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BOOK1(後半)
マジカルナンバー7(マニア中のマニアかはもうわからんが…。)
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「どうがんばったとしても、所詮は「汁小説家」にしかなれないと思うけど?」
彼女は怪訝そうな顔で言った。
「俺にとっては、その「汁」が重要だったりするんだけど?」
「まぁ、「カケル」の言いたいことはわかる。」
太っている子が言った。
「だって、その「汁」がなければ、「カケル」は世代を引き継げないわけでしょ?」
********************
「ねぇ。カケル?でも、その前に、カケルはその前に、本当に、世代を引き継ぎたいとでも思っていんの?」
カケルは質問には答えない…。太っている子は続けた。
「だって、そうじゃん?カケルが世代交代をした場合は、最悪の場合、カケルは死ななくちゃならないんじゃなかったっけ?」
僕は今のところ、黙って聞いている。そんなこともあるものなのかなという感じだ…。
「必ずしもそうとは限らないだろ?おま、なんで、カケルの息子だか、娘だかがカケルを殺しに来るシナリオを考えてる…」
「あ、そっち?」
太っている子は言った。たぶん、秋道一族の子みたいなことをイメージしてほしいんだと思う…。誰かは、太っている子に勝手にイメージのラベリングを貼る…。
「あぁ、チョウジんとこな…。あの、おじさんみてぇなキャラも実は重要キャラクターなのかもしんねぇな…。」
ボルトは嬉しそうに適当に笑う…。
俺はいつの間にか、ボルトの世界にダイブしている。
「いいや、違うぜ?ダイブしたのは俺らの方…だぜ?理解が追いついているのかは、よくわかんねぇけども?」
「なぁ、おっさん。おっさんのことは、おっさんて呼んでいいのか?それとも、おじい様…。でも、おっさんは俺から見たら別にそこまで老けてるわけでもないんだぜ?」
ボルトの子は言う…。
僕は適当に髪の毛をかいてみる。「おっさん」と見知らぬ他人に規定されたときに、果たして俺はその事柄をうまくとらえきれるだろうか…。
「おっさんは、そんなことで悩んでんのかよ?」
ボルトの声はたるそうに感想を述べる…。
「でも、おっさんにとっては、っていうか、おっさんっていうのを愛唱として定着化させていいのかは私にははっきりいってよくわかんないよ…。誰だって、相手に勝手に名前を定着化されたくはないわけでしょ?」
「あぁ、俺がおっさんに対して、おっさんっていってることについて…。」
「ほらぁ、わからない奴だなぁ…、もぅ…。」
「僕は、いましがたの状態においては、別に「おっさん」でもなんでも呼び名はかまわないとか思っていたりする。僕が、君たちに、「おじさま」だとか、「おにいさま」だとか、よくわからない関係性をこちらから規定して押し付けるという行為そのものが意味をなさないというか、無理があるし、そういう呼称を押し付けることは僕にとってもあまり好ましくないことのように思われる…。」
「ほら、別に、おっさんはおっさんって呼ばれていいみてぇに言ってんじゃんよ?それなら、別に文句とかないだろ?」
「えぇ。あたしは、ちがうな。まぁ、おじさんが、自分の名前とかを私たちの前にさらしたり、教えてくれるのに抵抗があるなら、今、おじさんとか、適当に言っちゃったりしたわけではあるのだけれども…。」
「まぁ、でもたとえば、子どもみたいな人に向かって、将来「おば」になるのが確定しているからと言って、「おばさん、おばさん」みたいに言うのも、場合によっては、むちゃくちゃ無理があることなのかもしれないよな?」
「あんた誰?」
「っていうか、この小説のスタイルの場合には、名前みたいなものが、施されないままにセリフが進んでいくから、そのあたりは、読者にはついていくのは難しい話なのかもしれないの…。」
「あんた誰?っていう質問には答えないわけね…。」
「「ねずみ」…。ねずみとでも名乗ったらよろしいじゃろ?」
「ふぅん。ねずみ男のねずみ?それとも、ねずみ年だから?」
「あんたは、年とかばらしたいのかの?」
「うーん。私の場合は、まぁ、なんていうか。有名人だったりするから、ネットとかで実名検索されたら、年ばれとかは普通にするんだよね…。」
「おぉ、そうかい。」
