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BOOK1(後半)
波動弾
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「え、はっきりいって、ここで扱うのは、「波動弾」じゃないよ?みんな気づいているかもしれない行けれど、この文章を読んでも時間の無駄遣いになるかもだよ…。」
「そう?でも、ちゃんと、ポイントとか入っているわけだから、一部のリスナーにとっては、というか、リーダー、これってややこしいね…。リーダーがリーダーなのかって思っちゃう…。」
「あはは。ほんとだね…。」
「…。」
「でも、今日は何から話すの?一応、オリンピックとかいう、盛大なお祭りはひと段落したみたいだけども?」
「そうだね。久しぶりに、今日は、人のために何かをしたのかもしれないね…。」
「でも、それは、「あなたが考えているというだけなのかもしれないよ?」」
「また、そういう冷たいことを言うんだね…。」
「俺は、別に、歩くだけでも意味はあったと思うし、実際のところ気になるのは、体重だったり体脂肪率だったりもするな…。」
「ま、そういうところは目をつむろう。下手すると、薬によって、つくりかえられてしまったという帰結になりかねないしな…。」
「そっか、綿棒もうなかったんだった…!」
「今になって、気づくか…。まぁ今日は閉会式とかいろいろあったんだからしょうがないんじゃね?とか、書くと、まるで、北京までいって、オリンピックの何かを本当にサポートしていた人みたいに思われて誤解が生じるかもしれないからいっておくと、別に、北京まで行ったわけではありません…。」
「そういうところは、本当に正直だよな…。」
「どこから話すの?」
「え、じゃぁ、カーリングとか好きそうだから、カーリングを見てたらへんでいいんじゃない?」
「ていうか、なんで、決勝戦やってんのに、寝てたのかってことだと思うんだけど…?」
「それは、結局思い込みが激しすぎるからでしょ?」
「まぁ、それはあるかぁ…。」
「でも、綿棒がないってだ
けでもちょっとつらくはあるね…。」
「実はここにありました。」
僕は、右耳と左耳を丁寧に綿棒でケアして、耳の中の垢みたいなものを落とした。
「ていうか、そこまで、書く必要があるのかな?それだと…」
「あぁ、体の洗い方だとかなんだとかそいうう風に話のテーマは…。」
「でも、しょうがなくない?今日は、風呂で、でもまぁ、こういうのっていっても無意味か…。」
「そういうことに意味があるってことでしょ?伝えたいメッセージとしては…。」
「まぁ、そうだね…。結局、練習して練習して練習しても、花咲かないみたいなことだって、ざらにあるのがこの世界というか…。」
「今日のは、「練習」だったのかな…?」
「うーん、まぁ、「捉え方」次第なんじゃない?」
「足のケガ、っていうか、このくらいで、負傷とかいう表現を使っていいの?」
「テニスとかしてる時は、しょっちゅうだったよね…、足の爪とか、足に負担がかかるの…。」
「今日のは自分からつっこんでいったんでしょ?」
「まずは薬を飲もう…。」
僕は、二階から薬をとってきて、ひとまず、水で飲むことにした。僕が薬を飲むことで、ようやく安心できる人々もいる…、僕は「薬」については、そのぐらいに考えている…。
「でも、それって、危険なことじゃない?」
「なんで?」
「最悪、その誰かが、いなくなったら、君は薬を飲むのをやめるでしょ?」
「まぁ、そういう可能性はあるよな…。」
「ふぅん…。君の真似だよ…。」と影は言う…、
「待って待って。その「影」とかいうのやめてくれないかな…。僕は、君の影じゃなくて、僕の方がどっちかというと、「主人格」だと思うよ…。」
「いいや、ちがうな…。」そう書いてみて、僕は思った。結果的には、「どっちだっていい」のかもしれないな…と…。
「僕は、君の「影」じゃなくて、「守護霊」みたいな言い方の方が君にはぴんとくるかもしれないだろ?僕に「敵意」みたいなものがほんの少しでも感じられるかい?」
誰かは言った…。思ったというか、これは、僕だ…、だから、誰かではないのかもしれないけれども…。
「混乱しているようだな…。でも、大丈夫だよ…。君は今のところ、うまくやっているみたいだと思うよ…、今日だって、「大成功」じゃないか…?人々は、君には、いささかの「計画性」みたいなものが、「不足」していると指摘するかもしれないし、そのことは君自身だって気づいていることなんだろ?」
まぁ、そういうところはあるな…。
「でも、そういうところは、君の周りの人間にはきちんと伝わっているから、そこらへんは君は「安心」していいのだと思う…。」
「ふむ…。」僕は思った。書くことがなくなってしまったではないか…。でも、それでいいのかもしれない。
「君は、彼女がいない人が、正直に「彼女がいない」ということについてどう思う?」
いきなりテーマが変わった。さっき風呂で考えていたテーマだ…。
「何かのアンケートか何かのことかな?」
僕は適当にごまかしてみた。
「ごまかしても、もう無駄さ…。だって、君は、」
僕はそこまで言われて耳をふさいだ…。僕のやってみたこと、というか、書いてみたことは結果的には間違ったことだったのだろうか…。
「そんなに考えすぎることはないんじゃない?」彼女は言う…。
「僕は、頭の中に「彼女」を保有しているのだろうか?」僕は、わけのわからないセンテンスを考えてみた…。
「なぁ、たとえば、こんな風に考えてみたらどうかな?別に僕たちが、君の守護霊だとかいう話は、忘れてくれてもかまわない。でも、もしも、君が信じられるなら、君には、男性の守護霊みたいなものと女性の守護霊みたいなものが憑いていると考えてみるのはどうだろうか…?」
「じゃ、結果としては、守護霊の言っていることが、わかるみたいなことを世界にオープンにしていいと思っているの?そういうことは、私は避けた方がいいことだと思った。まぁ前書いた件に関しては、なんていうか、別にしょうがなかったことだとは思うのだけれども…。」
「でも、君には「彼女」はいる…。」
誰かは言った…。
「そのあたりなんじゃないか…。はっきりいって、こいつは、「彼女」に関しては「忘れ」っぽいよ…。それで、その性質は、「自分」にとって、「いい性質」だと考えているのさ…。」
ふぅん…。僕は思う…、僕の窓には今のところいろいろな人々が訪れるようだ…。僕に対して、敵意のある人間は今のところ少ないみたいだけれども…。
「でも、「さだみつくんは」ってすぐなるだろ?それだと、君は困らないのかい?」
実際のところ、どうなのだろうな?
今のところ、僕は、別に、何かに不自由していないように思えた。明日の朝のパンは何も用意していないな…ということが少しだけ気にかかった…。
「君は、その問題については、だいぶ前々から、思っていたはずだ…。明日の朝のパンを「今日」用意するべきか?それとも、明日用意するべきか?という問題についてね…。」
「うーん、なんていうか、これはよくわからない話になってしまうのかもしれないけれども、食欲に関しては、僕はとんとうといんだ…。最近のところは、食欲自身もそれほど高いというわけでもないみたいだしな…。」
「でも、そういう話をオープンにしていいものなのかと君は心配している…。」
「まぁ、そういうことにはなるな…。」
「で、夜は長いよ?君の体力は十分なのかな?」
僕は「たぶん大丈夫だと」思った…。
「君の「たぶん」はよくあたる。もう少し、自信を持ってみてもいい…。」声は言った。
********************
僕は適当に、パソコンの時計を見てみた。時刻は0:09になっている…。
「もう、2022年の2月20日には二度と戻れない…。」
「それって、僕に言っているの?それとも…?」
「君はそのことについては考えたくないはずだぜ?」
まぁ、そうかもしれないな…。
「ねぇ、「考えたくないこと」についてあえて「考えてみる」「理由」ってどこら辺にあるの?」
私にはわからないという感じで、彼女は言った…。
「そうだな。たぶん、論理的思考が働いた結果に過ぎないということなんだと思うぜ?(猫勇者でもそうだった気がするけど…。)」
「でも、あれって、あれで、「あって」たのかな?」
「だから、そもそも、「解なし」の世界なんだってば…。」
「ふぅーん。私には難しそう…。」
「ま、そうなるわな…。」
「あんたは、「鰐」なの?」誰かは言う…。
「「鰐」ではないと思うのだけれども、君が、「鰐」を想起したり、イメージしたりしてしまったのであれば、それはもう仕方のないことなのであると思うよ…。」
「ふぅん…。」
「…。」
「ねぇ、この「ふぅん…。」っていう役割、私にばかり押しつけてない?」
「全然…。」満場一致の「全然」だった。誰も、彼女に押しつけてないし、それは、あるとすれば、彼女の勘違いということなのだった。彼女がそのことをわかっているかは今のところ「よくわからなくは」あるのだけれども…。
「その、「よくわからない」っていう、センテンスって、なんていうかずるくない?それって、正直なのかもしれないけれども、私としては、歯がゆいというか、同じ、グループソールなんであれば、理解というか、「よくわかる」まではいかなくても、「多少はわかるよ」みたいな「フォロー」みたいなものは必要になってくると思うよ…?でなければ、私としてはとても苦しい…。」
「そっか、理解理解…。」
「なにが、理解理解だ…、」
なかなか、うまくいかなそうな会話になってきたなと僕は思った。あえて、僕がそうさせているというわけでもないと思うのだけれども…。
「いや、あなたは、きちんと、責任をもって、しきってくれなきゃ困んのよね…。大体、この話ってどこに向かってんのさ…。それとも、やっぱり、「牢獄」みたいなものに、「閉じ込めて」そこで、何のテーマも与えないのに、「会議」みたいなことをさせて、「楽しみたい」みたいな「サイコ」な「趣味」みたいなのがあるっていの?」
「君が心底恐怖しているみたいだから、一応、言っておくけれども、別に、僕の方にはそういった趣味は今のところ、」
「ほら、そうやってすぐ、今のところ、みたいな怖い文言を使うでしょ?」
「…。」
「で、黙ってしまう…、か…。」
「一応、テーマは「波動弾」について、みたいだけれど、これって、「ルカリオ」について、言ってるのかな?」
「それは、「自分が考えなさい」ってことでしょ?言わんとしていることは…。」
「僕は、別に、「ルカリオ」について考えてみてもいいけど…。それって、なんか「意味」があることなのかな?」
「そうでしょ?普通の人間は「意味があることなのかな?」っていう思考回路で動いているものだよ。「意味がない」ことを「一生懸命やらなきゃならない」みたいなことには少なくとも、「普通」の「神経」の人にはついていけないことなんじゃないかな?」
