティが若干「あく」に傾いちまったのかと?」
「…。」
「だが、グルーシャ対策の方では、やはり、おまえは対策ポケモンとしては、ほのおタイプのポケモン投入のように同じような考え方でこの難所のような局面を乗り切ろうとしている…。」
「…。」
「それでも、もしかしたら、おまえは、まだ迷えるのかもしれないと考えている…。なぜなら、パーティの「悪」タイプ化と、「炎」タイプ化はたぶん異なる事象のはずだし、実は、「炎」タイプ化以外にも選択肢みたいなものは、複数あるということにおまえは気づいているからだ…。」
「…。」
僕は一旦、パーティチェンジをしたくなってきた。
「まぁ、それもいいだろう?原因はその、くそハリテヤマだか、親方野郎なのかなんだかは知らないが、言うことを聞かないくそポケモンなんだろ?」
「…。」
「それが、おまえのジムクリアへの情熱というか、切迫感のようなものをさらに増し、結果的には、「高レベル」「バッジ数」関係の「罠」のようなもの…つまりはっきりいって、高レベルなのに「使えなかったり」「いうことをきかなかったりする」という暗示のような事象…。要するにこういうことさ、「道に迷った」作戦を使っていた時には、別の大変さがあったのかもしれないが、今のおまえは反対に、「道」をたずねない。「やり方」にこだわっているという可能性がだいぶ高い…。はっきりいって、ジム巡りを従順に進めてきたお前のトレーナーレベルは着実にあがっているが、それでも、たとえば、55レベルのように、わずかながらのレベル制限のようなものがかかっているということが現況なのだろう?」
僕はそのとき、ガラケーに保存した、ポケモンマップ画像を確認した。
「わかったようだな。要するに、この凍える大地の…というか、まぁ、ナッペ山という場所につくられたジムを、ガキの助言だか何かは知らないが、おまえは最後のジムだと決めさせられたのさ…。」
僕は、57レベルのハリテヤマと45レベルのガバイトをチェンジしてみることにした。
「まぁ、まずは、挑んでみるということなのかもはしれないが」
ぼわんぼわんぼわんぼわんなんとなく、耳鳴りというか不思議なリピーティングが頭の中か体の左側かから聞こえたようん錯覚にとらわれた。フリージオは確かに、真正面からいくとあがってしまうというような特性を備えたポケモンだったのかもしれない。あがってしまったら、一旦距離をはなせれば、フリージオは重力により、地面側にきますので、ご安心ください。みたいな仕様だったのかなぁ、と僕はぼんやりと、フリージオにボールを投げる前の状況について思い出していた。
時刻は12:35になっていた。
********************
「ナッペ山のジムはようやく終わった。」
「なるほど…。」
「結局どうだったの?」
「まずは一旦ログを残すことにするよ…。」
「さするは律儀だね」ネモ
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル53
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル44
トロピウス レベル54
ピカチュウ レベル47
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ15
パルデア図鑑151 232
プレイ時間 19:47
次は、「フェアリースター団レベル51」の攻略かぁ…。
********************
「で、結局のところ、グルーシャはどうだったの?」
「でも、その前にジムテストなんだ…。」
「どうしたの?何か嫌なことでもあったの?」
「いやなことでもなんでもないんだけれども…。」
「たぶん、バイオレット…。バイオレットの方でできた完全クリアみたいなものが」
「あぁ、思ったかも…。」
「?」
「エスパータイプのジムのところでもまぁ、わからなくなる瞬間みたいなものはあったよ。」
「あぁ、あの喜怒驚楽体操みたいなやつかぁ…。」
「そもそも、受付からジムテストの会場にたどりつくのが難しいみたいな話でしょ。」
「うん。まぁ、なんていうか、たとえば今回の場合は、受付のひとは、「会場を出て左手の坂を上ったところ」っていう説明になるんだけれども、さするの場合は、会場をでたときに、逆説的にかもしれないのだけれども、右側にあるバトルコートの方を気にするみたいな感じなんだよなぁ…。」
「まぁ、そこで、最終的にはグルーシャと」
僕はそこで、激しい空腹感を感じた。
グルーシャ戦については、僕の頭の中では、判断みたいなものがくだされるタイミングが着実にあった。
それは、ツンベアーを倒した後に、結構HPを持っていかれたウェーニバルという状態で、ハルクジラを出しますが、ポケモンを交代しますか?という選択のところだった…。
********************
「要するに、「グルーシャとのきめといような話でしょ?」」
「まぁ、そういうことになるのかもはしれないが…。」
「でも、だとすると、そのグルーシャとかいう人も変な人になってくるのかもはしれないけれども…。」
「…。」
「グルーシャが変かは別とっして、最後のポケモンのところでは、音楽が変わるから」
やっぱり、僕はまだテラスタルバトルがなにがしかみたいなところがつかめていないものなのかもしれない…。
「そうかしら、お兄ちゃんはもしかしたらなのだけれども…。」
「なぁに…。」
「要するにウーラオス問題で出てきた話よ…。」
「あぁ、一撃か連激か問題ね…。」
「…。お腹が減ったのだったら、早く、雪でもなんでもいいからつっこんでみたら?」
「…。」
僕は、わからないという顔をしていた。でも、そろそろ、お腹の空腹みたいなものをどうにかしなければならないな…。という感覚もわかるというような気もした。ちなみに時刻は13時7分だった。
********************
時刻は18時5分
ログは?
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル53
ピカチュウ レベル47
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル45
トロピウス レベル54
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ16
パルデア図鑑152 239
プレイ時間 21:20
次は、「ドラゴンぬしレベル55」の攻略かぁ…。
「ちなみに「オルティガ」はどうだった?」
「うーん、なんというか、回復アイテムをケチった結果として、一回やられているけれども、二回目には、ほぼ「トロピウス」だけで、回復アイテムを大量消費して、御しきったという形かなあ。なぜかというと、最終的にブロロロームと一騎打ちみたいな形に、トロピウスはなってしまったし、(ほかのポケモンはまだいるにもかかわらず)たぶんなんだけれども、それは、やっぱり、二戦目の作戦であった、ウェーニバルのふるいたてるを六段階発動させれば?という目論見みたいなものが、マリルリのじゃれつくとかで、簡単にほふられた…というか、ウェーニバルのふるいたてるを三回発動させても、マリルリがウェーニバルのエアスラにたえたし、ひるみも入らなかったんだよな…。」
「で、じゃれつくでおとされたと…。」
「なので、その段階で、ふるいたてるからの、エアスラなどで、ひるみを狙うみたいな企てがそもそも、先のやつのブロロロームには入らないかもしれないんじゃないかっていう風になってきたんだよなぁ。マリルリすらも、一撃では倒せないということが、まぁ、三段階ふるいたてるからのエアスラではあったわけだけど…。要するに、マリルリ自体がそれほど甘くはなかったみたいなことだったのだと思われる。」
「でも、トロピウスは全然違ったということ?」
「なんというか、一回目のオルティガのときに、結果的に、ブロロロームにたどりつくまでの道筋をひいたのは、ほぼほぼトロピウスだったというような形だったのね…。」
「それゆえのトロピウスだったと?」
「というか、要するに、はがねにこだわるからとかとしても、一回目に、ピカチュウは余裕でマリルリにほふられたり、ハリテヤマかくとう属性だから、ブロロロームのマジカルアクセルで結構もっていかれるみたいな感じだったんだよね…。」
「だから、トロピウスにきりかえるしかなかったということかぁ…。」
「まぁ、なんていうか、あそこで、トロピウスが「どく」か「はがね」タイプの技みたいなものを持っていたら、決着自体はもう少しはやまったのかもはしれないんだけれどね…。」
「ふぅん…。」
「まぁ、そんな感じのオルティガだったよ。バイオレットの時はまた全然違った感じだったのかもはしれないけれども…。」
彼女は照れくさそうに笑った。
********************
一旦、ヘイラッシャ終わった。でも、シャリタツもあったけど?
だいぶ、光が増えてきたのかもしれない…。
ねぇ、クヌギ…。
…なにかな?
クヌギダマって読んでもいいだろうか?