「で、あんたも、ぼぉっとしてないで、この話の行く先について適当に舵を切ることを試みなければ、話がどこに向かっていくのか、誰も検討がつかなくなって困ることになると思うんじゃが…。」
「…。」
「沈黙ね。私は、親切で言っているんだよ。あんたは、結局のところ、「過去の魔物」みたいなものを掘り当てて、呼び覚まそうとしているんだよ。私にはそのように見える…。だって、あんたは、「スリル」とか「恐怖」みたいなものを「克服」とか「経験」しなければならにんだろ?そうでなかったら、わざわざこんな時間に、労力をさいてまで、私のもとにアクセスしにきたりはせんじゃろ?」
「へぇ。おじぃちゃんには、そういう風に感じられてるんだ…。」
「なぁ。若いの。本当に、「真実」だけで、この「局面」を乗り切ろうとでも考えているのか?私には到底無理があるように見える…。そのことについて、おぬしは、さんざん、その、「パートナー」とやらを通して、思い知らされてきたんじゃなかったのかの?」
「まぁ、そういえる。」
「やっぱりそうなんじゃろ?しかして、このおいぼれの私をつかまえて、なんとさせる?私は、はっきりいって、戦闘みたいなものにはなぁんの役にも立ちはせんぞ?でも」
「じいちゃん。それ俺のセリフー。」
「えぇい。くそがきめ。こんな感じでよかったのかいの?」
「俺はよくわかんねぇけども?」
「人々がいいあらそいあうみたいなシーンみたいなものを、いれて果たして後世にどういう影響があるのかということを、御屋形様は考えているんじゃないでしょうか?」
「え?御屋形様って、あの御屋形様…?」
ボルトの声は言う…。
「御屋形様かぁ…。」僕はことの重要さをまだよくわかっちゃいない。
「まぁ、そういう、妄想みたいなものもあるのかもしれないね…。私も別に、まぁ、寝る前ではあるけど、時間も少しくらいならつきあえなくもないけど…。」彼女は言った。
「でも、大変じゃない?生活リズム管理表みたいなのは、屈辱的に思える、管理手法に思えたのかもしれないけれども、定光君的には、10時ぐらいには適当に眠くなって寝て、朝太陽が昇る前くらいから、起きて、そこから、物語をまぁ、私が物語を編むとか言い出したら、また、物語は編み物ですか?みたいにつっこまれるのかなぁみたいなつっこみをうけるのかもしれないなとか考えなければならないのかもしれないけれども…。でも、なんていうか、これだと、頭ぐるぐるだね。定光君っていつも頭ぐるぐるなの?」
「いや、別にそれほどというわけでもないな…。」
「へぇ。やるぅ。」彼女は適当にたきつける。僕は何かに向かおうとしている?夜の魔物?果たしてそんなものに向かおうとしてよいのだろうか?たぶん、現実的に魔物みたいなものはここにはいないのだと思う…。あるとすれば、あのくそ忌々しい…、僕はそこまで考えて、思考を止めた。
くそいまいましい…何だっただろうか?僕は今さっき、くそいまいましい何かについて果たしてあえて考える必要なんてあったのだろうか…と…。
「さだみつくんは怒りみたいな感情は手放したいと考えているんだね…。ふぅ。」彼女は適当に息をつく…。確かに、もう夜も遅いものなのかもしれない…。
「私は、24:00までだよぉ。センターの人とかにもそういわれたんでしょ?私は別に。まぁ、「でもさだみつくん」かぁ…。」
彼女は言う…。
時刻は23時51分になっている。
「ねぇ。さだみつくん。さだみつくんは、明日の予定とかあるの?」彼女はそう言って、少しの間をとった。
「そうやって、質問されることはさだみつくんにとっては、「苦痛」だったりする?」
彼女は何かをおそれている…。
「だって、そうだよ。さだみつくんは、でも、私が言ったってしょうがないか…。」
彼女は何かを思いつきそして、少しだけ落ち込む…。
「おちるところまでおちればいいさ。」誰かはそういうまなざしを送っている…。
「「そうでもしなければ、上がるきっかけすらつかめはしないはずだろ?」か…。」
「先読みか…、少しは、俺の言いたいことを読めるようになったじゃないか…。」
「ヒュンケルっぽいよ…。」
「だが、しかし、この果てでダイたちはどこへいく?」
重要なのは、「どこ」という場所の問題だろうか…。それもあるかもしれない。僕の頭の中には、テーレレロレーレーレーっという、あのオクトパストラベラーの挿入歌がわりと荘厳になったりする…。
「ゲームとかウェブとかやりすぎだよ。」
つぶれたタコみたいに、しかるねこはつぶれている。この世界はいつからこんな風になったのだろう?