「結局、「自己満足」の「話」になるんじゃない?」
「へぇえ…。」
「自分を「満足」させることができない人間は」
「「誰か」を満足させられない…か…。確かに一理あり…。」
「でも、僕なんかを見つけたところで、どうするっていうの、夜も遅いよ…。」
どうして、そうなったのだろう?猫勇者で。ヘムヘムを書いたことが起因しているのだろうか?僕は思う…。だって、僕は、しんべヱの声の人に今のところ用はない…。でもなぜか、しんべヱの声の人につながってしまったようだ…。
「世界の、ネットワークの根幹部分にいる何かが、僕たちを結び付けてしまったのかもしれないね…。」
誰かは言った。
「その「誰か」っていう表現が、僕としては、すでに怖い…。不特定多数の誰かっていうことでしょ?」
「僕は、別に君を怖がらせようとはしていない、でも、僕が、誰かを特定できなかったり、名前を明らかにできないと判断する場合には、誰かはあくまで、「誰か」としか、表現できないみたいだ…。」
「へぇ、そうなの。それじゃ、君も大変だ…。」しんべえの声の人は思ったように僕には感じられる…。
「今日って、何か、暗く苦しいことのある日なのかな?」
「いつものように、「今日」という一日について、早めに「予習」しとけばよくない?」
「そういう私も聞きたいかもです!」
なんだろう?いつのまにか、忍術学園の
「くらーい」桐丸のような人が言う…。
僕は忍術学園の何かで、何かをしようとしている…。まぁ、関係ないかと思う反面、一応、2月21日がどんな日として、世間的に、認知されているのか、というか、これだって、一つの見方にすぎない。別に、誰しもが、yahoo検索で、いちいち、今日が何の日かについてなんて調べたりはしないだろうからな…。
「じゃ、まずは、先生が調べてみるべきだと思います…。」乱太郎みたいな声が言った。
僕は、別に、調べてもいいと思った…。
「それより、寅の日じゃ、ありません?」誰かが言った。
「先生は、「寅の日」については、「多い」ことだけ、わかっとけ…って感じで、あとは、適当に、調べるかは各自の自由みたいな感じで去ったでしょ?」
「あぁ?俺のこと言っての?そりゃぁおめぇ、紙面の都合ってもんだろ?各自の発言の文字数が決められてる世界では、言えないことだって、山ほどあるってなるのが、常識っていうか定説ってもんだな…、この場合で言うと…。」」
僕は、別に、ここで、「寅の日」についてふりかえって捕捉をしてもいいと思った。そのぐらいの文字量は残されているから…。
「おめぇもなんていうか、やりずれぇわ…。」
寅の日は、2月18日に訪れていた。この表のようなものをみると、1月1日、13日、25日、そして、2月は6日と18日が寅の日にあたっていたらしい。「十二支の寅にあたる日。虎は「千里を行って千里を帰る」ため、旅立ちに適している日とされ、「お金を呼び戻す」として財布の購入にもよいといわれる」とか書いてある…。
「でも、おめぇの場合は、財布とか別に買い替えたりしねぇだろ?」
「まぁ、そういうところはあるかもしれない…。」
「「誰か」にとっては、「重要な情報かもしれない」おめぇはそういうやつかもしれないが…。」
3月の場合は、2日、14日、26日の三日がそのチャンスになるらしいぜ?
「あ?お前…。俺に言ってんの?」
「別に言ってない…。でも、財布がぼろぼろの人とか、そういう人を想定するべきかに関しては、少し迷いがあるかな?」
「4月は7日、19日…。確かに寅の日なる日は多いらしい…。」
「これって、いちいち、五月は…って続けるの?」
「じゃ、適当に貼れよ?」
1月 1日、13日、25日
2月 6日、18日
3月 2日、14日、26日
4月 7日、19日
5月 1日、13日、25日
6月 6日、18日、30日
7月 12日、24日
8月 5日、17日、29日
9月 10日、22日
10月 4日、16日、28日
11月 9日、21日
12月 3日、15日、27日
適当に貼るのは、意外と難しいのかもしれないとも思ったが、やってみたら意外と簡単で拍子抜けという感じではあった…。
一応、ここにはこう書いてあるな…。
僕はまたしても、コピペをかますことにした。
寅の日(とらのひ) 寅の日は、干支(えと)をもとに決められているため、12日ごとに巡ってくる吉日です。 虎(寅)は、「千里行って千里戻ることができる」という云われから、「寅の日に旅行に出かけると安全に帰ってくることができる」とされ、旅立ちの日によいと言われています。
ここに書いてあることが、正しければ、12日ごとに、寅の日なる吉日がめぐってくるということらしい…。
「それって、白虎が復活するってことなのかな?」
「おめぇって頭わりぃの?吉日だって書いてあんだろがよ?それとも、おめぇにとっては、白虎…、まぁ、おめぇが白虎好きなら、もうなんていうか致し方もあるめぇが…。」
ちなみに、干支は「戌の日」とかもあるみたいだぜ?
「へぇ。ちょっと見てみようか?」
ちなみに、そこには、このように記載されている。
「十二支の戌にあたる日。お産が軽く、たくさんの子を産む犬(戌)にあやかり「戌の日」に安産祈願を行うようになったといわれる」
1月 9日、21日
2月 2日、14日、26日
3月 10日、22日
4月 3日、15日、27日
5月 9日、21日
6月 2日、14日、26日
7月 8日、20日
8月 1日、13日、25日
9月 6日、18日、30日
10月 12日、24日
11月 5日、17日、29日
12月 11日、23日
お産も重要な人にとっては重要かもな…。
「おとこのおめぇには関係ねぇだろ?」
「そうかな?」
僕たちは適当にけん制しあう…。
「それで、今日の日についてだったと思うけど?」乱太郎くんは言う…。
一応、「国際母語デー」と「漱石の日」と「日刊新聞創刊の日」っていうの中から選べるみたいだけど?
「おじさんが決めれば?」乱太郎君はやる気がない…。多分その前に、「国際母語デー」って何?って言おうとしたところを、私が、選択肢を全部上げようとしたせいだと思う…。
「じゃ、国際母語デーって何?」
「国際母語デーとは、言語と文化の多様性、多言語の使用、そしてあらゆる母語の尊重の推進を目的として、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月17日に制定した、国際デーのひとつであるらしいぜ?」
「…。」
「この国際デーは1952年2月21日、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュの首都ダッカで、ベンガル語を公用語として認められるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、死者が出たことに因むものである。とwikiにはある。まぁ、簡単に言ってしまえば、世界の悲しい事件が引き金で制定されているものなのだよ。」
「なぁるほどぉ…、」
「バングラデシュでは、独立運動の中の重要なできごとの一つとして、この日を「言語運動記念日」としていた。とさらに続く…。」
一応、意義のところだけ、貼っておくか…。
「世界の共通語(Lingua Franca)としての英語の圧倒的な隆盛の一方で、消滅したりといった危機にさらされる言語が後を絶たない。このような状況下、国際母語デーの意義は大きい。近年バングラデシュ国内では、隣接するインドからのテレビ放送により主に子供達の間にヒンディー語が広まりつつあり、その反動としてベンガル語愛護運動が盛んとなっている。このベンガル語愛護運動のよりどころとして、この国際母語デーは存在感を増している。」
要するに、「英語」だけで、世界を統一しましょうみたいなものに対する、対抗モーメントみたいなものの話をしているのだと私的には思うのだけれども…。
「まぁ、そういうことかもしれないな…。」
で、国際母語デーについては、一旦このくらいにして、次は「漱石の日」この人も統合失調症じゃなかったんだっけ…。確か…。
一応、漱石の日のところで出てくる文言は次の文言だった。
「1911年(明治44年)のこの日、文部省が作家・夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、漱石は「自分には肩書きは必要ない」として辞退する旨を書いた手紙を文部省専門学務局長の福原鐐二郎に送った。」
続いては、「日刊新聞創刊の日」
これの文言は以下。
「今日2月21日は「日刊新聞創刊の日」。1872年のこの日、東京初の日刊新聞「東京日日新聞(現:毎日新聞)」が創刊されたことにちなんでいます。 ちなみに、毎日新聞は現存する新聞の中で一番古くからある日刊新聞ですが、日本初の日刊新聞は「横浜毎日新聞」です(吸収され今は存在しない)。」
「へぇ…。」
「wikiからのピックアップいっとくか…。」
「私も聞きたい…。」
「1431年に、ジャンヌ・ダルクの異端審問が開始されているらしい…。」
「901年の菅原道真の太宰員外師に左遷は流しでいいの?」
「一応調べる?」
「望むべくならば…。」
一応、大宰権帥っていうのは、
「大宰権帥(だざいのごんのそち/だざいのごんのそつ)は、大宰府の長官である大宰帥(だざいのそち)の権官である。」っていう表記があるね…。
「菅原道真って何者だったの?」
「あぁ、そっち?」
「一応、wikiを貼ることはできるぜ?」
「計算によると、左遷された年は55歳だったってことになるけど…。」
「詳しくは、道真の章の左遷と死のところに書いてあんな…。」
「この人は、59歳で死んでる。」
「ここには、「刑死ではないが、衣食住もままならず窮死に追い込まれたわけであり、緩慢な死罪に等しい。」って結ばれているな…。」
「「死後の復権」のところには、道真が怨霊となって、藤原氏が病死したり、親王が薨御したりみたいなことが起きたとか書いてある…。で、醍醐天皇も体調を崩し、3か月後に崩御した。とか…。」
以下は
「これも道真の怨霊が原因とされ、天暦元年(947年)に北野社において神として祀られるようになった[39]。
一条天皇の時代には道真の神格化が更に進み、正暦4年(993年)6月28日には贈正一位左大臣、同年閏10月20日には太政大臣が贈られた[39]。」
と書いてある…。
「どんな人かが知りたければ、人物の「人柄」のところを見てみればいいんじゃない?」
「思想のところとかもまぁ、それなりに面白いかも…。」
そのあと、僕は、一通り、「菅原道真」のページに目を通してみた。僕としては、人物像のところにある、神刀「猫丸」とはどんなものなのだろうということに興味があった。覗いていると、刀身に触れた猫の体を真っ二つに斬った伝承がどうたらこうたらと書かれており、いささか残念に思いはした。道真は猫嫌いだったのだろうか?