********************
たぶん、僕のなかには、こんな感じで、相手は、「クヌギ」だということを、了承した…では、「クヌギダマ」の場合はどうだろう?みたいに、エスカレートさせたり、相手を試す(?)ような性質があるのかもしれない。
「かもはしれない?」
「なぁに、どうしても、そのひらがなの「は」をいれたくなった?」
「"は"は歯を意味する…」
「猫勇者かぁ…。」
「あの魔物は、やっぱり、ある意味では、ひどく「グロテスク」な「デザイン」だったのかはしれないな…。」
「いまは、あえて、その「は」を使ったのね…。」
「まぁ、そうかもしれないし…」
「そうでないかもしれないのね?」
「…」
「でもは、子どもたちに嫌われるよ…。それにその「し」すらも、わらいものの対象、いや、笑い話かしらこの場合…。」
僕は網棚にバックを置いた。
「「かもはしれない」か…」
「ポケモンもある意味では、言葉遊びになっているのかもしれないな?」
「「かもは」ではなく?」
「しつこいな…君も」
「「かもは」は?」
「…。スシとヌシとか、そこら辺の話になるのかとは思ったが」
「まぁ、思いっきりカタカナで、スシって書こうとすると、下手すると、勢い余って、ヌシになるみたいな」
「一本とったら、メシだわね。」
「…。」
「そこは、笑うところ…。」
茅場町すらも、大手町に間違うほどの目の悪さか…。
********************
次ね。
オーケー、ちゃんとおりれるだろう。
僕は思った。
********************
やはり、ここにいたりては、ログ男の示唆がきいてくる。そう思った僕は、形式に沿ったログを残し、レポーティングすることにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル56
ピカチュウ レベル49
ヘルガー レベル46
ファイアロー レベル47
トロピウス レベル55
ハリテヤマ レベル58
集めたバッジ17
パルデア図鑑153 241
プレイ時間 21:58
次は、「かくとうスター団レベル56」の攻略かぁ…。
実は、さするは、期末試験はすでに受けていて、生物以外は満点で一発クリアしているし、生物に関しても一門間違いではあるが、一応一発クリアはしている。
「そのあたりで、「謎」が残るんだね…。」
「…。」
「ヘイラッシャの方はどうだった?」
「どうだったというか、厳密にいうと、いつものように、二段階になっているのだけれども、二段階目は、さらに、ヘイラッシャだけでなく、シャリタツもでてくるから、ボスバトルが連戦になっているというような感じではあるし、一段階目も、シャリタツに話しかけて、ヘイラッシャにつながる、シャリタツはどれかというようにして、探していくというようなイベントだから、複数回のシャリタツとのバトルイベントのようなものをこなしたという形だ…。」
「んで、結局、シャリタツは何匹ゲットできたの?」サトシと思われる少年は確認をした。
「ちょっと、待って?ボックスを確認してみるから…。」
「あそ…。」サトシと思われる少年は答えた。
赤が二匹に黄色が一匹、それにオレンジが四匹ゲットしているみたいだ。ボックスを確認するとそのようなことがすぐにでもわかる。でも、なんていうか、ボックス自体は2ボックス使っていて、ボックス5に赤が二匹、黄色が一匹、ボックス6にオレンジが4匹という形で入っていたから、厳密にいうと、一発でわかるというようにはなっていなかったというような気もする…。
「まぁ、いいじゃない。そんなことは…。」サトシと思われる少年は言った。
で、ヘイラッシャか…。僕は少しばかりのため息のようなものを鼻から吐いた。
それとも、さっさと、かくとうスター団を攻略に向かった方がいいだろうか?
「でも、さするの手持ちの中には、エスパータイプの技を使えるポケモンがいるのかい?」
デントだ。
僕はそこで、少しだけ複雑なマリアージュのようなものを感じた。ボックスをみると、オージャの湖でゲットしたレベル50ヤドランが存在していた。
すぐにでも、ポケモンチェンジをしたい衝動にもかられたが、その前に、相性早見表を確認してみた。
「「ひこう」もあるけれど、「フェアリー」もあるんだね…。」
「あぁ、エスパータイプの弱点属性の話か…。」
「だから、ぶっちゃけた話、別にどうしても、エスパー属性にこだわらなくても、ウェーニバルとか、あるいは、トロピウスのエアスラだけでも、「かくとう」ポケモンを御しきれる可能性はあるのだぜ?」
「…。」
「あるいは、ファイアローか…。」
「まぁ、逆に、エスパーの技は…。」
「待って、相手はかくとうだよ。」
「あ、そっか、そっか…(笑)」
で、相性早見表をみると、かくとうの技は「ノーマル」「こおり」「いわ」「あく」「はがね」タイプにこうかばつぐんというようになっていた。
「じゃぁ、「かくとう」が効きずらいタイプは?」
「まったく効かないという意味では、「ゴースト」タイプということにはなるが、こうかいまひとつという相性のポケモンとなってくると、「どく」「ひこう」「エスパー」「むし」「フェアリー」ということらしい。」
「じゃぁ、まぁ、ハリテヤマとそのヤドランを変えるくらいで、対策完了でいいんじゃない?まぁ、フェアリータイプに関しては最近ゲットした47レベフラエッテがあるのかもしれないのだけれども?」
「そのあたりは、あまり詳しくないのかもしれないな…。フェアリースター団では何に苦戦した?」
「マリルリ・ブロロロームあたりになるのだと思うのだけれども?」
「うーん。あんまり考えなくていいんじゃない?オルティガと、かくとうタイプのビワとかの関係性について…とか…。」
「まぁ、あんたの考えもわかる…。」
「というと?」
「低レベルかもしれないけれども、相性属性の関係で、オルティガとビワが戦ったら、オルティガの方が勝つかもしれねーんじゃねー的なことをあんたは考えているわけだ…。」
「スター団内での力関係についてか…。」
「まぁ、あまり考えるのもめんどくせぇから、俺的には、さっさと、そのビワって奴にアタックをかけたい…。」
「あんたは、たぶん、その「龍」みてぇなものを返したくてたぶん必死になっているんだと思う…。」
「…。」
「やってみなければ、わからないのが、「ポケモンバトル」ってやつか…。」
「「ふるいたてる」とかいう作戦じゃなくて、固いポケモンを用意して、ひたすら、回復剤の個数で御しきるってやり方になってたっぽいけどね。そのオルティガ戦は…。」
「じゃぁ、結局のところ、勝敗を決めるのは、回復アイテムのストック数でしかないっていう見解か…。」
「ビワの手持ちポケモンみたいなものは知っているんでしょ?」
「まぁ、そんな気もするんだけれどな…。」
「じゃぁ、回復アイテムを適当に購入して、ポケモンチェンジかなんかはして、適当につっこんでいけばいいんじゃね?」
「今さら、マリルリとかを育てるみたいな方向性に舵を切るのは、時間がもったいなかったり、しょせんはオルティガに影響受けすぎみたいになるかも、みたいな感じっしょ?」
「トロピウスがくさだとして、フェアリー技(?)を防げたのは、とくぼうだったのではないかと思われるでしょ?」
「でも、「マジカルアクセル」は物理技だったような気もするけれど…?」
「「エアスラ」がどれくらい入るかとかそんな感じなんじゃない?」
「ブロロロームの物理防御が、予想以上に高い場合は、エアスラは入らなくて、むしろ、「サイキネ」みたいな、「とくこう」系の技に切り替える必要が生じるでしょ?」
「そうなの?」
「まぁ、それでも、ブロロロームの攻略ばかりに考えをいきわたらせすぎか?みたいな感じもするけれどね…。」
「実は、途中にだしてくるポケモンの方が重要なのかもしれないという気もするけれども…。」
「オルティガ戦かぁ…。」
「もう気づいてんのかは知らないけれども、オルティガと、ビワではそもそも、出してくるポケモンの数がちがくなってくるのだぜ?」
「あ、たしかに、「コノヨザル」ぐらいで、前回のルート、まぁ、バイオレットのケースか…。」
「まぁ、もしかしたら、このあたりから、また、難易度がましてくるのかもはしれないけれどね…。」
「あたってくだけろじゃない?まぁ、ぶっちゃけたはなし、レベルあげみたいなものを、それほどせずにしてきた、バチみたいなものが当たるかもしれないってな雰囲気が醸し出されてきたんじゃないの?」
「「バイオレット時代のさするの考え方か…。」」
「「ビワ」なんてそれほど、おそれるに足らないと思うぜ?」
「まぁ、やってみますかね…。」
僕は、そろそろ、通信を切って、ビワの方に向かうことに集中しようかと思った…。
「かいふくアイテムの量」とかそういうのとは、ちがった攻略スタイルになるのかもしれないし、そうでないのかもしれないが…。それでも、回復アイテムの準備は必要かなというような気もした…。
ビワの使ってくるポケモンのレベルはすべて、55レベル以上で、オルティガとはまったくちがうポケモンではあったということではあったが、結局的には、勝敗をわける差は「準備」と「リサーチ」の「差」でしかないというような気もしていた。(つづく)
********************
「ビワ姉…。一発クリアだったよ。」
「それにしても、さするは少し元気がないな…?」
「そうかな…。」
「でも、スター団とか、スター大作戦、あれ、ダストだったけかな?とにかく、そういった作戦には、いじめとか、スクールカーストみたいな問題が含まれているようだから、何やら、しめっぽいというか、なんというか…。」
「ひとまず、ログでも残しますか…。」
というわけで、ひとまず、ログでも残すことにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル59
ヤドラン レベル52
トロピウス レベル57
ファイアロー レベル51
ピカチュウ レベル53
カイリュー レベル75
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 259
プレイ時間 23:45
次は、どうしたものかな…?