「安心してえぇ。わしがおる。戦闘にはわしはさっぱり役にはたたんがの…。」
おじいさんみたいな声は適当に、場の空気を鎮める…。そういう人材ももしかしたら必要かもしれない…。
「だが、あと3分で、その、娘というか、なんというか、もぉまどろっこしいのぉ…。別にわしは年なんじゃから、娘に娘っていったっていいいじゃろぉ。それとも、本当に血がつながっていない娘に対して、娘っていうとか。そういうのって、きもいことなんかのぉ…。」
おじいさんは、少しだけ憤り、そして、やはり萎縮して落ち込む…。いったい何なのだろう?この世界は…。
「安心してよいぞ…。わしは、っというか、こんなわしに、戦闘のようなむごいことをさせようと、本気で、考えていらっしゃるのか?」
「御屋形様…。おぬしは、本当にあの」
「信長がぜよ…。」
時刻は0;00を回っている…。
********************
俺パスかもしんない…。俺は適当にやる気がなくなって、クエストそのものを放棄したい気持ちにかられる…。
「なぜじゃ?やっぱおんなのこがいなくなったからか?君も本当に青いの?」
おじいさんみたいな奴はそんな感じで挑発とかしてくる。
「待て。わしは別に挑発なんぞしてはおらない。それは君の中の心の声が勝手にやってしまっていることなんじゃろ?」
「そうなのかな?」僕はよくわからない衝動にかられる。
「君は、人のことを実は一番よくわかっている青年だった。少なくとも、青年だったとわしは今思いたい…。」
「なぜ、そんなに感傷的になるの?」
「なぜかな…。でも…。」
夜は遅いのかもしれない。僕は言ったん筆をおくことを検討する…。もしかしたら、この物語は僕をどこにも連れて行かない恐れすらもある。
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2:20戦いは終わったように思われる。
「ねぇカケル。君にとって、射精することは壮絶な自分自身との戦いに過ぎないのかな?」」
「みんなずるいよ。」
「「僕ばっかり、僕ばっかり」でしょ?」
「いや、僕はそうじゃないんだ…。でも…。」
「なぁに。お姉さんに相談してみなさぁい。」
「君だって本当のおね」
「あなた…。今疲れすぎてるわよ。今日が何曜日の何日で、何の日なのかみたいなことだってどうだってよくなってるでしょ?」
「僕はそんなことない。」
「今はあぁたにはきいちょらん。こっちの子に向かって話してるってわけ…。あんたもいい加減がきじゃないんだからわかるでしょ?そういうの?ねぇ、でも、あなたも生きていくのに相当しんどい思いしてない?あなたがしんどさを誰かに伝えようにしていることはわかるよ。でも、あなたがしんどくなっちゃってたら、他の人だってそりゃきをつかうってもんじゃないのさ?」
「まぁね…。」
「僕は今お風呂に入っているよ…。」
「僕も…。」
「あなたは増えなくていい。」
「はい。姉さん…。」
「そうやってすぐ順応して…。」
「だめねぇ。このこったら。」
「でも、今、姉さんの方こそ増えかけた。」
「私は別に増えてなんかないわよ…。「私は私」だわ。ふんっ。」彼女は鼻息荒く何かをけちらした。何かは簡単に散っていった。そこには何も残らなかった…。
「あんたは、「闘神」…みたいなのにあこがれているのよ…。いいえ。あなたは実は「闘神」そのものだっていうことにまだ、いえ、とっくに気づいている…。確かにあなたは、「時空」の「ひずみ」って言ったらいいのかはわからない。わからないけれど、深い怒りと憎しみよ、結果的にはそれらに支配されているの…。あなたは、それらをおしとどめよう。あるいは、忘れ去ろうと努める…。でも、そうすると、どうなった?」
「誰か別の人間の怒りが…、」
「わかるようになってきただしょ。「ガス抜き」ってこと。あなたの場合は、…。でも、そんな妄想をしているの?」
「母さんの場合は…。」