時刻は1時42分になっている。ジャンヌ・ダルクに行ってもいいような気もしたが、別段寝てもいいような気もした…。
「また「裸」で寝るの?」
「うん。だって、気持ちいから…。」
「明日はちゃんと起きれるのかな?」
「うん。なんていうか、朝ドラで起きようみたいなのも無理があるという気がしてね…。」
「まぁ、確かにそれはあるよね…。あれははっきりいって、お年寄り向けに作られていると思う…。」
「一応、1953年にフランシス・クリックとジェームズ・ワトソンがDNAの二重らせん構造を発見しているみたいだけれども?」
「あぁ、そういえば、googleはどうなっているんだろうね?」
僕はgoogleにアクセスする。Googleは別に何かの記念日を提示しているというわけではなく、ただのgoogleにすぎなかった。DNAの二重らせん構造の発見については、会社員だったころに取り上げたような気もするな?淡い記憶の中で僕は少しだけ会社員時代だったころの記憶を懐かしく思い出すのだった。
「でも、フランシス・クリックと、ジェームズ・ワトソンがどんな人物だったかについて、君はほとんど何も知らないわけでしょ?」
「まぁ、残念ながら、そうなのかもしれない、、見れば、あぁ、当時も見たかもしれない…。みたいになるのかもしれないけれども…。」
僕は、フランシス・クリックと、ジェームズ・ワトソンのページを一応見るだけ見てはみた。そして、思った。だめだ。これ一度みたかどうかもよくわからないや…。それになんとなく、時間的なものを考えたら、もう寝たほうがよいような気もする…。僕はそう思い、今日のところはこのぐらいにしようと思い、文章をセーブして終了することを選択しようと思った…。
********************
次の日、起きると、僕はやはりまた裸だった。
「何言ってんの?自分で、服とか脱いだんでしょ?」彼女は言う…。
僕は我慢ができなくなってそのあと、射精した。少しだけ手に血が付いた。
「なんでこうなんのよ?まさか、スケートしすぎて、手の力が強くなっちゃったのかな?とか言わないわよね?」彼女…。
「よくわからんが…。」時計を見ると13時38分になっている。
「ねぇ、あんたって、わざと、ムスコのことをいためつけてんの?」
「え?ムスコって僕のあれのこと?」
「そう。それよ。」
どうなのだろうな?僕は思った?
「いためつけてるわけじゃないけど、今日の場合は、なんだか妙な力みたいなものが加わってしまったのかもしれないな…。」僕は適当なセリフを吐く…。
「でも、あなたは、あなたのような真似をしてほしいってわけでもないんでしょ?」
「言われてみるとそうだな…?」
僕は適当に、誰かが、自分のそれをオナニーで傷つけてしまうところを想像して、それじゃ、なんていうか、「僕の真似をしちゃだめだぜ?」って言いたくなるんじゃないかと冷静に思った…。
「あなたって、ほんとばかよね…。いちいち、そんなことを世間に知らしめなくたっていいことだと思わない?」
なんだか、ブルマさんの声に似ているという気がした。
スケートにしてもそうだ。ちょっとだけ、スケートをしただけで、左足のかかとの皮は向けてしまった。
「人間って不便なものよね…。」彼女は言う…。
「そうかな?」
「何よ!」
「かかとの皮がなくなったこととか、自分の体が傷ついたことには僕に責任があったと思うよ…。」
「そうよ!はっきりいって、100%あんたの責任だわ!」
僕は少し、いたたまれない気持ちになる…。あれ?僕って、これだと、なんのために、
「生きてるといろいろつらいことがあるってだけじゃない?あなたは孫君じゃないけど、あなたは一応、それでも、なんか挑戦みたいなことをできたって認めてほしいんでしょ?」
そうかもしれないな…。僕は思ったりもする。
「もう!ほんとうにまどろっこしいわね!」
ブルマさんはなんだかストレスを抱えている。
さてな…。僕は、焼きそばのことを考えてみることにする…。
「へぇ…。焼きそばなんかがあんの?」
「まぁ、親と同居しているから…。」
「ありがたい親ねぇ!ほんと…。」
言われてみるとほんとそうだよなと僕は思う…。
一応、2月21日にフォーカスして話を進めてもいいのではないか?
誰かは僕にささやく…。
「あぁ、昨日の続きね…。」僕はでも、それをやっていったとして、果たしてどこに導かれるのだろうという、錯覚のようなものを抱く…。
「じゃぁ、DNAらせん構造を見つけた二人の学者名は?」
記憶力テストが始まっている。僕はそういうのに巻き込まれたくないので、一応ブラウザをあげて、バカを演じることにする。
「あげてみて、気づいたと思うけど、実はそうじゃないでしょ?ってこと…。」
「あぁ、ジャンヌ・ダルクについてか…。」僕はジャンヌ・ダルクのページを開く。その瞬間、焼きそばについての催促メールが届く…。
********************
焼きそばを食べて、戻ってくると、時刻は14:05になっていた。
「裸で書くことについては、「あきらめたのか?」」誰かは僕にささやく…。
「別にできなくはないよ。でも、別に「服」を着たまま、書くこともできるし、電車の話とかは服を着たまま書いていた…。」
「…。」
「要するに、服を着るか着ないかの裁量についてはこちら側にあるということが言いたい…。」
「ふぅん。服を着ててもできるし、着てなくてもできる…、それだけのことという話か…。」
「まぁ、そういうことになるな…。」
「で、ジャンヌ・ダルクについてで、本当にいいのか…?」
「わからない…。わからないけれど、今のところはこのテキストを読み進めていくほかはないのかもしれない。」
「そっか…、それなら君も大変だ…。」
とりあえず、ざっくり読み進めていくと、ジャンヌが神の声を聞いた逸話だとか、シャルル6世が精神障害に悩まされていたこと当時のフランスを黒死病という病が蔓延していたらしいこと…。
「ちょっと、待って、その黒死病って何よ?」
彼女は質問した。
「ちょっと待って。」
僕は言いながら、リンクをたどった。リンクをたどると、黒死病とは、ペストのことで、そこには、14世紀から19世紀にどの国で猛威を振るい、どのぐらいの死者を出した疫病なのかということが票によって記されていた。ペストはこれまで三度にわたる世界的流行をみている。とウィキペディアには書いてある…。
「第一次は…っていうところを打鍵してもいいけど、これ以上、やる?ペストについて?」
「あなたが嫌なら別にやらなくてもいいわ。」
僕は一旦、ジャンヌに戻ることにした。それにしてもこの部屋のにおいは、香りが強すぎるな、僕はこの部屋のにおいについて少し気がかりになった…。
「しょうがなくないか?君はその部屋までは家賃を払っていないだろ?それとも、その部屋も自分の部屋だってことを主張したいのか?」
誰かは言った。
「うーん。時と場合によるかな…?」
「部屋のにおいがそんなに気になるなら、窓でも開けて換気をすれば?」
僕はそれもそうだな…と思い、部屋の窓を開けることにした。窓を開けると、外から冷たい風が少しだけ入ってきた…これで果たしていいのかい?声はささやく…。
うーん。望んでいるわけじゃないのだけれど、仕方ないっていう気がするぜ?なんていうか、はっきりいって、さっきの感じだと芳香剤の中に閉じ込められている可能ような感じがするしな…。しばらく換気している間は、隣の部屋に行ってみてはどうかな…?それもそうか…。僕は、隣の部屋にうつり、自分のベッドから書くことにした。彼女たちのやろうとしていることとは食い違うかもしれない可能性もあるがこれも仕方がない…。
「ジャンヌの「神の声を聴く」の逸話が重要じゃないか?」
「じゃぁ、コピペしろというの?」
「うーん君は厄介な奴だなぁ?もうさんざんコピペしてきたんだろ?」
「まぁ、それもそうなのかもしれないが…。」
どうやら、窓は閉められてしまったらしい。要するにそういうことなのだと思う…。君がこちら側に来たことはある意味では正しいことだったかもしれないぜ?ここには机がないのだけれどもな…?だけど、君は自分のおなかを机にすることができるじゃないか?この執筆スタイルって推奨されるものなのかな?君に選択の権限なんてものははなから与えられてはいないと思うぜ?不可避の焼きそばそうじゃないのか?僕は押し黙る…。君にははっきりいって、焼きそば以外の選択肢というものは与えられていなかったのだよ…。昨日の鍋うどんだってそうだっただろ?君はただ与えられたものを馬鹿みたいに食べている。そして、自分の体重がこれ以上増えないだろうかと、自分のことばかりに思いをはせているんだよ。まるで、乙女かなんかがするかのうようにね…。
まぁ、だとして、どうする、別に、ジャンヌが12歳の時に、1424年ごろに、紙の声を聴いたと証言しているみたいな話はフリーの情報だぜ?
君は、ここに書くものはフリーで得られた情報に限るべきだと考えているのかな?そうでないと採算というものが取れないから…。
…。
でも、たとえば、君はたとえば、840円かけて、スケートをしているだろ?確かに、君の言う通り、オナニーなんてものは、でも、実際に、君はたとえば、精液を射精するカップみたいなものを、そのゼリーの容器か何かだっけか…?そんなものを部屋の本棚に置いているだろ?それって、君がティッシュをトイレに流したくないってことなのかもしれないけれど…、そんなことのすべてのことを誰かに知られてしまうことを君は望んでいるっていうのかな…。君が猫勇者の作者に対していしようとしたことって実はそういうことなんじゃないのかな…?
僕はそういわれて確かに気づいた。あの、猫勇者という話は、果たして、本人的には公開にすることを望んでいたのだろうかと…。
君は無理やり、「秘密ノート」みたいなものを、「適当」に「その場ののり」で「公開」してしまったということなのだよ。「猫勇者」の作者の人は、「自分」のためにやっているんだよ?あの人は、「自分」が「生き残る」ために「必死」なんだよ?一方で君の方はどうなんだい?