「まぁ、その流れで、ネルケや、ボタン、まぁ、ネルケというかぶっちゃけ、校長、あぁクラベル校長って言わないと正確な表現にはならないか…。」
さするは、未来のさすると通信している。
未来のさするは少し先の未来のことがどうやらわかるというような仕組みになっているということらしい…。
「俺は、反対だな…。まずは、スター団とかということよりも、さくっと、チャンピョンになって、それから考えるという方が好ましいと思う…。」
「ふぅん…。」
「さする的にはどうなのだろうな…。」
さするは少しだけ苦悶の表情のようなものを浮かべる…。
「いまのさするには、「判断」そのものみたいなことが難しくなってきているのだと思われる…。」
「というと…?」
「たとえば、ビワとのバトルでは、トロピウスVSコノヨザルというような局面が生まれたが、トロピウスはエアスラを打つ前に、コノヨザルのれいとうパンチによって、ワンパンでほふられたり、瀕死のヤドランvsルカリオみたいな場面でも、相手に上をとられて、ほふられるという局面がさするにとっては、かなり苦しい展開だったんじゃなかろうか…。」
「ううん…。なんていうか、結局のところ、ビワ戦は、カイリュー一匹の「つばめがえし」でもどうにかなったかもしれないという疑惑もあったのだけれども、結局、ビワって人が、インファイトにこだわってきたし、そのあたりで、先発のウェーニバルを落とされたりしている。で、前回のオルティガ戦で活躍したトロピウスとかが、あっさり、ワンパンでほふられるみたいなのが、ポケモン勝負というか、要するに、なんというか、えー。」
「だから、カイリューがなかったら、やばかったし、そのカイリューですら、れいとうパンチはこうかばつぐんだから、下手するとやばいみたいな感じだった。それに、最後の方で、やられた、三匹に「げんきのかけら」を使うんだけれども、ブロロローム戦には、勝っても、経験値が入らないみたいだから、場合によっては、その「げんきのかけら」対応みたいなターンみたいなものも「無駄」だったのかも…。いずれにしても、わかったと思うけれど、ビワ戦もそうなのかもしれないのだけれども、たぶん、ポケモン図鑑とかそっちを優先する人にとっては、スター団の攻略もそうかもしれないけれど、道中で、出会えるポケモンゲットの方が重要な要素になっているんだよ。ポケモンって…。」
「ふぅん…。」
「それにしても、どうしてものかな…。これからの行先に関しては…。」
「好きに決めたら、いいんじゃない?」
「ここから、先に出てくる、NPCって、クラベル校長もそうかもしれないけれども、ボタンとか、ペパーとか、オモダカ(?)その前の、四天王、要するに、それなりに、レベルが高かったり、場合によっては、コノヨザルの一件みたいなのが、出てくる世界ってわけさ…。」
「なんとなく、適当に、ギャラドスと、モロバレルなんかを、ゲットしておくというのも一興かなという気もするんだよな…。」
「でも、それだと、クラベル校長の手持ちにただ近づくってだけにも思えるけれども…。」
「まぁ、そういうのはある。」
「いったん、リフレッシュして考えたほうがいいじゃないかしら。」
「…というと?」
「外は、晴れているし、軽く、散歩でもしてほうがいいのかも…。」
「なーる…。」
僕は時計を確認した。時計は14時26分と表示されていた。
********************
僕は結果的には、何も着ていない状態にあった。まぁ、眼鏡をしているから、完全に何も身に着けていないというわけではないのかもしれないが…。
「それで、結論としては、どのルートを最終的にけりをつけたんですか?」
「ふむ。まぁ、そうあせるでない。私の話をじっくり聞くがよい…。」
「へい。」
僕はひとまず、どこから話そうかなと考えてみた。実はそれほどたいして、話す内容はないようにも思えた。
「少しばかり時間があいてしまったからということなのでは?」
「まぁ、そうなのかもしれないが、そうであったとしても、メモリに残すというだけのことなのだよ。」
「記憶の世界の話ですか?」
「まぁ、そうかもしれない…。」
「で、物語の続きをよめたとして?」
「あぁ、確かに、マジボスを倒すのは二回目だし、クラベル校長も二回目なのだよ。」
「というと?」
「でも、たとえば、クラベル校長も一発でたおしているし、ボタンにしてもそうだ…。」
「ふむふむ…。」
「決め手は、カイリューのあたりにありそうだ…。」
「まぁ、そうかもな…。結果的には、マスカーニャを撃退したのは、カイリューのほのおのパンチだったわけだし…。」
「でも、ファイアローのブレイブバードじゃなくて、ほのおわざの強いやつ…。」
「なんだったけかな…?」
僕は適当にほのおわざを検索した。
「フレアドライブ」はすぐに見つかった。
「で、ボタンのリーフィアにそいつを試せてんでしょ?よかったじゃないっすか…。」
「そうだな。なんというか、結果的には、ボタン戦では水タイプに進化した、イーブイのやつ…。なんだっけ?」
「どわすれですか…?」
イーブイ 進化一覧をみると、あきらかになったのは、「シャワーズ」というポケモンだった。
「そうそう。そのシャワーズ…。」
「それに妙なことと言えば、クラベル校長がポットデスというポケモンを出してきたことも妙なことのひとつではあったのかもしれない…。」
「…。まぁ、いずれにしても、スターダストストーリーを無事終えられたんだからよかったじゃないですか?」
「まぁ、そうかもしれないな。そうかもはしれないとはちがうのかもしれないが…。」
「その、「かもしれない」癖が問題になってきたのではないのですか?」
「…。」
僕は、一旦、ログ男の言った方針を守るためにスイッチをあげようとした。
スイッチをあげれば、ログ男の求めているログの形式にそった、ログをあげられるはずだ。
時刻は11時58分…。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル60
ヤドラン レベル54
トロピウス レベル58
ファイアロー レベル53
ピカチュウ レベル54
カイリュー レベル76
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 264
プレイ時間 24:46
次は、「ペパー」かな…?
なんだかんだといっても、ゲームクリア=チャンピョンになることだとしたら、チャンピョンになることよりも先にレジェンドルートをクリアするほうが理にかなっているという気がした。それに、たぶんではあるのだけれども、結果的にというか、要するに、「オーリム博士」に「会える」のか?ということもこのソフトの大きなテーマになっているようにも思えたからだった…。
********************
「レジェンドルート・ひとまずクリアっと…。」
「ペパーはやっぱり、強かったぜ?」
「勝っておいてよくいう。」
「いや、なんていうか、かくとう技なしで、ペパーに勝つのは至難の業という気がするし、たとえば、ペパーのパルシェンに、カイリューがやられていたりする…。」
「パルシェンには、カイリューではなくて、ピカチュウをぶつけましょうってか?」
「うーん…。なんていうか、さっきのバトルは反省点も結構多いんだよなぁ…。」
「たとえば、どんな?」
「ペパーは回復アイテムを使わないけれども、さするは、普通に使うでしょ?」
「まぁ、そういうところもあるか…。」
「ヨクバリスを倒した後にでてきたポケモンがなんだったか覚えてる?」
「ちょっと待てよ?」
僕は、ペパーの手持ちポケモンについて調べてみた。
「あぁ、そこは、リククラゲだったかな…。確か…。」
「そこで、さするは、ファイアローに変えている。ここまではOK?」
「うん。なんとなく、ついていける気がする…。」
「そこで放たれた技が、その「フレアドライブ」だったわけでしょ?」
「そう。」
「で、こいつ、ファイアローに、「フレアドライブ」を使わせやがって!って思ったのだが、一旦、ファイアローに岩タイプの技をぶつければ、と考えて、キョジオーンを起動したんだよな…。」
「でも、その考えは読まれていて、さするは、ウェーニバルを出してきた…。」
「まぁ、そうだよな。それで、俺ちゃんは、ひとまず、「ステルスロック」でさするの「ポケモン交代」みたいなものを邪魔しようという作戦に切り替えたんだぜ?」
「キョジオーンがやられたあと、スコヴィランをだしてきたでしょ?」
「あぁ、パルディア固有のスコヴィランな…(笑)さするは、ファイアローをだしてきたんだよなぁ…。」
「でも、ファイアローの「フレアドライブ」はそれほど入らず、スコヴィランの方が勝つみたいな展開になったんだよなぁ…。」
「この時点で思ったことは?」
「え?いや、何も…。」
「ばかだなぁ。さするは、スコヴィランに「ほのお」タイプが入っていたことを知らなかったか、忘れていたか、とにかく、そういう可能性があったっていうわけ…。」
「なるほどね…。さするの頭の中では、スコヴィラン=くさみたいなになっていたっていうわけね…。」
「で、スコヴィランはちょっとなめられていたのか、カイリューのときに、ファイアローを、げんきのかけらで回復されてしまうという形だったような気がするの…。」
「あぁ、そうだったかもしれない。今となっては記憶はおぼろげだが…。」
「でも、スコヴィランが終わった後に、カイリューに対して、きちんと、パルシェンを出してきたでしょ?」
「あぁ、ドラゴン対策のパルシェンか…。」
「…。」
「でも、そこで、「さする」は「カイリュー」を代えなかったよね?」
「あぁ、そこは、ちょっと、思ったぜ?さするのやつは、なんで、カイリューを「交換」しなかったんだろな…。」
「ばかだなぁ。二人とも。それは、君が、キョジオーンで、「ステルスロック」をやったからだろ?」
「あぁ、そういうことか…。」
「で、トロピウスが、パルシェンのつららばりであっさり、おちてしまうと…。」