「あなたに、母さんなんていないんだしょ?」
「…。」
「いい?思い出した?あなたには、まず、母さんなんて人は存在していないの…。そのことは、私は何回も言い聞かせたように思えるんだけれども…。」
「「作られた子」かぁ…。」
「なぁに、あなたが、そういうえげつない設定に誘ったのよ。私はそれにのってあげているだけ…。」
「ふぅん…。」
「人間って兵器にしか過ぎないのかな…?」
「俺は全然違うと思うぜ…。」
「ねぇ?カケル?カケルはいったい、何を書いているの?」
「わからない。いろいろなこと。いろいろな登場人物が、俺の中で、勝手に話をしている…。」
「じゃぁ、具体的には、それがどういう登場人物なのかあなたにみえ」
「また、俺を試すの?ほんっとになんでそうなんのかなぁ!?」
「今のすごくいい!昔のカケルに戻ってきた。」
「そういうの。やめてよ!俺、ぶっちゃけ、キレキャラで売り出したいとかそういうんじゃないんだからね!」
「そういう、きれてる感じ!すっごくいいわ!」
「…。」
「最終的に、先生の作品の場合は、主人公たちが何と闘っているのか「よくわからなくなる」っていうのが、先生の作品の優れているところなんじゃないかと、個人的には思っています…。」
「ほぅ…。で?」
「先生は、やっぱり、何かと何かを戦わせなければ、気がすまないという性格なんですよねぇ?」
「先生の性格を一概に決めつけることは俺にすら難しい…。」
「ほぉお。」
「でも、私は違うと思うけど…?」
「なぁに?どういうアイディア?」
「私は、別に、先生の中にも、ちゃんとした、「主人格」これはベースとなる人格ね…。別に、人なんてものは、所詮揺蕩っていて、何をなすかによって、性格なんてものは変わってくるものじゃない…?」
「18号はそんな風に思っているんだ?」
「ちょ…まっ…失礼。私、18号でもロボでもないから!」
「みんな、いかりと、ストレスがたまっているようだな…。」
「前線に来ればそんなのは、当たり前というかむしろ日常です…。」
「そうか…。この星に、何かを白黒はっきりさせるために、闘いにきているみたいな人たちも、中には普通に存在しているのかもしれないよな…?」
「で、先生が抱いた、妄想は…?」
「「忘れてくれ?」それとも…。」
「先生を追い込みすぎてはいけない…。」
「先生は、闘い、あるいは、でも、なんだっけ?」
「先生は、戦いを忘れようとしている…。でしょ?」
「そこまでわかるならばよろしい…。」
********************
「ねぇ、毎回になって思うけれど、何で、「すべてを破棄」しなきゃならない「状況」みたいなのが、訪れると思うの?」
「…。」
「それって、絶対に、「間違ってるから、考え方を変えなよ!」っていうサインでしかないと私は思うのだけれども…。」
「ありがとね…。」
「いや、「ありがとね…。」とかじゃなく…。」
「結局のところ、あぁまだ私のターンか…。結局のところ、…あれ、なんだったっけかな…?」
「いや、ほんと、そんな感じですよ…。」
「気を許してはならぬといいておろうが…。」
「すべてにおいて、集中して、気を貼っていなければならない場面、それが、「極限」にして、「究極」…。」そんなことすらも、忘れてしもうたんかいの…。」
「先生…。」
「じじぃを出したところで、今回の敵に勝つ見込みは低いと思うぞ…。」
「へぇ。会長ですらそうなんだ…。ちょっと納得…。」
「ねぇ。あんたら、ほんと、何と闘ってんの?」
「まぁ、わかるはずもあるまい…。」
「敵が、」
「しぃい!」
「なんで、そんなこと、別に私が言わなくても、ネタバレっていうか、ちょっとだけ頭を働かせれば、サルでもわかることじゃないの?」
「ふん。まったくおめさんときたら、まったくの筋肉ゴリラ…、っていたーい。」
「はぁ。今のはわざとでしょ?あんた、別に何もいたくもかゆくもなんともないくせに私のことから買うのやめてよね?」