僕は…。たぶん、ただ単純に「知りたい」っていう欲求が強すぎるんだと思う…。だから、たとえば、僕が、「誰かを傷つける人間の気持ちなんかが知りたい」と思った場合なんかは、本当にやばいことなんだよなって自分ではちょっと思っていたりもする…。
「でも、「歴史」の授業なんて、あるいは「現代文」の授業にしようか…。なんていうか、「誰か」の「気持ち」を「推しはかる」ことばかりを「求められすぎてきた」ような気もしないか?」
「そうだっただろうか?」
例えばの話、太郎という登場人物が出てくる話が出てきたとする…。
うん。
その文章題みたいなものの設問みたいなものは、「太郎はこのあと、どうしたでしょう?」だとか、「太郎はなぜこういうことをしたのでしょうか?」とか、まるで、「太郎」の「気持ち」で「考えてみてください」みたいな問題ばかりが多かったというような気がしないかというようなことなのだけれども…。
それは、君が「俳優」か何かで、与えられた脚本の上で、君の言葉を借りるならば、「太郎」という人物を「演じなければ」ならないという場に出ることを君自身が望むからということなんじゃないのかな?だから、たとえばその「現代文」について考えるにしても君としてはそのような問題ばかりが気になってしまったという結果なんじゃないかなとか思ったりするけれど…。
じゃぁ、君はほかに、どんな問題があったのかとか思い出すことができるかい?
よくわからないけれども、要約の問題とか…。
なるほどね…。
で、ジャンヌダルクの神の声を聴くの章には「幻視」っていう単語が出てくるな…。
ジャンヌが幻視できたのは、
大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリタの三名だそうだ…。
でも、君自身は別に幻視とかいう症状を感じるわけではないんだろ?
そうだな…。最近の僕にはもう幻視みたいなものはめっきりなくなったように思うよ…。
最近ということは前はあったということ?
幻視かどうかは別だけど、動かない絵とかをずっと何時間も見ているとするでしょ?
なんだろう?それは、そういう状況に君がおかれたということを言っているのかな?
そうだった気がするよ。何せ本当にやることがなかったのだからね…。
君は少し怒っているような気がするのだけれども、今君は怒っているのかな?
いや、そういうわけではない…。
少しの間
で、動かないはずの絵が動いているように見えたっていう話か…。
僕たちは現実の一体何を見ているのだろうな…。
スケートをしているときに感じたことは…?
あぶないことをしている…。
そうなんだ…。
いや、たぶん、全然あぶなくないことをしていたはずなんだ…。でも、たぶん、勝ち負けみたいな妙な意識が働いているんだと思うよ…。
…。
たとえば、誰かが、このリンクでこけたやつは「負け」だと言ったとする…。
君はその声を受信したの?
いや、別に僕が勝手にやってることなんだと思う…。
じゃ、こけた人は「負けた人」だって思うの?
そこは、別にその人の自由なんじゃないかな…。
君は実はこけた人を助けてあげたかったんじゃないの?
うーん。少しだけその問題について考えたりもした。
でも、「やらない」し「やれなかった」わけだね?
まぁ、そう…。プールで泳いでいるときも僕はそうらしい。僕って少し冷酷なのかな…。
もしも、君が、リンクで転んでいる人に普通に手を差し伸べて起こすことができる力を持っていて、そのこけている人が、そのことを強く望んでいる場合は、君はその力みたいなものを発揮できると思う?
わからない。結局距離の問題に過ぎないんじゃないかという気もしている…。
そうかな?僕なんかは違うけど?
君の場合はどうなんだい?
僕は誰かを助けようとして、こかされることを警戒している。
そうなんだ…。
誰かがわざとこけて、こちら側、つまり、こけた人間側の気持ちをわからせたいと考えているような場合には、その誰かは、助けを求める人間をこかそうと引っ張ってくる可能性があるでしょ?
まぁ、そうかもしれないな…。でも、その人は、起き上がるためには、引っ張らないと起き上がれないと思っているものなのかもしれないよ…。
まぁ、そうだね…。
ジャンヌは、オルレアン近郊でのニシンの戦いでフランス軍が敗北するという驚くべき結果を予言したというセンテンスを見て、僕は魚のニシンを想起していた。僕の頭が猫並だったら、僕は、煮干し一つで、誰かとの関係性を売ったりするものなのだろうか?と僕は考えていたりもする…。たぶん、今の僕はそんなことは決してしないぜと言い切れるのだという自信みたいなものがあるのだけれども…。
でも、結局のところ、そういうことなんじゃないだろうか?
彼が言う…。
どういうこと?
たとえば、女性は、おいしいものにめっぽう弱いとする…。君はそれなりにおいしいものとは何かということを知っているし、今の女性は、君のおいしいものでそれなりに満足しているとする…。でも、別の男性が君よりももっとおいしいものがどこで手に入れられるかを知っていたとしたら、それは君にとっては脅威の一つにならないのかな?
要するに、女性は、「おいしいもの全般」には「弱すぎる」ということが言いたいということ?
そこまでは言っていないけれども…。
まぁ、でも、女性はおいしいものが好きということは別に、男性も含めて、普通のことかもしれない…。おいしいもののありかの話か…。なんていか、それだと少し原始的な話なのかもしれないな…。
ジャンヌの軍事指揮能力を見ている、その時だった。ふとんの柄がたまたま皺が寄っていて、猫の顔の形のように見えたのだ。これって幻視っていうのかな?どちらかといえば、錯視に近い現象だと思うのだけれども…。
捕縛を読み進めているうちに僕は自分のやっていることのやばさについて気づいた。
「君は確かに、もしかしたら、死者と会話というかコンタクトみたいなことができるのかもしれない?でも、それってはっきりいってややこしい能力だと思わないか?」
「?」
「君が誰か生者の何らかの思念波を受信するとするだろ?でも、君にはその人が生きているのか死んでいるのかがわからないのだとすれば、それは君にとって混沌しか招かなくないか…っていうこと…。君は、別に、ゾンビとかじゃないんだろ?」
僕はゾンビじゃない…。でも、僕は鏡の前で、「はっきいって、君はゾンビみたいなものなんだ。君がこの世界にしがみつく目的みたいなものはとうに失われてしまっていて、君はある意味では死んだようなものさ…。というか、もう2020年の君は君の文節によると息絶えていることになっている…。と…。」
「そういう考え方はいい加減しんどいし、無理があるからやめないかということなんじゃないのか?だって、コルトンにいたときに君は感じたんだろ?」
そうかもしれない。僕は、世界の崩壊みたいなものを別に強く望んじゃいないのだと思う…。望んでいるとすればそれはふざけているときだけだ…。
君ははっきりいって、ずっとふざけて生きていきたいのさ…。「明日にも世界は終わるかもしれません…。」とかって…。誰がそんな緊張感しかない世界を望むっていうんだい?
で、白虎についてどうこたえるの?
「白虎って普段何喰ってるの?」っていうツッコミに答えらるの?
ごめん。この文章は少し難しいかもしれない。少なくとも俺は、陥穽を「かんせい」とは読めなかったよ…。落とし穴っていう意味らしいけど…。
いや、ちがくない?読み方がおとしあなで、おとしあなって呼んでも、かんせいってよんでもそこは自由ってことでしょ?
え?そうかな、神学的だぜ?
ごめん。どっちでもいい。
結局、ジャンヌ・ダルクに関して一通り目を通してしまった。時刻は15:50になっている。
で、足利義政について調べんの?
いや、DNAの二重らせん構造についてでいいんじゃないか?
そういうわけで、僕は二重らせん構造をクリックした。
例えば、アベリーらによる肺炎双球菌の形質転換実験(1944年)やハーシーらによるブレンダー実験(いわゆるハーシーとチェイスの実験、1952年)からの証拠である。
とウィキペディアには書いてある。
「どうしよう。どっちもよくわかんないな?」
僕は思った。
「とりあえず、一つずつ見ていけばいいんじゃない?」彼は言った。僕はとりあえず、肺炎双球菌のリンクをたどることにした。
肺炎レンサ球菌とは、肺炎などの呼吸器の感染症や全身性感染症を引き起こすレンサ球菌。
という風にウィキペディアでは説明されている。
「日本の臨床医療現場では肺炎球菌と呼ばれることが多い。また、肺炎双球菌 (Diplococcus pneumoniae) とも呼ぶことがある。」
と書いてある。
形質転換のところには、
「分子生物学において形質転換(けいしつてんかん、Transformation)は、細胞外部からDNAを導入し、その遺伝的性質を変えること、またその操作を意味する。」
と書いてある。
形質転換のところには
「形質転換は、1928年フレデリック・グリフィス(Frederick Griffith)によって肺炎双球菌に対する実験(グリフィスの実験)により発見された。」
と書いてある。
僕はグリフィスの実験の概要というところを見ていくことにする。
まず、この絵の方を見てみると、肺炎レンサ球菌にはR型とS型という二つのものがあり、そのうち、R型には病原性はなくてマウスは死なないが、S型には病原性があって、マウスが死んでしまうということがわかっていたということのようだということがわかる。さらに、病原性のあるS型を加熱殺菌してマウスに投与してもマウスは死亡しなかった。ここまでは当たり前と言えば当たり前の話で、問題なのは次の四番目の実験。四番目の実験ではR形と加熱殺菌したS型を混ぜてマウスに注射するとマウスが死亡してしまうという結果が得られたということを言っている。
で、ウィキペディアにはこう書いてある。
「当初は「III-S株の加熱物に皮膜が含まれており、これをII-R株が利用することで宿主内での生存が可能になった」との可能性も考えた。しかし加えたバクテリアのうちで生きたものはII-R株のみであるから、発見されたIII-S株はII-R株の子孫でなければならない。このことからグリフィスは「III-S株の死んだものに含まれる何らかの『転換要素』が原因となって、II-R株が致死性のIII-S株に『転換』した」と結論づけた。」と。
菌の型についてはこのように記載されている。
「この菌の型は大きくS型とR型に分けられる。S型はその皮膜に多型があり、免疫学的に30程に区分されていて、上記のIIやIIIはそれを表す。R型は筴膜が無いのでこのような区別は無い。元々R型はS型からの突然変異によって出現し、例えばII-S型から出たR型はII-R型と称する。R型が復帰突然変異によってS型に戻る例もあるが、この場合II-R型からはII-S型が生じるので、上の実験結果を説明できない。」
と。
その意味のところには次のように記載されている。