「さするも学ばなきゃだめだよ。トロピウスはあまり、すばやさが高くないポケモンなんだよ。きっと。さするのトロピウスはすばやさいくつなのかい?」
そうか、ログを残していないな…。僕は少しだけ、反省した。
ちなみに、質問の答えは、78だった。ヤドランよりは、早かったが、パルシェンはそれよりも早かったという話なのだと思われる…。
「ヤドランの使い方も変だったよ…。」
「まぁ、それは、あるかもしれない。」
「パルシェンを一撃で倒せたピカチュウのエレキボールで若干僕は、ピカチュウに夢を見すぎたのかもしれないな…。」
「結果として、ピカチュウまでもマフティフにやられてしまったでしょ?」
「まぁ、冷静に、あそこで、ウェーニバルの回復を行ったとしても、ピカチュウはやられてしまったようにも思えるのだけれどね…。」
「そんなことはわからないじゃないか?」
「マフティフの技一覧はなんだったの?」
「ほのおのキバ、じゃれつく、サイコファング、かみくだく」
「じゃぁ、だめかぁ…。」
「だめじゃないだろ?それぞれの技の命中率は?」
「ほのおのキバ・95。じゃれつく90。サイコファング100。かみくだく100。」
そういえば、ピカチュウのやられた、技は確か、「かみくだく」だったという気がした…。
「ポケモン勝負は難しいものなのかな…?」
「まぁ、ペパーはいっしょに、ぬし戦で、共闘してきた、ペパーだものね…。」
「次は、いよいよ、チャンピョンルートだけど、そのまま特に対策をせずにいくのかい?」
「うーむ…。どうしたものかな…。」
僕は、ちょっとした、迷いみたいなものもあった。だが、エリアゼロに行くには、ネモが必要だということは、火を見るより明らかだという気もした。さてね…。そのままつっこむべきか…。どうしたものか…。考える時間はあるようにも思えたが、実は、そろそろ、腹の虫というか、空腹の方をなんとかしなければいけないのではないかというような気も明した。時刻は12時51分。
********************
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル61
ヤドラン レベル54
トロピウス レベル58
ファイアロー レベル54
ピカチュウ レベル55
カイリュー レベル76
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 268
プレイ時間 25:04
残すところ、チャンピョンルートクリアのみ(?)
(つづく…。)
********************
「いや、書き漏れがあるだろう?」指摘が入った。
「何?」
「たとえば、ボタン戦のシャワーズでも、トロピウスとピカチュウを無駄にやられてしまっている。」
「あぁ、そこの部分?」
「…。」
「いやぁ、なんというか、あれは、確か、誤操作といか、回復薬をトロピウスに使おうとしたのに、なぜか、カイリューに入るみたいな誤操作がおきちゃったんだよね…。」
「そんな言い訳が、本当のポケモンバトルで通用するとでも思うのか?」
「君こそわかっていないな…。」
「何?」
「本当のポケモンバトルで、回復薬の使用がそもそも、許されるとでも?」
「うぐ…。悪かった。君の方が、「リアル」を熟知しているようだ。僕は、あくまでもファンタジーの世界で生きるよ…。」
「まぁ、そうとも限らないという気もするのだがな…。」
「というと?」
「まぁ、今はいい。まずは、チャンピョンになることなのだろ?今はそれより重要なことがあるのかもしれないが…。」
「?」
(さするの旅はつづく…。)
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル47
ピカチュウ レベル42
サダイジャ レベル46
トロピウス レベル52
ファイアロー レベル43
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ12
パルデア図鑑138 209
プレイ時間 17:28
次は、「じめんヌシレベル44」の攻略かぁ…。
「それでも、時間はかかっている!」
「なぁに、それが次の章かなんかのタイトルなの?」
僕は一旦、電話を切って、プレイモードに集中することに決めた。
********************
イダイナキバ攻略完了。
僕は、時計を見てみた。時刻は、21:36であるらしい。それも、2023年3月4日の。それにしても、ログ男かぁ…。
「それも重要なことだぜ?」
「なになに?」
「いや、なになにではなく…。」
「要するにそういうことさ。」
「僕はまだここにいるけれども…。」
「まぁ、いずれ、君は消えゆく定めだよ…。」
「ふぅん。」
僕は、スイッチを見ることにした。そうすれば、一応、手持ちポケモンの記録とかそういったことができなくはない。しかし、ログのやり方は果たしてそれでいいのだろうかというような気もした。
「愚直にやっていけばいいんじゃない?」
「でも、君はどちらかというと、「プレイ時間」の方を気にしているという気もする…。」
「まぁ、いいだろう。楽しむことさ…。」
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル48
ピカチュウ レベル43
サダイジャ レベル46
トロピウス レベル52
ファイアロー レベル43
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ13
パルデア図鑑141 214
プレイ時間 17:52
次は、「エスパージムレベル45」の攻略かぁ…。
で、「じめんヌシはどうだったぁ?」
「まぁ、「二回目」のような気もするのだけれども、向こうは、「テツノ」系だったから、場合によっては全然違う漢字なのかもしれない。でも、ウェーニバルが結構育ってから、「アクアカッター」みたいなやつで、結構、要するに半分くらいは入るみたいな感じだったから、安心していたら、それは急所で、おいしいところは、というか、要するに、最後の決定打みたいな部分は、ペパーのスコヴィランに持ってかれたみたいな形になったのかもしれない。」
「もう一回、やり直したい?」
「うぅん?どうかな?ペパーのスコヴィランのだした技は、こわいかおからの、はっぱカッターだった気もするけれども、なぁんかよくおぼえていないというか、なんとなくだけれども、レジェンドルートはペパーのお話っていう気もするから、別に、さするが、決めてもペパーが決めてもその辺はどっちでもいいみたいな感じのような気がするんだよなぁ…。」
「あ、そ…。」
「じゃ、一応、攻略の方、戻ってもいいのかな?」
「エスパー系への対策みたいなのってたてたの?」
「あぁ、なるほど、単騎で適当に突っ込んでいって大丈夫なのかっていう話?」
「エスパーをおさえるのは、確か、「あく」だったというような気もするんだよなぁ…。」
「だからこその「あく」わざの封印みたいな流れでのトライアルを目指すの?」
「「悪い技」を封印してのトライアルみたいなものも今回の攻略には入っているのかもしれないけれども?」
そういいながら、僕は、エスパーの欄をみてみた。
「エスパーはどうやら、「あく」のほかにも、「むし」やら「ゴースト」技やらが弱点というように見受けれらた。」
「でも、逆説的に、「エスパー」技に強いポケモンて?」
僕が、対応表を見ると
それは、エスパー、はがねで、あくには効かないというようなことだった。
「なんか、謎だわぁ…。」と僕はつぶやいた。
「どこらへんがなぞ?」
「エスパーという種族もやはりというか、要するに、草とか水とかほのおとか、同じ種族同士ではダメージが入りずらいみたいなものがあるんだね…。」
「それってどういうこと?」
「要するに、あまり争わないほうがよい…、というか、結局のところ、なぐりあいみたいになっても、ダメージみたいなのが入りにくいのだから、手数の話になるし、それは、ぶっちゃけた話、争いの長期化でしかないぞ?みたいなのが仕様として含まれているぞ!っていう感じかなぁ…。」
「でも、エスパー技はあくタイプには無効なんだぜ?」
「まぁ、そうだな。まぁ、それはそうとして、ひとまず、エスパージムにでも進んでみるか…。」
という感じなのかもしれないな…。お前の場合…。
お前扱いされて、僕は少しばかりむっときたが、まぁなんというか、ここで、歩を進めない理由も特に見当たらないというような気もした。
エスパージムに歩を進めますか? ☞はい
いいえ
********************
「エスパージムの攻略は完了したわ。」
「なるほどね。」
「で、例のログってなわけか…。」
「OK!」
「僕はログを残すことにした。」
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル52
ピカチュウ レベル46
ガバイト レベル45
トロピウス レベル53
ヘルガー レベル43
ブラッキー レベル41
集めたバッジ14
パルデア図鑑150 229
プレイ時間 19:14
次は、「こおりレベル48」の攻略かぁ…。
「でも、たとえば、今回の場合は、エスパージム攻略でも、たとえば、ベイクタウンに行くまでの洞窟とか、「ジムテスト会場がどこだかよくわからない?」みたいな感じとか、とにかくいろいろあったでしょ?」
「あぁ、そうだよね。ポケモンバトルとかそういうのと、そういう、、マップ攻略とかそっち系は全然違うのかもしれないしな…。」
「うんうん。」
「で、具体的にリップはどうだったの?」
「あぁ、なんていうか、タカヨシってやつよりは強いって感じかなぁ。」
「まぁ、当然それはそうなってくるだろう。たぶん、推測の話にはなるが、タカヨシはあくまで、ジムテストの際にでてくるトレーナーであって、リップはジムリーダーだから、そこらへんで、そもそも、使えるポケモンの数のようなものも違っていただろ?使うポケモンの数とか、使ってくるポケモンの数とか、そういう表現の方が、あるいは、闘うことになると、まぁ、すべては、「過去」にすぎないのかもしれないのだけれどもね。バトルが終わってしまった場合には特にね…。」