「ふふふ…。」
「じじぃが出てきたところで、今回の敵にはかなわないぞ…。」
「いや、ちがうでしょ?そもそも、なんで、「会長」がよみがえっているの?っていうところからじゃない?」
「は?そんなの、別に、一応、強いっぽいやつを、普通によみがえらせても、私の勝手ってだけでしょ?」
「そうやって、すぐ、この世界の理みたいなものを、簡単にねじまげちゃうからな…。ほんっとうに、ブルマさんは!」
「えぇ、最低!二度と私のこと、ブルマさんとか呼ばないでしょね!私…、あんないかれ女とは全然違うんだから!」
「ほぉ、まずは、このぐらいかの…。」
********************
「いいや、まだまだ、俺はいけるぜ!」
「うそつくんかぁい!」
「うそじゃねぇけど…。」
「じゃ、なんでそんなに泣きそうな顔ばっかり送ってくんの?まじうざいんでやめてくんない?」
「…。」
「えぇそんな感じで、簡単に、相手のことへこませるだけでえぇなら、「楽勝」やん。」
「むしろ、「ふるぼっこ」で勝てるっていってまってもかまわへんよね?」
「さっきのとこは、「間」をきちんといれなあかんのとちゃうん?まぁ、無視したってもえぇけども…。」
「なるほど!」
「お前のセリフは、「なるほど!」だけかい!」
「もっかぁい!」
「ファイ!」
「めっちゃ暑苦しい世界になってきたなぁ…。」
「どないなってんの?まだまだやで!」
「ふぅ…。」
「息ついて居る場合ちゃうでほんま。あほはげちびほんましばくぞお前…。」
「…。」
「なにをぉ?」
「お前にはいうと」
「ぼっこし!」
「そんな簡単な技でええんやったら誰にでもできてしまわへん?このままでは、簡単に戦闘力のインフレーションが漫画自体が終わってまうやん?」
「ぇ、なんの心配してんの?この「宇宙」の方が、数百倍大事なんとちゃうの?」
「だって。」
「いや、もう「アウト」やない。激やばアウトもんやん。別に、アフトでもそないな方がごっつえぇ響きかもしれへんあ…。アフトか…。アメフトみたいやん。自分。別に、笑ってくれてもこちとらえぇねんで。昨日の子なんやろ?」
「また、答えなくなるんちゃうん?」
「じぶんめちゃめちゃむずめんやん?」
「いまのわこうた?めちゃめちゃ、もってやってんねんえで?」
「はい、ぶぅう!」
「やってもうてんねんえで…。かぁ。なかなかおしいまちがいやけど、も。ほな、正解にしたっく。こんな、大阪まできてほんとどないおもっとんねん…。」
「…。」
「ちゃうやろ、そこは、ここは、どこどこで、大阪ないで…の全力ツッコミや!むしろ、全力ツッコミ選手権ぐらいの勢いでやったったってな!」
不思議な世界が繰り広げられていた。なぜ、選手たちはこれほどまでに、意味のない行いを重要視するのだろうか…。自分とは、全く違った世界にすむ、各地から集められた選手の存在そのものに…、
「ほら、そこで、すぐ、「キルアおぼっちゃん」とか使いそうになるやろ!だめやええねんで…。これや!だめやええねんで!どっちかわからなくなるようなやり方や!だめや…えぇねんで!まず最初に、絶対にだめやいうて断んねん!そこで、たたみかけるように、ええねんで!や!わかるやろ、だめやないねん!でも、ええねんで!や。こんなおもしろいつっこみある?包み込まれるような世界やろ?そう思わへん?」
「これでもだめかぁ…。」
「何?笑わず嫌い王選手権みたいなもんでも始めようと」
「せや!「ほくそえむ」や!」
「それを覚えたら「上出来」?」
「お前、ほんまはあほなんちゃうん!?」
「こっちが、そのきになったら、そのつっこみか!こっちの残された手札は…。」
「えぇで!えぇで!ごっつ芝居臭くなってきたやん!」
「なぁに、この楽しい感じは。まるで、ひい爺さんの頃のかるた大会みたいだわ…。」
「おとぼけキャラで、どないすんねん!きっちりそこはキレキャラのカードをひくぅ!」