「今日では、グリフィスが観察した『転換要素』はIII-S株のバクテリアのデオキシリボ核酸 (DNA) そのものだと分かっている。加熱処理によってバクテリアが死亡してもDNAはまだ破壊されず、II-R 株のバクテリアに取り込まれる。III-S株のDNAは免疫系から身を守る多糖類の皮膜の遺伝子を含んでいる。この遺伝子によってII-R株のバクテリアが形質転換し、宿主の免疫系から身を守り、かつ宿主を殺せるようになる。
なお、形質転換はいわゆる遺伝子操作の基本的な技法として現在も利用されている。その意味ではこの実験は遺伝子操作の最初の例と言ってもいいであろう。その内容が無毒の菌に病原性を与えたものであるのは、遺伝子操作の含む危険性という点から見ると、ある意味で極めて示唆に富むと言えよう。」
と。
「そう?でも、ちゃんと、ポイントとか入っているわけだから、一部のリスナーにとっては、というか、リーダー、これってややこしいね…。リーダーがリーダーなのかって思っちゃう…。」
「あはは。ほんとだね…。」
「…。」
「でも、今日は何から話すの?一応、オリンピックとかいう、盛大なお祭りはひと段落したみたいだけども?」
「そうだね。久しぶりに、今日は、人のために何かをしたのかもしれないね…。」
「でも、それは、「あなたが考えているというだけなのかもしれないよ?」」
「また、そういう冷たいことを言うんだね…。」
「俺は、別に、歩くだけでも意味はあったと思うし、実際のところ気になるのは、体重だったり体脂肪率だったりもするな…。」
「ま、そういうところは目をつむろう。下手すると、薬によって、つくりかえられてしまったという帰結になりかねないしな…。」
「そっか、綿棒もうなかったんだった…!」
「今になって、気づくか…。まぁ今日は閉会式とかいろいろあったんだからしょうがないんじゃね?とか、書くと、まるで、北京までいって、オリンピックの何かを本当にサポートしていた人みたいに思われて誤解が生じるかもしれないからいっておくと、別に、北京まで行ったわけではありません…。」
「そういうところは、本当に正直だよな…。」
「どこから話すの?」
「え、じゃぁ、カーリングとか好きそうだから、カーリングを見てたらへんでいいんじゃない?」
「ていうか、なんで、決勝戦やってんのに、寝てたのかってことだと思うんだけど…?」
「それは、結局思い込みが激しすぎるからでしょ?」
「まぁ、それはあるかぁ…。」
「でも、綿棒がないってだ
けでもちょっとつらくはあるね…。」
「実はここにありました。」
僕は、右耳と左耳を丁寧に綿棒でケアして、耳の中の垢みたいなものを落とした。
「ていうか、そこまで、書く必要があるのかな?それだと…」
「あぁ、体の洗い方だとかなんだとかそいうう風に話のテーマは…。」
「でも、しょうがなくない?今日は、風呂で、でもまぁ、こういうのっていっても無意味か…。」
「そういうことに意味があるってことでしょ?伝えたいメッセージとしては…。」
「まぁ、そうだね…。結局、練習して練習して練習しても、花咲かないみたいなことだって、ざらにあるのがこの世界というか…。」
「今日のは、「練習」だったのかな…?」
「うーん、まぁ、「捉え方」次第なんじゃない?」
「足のケガ、っていうか、このくらいで、負傷とかいう表現を使っていいの?」
「テニスとかしてる時は、しょっちゅうだったよね…、足の爪とか、足に負担がかかるの…。」
「今日のは自分からつっこんでいったんでしょ?」
「まずは薬を飲もう…。」
僕は、二階から薬をとってきて、ひとまず、水で飲むことにした。僕が薬を飲むことで、ようやく安心できる人々もいる…、僕は「薬」については、そのぐらいに考えている…。
「でも、それって、危険なことじゃない?」
「なんで?」
「最悪、その誰かが、いなくなったら、君は薬を飲むのをやめるでしょ?」
「まぁ、そういう可能性はあるよな…。」
「ふぅん…。君の真似だよ…。」と影は言う…、
「待って待って。その「影」とかいうのやめてくれないかな…。僕は、君の影じゃなくて、僕の方がどっちかというと、「主人格」だと思うよ…。」
「いいや、ちがうな…。」そう書いてみて、僕は思った。結果的には、「どっちだっていい」のかもしれないな…と…。
「僕は、君の「影」じゃなくて、「守護霊」みたいな言い方の方が君にはぴんとくるかもしれないだろ?僕に「敵意」みたいなものがほんの少しでも感じられるかい?」
誰かは言った…。思ったというか、これは、僕だ…、だから、誰かではないのかもしれないけれども…。
「混乱しているようだな…。でも、大丈夫だよ…。君は今のところ、うまくやっているみたいだと思うよ…、今日だって、「大成功」じゃないか…?人々は、君には、いささかの「計画性」みたいなものが、「不足」していると指摘するかもしれないし、そのことは君自身だって気づいていることなんだろ?」
まぁ、そういうところはあるな…。
「でも、そういうところは、君の周りの人間にはきちんと伝わっているから、そこらへんは君は「安心」していいのだと思う…。」
「ふむ…。」僕は思った。書くことがなくなってしまったではないか…。でも、それでいいのかもしれない。
「君は、彼女がいない人が、正直に「彼女がいない」ということについてどう思う?」
いきなりテーマが変わった。さっき風呂で考えていたテーマだ…。
「何かのアンケートか何かのことかな?」
僕は適当にごまかしてみた。
「ごまかしても、もう無駄さ…。だって、君は、」
僕はそこまで言われて耳をふさいだ…。僕のやってみたこと、というか、書いてみたことは結果的には間違ったことだったのだろうか…。
「そんなに考えすぎることはないんじゃない?」彼女は言う…。
「僕は、頭の中に「彼女」を保有しているのだろうか?」僕は、わけのわからないセンテンスを考えてみた…。
「なぁ、たとえば、こんな風に考えてみたらどうかな?別に僕たちが、君の守護霊だとかいう話は、忘れてくれてもかまわない。でも、もしも、君が信じられるなら、君には、男性の守護霊みたいなものと女性の守護霊みたいなものが憑いていると考えてみるのはどうだろうか…?」
「じゃ、結果としては、守護霊の言っていることが、わかるみたいなことを世界にオープンにしていいと思っているの?そういうことは、私は避けた方がいいことだと思った。まぁ前書いた件に関しては、なんていうか、別にしょうがなかったことだとは思うのだけれども…。」
「でも、君には「彼女」はいる…。」
誰かは言った…。
「そのあたりなんじゃないか…。はっきりいって、こいつは、「彼女」に関しては「忘れ」っぽいよ…。それで、その性質は、「自分」にとって、「いい性質」だと考えているのさ…。」
ふぅん…。僕は思う…、僕の窓には今のところいろいろな人々が訪れるようだ…。僕に対して、敵意のある人間は今のところ少ないみたいだけれども…。
「でも、「さだみつくんは」ってすぐなるだろ?それだと、君は困らないのかい?」
実際のところ、どうなのだろうな?
今のところ、僕は、別に、何かに不自由していないように思えた。明日の朝のパンは何も用意していないな…ということが少しだけ気にかかった…。
「君は、その問題については、だいぶ前々から、思っていたはずだ…。明日の朝のパンを「今日」用意するべきか?それとも、明日用意するべきか?という問題についてね…。」
「うーん、なんていうか、これはよくわからない話になってしまうのかもしれないけれども、食欲に関しては、僕はとんとうといんだ…。最近のところは、食欲自身もそれほど高いというわけでもないみたいだしな…。」
「でも、そういう話をオープンにしていいものなのかと君は心配している…。」
「まぁ、そういうことにはなるな…。」
「で、夜は長いよ?君の体力は十分なのかな?」
僕は「たぶん大丈夫だと」思った…。
「君の「たぶん」はよくあたる。もう少し、自信を持ってみてもいい…。」声は言った。
********************
僕は適当に、パソコンの時計を見てみた。時刻は0:09になっている…。
「もう、2022年の2月20日には二度と戻れない…。」
「それって、僕に言っているの?それとも…?」
「君はそのことについては考えたくないはずだぜ?」
まぁ、そうかもしれないな…。
「ねぇ、「考えたくないこと」についてあえて「考えてみる」「理由」ってどこら辺にあるの?」
私にはわからないという感じで、彼女は言った…。
「そうだな。たぶん、論理的思考が働いた結果に過ぎないということなんだと思うぜ?(猫勇者でもそうだった気がするけど…。)」
「でも、あれって、あれで、「あって」たのかな?」
「だから、そもそも、「解なし」の世界なんだってば…。」
「ふぅーん。私には難しそう…。」
「ま、そうなるわな…。」
「あんたは、「鰐」なの?」誰かは言う…。
「「鰐」ではないと思うのだけれども、君が、「鰐」を想起したり、イメージしたりしてしまったのであれば、それはもう仕方のないことなのであると思うよ…。」
「ふぅん…。」
「…。」
「ねぇ、この「ふぅん…。」っていう役割、私にばかり押しつけてない?」
「全然…。」満場一致の「全然」だった。誰も、彼女に押しつけてないし、それは、あるとすれば、彼女の勘違いということなのだった。彼女がそのことをわかっているかは今のところ「よくわからなくは」あるのだけれども…。
「その、「よくわからない」っていう、センテンスって、なんていうかずるくない?それって、正直なのかもしれないけれども、私としては、歯がゆいというか、同じ、グループソールなんであれば、理解というか、「よくわかる」まではいかなくても、「多少はわかるよ」みたいな「フォロー」みたいなものは必要になってくると思うよ…?でなければ、私としてはとても苦しい…。」
「そっか、理解理解…。」
「なにが、理解理解だ…、」
なかなか、うまくいかなそうな会話になってきたなと僕は思った。あえて、僕がそうさせているというわけでもないと思うのだけれども…。
「いや、あなたは、きちんと、責任をもって、しきってくれなきゃ困んのよね…。大体、この話ってどこに向かってんのさ…。それとも、やっぱり、「牢獄」みたいなものに、「閉じ込めて」そこで、何のテーマも与えないのに、「会議」みたいなことをさせて、「楽しみたい」みたいな「サイコ」な「趣味」みたいなのがあるっていの?」
「君が心底恐怖しているみたいだから、一応、言っておくけれども、別に、僕の方にはそういった趣味は今のところ、」
「ほら、そうやってすぐ、今のところ、みたいな怖い文言を使うでしょ?」
「…。」
「で、黙ってしまう…、か…。」
「一応、テーマは「波動弾」について、みたいだけれど、これって、「ルカリオ」について、言ってるのかな?」
「それは、「自分が考えなさい」ってことでしょ?言わんとしていることは…。」
「僕は、別に、「ルカリオ」について考えてみてもいいけど…。それって、なんか「意味」があることなのかな?」