「意味深な発言だなぁ…。」
僕は少し困ったというような感じで、相槌を打った。
「うーん、それにしても、リップは強かったのかもしれないな…。」
「何が具体的に強かった?」
「うーん。わからないが、フラージェスの体力みたいなものもそれなりに、高いような気はしたが、フェアリータイプ技だとはおものだが、「ムーンフォース」が簡単に、ヘルガーやら、まぁ、ブラッキーがどんな感じでやられたのかは、もはや、忘れたい記憶になっているのかもはしれないのだが…。」
「OK。で、タカヨシは何を使ってきたのかい?」
「え?リップの方じゃないの?」
「リップの方でもいいのだけれども、まずはその前にタカヨシがいただろ?」
「ふぅむ。そういった意味では、イエッサンとか、チャーレムなんていうポケモンを使ってきたような気はしたな…。」
「たぶん、ムーンフォースじゃなくて、マジカルシャインにやられた可能性が高いな…。」
「まぁね。でも、相手のクエスパトラはこんらんしても、ちっとも、自傷行為にはいたらんかったっぽいから、もしかしたら、あのクエスパトラはもしかしたら、精神面がしっかりしていたポケモンだったのかもしれないなと、自分的には思ったのではあるが…。」
「ひとまず、だいぶ、眠くはなってきたな…・」
僕は一旦時刻をみると、そこには、23:43という、デジタル時計の表示が見受けられた。
********************
「いったんナッペ山ジムにはたどりついたぜ?」
「OK!プレイヤー1。それではその時点でのログとレポートを送ってくれ。」
ゲームマスターは言った。
僕はその時点のログをひとまず送ることにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル52
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル44
トロピウス レベル53
ピカチュウ レベル46
ガバイト レベル45
集めたバッジ14
パルデア図鑑152 230
プレイ時間 19:31
次は、「こおりレベル48」の攻略かぁ…。
「ちなみに、こおりが弱いのは、「ほのお」「かくとう」「いわ」「はがね」だぜ?」
「なるほどね。でも、エスパータイプジムの攻略でそこまでの用意みたいなものはしなかったという気はするな…。」
「「対策」みたいなものを立てたとしても、「リップ」には残り二体というところまで追い込まれただろ?」
「まぁ、そうかもしれないが…。」
「なぁ、兄弟…。」
「?」
「ところで、ナッペ山までの登山はどうだった?」
「あぁ、そこら辺ね…。」
「…。」
「実は、フリッジタウンまでは飛んだのだが、ポケモンセンターからナッペ山いくまでのところで、フリッジタウンの出口が下り坂になっていた関係で、いっしゅん「ひるみ」みたいなものが生じたのかもしれない…。」
「だが、グルーシャは元プロスキー選手(?)のような情報をお前はNPCから得たということではないのか?」
「まぁ、確かにな…。」
「要するにこういうこと差、実は、ジムリーダーバトルの前に、ジムテストとやらがあったりもするだろ?」
「…。」
「でも、その前に、ネモという女とやらの、バトルみたいなものも挟まれるかもしれないというのが、今回のジム巡りのポイントなんじゃないのか?」
「どういうこと?」
「ここまでいってもまだわからないのか?」
「…。」
「たとえば、エスパージムのところでは、「あく」タイプの技みたいなものを使ってよいのかな、みたいな迷っているような状態を訴えながらも、おまえはきちんと、悪タイプのポケモンを二体も仕込んでいる。」
「…。」
「それでも、ネモみたいなやつはくるかもしれないし、それは」
「…。」
「まぁ、わかった、許してやろう…。その場合でも、リップよりはもしかしたら、そのタカヨシの方を問題視するのがお前なのかもしれないからな…。」
「…。」
「お前の思っている心はこうだ。その「タカヨシ」のせいで、パーティが若干「あく」に傾いちまったのかと?」
「…。」
「だが、グルーシャ対策の方では、やはり、おまえは対策ポケモンとしては、ほのおタイプのポケモン投入のように同じような考え方でこの難所のような局面を乗り切ろうとしている…。」
「…。」
「それでも、もしかしたら、おまえは、まだ迷えるのかもしれないと考えている…。なぜなら、パーティの「悪」タイプ化と、「炎」タイプ化はたぶん異なる事象のはずだし、実は、「炎」タイプ化以外にも選択肢みたいなものは、複数あるということにおまえは気づいているからだ…。」
「…。」
僕は一旦、パーティチェンジをしたくなってきた。
「まぁ、それもいいだろう?原因はその、くそハリテヤマだか、親方野郎なのかなんだかは知らないが、言うことを聞かないくそポケモンなんだろ?」
「…。」
「それが、おまえのジムクリアへの情熱というか、切迫感のようなものをさらに増し、結果的には、「高レベル」「バッジ数」関係の「罠」のようなもの…つまりはっきりいって、高レベルなのに「使えなかったり」「いうことをきかなかったりする」という暗示のような事象…。要するにこういうことさ、「道に迷った」作戦を使っていた時には、別の大変さがあったのかもしれないが、今のおまえは反対に、「道」をたずねない。「やり方」にこだわっているという可能性がだいぶ高い…。はっきりいって、ジム巡りを従順に進めてきたお前のトレーナーレベルは着実にあがっているが、それでも、たとえば、55レベルのように、わずかながらのレベル制限のようなものがかかっているということが現況なのだろう?」
僕はそのとき、ガラケーに保存した、ポケモンマップ画像を確認した。
「わかったようだな。要するに、この凍える大地の…というか、まぁ、ナッペ山という場所につくられたジムを、ガキの助言だか何かは知らないが、おまえは最後のジムだと決めさせられたのさ…。」
僕は、57レベルのハリテヤマと45レベルのガバイトをチェンジしてみることにした。
「まぁ、まずは、挑んでみるということなのかもはしれないが」
ぼわんぼわんぼわんぼわんなんとなく、耳鳴りというか不思議なリピーティングが頭の中か体の左側かから聞こえたようん錯覚にとらわれた。フリージオは確かに、真正面からいくとあがってしまうというような特性を備えたポケモンだったのかもしれない。あがってしまったら、一旦距離をはなせれば、フリージオは重力により、地面側にきますので、ご安心ください。みたいな仕様だったのかなぁ、と僕はぼんやりと、フリージオにボールを投げる前の状況について思い出していた。
時刻は12:35になっていた。
********************
「ナッペ山のジムはようやく終わった。」
「なるほど…。」
「結局どうだったの?」
「まずは一旦ログを残すことにするよ…。」
「さするは律儀だね」ネモ
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル53
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル44
トロピウス レベル54
ピカチュウ レベル47
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ15
パルデア図鑑151 232
プレイ時間 19:47
次は、「フェアリースター団レベル51」の攻略かぁ…。
********************
「で、結局のところ、グルーシャはどうだったの?」
「でも、その前にジムテストなんだ…。」
「どうしたの?何か嫌なことでもあったの?」
「いやなことでもなんでもないんだけれども…。」
「たぶん、バイオレット…。バイオレットの方でできた完全クリアみたいなものが」
「あぁ、思ったかも…。」
「?」
「エスパータイプのジムのところでもまぁ、わからなくなる瞬間みたいなものはあったよ。」
「あぁ、あの喜怒驚楽体操みたいなやつかぁ…。」
「そもそも、受付からジムテストの会場にたどりつくのが難しいみたいな話でしょ。」
「うん。まぁ、なんていうか、たとえば今回の場合は、受付のひとは、「会場を出て左手の坂を上ったところ」っていう説明になるんだけれども、さするの場合は、会場をでたときに、逆説的にかもしれないのだけれども、右側にあるバトルコートの方を気にするみたいな感じなんだよなぁ…。」
「まぁ、そこで、最終的にはグルーシャと」
僕はそこで、激しい空腹感を感じた。
グルーシャ戦については、僕の頭の中では、判断みたいなものがくだされるタイミングが着実にあった。
それは、ツンベアーを倒した後に、結構HPを持っていかれたウェーニバルという状態で、ハルクジラを出しますが、ポケモンを交代しますか?という選択のところだった…。
********************
「要するに、「グルーシャとのきめといような話でしょ?」」
「まぁ、そういうことになるのかもはしれないが…。」
「でも、だとすると、そのグルーシャとかいう人も変な人になってくるのかもはしれないけれども…。」
「…。」
「グルーシャが変かは別とっして、最後のポケモンのところでは、音楽が変わるから」
やっぱり、僕はまだテラスタルバトルがなにがしかみたいなところがつかめていないものなのかもしれない…。
「そうかしら、お兄ちゃんはもしかしたらなのだけれども…。」
「なぁに…。」
「要するにウーラオス問題で出てきた話よ…。」
「あぁ、一撃か連激か問題ね…。」
「…。お腹が減ったのだったら、早く、雪でもなんでもいいからつっこんでみたら?」
「…。」
僕は、わからないという顔をしていた。でも、そろそろ、お腹の空腹みたいなものをどうにかしなければならないな…。という感覚もわかるというような気もした。ちなみに時刻は13時7分だった。
********************
時刻は18時5分
ログは?