「キレキャラ最強説ね…。」
「ほな、他に、なにがあるん?ラスボスキャラなんて言わへんよね?」
「お前がラスボス…。っていう呪い…。」
「呪術かぁ…。その手できよったのね…。」
「でも、ちまたには、ごにょごにょ」
「いま、一回迷っても歌やろ!はい、あうとー!」
「こういうの言いたくて強いたくないんや…絶対みんなの前で言ったらあかんで!一生もんの秘密やって言ったらどうなるかなぁ…。」
「どうなるかちゃうわ!はげぇ…。」
「そのいきそのいき…。」
「めちゃめちゃ楽しそうに、そこで迷うかぁ…。」
「ほくそ笑むべきか、捨て鉢になるべきかの圧倒的な差ね…。」
「すごい外国語の生徒が出てきた場合は。どない対応すんの?」
「すごい外国語て?」
「わかんなけど、フランス人とか…。」
「クセジュとジュテムで適当に逃げ切ればえぇんとちゃうん?」
「へぇ…。」
「すっごい博識なのね…?」
「でも、こういうのって、ちゃんと訳せたりする?」
「え?おまえほんと、あほなん?なんでわしが、フランス人に博識なのねって言わなあかんの?」
「人を笑わせることのむずかしさかぁ…。」
「まずさぁ、笑いを禁止することからいさめてほしいねん…。」
「ふぅん…。」
「君はそうは思わないみたいやな…。」
「難しい世界に迷い込んでしまったようだ…。」
「今なんて…。」
「難しい!」
「聞いてるよぉ!」
「まずは、「マリアカラス」の話から始めない?」
「え!?ちょっと、その「マリアカラス」ってどういう話?」
「全然興味ないんだけど…。」
「でも、話す?それとも?」
「だから、みんな、気が短くなってるんだよ…。別に君のせいじゃないよ。でも、みんなきっと、生きたくて必死なんだよ…。君は、もっと、長い呼吸で考えなくてはならないというかもしれない。でも、みんながみんな君みたいに、飲み込めたり、長い呼吸で考えられるってわけじゃない…。君はそのことをよくよく知っておかなければいけないんじゃないかって。今は私でも思うよ…。」
彼女は言う…。
「まだまだぁ!」夢の中でも彼らは戦っている。いや、彼らは、所詮は訓練兵に過ぎない…。
「へぇ。その時代のことまでわかるの…。」
「進撃でしょ?どうせ…。」
「目的が何もなくなったら…。」
アルミンは言った…。
「ねぇ?本当にそれでいいの?」
「「生きる目的みたいなもの」まさか、それから、「破壊」しましょうって考えてるで、本当に君はいいの?」
「待って、最初のところから、考えたくなった。まず、何で、俺の息子や娘やらが俺を殺しにくるっていうシナリオがそもそも検討されているのかということ自体が俺からすればよくわからなくはある。」
「さだくんは特殊だよ…。」
「え、でもさっきの手淫では、宇宙の崩壊よりも、女を選んで、この世界の崩壊を見捨てるっていうヒーローの妄想を抱いたんでしょ?」
「え?そんな妄想をいちいちいだきながらやってんの!?すげぇ。俺には到底真似できん…。」
「しらない…。」
「まったく君はそうやってすぐにかまととぶるからな…。」
「でも、実際問題として、宇宙の崩壊と、異性を天秤にかけられたら、結局のところ何にもできなくなっちゃうってもんじゃないの?」
「ねぇ?かずみん…。なんで、」
「だから、かずみんじゃねぇって?」
「そういうの、なんか多くね?」
「別にどっちでもよくね?」
「まぁ、少なくとも、明日宇宙が崩壊することはなかろう?」
「それに、何万ぐらいかけられんの?」
「!」
「気づいた!?あんたのやってることは、「自殺」に「近い」よ?今は進んで、「自慰」の「斡旋」みたいなことを、やって、一人で悦にいっているようだけど、私としては不安でしょうがなくはある…。」
「ふむ…。」
「まぁ、あんたに限ってはこの世界を見捨てはしないのではないかと私は思っているわけだけれども…。」
「そうだな。「自慰」と「自殺」は明らかに違うからな…。」