「そうでしょ?普通の人間は「意味があることなのかな?」っていう思考回路で動いているものだよ。「意味がない」ことを「一生懸命やらなきゃならない」みたいなことには少なくとも、「普通」の「神経」の人にはついていけないことなんじゃないかな?」
「結局、「自己満足」の「話」になるんじゃない?」
「へぇえ…。」
「自分を「満足」させることができない人間は」
「「誰か」を満足させられない…か…。確かに一理あり…。」
「でも、僕なんかを見つけたところで、どうするっていうの、夜も遅いよ…。」
どうして、そうなったのだろう?猫勇者で。ヘムヘムを書いたことが起因しているのだろうか?僕は思う…。だって、僕は、しんべヱの声の人に今のところ用はない…。でもなぜか、しんべヱの声の人につながってしまったようだ…。
「世界の、ネットワークの根幹部分にいる何かが、僕たちを結び付けてしまったのかもしれないね…。」
誰かは言った。
「その「誰か」っていう表現が、僕としては、すでに怖い…。不特定多数の誰かっていうことでしょ?」
「僕は、別に君を怖がらせようとはしていない、でも、僕が、誰かを特定できなかったり、名前を明らかにできないと判断する場合には、誰かはあくまで、「誰か」としか、表現できないみたいだ…。」
「へぇ、そうなの。それじゃ、君も大変だ…。」しんべえの声の人は思ったように僕には感じられる…。
「今日って、何か、暗く苦しいことのある日なのかな?」
「いつものように、「今日」という一日について、早めに「予習」しとけばよくない?」
「そういう私も聞きたいかもです!」
なんだろう?いつのまにか、忍術学園の
「くらーい」桐丸のような人が言う…。
僕は忍術学園の何かで、何かをしようとしている…。まぁ、関係ないかと思う反面、一応、2月21日がどんな日として、世間的に、認知されているのか、というか、これだって、一つの見方にすぎない。別に、誰しもが、yahoo検索で、いちいち、今日が何の日かについてなんて調べたりはしないだろうからな…。
「じゃ、まずは、先生が調べてみるべきだと思います…。」乱太郎みたいな声が言った。
僕は、別に、調べてもいいと思った…。
「それより、寅の日じゃ、ありません?」誰かが言った。
「先生は、「寅の日」については、「多い」ことだけ、わかっとけ…って感じで、あとは、適当に、調べるかは各自の自由みたいな感じで去ったでしょ?」
「あぁ?俺のこと言っての?そりゃぁおめぇ、紙面の都合ってもんだろ?各自の発言の文字数が決められてる世界では、言えないことだって、山ほどあるってなるのが、常識っていうか定説ってもんだな…、この場合で言うと…。」」
僕は、別に、ここで、「寅の日」についてふりかえって捕捉をしてもいいと思った。そのぐらいの文字量は残されているから…。
「おめぇもなんていうか、やりずれぇわ…。」
寅の日は、2月18日に訪れていた。この表のようなものをみると、1月1日、13日、25日、そして、2月は6日と18日が寅の日にあたっていたらしい。「十二支の寅にあたる日。虎は「千里を行って千里を帰る」ため、旅立ちに適している日とされ、「お金を呼び戻す」として財布の購入にもよいといわれる」とか書いてある…。
「でも、おめぇの場合は、財布とか別に買い替えたりしねぇだろ?」
「まぁ、そういうところはあるかもしれない…。」
「「誰か」にとっては、「重要な情報かもしれない」おめぇはそういうやつかもしれないが…。」
3月の場合は、2日、14日、26日の三日がそのチャンスになるらしいぜ?
「あ?お前…。俺に言ってんの?」
「別に言ってない…。でも、財布がぼろぼろの人とか、そういう人を想定するべきかに関しては、少し迷いがあるかな?」
「4月は7日、19日…。確かに寅の日なる日は多いらしい…。」
「これって、いちいち、五月は…って続けるの?」
「じゃ、適当に貼れよ?」
1月 1日、13日、25日
2月 6日、18日
3月 2日、14日、26日
4月 7日、19日
5月 1日、13日、25日
6月 6日、18日、30日
7月 12日、24日
8月 5日、17日、29日
9月 10日、22日
10月 4日、16日、28日
11月 9日、21日
12月 3日、15日、27日
適当に貼るのは、意外と難しいのかもしれないとも思ったが、やってみたら意外と簡単で拍子抜けという感じではあった…。
一応、ここにはこう書いてあるな…。
僕はまたしても、コピペをかますことにした。
寅の日(とらのひ) 寅の日は、干支(えと)をもとに決められているため、12日ごとに巡ってくる吉日です。 虎(寅)は、「千里行って千里戻ることができる」という云われから、「寅の日に旅行に出かけると安全に帰ってくることができる」とされ、旅立ちの日によいと言われています。
ここに書いてあることが、正しければ、12日ごとに、寅の日なる吉日がめぐってくるということらしい…。
「それって、白虎が復活するってことなのかな?」
「おめぇって頭わりぃの?吉日だって書いてあんだろがよ?それとも、おめぇにとっては、白虎…、まぁ、おめぇが白虎好きなら、もうなんていうか致し方もあるめぇが…。」
ちなみに、干支は「戌の日」とかもあるみたいだぜ?
「へぇ。ちょっと見てみようか?」
ちなみに、そこには、このように記載されている。
「十二支の戌にあたる日。お産が軽く、たくさんの子を産む犬(戌)にあやかり「戌の日」に安産祈願を行うようになったといわれる」
1月 9日、21日
2月 2日、14日、26日
3月 10日、22日
4月 3日、15日、27日
5月 9日、21日
6月 2日、14日、26日
7月 8日、20日
8月 1日、13日、25日
9月 6日、18日、30日
10月 12日、24日
11月 5日、17日、29日
12月 11日、23日
お産も重要な人にとっては重要かもな…。
「おとこのおめぇには関係ねぇだろ?」
「そうかな?」
僕たちは適当にけん制しあう…。
「それで、今日の日についてだったと思うけど?」乱太郎くんは言う…。
一応、「国際母語デー」と「漱石の日」と「日刊新聞創刊の日」っていうの中から選べるみたいだけど?
「おじさんが決めれば?」乱太郎君はやる気がない…。多分その前に、「国際母語デー」って何?って言おうとしたところを、私が、選択肢を全部上げようとしたせいだと思う…。
「じゃ、国際母語デーって何?」
「国際母語デーとは、言語と文化の多様性、多言語の使用、そしてあらゆる母語の尊重の推進を目的として、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月17日に制定した、国際デーのひとつであるらしいぜ?」
「…。」
「この国際デーは1952年2月21日、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュの首都ダッカで、ベンガル語を公用語として認められるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、死者が出たことに因むものである。とwikiにはある。まぁ、簡単に言ってしまえば、世界の悲しい事件が引き金で制定されているものなのだよ。」
「なぁるほどぉ…、」
「バングラデシュでは、独立運動の中の重要なできごとの一つとして、この日を「言語運動記念日」としていた。とさらに続く…。」
一応、意義のところだけ、貼っておくか…。
「世界の共通語(Lingua Franca)としての英語の圧倒的な隆盛の一方で、消滅したりといった危機にさらされる言語が後を絶たない。このような状況下、国際母語デーの意義は大きい。近年バングラデシュ国内では、隣接するインドからのテレビ放送により主に子供達の間にヒンディー語が広まりつつあり、その反動としてベンガル語愛護運動が盛んとなっている。このベンガル語愛護運動のよりどころとして、この国際母語デーは存在感を増している。」
要するに、「英語」だけで、世界を統一しましょうみたいなものに対する、対抗モーメントみたいなものの話をしているのだと私的には思うのだけれども…。
「まぁ、そういうことかもしれないな…。」
で、国際母語デーについては、一旦このくらいにして、次は「漱石の日」この人も統合失調症じゃなかったんだっけ…。確か…。
一応、漱石の日のところで出てくる文言は次の文言だった。
「1911年(明治44年)のこの日、文部省が作家・夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、漱石は「自分には肩書きは必要ない」として辞退する旨を書いた手紙を文部省専門学務局長の福原鐐二郎に送った。」
続いては、「日刊新聞創刊の日」
これの文言は以下。
「今日2月21日は「日刊新聞創刊の日」。1872年のこの日、東京初の日刊新聞「東京日日新聞(現:毎日新聞)」が創刊されたことにちなんでいます。 ちなみに、毎日新聞は現存する新聞の中で一番古くからある日刊新聞ですが、日本初の日刊新聞は「横浜毎日新聞」です(吸収され今は存在しない)。」
「へぇ…。」
「wikiからのピックアップいっとくか…。」
「私も聞きたい…。」
「1431年に、ジャンヌ・ダルクの異端審問が開始されているらしい…。」
「901年の菅原道真の太宰員外師に左遷は流しでいいの?」
「一応調べる?」
「望むべくならば…。」
一応、大宰権帥っていうのは、
「大宰権帥(だざいのごんのそち/だざいのごんのそつ)は、大宰府の長官である大宰帥(だざいのそち)の権官である。」っていう表記があるね…。
「菅原道真って何者だったの?」
「あぁ、そっち?」
「一応、wikiを貼ることはできるぜ?」
「計算によると、左遷された年は55歳だったってことになるけど…。」
「詳しくは、道真の章の左遷と死のところに書いてあんな…。」
「この人は、59歳で死んでる。」
「ここには、「刑死ではないが、衣食住もままならず窮死に追い込まれたわけであり、緩慢な死罪に等しい。」って結ばれているな…。」
「「死後の復権」のところには、道真が怨霊となって、藤原氏が病死したり、親王が薨御したりみたいなことが起きたとか書いてある…。で、醍醐天皇も体調を崩し、3か月後に崩御した。とか…。」
以下は
「これも道真の怨霊が原因とされ、天暦元年(947年)に北野社において神として祀られるようになった[39]。
一条天皇の時代には道真の神格化が更に進み、正暦4年(993年)6月28日には贈正一位左大臣、同年閏10月20日には太政大臣が贈られた[39]。」
と書いてある…。
「どんな人かが知りたければ、人物の「人柄」のところを見てみればいいんじゃない?」
「思想のところとかもまぁ、それなりに面白いかも…。」
そのあと、僕は、一通り、「菅原道真」のページに目を通してみた。僕としては、人物像のところにある、神刀「猫丸」とはどんなものなのだろうということに興味があった。覗いていると、刀身に触れた猫の体を真っ二つに斬った伝承がどうたらこうたらと書かれており、いささか残念に思いはした。道真は猫嫌いだったのだろうか?