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル53
ピカチュウ レベル47
ヘルガー レベル44
ファイアロー レベル45
トロピウス レベル54
ハリテヤマ レベル57
集めたバッジ16
パルデア図鑑152 239
プレイ時間 21:20
次は、「ドラゴンぬしレベル55」の攻略かぁ…。
「ちなみに「オルティガ」はどうだった?」
「うーん、なんというか、回復アイテムをケチった結果として、一回やられているけれども、二回目には、ほぼ「トロピウス」だけで、回復アイテムを大量消費して、御しきったという形かなあ。なぜかというと、最終的にブロロロームと一騎打ちみたいな形に、トロピウスはなってしまったし、(ほかのポケモンはまだいるにもかかわらず)たぶんなんだけれども、それは、やっぱり、二戦目の作戦であった、ウェーニバルのふるいたてるを六段階発動させれば?という目論見みたいなものが、マリルリのじゃれつくとかで、簡単にほふられた…というか、ウェーニバルのふるいたてるを三回発動させても、マリルリがウェーニバルのエアスラにたえたし、ひるみも入らなかったんだよな…。」
「で、じゃれつくでおとされたと…。」
「なので、その段階で、ふるいたてるからの、エアスラなどで、ひるみを狙うみたいな企てがそもそも、先のやつのブロロロームには入らないかもしれないんじゃないかっていう風になってきたんだよなぁ。マリルリすらも、一撃では倒せないということが、まぁ、三段階ふるいたてるからのエアスラではあったわけだけど…。要するに、マリルリ自体がそれほど甘くはなかったみたいなことだったのだと思われる。」
「でも、トロピウスは全然違ったということ?」
「なんというか、一回目のオルティガのときに、結果的に、ブロロロームにたどりつくまでの道筋をひいたのは、ほぼほぼトロピウスだったというような形だったのね…。」
「それゆえのトロピウスだったと?」
「というか、要するに、はがねにこだわるからとかとしても、一回目に、ピカチュウは余裕でマリルリにほふられたり、ハリテヤマかくとう属性だから、ブロロロームのマジカルアクセルで結構もっていかれるみたいな感じだったんだよね…。」
「だから、トロピウスにきりかえるしかなかったということかぁ…。」
「まぁ、なんていうか、あそこで、トロピウスが「どく」か「はがね」タイプの技みたいなものを持っていたら、決着自体はもう少しはやまったのかもはしれないんだけれどね…。」
「ふぅん…。」
「まぁ、そんな感じのオルティガだったよ。バイオレットの時はまた全然違った感じだったのかもはしれないけれども…。」
彼女は照れくさそうに笑った。
********************
一旦、ヘイラッシャ終わった。でも、シャリタツもあったけど?
だいぶ、光が増えてきたのかもしれない…。
ねぇ、クヌギ…。
…なにかな?
クヌギダマって読んでもいいだろうか?
********************
たぶん、僕のなかには、こんな感じで、相手は、「クヌギ」だということを、了承した…では、「クヌギダマ」の場合はどうだろう?みたいに、エスカレートさせたり、相手を試す(?)ような性質があるのかもしれない。
「かもはしれない?」
「なぁに、どうしても、そのひらがなの「は」をいれたくなった?」
「"は"は歯を意味する…」
「猫勇者かぁ…。」
「あの魔物は、やっぱり、ある意味では、ひどく「グロテスク」な「デザイン」だったのかはしれないな…。」
「いまは、あえて、その「は」を使ったのね…。」
「まぁ、そうかもしれないし…」
「そうでないかもしれないのね?」
「…」
「でもは、子どもたちに嫌われるよ…。それにその「し」すらも、わらいものの対象、いや、笑い話かしらこの場合…。」
僕は網棚にバックを置いた。
「「かもはしれない」か…」
「ポケモンもある意味では、言葉遊びになっているのかもしれないな?」
「「かもは」ではなく?」
「しつこいな…君も」
「「かもは」は?」
「…。スシとヌシとか、そこら辺の話になるのかとは思ったが」
「まぁ、思いっきりカタカナで、スシって書こうとすると、下手すると、勢い余って、ヌシになるみたいな」
「一本とったら、メシだわね。」
「…。」
「そこは、笑うところ…。」
茅場町すらも、大手町に間違うほどの目の悪さか…。
********************
次ね。
オーケー、ちゃんとおりれるだろう。
僕は思った。
********************
やはり、ここにいたりては、ログ男の示唆がきいてくる。そう思った僕は、形式に沿ったログを残し、レポーティングすることにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル56
ピカチュウ レベル49
ヘルガー レベル46
ファイアロー レベル47
トロピウス レベル55
ハリテヤマ レベル58
集めたバッジ17
パルデア図鑑153 241
プレイ時間 21:58
次は、「かくとうスター団レベル56」の攻略かぁ…。
実は、さするは、期末試験はすでに受けていて、生物以外は満点で一発クリアしているし、生物に関しても一門間違いではあるが、一応一発クリアはしている。
「そのあたりで、「謎」が残るんだね…。」
「…。」
「ヘイラッシャの方はどうだった?」
「どうだったというか、厳密にいうと、いつものように、二段階になっているのだけれども、二段階目は、さらに、ヘイラッシャだけでなく、シャリタツもでてくるから、ボスバトルが連戦になっているというような感じではあるし、一段階目も、シャリタツに話しかけて、ヘイラッシャにつながる、シャリタツはどれかというようにして、探していくというようなイベントだから、複数回のシャリタツとのバトルイベントのようなものをこなしたという形だ…。」
「んで、結局、シャリタツは何匹ゲットできたの?」サトシと思われる少年は確認をした。
「ちょっと、待って?ボックスを確認してみるから…。」
「あそ…。」サトシと思われる少年は答えた。
赤が二匹に黄色が一匹、それにオレンジが四匹ゲットしているみたいだ。ボックスを確認するとそのようなことがすぐにでもわかる。でも、なんていうか、ボックス自体は2ボックス使っていて、ボックス5に赤が二匹、黄色が一匹、ボックス6にオレンジが4匹という形で入っていたから、厳密にいうと、一発でわかるというようにはなっていなかったというような気もする…。
「まぁ、いいじゃない。そんなことは…。」サトシと思われる少年は言った。
で、ヘイラッシャか…。僕は少しばかりのため息のようなものを鼻から吐いた。
それとも、さっさと、かくとうスター団を攻略に向かった方がいいだろうか?