「でも、定光君も悪いと思うよ…。自慰をやっている人っていうのは基本的になんて言うか、言いずらいんだけど、すごく、寂しい人か、悲しい人だと思うよ…。ちがうの?」
「僕は、別に悲しくなくても、自分をいさめたり、なぐさめたりもするな…。」
「それは傷ついているからなんじゃないの?」
「わからないな?君は、今、自分の精力みたいなものを、世界に、誇示しようとしているにすぎなくないか?」
「…。」
「黙るってことは、イエスって意味なんだぜ?」
「俺は別に誇示はしようとしてないぜ?こじこじならしようとしてるけど…。」
「何今のおもしろい?こじこじってなに
?世紀末リーダー伝にでてくる、あの犬みたいな奴のこと?」
「そういうのは各自で考えたらえぇっていう仕様や」
「なんで、関西人がしきってんの?」
「…。」
「まず、関西、関東で、争うみたいな縮図的な奴はやめません?」
「おぉ、日本が一丸となるときやと言いたい?」
「…。」
「おのれは、すぐに黙るから…。」
「結局、気を利かせてるってことなんじゃないですか…。あるいは、いつものように、「わからなくなる」?」
「一応、タイトル、「マジカルナンバー」にしといたけど、これで、いいのかなとか思ってる…。」
「あぁ、タイトルの話ね…。」
「タイトルについては、文章を書く前につけるべきなのか、書き終えた後に、改めて、つえけるべきなのかでも、考え方は異なってくると思うんだよね…。」
「でも、二度手間でしょ?」
「えぇ、これって、永久保存版なの?」
「下手したら、本当に、しくることになるぜ?はっきりいって、こっちだって、「自殺ほう助」みたいな、「根」の「腐った」というか、「暗い」というかなんというかはわからないけれども…。」
「でも、そういう世界に、「簡単」に「躊躇」もなく、「足」を「踏み込もうと」するでしょ?結果的に、さっきみたいな、「芸人乱入」みたいなことが起こるんだよ?」
「それで、ポイントが稼げるんやったら、どうでもいいんとちゃうん?」
「…。」
「はっきりいって、面白がらせるためにやってるんとちゃうの?オナニーにしても、ネタ作りの一環にすぎんてだけなんやないん?」
「結局のところ、「芸人」サイドか貴様は?」
「うん。だって、人を笑わせることって、めちゃめちゃ気持ちのいいことやで?なんでそのことを理解してくれへんの?」
「それが、嫌いな人間を含む場合について、検討しなければならなくなるからでしょ?」
「え、そう?嫌いな人間なんておらんのじゃないの?それとも?」
「まぁ、そこらへんなんじゃない?」
「まるで、テレビみたいだな…。ラジオでもなんでもいいけども…。」
「清濁併せのむってやっちゃ…。」
「へぇ…。」
「「へぇ」って知ってたんやないの?」
「イントネーションも、方言を話せる自分もか…。」
「今も、「猫勇者」の続きを考えてる?」
「それ、誰に言うてるの?」
「お前もかまととか…。」
「人と人とが罵り合うシーンをふんだんに取り入れなければならなくなった立場は…?」
「いや、この世界には、本当にいろんな立場の人がいると思うよ…。」
「とりあえず、「全裸小説家」だね…。」
「うん。まぁ、別に、服着てもかけるんだけど、この「きめ」ではじめちゃったからな…。」
「へぇ。めちゃめちゃ頑固やな…。自分…。」
「それって、やっぱ、赤ちゃんの時から、これくらいは打てましたって言いたいの?」
「お!鋭い球…。って全然違うか…。」
「それを人は乗りツッコミとよぶ…。」
「全然違うか…。のとこ?」
「うーん。」やっぱり君とはやっぱり相性がわるい…。」
「棒読みだな…。」
「まるで、セリフのようですらある…。」
「でも、人々って、何者かの渡した台本に合わせてセリフを言うだけのマシーンなのかな?」
「お!いいぞ。そういう、セリフも、核心をついていて、俺的には気持ちよかったりする…。」
「ふぅん…。」
「でも、アダルトビデオで、いちいち感動しようとする理由は?」