時刻は1時42分になっている。ジャンヌ・ダルクに行ってもいいような気もしたが、別段寝てもいいような気もした…。
「また「裸」で寝るの?」
「うん。だって、気持ちいから…。」
「明日はちゃんと起きれるのかな?」
「うん。なんていうか、朝ドラで起きようみたいなのも無理があるという気がしてね…。」
「まぁ、確かにそれはあるよね…。あれははっきりいって、お年寄り向けに作られていると思う…。」
「一応、1953年にフランシス・クリックとジェームズ・ワトソンがDNAの二重らせん構造を発見しているみたいだけれども?」
「あぁ、そういえば、googleはどうなっているんだろうね?」
僕はgoogleにアクセスする。Googleは別に何かの記念日を提示しているというわけではなく、ただのgoogleにすぎなかった。DNAの二重らせん構造の発見については、会社員だったころに取り上げたような気もするな?淡い記憶の中で僕は少しだけ会社員時代だったころの記憶を懐かしく思い出すのだった。
「でも、フランシス・クリックと、ジェームズ・ワトソンがどんな人物だったかについて、君はほとんど何も知らないわけでしょ?」
「まぁ、残念ながら、そうなのかもしれない、、見れば、あぁ、当時も見たかもしれない…。みたいになるのかもしれないけれども…。」
僕は、フランシス・クリックと、ジェームズ・ワトソンのページを一応見るだけ見てはみた。そして、思った。だめだ。これ一度みたかどうかもよくわからないや…。それになんとなく、時間的なものを考えたら、もう寝たほうがよいような気もする…。僕はそう思い、今日のところはこのぐらいにしようと思い、文章をセーブして終了することを選択しようと思った…。
********************
次の日、起きると、僕はやはりまた裸だった。
「何言ってんの?自分で、服とか脱いだんでしょ?」彼女は言う…。
僕は我慢ができなくなってそのあと、射精した。少しだけ手に血が付いた。
「なんでこうなんのよ?まさか、スケートしすぎて、手の力が強くなっちゃったのかな?とか言わないわよね?」彼女…。
「よくわからんが…。」時計を見ると13時38分になっている。
「ねぇ、あんたって、わざと、ムスコのことをいためつけてんの?」
「え?ムスコって僕のあれのこと?」
「そう。それよ。」
どうなのだろうな?僕は思った?
「いためつけてるわけじゃないけど、今日の場合は、なんだか妙な力みたいなものが加わってしまったのかもしれないな…。」僕は適当なセリフを吐く…。
「でも、あなたは、あなたのような真似をしてほしいってわけでもないんでしょ?」
「言われてみるとそうだな…?」
僕は適当に、誰かが、自分のそれをオナニーで傷つけてしまうところを想像して、それじゃ、なんていうか、「僕の真似をしちゃだめだぜ?」って言いたくなるんじゃないかと冷静に思った…。
「あなたって、ほんとばかよね…。いちいち、そんなことを世間に知らしめなくたっていいことだと思わない?」
なんだか、ブルマさんの声に似ているという気がした。
スケートにしてもそうだ。ちょっとだけ、スケートをしただけで、左足のかかとの皮は向けてしまった。
「人間って不便なものよね…。」彼女は言う…。
「そうかな?」
「何よ!」
「かかとの皮がなくなったこととか、自分の体が傷ついたことには僕に責任があったと思うよ…。」
「そうよ!はっきりいって、100%あんたの責任だわ!」
僕は少し、いたたまれない気持ちになる…。あれ?僕って、これだと、なんのために、
「生きてるといろいろつらいことがあるってだけじゃない?あなたは孫君じゃないけど、あなたは一応、それでも、なんか挑戦みたいなことをできたって認めてほしいんでしょ?」
そうかもしれないな…。僕は思ったりもする。
「もう!ほんとうにまどろっこしいわね!」
ブルマさんはなんだかストレスを抱えている。
さてな…。僕は、焼きそばのことを考えてみることにする…。
「へぇ…。焼きそばなんかがあんの?」
「まぁ、親と同居しているから…。」
「ありがたい親ねぇ!ほんと…。」
言われてみるとほんとそうだよなと僕は思う…。
一応、2月21日にフォーカスして話を進めてもいいのではないか?
誰かは僕にささやく…。
「あぁ、昨日の続きね…。」僕はでも、それをやっていったとして、果たしてどこに導かれるのだろうという、錯覚のようなものを抱く…。
「じゃぁ、DNAらせん構造を見つけた二人の学者名は?」
記憶力テストが始まっている。僕はそういうのに巻き込まれたくないので、一応ブラウザをあげて、バカを演じることにする。
「あげてみて、気づいたと思うけど、実はそうじゃないでしょ?ってこと…。」
「あぁ、ジャンヌ・ダルクについてか…。」僕はジャンヌ・ダルクのページを開く。その瞬間、焼きそばについての催促メールが届く…。
********************
焼きそばを食べて、戻ってくると、時刻は14:05になっていた。
「裸で書くことについては、「あきらめたのか?」」誰かは僕にささやく…。
「別にできなくはないよ。でも、別に「服」を着たまま、書くこともできるし、電車の話とかは服を着たまま書いていた…。」
「…。」
「要するに、服を着るか着ないかの裁量についてはこちら側にあるということが言いたい…。」
「ふぅん。服を着ててもできるし、着てなくてもできる…、それだけのことという話か…。」
「まぁ、そういうことになるな…。」
「で、ジャンヌ・ダルクについてで、本当にいいのか…?」
「わからない…。わからないけれど、今のところはこのテキストを読み進めていくほかはないのかもしれない。」
「そっか…、それなら君も大変だ…。」
とりあえず、ざっくり読み進めていくと、ジャンヌが神の声を聞いた逸話だとか、シャルル6世が精神障害に悩まされていたこと当時のフランスを黒死病という病が蔓延していたらしいこと…。
「ちょっと、待って、その黒死病って何よ?」
彼女は質問した。
「ちょっと待って。」
僕は言いながら、リンクをたどった。リンクをたどると、黒死病とは、ペストのことで、そこには、14世紀から19世紀にどの国で猛威を振るい、どのぐらいの死者を出した疫病なのかということが票によって記されていた。ペストはこれまで三度にわたる世界的流行をみている。とウィキペディアには書いてある…。
「第一次は…っていうところを打鍵してもいいけど、これ以上、やる?ペストについて?」
「あなたが嫌なら別にやらなくてもいいわ。」
僕は一旦、ジャンヌに戻ることにした。それにしてもこの部屋のにおいは、香りが強すぎるな、僕はこの部屋のにおいについて少し気がかりになった…。
「しょうがなくないか?君はその部屋までは家賃を払っていないだろ?それとも、その部屋も自分の部屋だってことを主張したいのか?」
誰かは言った。
「うーん。時と場合によるかな…?」
「部屋のにおいがそんなに気になるなら、窓でも開けて換気をすれば?」
僕はそれもそうだな…と思い、部屋の窓を開けることにした。窓を開けると、外から冷たい風が少しだけ入ってきた…これで果たしていいのかい?声はささやく…。
うーん。望んでいるわけじゃないのだけれど、仕方ないっていう気がするぜ?なんていうか、はっきりいって、さっきの感じだと芳香剤の中に閉じ込められている可能ような感じがするしな…。しばらく換気している間は、隣の部屋に行ってみてはどうかな…?それもそうか…。僕は、隣の部屋にうつり、自分のベッドから書くことにした。彼女たちのやろうとしていることとは食い違うかもしれない可能性もあるがこれも仕方がない…。
「ジャンヌの「神の声を聴く」の逸話が重要じゃないか?」
「じゃぁ、コピペしろというの?」
「うーん君は厄介な奴だなぁ?もうさんざんコピペしてきたんだろ?」
「まぁ、それもそうなのかもしれないが…。」
どうやら、窓は閉められてしまったらしい。要するにそういうことなのだと思う…。君がこちら側に来たことはある意味では正しいことだったかもしれないぜ?ここには机がないのだけれどもな…?だけど、君は自分のおなかを机にすることができるじゃないか?この執筆スタイルって推奨されるものなのかな?君に選択の権限なんてものははなから与えられてはいないと思うぜ?不可避の焼きそばそうじゃないのか?僕は押し黙る…。君にははっきりいって、焼きそば以外の選択肢というものは与えられていなかったのだよ…。昨日の鍋うどんだってそうだっただろ?君はただ与えられたものを馬鹿みたいに食べている。そして、自分の体重がこれ以上増えないだろうかと、自分のことばかりに思いをはせているんだよ。まるで、乙女かなんかがするかのうようにね…。
まぁ、だとして、どうする、別に、ジャンヌが12歳の時に、1424年ごろに、紙の声を聴いたと証言しているみたいな話はフリーの情報だぜ?
君は、ここに書くものはフリーで得られた情報に限るべきだと考えているのかな?そうでないと採算というものが取れないから…。
…。
でも、たとえば、君はたとえば、840円かけて、スケートをしているだろ?確かに、君の言う通り、オナニーなんてものは、でも、実際に、君はたとえば、精液を射精するカップみたいなものを、そのゼリーの容器か何かだっけか…?そんなものを部屋の本棚に置いているだろ?それって、君がティッシュをトイレに流したくないってことなのかもしれないけれど…、そんなことのすべてのことを誰かに知られてしまうことを君は望んでいるっていうのかな…。君が猫勇者の作者に対していしようとしたことって実はそういうことなんじゃないのかな…?
僕はそういわれて確かに気づいた。あの、猫勇者という話は、果たして、本人的には公開にすることを望んでいたのだろうかと…。
君は無理やり、「秘密ノート」みたいなものを、「適当」に「その場ののり」で「公開」してしまったということなのだよ。「猫勇者」の作者の人は、「自分」のためにやっているんだよ?あの人は、「自分」が「生き残る」ために「必死」なんだよ?一方で君の方はどうなんだい?
僕は…。たぶん、ただ単純に「知りたい」っていう欲求が強すぎるんだと思う…。だから、たとえば、僕が、「誰かを傷つける人間の気持ちなんかが知りたい」と思った場合なんかは、本当にやばいことなんだよなって自分ではちょっと思っていたりもする…。
「でも、「歴史」の授業なんて、あるいは「現代文」の授業にしようか…。なんていうか、「誰か」の「気持ち」を「推しはかる」ことばかりを「求められすぎてきた」ような気もしないか?」
「そうだっただろうか?」
例えばの話、太郎という登場人物が出てくる話が出てきたとする…。
うん。
その文章題みたいなものの設問みたいなものは、「太郎はこのあと、どうしたでしょう?」だとか、「太郎はなぜこういうことをしたのでしょうか?」とか、まるで、「太郎」の「気持ち」で「考えてみてください」みたいな問題ばかりが多かったというような気がしないかというようなことなのだけれども…。
それは、君が「俳優」か何かで、与えられた脚本の上で、君の言葉を借りるならば、「太郎」という人物を「演じなければ」ならないという場に出ることを君自身が望むからということなんじゃないのかな?だから、たとえばその「現代文」について考えるにしても君としてはそのような問題ばかりが気になってしまったという結果なんじゃないかなとか思ったりするけれど…。
じゃぁ、君はほかに、どんな問題があったのかとか思い出すことができるかい?