「でも、さするの手持ちの中には、エスパータイプの技を使えるポケモンがいるのかい?」
デントだ。
僕はそこで、少しだけ複雑なマリアージュのようなものを感じた。ボックスをみると、オージャの湖でゲットしたレベル50ヤドランが存在していた。
すぐにでも、ポケモンチェンジをしたい衝動にもかられたが、その前に、相性早見表を確認してみた。
「「ひこう」もあるけれど、「フェアリー」もあるんだね…。」
「あぁ、エスパータイプの弱点属性の話か…。」
「だから、ぶっちゃけた話、別にどうしても、エスパー属性にこだわらなくても、ウェーニバルとか、あるいは、トロピウスのエアスラだけでも、「かくとう」ポケモンを御しきれる可能性はあるのだぜ?」
「…。」
「あるいは、ファイアローか…。」
「まぁ、逆に、エスパーの技は…。」
「待って、相手はかくとうだよ。」
「あ、そっか、そっか…(笑)」
で、相性早見表をみると、かくとうの技は「ノーマル」「こおり」「いわ」「あく」「はがね」タイプにこうかばつぐんというようになっていた。
「じゃぁ、「かくとう」が効きずらいタイプは?」
「まったく効かないという意味では、「ゴースト」タイプということにはなるが、こうかいまひとつという相性のポケモンとなってくると、「どく」「ひこう」「エスパー」「むし」「フェアリー」ということらしい。」
「じゃぁ、まぁ、ハリテヤマとそのヤドランを変えるくらいで、対策完了でいいんじゃない?まぁ、フェアリータイプに関しては最近ゲットした47レベフラエッテがあるのかもしれないのだけれども?」
「そのあたりは、あまり詳しくないのかもしれないな…。フェアリースター団では何に苦戦した?」
「マリルリ・ブロロロームあたりになるのだと思うのだけれども?」
「うーん。あんまり考えなくていいんじゃない?オルティガと、かくとうタイプのビワとかの関係性について…とか…。」
「まぁ、あんたの考えもわかる…。」
「というと?」
「低レベルかもしれないけれども、相性属性の関係で、オルティガとビワが戦ったら、オルティガの方が勝つかもしれねーんじゃねー的なことをあんたは考えているわけだ…。」
「スター団内での力関係についてか…。」
「まぁ、あまり考えるのもめんどくせぇから、俺的には、さっさと、そのビワって奴にアタックをかけたい…。」
「あんたは、たぶん、その「龍」みてぇなものを返したくてたぶん必死になっているんだと思う…。」
「…。」
「やってみなければ、わからないのが、「ポケモンバトル」ってやつか…。」
「「ふるいたてる」とかいう作戦じゃなくて、固いポケモンを用意して、ひたすら、回復剤の個数で御しきるってやり方になってたっぽいけどね。そのオルティガ戦は…。」
「じゃぁ、結局のところ、勝敗を決めるのは、回復アイテムのストック数でしかないっていう見解か…。」
「ビワの手持ちポケモンみたいなものは知っているんでしょ?」
「まぁ、そんな気もするんだけれどな…。」
「じゃぁ、回復アイテムを適当に購入して、ポケモンチェンジかなんかはして、適当につっこんでいけばいいんじゃね?」
「今さら、マリルリとかを育てるみたいな方向性に舵を切るのは、時間がもったいなかったり、しょせんはオルティガに影響受けすぎみたいになるかも、みたいな感じっしょ?」
「トロピウスがくさだとして、フェアリー技(?)を防げたのは、とくぼうだったのではないかと思われるでしょ?」
「でも、「マジカルアクセル」は物理技だったような気もするけれど…?」
「「エアスラ」がどれくらい入るかとかそんな感じなんじゃない?」
「ブロロロームの物理防御が、予想以上に高い場合は、エアスラは入らなくて、むしろ、「サイキネ」みたいな、「とくこう」系の技に切り替える必要が生じるでしょ?」
「そうなの?」
「まぁ、それでも、ブロロロームの攻略ばかりに考えをいきわたらせすぎか?みたいな感じもするけれどね…。」
「実は、途中にだしてくるポケモンの方が重要なのかもしれないという気もするけれども…。」
「オルティガ戦かぁ…。」
「もう気づいてんのかは知らないけれども、オルティガと、ビワではそもそも、出してくるポケモンの数がちがくなってくるのだぜ?」
「あ、たしかに、「コノヨザル」ぐらいで、前回のルート、まぁ、バイオレットのケースか…。」
「まぁ、もしかしたら、このあたりから、また、難易度がましてくるのかもはしれないけれどね…。」
「あたってくだけろじゃない?まぁ、ぶっちゃけたはなし、レベルあげみたいなものを、それほどせずにしてきた、バチみたいなものが当たるかもしれないってな雰囲気が醸し出されてきたんじゃないの?」
「「バイオレット時代のさするの考え方か…。」」
「「ビワ」なんてそれほど、おそれるに足らないと思うぜ?」
「まぁ、やってみますかね…。」
僕は、そろそろ、通信を切って、ビワの方に向かうことに集中しようかと思った…。
「かいふくアイテムの量」とかそういうのとは、ちがった攻略スタイルになるのかもしれないし、そうでないのかもしれないが…。それでも、回復アイテムの準備は必要かなというような気もした…。
ビワの使ってくるポケモンのレベルはすべて、55レベル以上で、オルティガとはまったくちがうポケモンではあったということではあったが、結局的には、勝敗をわける差は「準備」と「リサーチ」の「差」でしかないというような気もしていた。(つづく)
********************
「ビワ姉…。一発クリアだったよ。」
「それにしても、さするは少し元気がないな…?」
「そうかな…。」
「でも、スター団とか、スター大作戦、あれ、ダストだったけかな?とにかく、そういった作戦には、いじめとか、スクールカーストみたいな問題が含まれているようだから、何やら、しめっぽいというか、なんというか…。」
「ひとまず、ログでも残しますか…。」
というわけで、ひとまず、ログでも残すことにした。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル59
ヤドラン レベル52
トロピウス レベル57
ファイアロー レベル51
ピカチュウ レベル53
カイリュー レベル75
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 259
プレイ時間 23:45
次は、どうしたものかな…?
「まぁ、その流れで、ネルケや、ボタン、まぁ、ネルケというかぶっちゃけ、校長、あぁクラベル校長って言わないと正確な表現にはならないか…。」
さするは、未来のさすると通信している。
未来のさするは少し先の未来のことがどうやらわかるというような仕組みになっているということらしい…。
「俺は、反対だな…。まずは、スター団とかということよりも、さくっと、チャンピョンになって、それから考えるという方が好ましいと思う…。」
「ふぅん…。」
「さする的にはどうなのだろうな…。」
さするは少しだけ苦悶の表情のようなものを浮かべる…。
「いまのさするには、「判断」そのものみたいなことが難しくなってきているのだと思われる…。」
「というと…?」
「たとえば、ビワとのバトルでは、トロピウスVSコノヨザルというような局面が生まれたが、トロピウスはエアスラを打つ前に、コノヨザルのれいとうパンチによって、ワンパンでほふられたり、瀕死のヤドランvsルカリオみたいな場面でも、相手に上をとられて、ほふられるという局面がさするにとっては、かなり苦しい展開だったんじゃなかろうか…。」
「ううん…。なんていうか、結局のところ、ビワ戦は、カイリュー一匹の「つばめがえし」でもどうにかなったかもしれないという疑惑もあったのだけれども、結局、ビワって人が、インファイトにこだわってきたし、そのあたりで、先発のウェーニバルを落とされたりしている。で、前回のオルティガ戦で活躍したトロピウスとかが、あっさり、ワンパンでほふられるみたいなのが、ポケモン勝負というか、要するに、なんというか、えー。」
「だから、カイリューがなかったら、やばかったし、そのカイリューですら、れいとうパンチはこうかばつぐんだから、下手するとやばいみたいな感じだった。それに、最後の方で、やられた、三匹に「げんきのかけら」を使うんだけれども、ブロロローム戦には、勝っても、経験値が入らないみたいだから、場合によっては、その「げんきのかけら」対応みたいなターンみたいなものも「無駄」だったのかも…。いずれにしても、わかったと思うけれど、ビワ戦もそうなのかもしれないのだけれども、たぶん、ポケモン図鑑とかそっちを優先する人にとっては、スター団の攻略もそうかもしれないけれど、道中で、出会えるポケモンゲットの方が重要な要素になっているんだよ。ポケモンって…。」
「ふぅん…。」
「それにしても、どうしてものかな…。これからの行先に関しては…。」
「好きに決めたら、いいんじゃない?」
「ここから、先に出てくる、NPCって、クラベル校長もそうかもしれないけれども、ボタンとか、ペパーとか、オモダカ(?)その前の、四天王、要するに、それなりに、レベルが高かったり、場合によっては、コノヨザルの一件みたいなのが、出てくる世界ってわけさ…。」
「なんとなく、適当に、ギャラドスと、モロバレルなんかを、ゲットしておくというのも一興かなという気もするんだよな…。」
「でも、それだと、クラベル校長の手持ちにただ近づくってだけにも思えるけれども…。」
「まぁ、そういうのはある。」
「いったん、リフレッシュして考えたほうがいいじゃないかしら。」
「…というと?」
「外は、晴れているし、軽く、散歩でもしてほうがいいのかも…。」
「なーる…。」
僕は時計を確認した。時計は14時26分と表示されていた。
********************
僕は結果的には、何も着ていない状態にあった。まぁ、眼鏡をしているから、完全に何も身に着けていないというわけではないのかもしれないが…。
「それで、結論としては、どのルートを最終的にけりをつけたんですか?」
「ふむ。まぁ、そうあせるでない。私の話をじっくり聞くがよい…。」
「へい。」
僕はひとまず、どこから話そうかなと考えてみた。実はそれほどたいして、話す内容はないようにも思えた。
「少しばかり時間があいてしまったからということなのでは?」
「まぁ、そうなのかもしれないが、そうであったとしても、メモリに残すというだけのことなのだよ。」
「記憶の世界の話ですか?」
「まぁ、そうかもしれない…。」
「で、物語の続きをよめたとして?」
「あぁ、確かに、マジボスを倒すのは二回目だし、クラベル校長も二回目なのだよ。」
「というと?」
「でも、たとえば、クラベル校長も一発でたおしているし、ボタンにしてもそうだ…。」
「ふむふむ…。」
「決め手は、カイリューのあたりにありそうだ…。」
「まぁ、そうかもな…。結果的には、マスカーニャを撃退したのは、カイリューのほのおのパンチだったわけだし…。」
「でも、ファイアローのブレイブバードじゃなくて、ほのおわざの強いやつ…。」
「なんだったけかな…?」
僕は適当にほのおわざを検索した。
「フレアドライブ」はすぐに見つかった。
「で、ボタンのリーフィアにそいつを試せてんでしょ?よかったじゃないっすか…。」
「そうだな。なんというか、結果的には、ボタン戦では水タイプに進化した、イーブイのやつ…。なんだっけ?」
「どわすれですか…?」
イーブイ 進化一覧をみると、あきらかになったのは、「シャワーズ」というポケモンだった。
「そうそう。そのシャワーズ…。」
「それに妙なことと言えば、クラベル校長がポットデスというポケモンを出してきたことも妙なことのひとつではあったのかもしれない…。」
「…。まぁ、いずれにしても、スターダストストーリーを無事終えられたんだからよかったじゃないですか?」
「まぁ、そうかもしれないな。そうかもはしれないとはちがうのかもしれないが…。」
「その、「かもしれない」癖が問題になってきたのではないのですか?」
「…。」
僕は、一旦、ログ男の言った方針を守るためにスイッチをあげようとした。
スイッチをあげれば、ログ男の求めているログの形式にそった、ログをあげられるはずだ。
時刻は11時58分…。
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル60
ヤドラン レベル54
トロピウス レベル58
ファイアロー レベル53
ピカチュウ レベル54
カイリュー レベル76
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 264
プレイ時間 24:46
次は、「ペパー」かな…?
なんだかんだといっても、ゲームクリア=チャンピョンになることだとしたら、チャンピョンになることよりも先にレジェンドルートをクリアするほうが理にかなっているという気がした。それに、たぶんではあるのだけれども、結果的にというか、要するに、「オーリム博士」に「会える」のか?ということもこのソフトの大きなテーマになっているようにも思えたからだった…。
********************
「レジェンドルート・ひとまずクリアっと…。」
「ペパーはやっぱり、強かったぜ?」
「勝っておいてよくいう。」
「いや、なんていうか、かくとう技なしで、ペパーに勝つのは至難の業という気がするし、たとえば、ペパーのパルシェンに、カイリューがやられていたりする…。」
「パルシェンには、カイリューではなくて、ピカチュウをぶつけましょうってか?」
「うーん…。なんていうか、さっきのバトルは反省点も結構多いんだよなぁ…。」
「たとえば、どんな?」
「ペパーは回復アイテムを使わないけれども、さするは、普通に使うでしょ?」
「まぁ、そういうところもあるか…。」
「ヨクバリスを倒した後にでてきたポケモンがなんだったか覚えてる?」
「ちょっと待てよ?」
僕は、ペパーの手持ちポケモンについて調べてみた。
「あぁ、そこは、リククラゲだったかな…。確か…。」
「そこで、さするは、ファイアローに変えている。ここまではOK?」
「うん。なんとなく、ついていける気がする…。」
「そこで放たれた技が、その「フレアドライブ」だったわけでしょ?」
「そう。」
「で、こいつ、ファイアローに、「フレアドライブ」を使わせやがって!って思ったのだが、一旦、ファイアローに岩タイプの技をぶつければ、と考えて、キョジオーンを起動したんだよな…。」
「でも、その考えは読まれていて、さするは、ウェーニバルを出してきた…。」
「まぁ、そうだよな。それで、俺ちゃんは、ひとまず、「ステルスロック」でさするの「ポケモン交代」みたいなものを邪魔しようという作戦に切り替えたんだぜ?」
「キョジオーンがやられたあと、スコヴィランをだしてきたでしょ?」
「あぁ、パルディア固有のスコヴィランな…(笑)さするは、ファイアローをだしてきたんだよなぁ…。」
「でも、ファイアローの「フレアドライブ」はそれほど入らず、スコヴィランの方が勝つみたいな展開になったんだよなぁ…。」
「この時点で思ったことは?」
「え?いや、何も…。」
「ばかだなぁ。さするは、スコヴィランに「ほのお」タイプが入っていたことを知らなかったか、忘れていたか、とにかく、そういう可能性があったっていうわけ…。」
「なるほどね…。さするの頭の中では、スコヴィラン=くさみたいなになっていたっていうわけね…。」
「で、スコヴィランはちょっとなめられていたのか、カイリューのときに、ファイアローを、げんきのかけらで回復されてしまうという形だったような気がするの…。」
「あぁ、そうだったかもしれない。今となっては記憶はおぼろげだが…。」
「でも、スコヴィランが終わった後に、カイリューに対して、きちんと、パルシェンを出してきたでしょ?」
「あぁ、ドラゴン対策のパルシェンか…。」
「…。」
「でも、そこで、「さする」は「カイリュー」を代えなかったよね?」
「あぁ、そこは、ちょっと、思ったぜ?さするのやつは、なんで、カイリューを「交換」しなかったんだろな…。」
「ばかだなぁ。二人とも。それは、君が、キョジオーンで、「ステルスロック」をやったからだろ?」
「あぁ、そういうことか…。」
「で、トロピウスが、パルシェンのつららばりであっさり、おちてしまうと…。」
「さするも学ばなきゃだめだよ。トロピウスはあまり、すばやさが高くないポケモンなんだよ。きっと。さするのトロピウスはすばやさいくつなのかい?」
そうか、ログを残していないな…。僕は少しだけ、反省した。
ちなみに、質問の答えは、78だった。ヤドランよりは、早かったが、パルシェンはそれよりも早かったという話なのだと思われる…。
「ヤドランの使い方も変だったよ…。」
「まぁ、それは、あるかもしれない。」
「パルシェンを一撃で倒せたピカチュウのエレキボールで若干僕は、ピカチュウに夢を見すぎたのかもしれないな…。」
「結果として、ピカチュウまでもマフティフにやられてしまったでしょ?」
「まぁ、冷静に、あそこで、ウェーニバルの回復を行ったとしても、ピカチュウはやられてしまったようにも思えるのだけれどね…。」
「そんなことはわからないじゃないか?」
「マフティフの技一覧はなんだったの?」
「ほのおのキバ、じゃれつく、サイコファング、かみくだく」
「じゃぁ、だめかぁ…。」
「だめじゃないだろ?それぞれの技の命中率は?」
「ほのおのキバ・95。じゃれつく90。サイコファング100。かみくだく100。」
そういえば、ピカチュウのやられた、技は確か、「かみくだく」だったという気がした…。
「ポケモン勝負は難しいものなのかな…?」
「まぁ、ペパーはいっしょに、ぬし戦で、共闘してきた、ペパーだものね…。」
「次は、いよいよ、チャンピョンルートだけど、そのまま特に対策をせずにいくのかい?」
「うーむ…。どうしたものかな…。」
僕は、ちょっとした、迷いみたいなものもあった。だが、エリアゼロに行くには、ネモが必要だということは、火を見るより明らかだという気もした。さてね…。そのままつっこむべきか…。どうしたものか…。考える時間はあるようにも思えたが、実は、そろそろ、腹の虫というか、空腹の方をなんとかしなければいけないのではないかというような気も明した。時刻は12時51分。
********************
さするの手持ちポケモンは
ウェーニバル レベル61
ヤドラン レベル54
トロピウス レベル58
ファイアロー レベル54
ピカチュウ レベル55
カイリュー レベル76
集めたバッジ18
パルデア図鑑167 268
プレイ時間 25:04
残すところ、チャンピョンルートクリアのみ(?)
(つづく…。)
********************
「いや、書き漏れがあるだろう?」指摘が入った。
「何?」
「たとえば、ボタン戦のシャワーズでも、トロピウスとピカチュウを無駄にやられてしまっている。」
「あぁ、そこの部分?」
「…。」
「いやぁ、なんというか、あれは、確か、誤操作といか、回復薬をトロピウスに使おうとしたのに、なぜか、カイリューに入るみたいな誤操作がおきちゃったんだよね…。」
「そんな言い訳が、本当のポケモンバトルで通用するとでも思うのか?」
「君こそわかっていないな…。」
「何?」
「本当のポケモンバトルで、回復薬の使用がそもそも、許されるとでも?」
「うぐ…。悪かった。君の方が、「リアル」を熟知しているようだ。僕は、あくまでもファンタジーの世界で生きるよ…。」
「まぁ、そうとも限らないという気もするのだがな…。」
「というと?」
「まぁ、今はいい。まずは、チャンピョンになることなのだろ?今はそれより重要なことがあるのかもしれないが…。」
「?」
(さするの旅はつづく…。)
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