よくわからないけれども、要約の問題とか…。
なるほどね…。
で、ジャンヌダルクの神の声を聴くの章には「幻視」っていう単語が出てくるな…。
ジャンヌが幻視できたのは、
大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリタの三名だそうだ…。
でも、君自身は別に幻視とかいう症状を感じるわけではないんだろ?
そうだな…。最近の僕にはもう幻視みたいなものはめっきりなくなったように思うよ…。
最近ということは前はあったということ?
幻視かどうかは別だけど、動かない絵とかをずっと何時間も見ているとするでしょ?
なんだろう?それは、そういう状況に君がおかれたということを言っているのかな?
そうだった気がするよ。何せ本当にやることがなかったのだからね…。
君は少し怒っているような気がするのだけれども、今君は怒っているのかな?
いや、そういうわけではない…。
少しの間
で、動かないはずの絵が動いているように見えたっていう話か…。
僕たちは現実の一体何を見ているのだろうな…。
スケートをしているときに感じたことは…?
あぶないことをしている…。
そうなんだ…。
いや、たぶん、全然あぶなくないことをしていたはずなんだ…。でも、たぶん、勝ち負けみたいな妙な意識が働いているんだと思うよ…。
…。
たとえば、誰かが、このリンクでこけたやつは「負け」だと言ったとする…。
君はその声を受信したの?
いや、別に僕が勝手にやってることなんだと思う…。
じゃ、こけた人は「負けた人」だって思うの?
そこは、別にその人の自由なんじゃないかな…。
君は実はこけた人を助けてあげたかったんじゃないの?
うーん。少しだけその問題について考えたりもした。
でも、「やらない」し「やれなかった」わけだね?
まぁ、そう…。プールで泳いでいるときも僕はそうらしい。僕って少し冷酷なのかな…。
もしも、君が、リンクで転んでいる人に普通に手を差し伸べて起こすことができる力を持っていて、そのこけている人が、そのことを強く望んでいる場合は、君はその力みたいなものを発揮できると思う?
わからない。結局距離の問題に過ぎないんじゃないかという気もしている…。
そうかな?僕なんかは違うけど?
君の場合はどうなんだい?
僕は誰かを助けようとして、こかされることを警戒している。
そうなんだ…。
誰かがわざとこけて、こちら側、つまり、こけた人間側の気持ちをわからせたいと考えているような場合には、その誰かは、助けを求める人間をこかそうと引っ張ってくる可能性があるでしょ?
まぁ、そうかもしれないな…。でも、その人は、起き上がるためには、引っ張らないと起き上がれないと思っているものなのかもしれないよ…。
まぁ、そうだね…。
ジャンヌは、オルレアン近郊でのニシンの戦いでフランス軍が敗北するという驚くべき結果を予言したというセンテンスを見て、僕は魚のニシンを想起していた。僕の頭が猫並だったら、僕は、煮干し一つで、誰かとの関係性を売ったりするものなのだろうか?と僕は考えていたりもする…。たぶん、今の僕はそんなことは決してしないぜと言い切れるのだという自信みたいなものがあるのだけれども…。
でも、結局のところ、そういうことなんじゃないだろうか?
彼が言う…。
どういうこと?
たとえば、女性は、おいしいものにめっぽう弱いとする…。君はそれなりにおいしいものとは何かということを知っているし、今の女性は、君のおいしいものでそれなりに満足しているとする…。でも、別の男性が君よりももっとおいしいものがどこで手に入れられるかを知っていたとしたら、それは君にとっては脅威の一つにならないのかな?
要するに、女性は、「おいしいもの全般」には「弱すぎる」ということが言いたいということ?
そこまでは言っていないけれども…。
まぁ、でも、女性はおいしいものが好きということは別に、男性も含めて、普通のことかもしれない…。おいしいもののありかの話か…。なんていか、それだと少し原始的な話なのかもしれないな…。
ジャンヌの軍事指揮能力を見ている、その時だった。ふとんの柄がたまたま皺が寄っていて、猫の顔の形のように見えたのだ。これって幻視っていうのかな?どちらかといえば、錯視に近い現象だと思うのだけれども…。
捕縛を読み進めているうちに僕は自分のやっていることのやばさについて気づいた。
「君は確かに、もしかしたら、死者と会話というかコンタクトみたいなことができるのかもしれない?でも、それってはっきりいってややこしい能力だと思わないか?」
「?」
「君が誰か生者の何らかの思念波を受信するとするだろ?でも、君にはその人が生きているのか死んでいるのかがわからないのだとすれば、それは君にとって混沌しか招かなくないか…っていうこと…。君は、別に、ゾンビとかじゃないんだろ?」
僕はゾンビじゃない…。でも、僕は鏡の前で、「はっきいって、君はゾンビみたいなものなんだ。君がこの世界にしがみつく目的みたいなものはとうに失われてしまっていて、君はある意味では死んだようなものさ…。というか、もう2020年の君は君の文節によると息絶えていることになっている…。と…。」
「そういう考え方はいい加減しんどいし、無理があるからやめないかということなんじゃないのか?だって、コルトンにいたときに君は感じたんだろ?」
そうかもしれない。僕は、世界の崩壊みたいなものを別に強く望んじゃいないのだと思う…。望んでいるとすればそれはふざけているときだけだ…。
君ははっきりいって、ずっとふざけて生きていきたいのさ…。「明日にも世界は終わるかもしれません…。」とかって…。誰がそんな緊張感しかない世界を望むっていうんだい?
で、白虎についてどうこたえるの?
「白虎って普段何喰ってるの?」っていうツッコミに答えらるの?
ごめん。この文章は少し難しいかもしれない。少なくとも俺は、陥穽を「かんせい」とは読めなかったよ…。落とし穴っていう意味らしいけど…。
いや、ちがくない?読み方がおとしあなで、おとしあなって呼んでも、かんせいってよんでもそこは自由ってことでしょ?
え?そうかな、神学的だぜ?
ごめん。どっちでもいい。
結局、ジャンヌ・ダルクに関して一通り目を通してしまった。時刻は15:50になっている。
で、足利義政について調べんの?
いや、DNAの二重らせん構造についてでいいんじゃないか?
そういうわけで、僕は二重らせん構造をクリックした。
例えば、アベリーらによる肺炎双球菌の形質転換実験(1944年)やハーシーらによるブレンダー実験(いわゆるハーシーとチェイスの実験、1952年)からの証拠である。
とウィキペディアには書いてある。
「どうしよう。どっちもよくわかんないな?」
僕は思った。
「とりあえず、一つずつ見ていけばいいんじゃない?」彼は言った。僕はとりあえず、肺炎双球菌のリンクをたどることにした。
肺炎レンサ球菌とは、肺炎などの呼吸器の感染症や全身性感染症を引き起こすレンサ球菌。
という風にウィキペディアでは説明されている。
「日本の臨床医療現場では肺炎球菌と呼ばれることが多い。また、肺炎双球菌 (Diplococcus pneumoniae) とも呼ぶことがある。」
と書いてある。
形質転換のところには、
「分子生物学において形質転換(けいしつてんかん、Transformation)は、細胞外部からDNAを導入し、その遺伝的性質を変えること、またその操作を意味する。」
と書いてある。
形質転換のところには
「形質転換は、1928年フレデリック・グリフィス(Frederick Griffith)によって肺炎双球菌に対する実験(グリフィスの実験)により発見された。」
と書いてある。
僕はグリフィスの実験の概要というところを見ていくことにする。
まず、この絵の方を見てみると、肺炎レンサ球菌にはR型とS型という二つのものがあり、そのうち、R型には病原性はなくてマウスは死なないが、S型には病原性があって、マウスが死んでしまうということがわかっていたということのようだということがわかる。さらに、病原性のあるS型を加熱殺菌してマウスに投与してもマウスは死亡しなかった。ここまでは当たり前と言えば当たり前の話で、問題なのは次の四番目の実験。四番目の実験ではR形と加熱殺菌したS型を混ぜてマウスに注射するとマウスが死亡してしまうという結果が得られたということを言っている。
で、ウィキペディアにはこう書いてある。
「当初は「III-S株の加熱物に皮膜が含まれており、これをII-R株が利用することで宿主内での生存が可能になった」との可能性も考えた。しかし加えたバクテリアのうちで生きたものはII-R株のみであるから、発見されたIII-S株はII-R株の子孫でなければならない。このことからグリフィスは「III-S株の死んだものに含まれる何らかの『転換要素』が原因となって、II-R株が致死性のIII-S株に『転換』した」と結論づけた。」と。
菌の型についてはこのように記載されている。
「この菌の型は大きくS型とR型に分けられる。S型はその皮膜に多型があり、免疫学的に30程に区分されていて、上記のIIやIIIはそれを表す。R型は筴膜が無いのでこのような区別は無い。元々R型はS型からの突然変異によって出現し、例えばII-S型から出たR型はII-R型と称する。R型が復帰突然変異によってS型に戻る例もあるが、この場合II-R型からはII-S型が生じるので、上の実験結果を説明できない。」
と。
その意味のところには次のように記載されている。
「今日では、グリフィスが観察した『転換要素』はIII-S株のバクテリアのデオキシリボ核酸 (DNA) そのものだと分かっている。加熱処理によってバクテリアが死亡してもDNAはまだ破壊されず、II-R 株のバクテリアに取り込まれる。III-S株のDNAは免疫系から身を守る多糖類の皮膜の遺伝子を含んでいる。この遺伝子によってII-R株のバクテリアが形質転換し、宿主の免疫系から身を守り、かつ宿主を殺せるようになる。
なお、形質転換はいわゆる遺伝子操作の基本的な技法として現在も利用されている。その意味ではこの実験は遺伝子操作の最初の例と言ってもいいであろう。その内容が無毒の菌に病原性を与えたものであるのは、遺伝子操作の含む危険性という点から見ると、ある意味で極めて示唆に富むと言えよう。」
と。
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