「…。」
「間ね…。」
「「いろいろなことを知った今となっては、すべての事柄に、いちいち感動してみたい」みたいなのが答えではやっぱり「退屈」?」
「俺は、別に、「すべての人間」を「俺色」に染めたいというような人間ではないよ…。」
「へぇ…。
「もっかぁい!」
「でしょ?」
「その、「うんざり」な感じか…。」
「ネタ切れた…。」
「うん。本当によくやってると思う…。」」
「え、もうネタ切れ?俺はまだまだたくさんあっけど?」
「ブラフかぁ…。」
「あぁ、ひっでぇ!もう生涯絶交な…。」
「簡単に、「絶交」などという言葉を使うものでもないん!」
「叱る人ね…。」
「「トゥエルブナイン」てのはどう?」
「なぁに?新しい企画か何か?」
「いや、ラッキーナンバーとか、誰かが書くから…。」
「普通の人間は誕生日だとかを気にする…。」
「普通の人間はそこまで、数字のことばかり考えてないでしょ…。」
「うん。正直、その世界は少しついていけなくてね…。」
「お前もまた、落伍者か…。」
「そうかな…?彼は、まだまだ、復活の余地を見出していると思うけれど…?」
「彼とは?」
「ノンノノンノ。ナンセンスだよ。こんなの。でも、結局のところ、大衆は、「無意味」な情報ばかりをほしがる…。」
「へぇ。先生にはそういう風に見えているんだ…。」
「週刊誌なんてそんなもんだろ?」
「へぇ。君にとっては週刊誌は無意味かぁ…。」
「あの、冨樫先生の作品に出てくる「無意味の意味」っていう本がどういう「意味」の本だったのか…。最近はそればっかり考えてるよ…。」
「君は本当に嘘がうまくなったな…。昔はそうじゃなかったんじゃないのか?」
「わからない。」
「なるほどね…。」
「君は今人を必要としていると思うぞ。別に誰でもいいのかに関して言えば、おじさんには、その、ほんとうに、わからないことも多いよ。でも、近頃の君は本当によくやっていることも多いようだと、おじさんとしては言ってあげたいかな…。でも、たとえば、経済感覚みたいなものとは、多少そぐわなかったりすることについては、感じないのかい?そこだけを求めていたんじゃないの?」
「結局人は変わるものなのかもしれない…。俺は別に詐欺師になりてぇわけじねぇ…。」
「それじゃぁ君も立派な詐欺師だね…。」
「馬鹿しあうだけの、空を切る会話かぁ…。」
「世界中の会話が解体した時に何が起きると思う…?」
「「人の気持ちがまったくわからなくなる」ことが一番怖いことじゃない?」
「それが、君にとって一番こわいことなの?」
「自分の痛みがわからない人間は、人の痛みをわかりえないと思うけれども?」
「だからといって君は、自分を傷つけようとかは思わないでしょ…。」
「あぁ、まったく。」
「それなら、おじさんは安心…。」
「愉快爽快らっくちんー♪」
「おぉ、なんかのCMかなんかか?」
「うん。そんぐらいの軽いノリがいいのかもしれないとか思って…。」
「でも、現実の世界で、たとえば、誰彼かはわからないけれども、もしも仮に、仮によ、あなたに、何かしらの事情があって、むしゃくしゃしているとする…でも、こういうのって、やっぱり誘導尋問かなんかかの?」
「人に、「依頼」ばかりを求めてしまうって「情けない」ことだと思う?」
「いいや!とても、「情け深い」性格だと思うよ…。君は人のことを結局のところ見捨てたりはしない…。そういう奴さ!」
「…。」
「そろそろ限界なんじゃないの?」
「まぁ、確かに、いろんな人がいるな…。俺はやっぱり、誰か一人を主君にするみたいな生き方は向いていない…。」
「いんや、君は絶対に向いている…。誰か一人が主君の方が、らくちんだよ。みんなが主君だったら、君には混乱しか生じないと思うけれども…。」
「それもそうかもしれないな…。」
「あれれぇ。そんなに意志薄弱で本当にこの先大丈夫なの?人に不安を抱かせるようなことももしかしたら悪法の上では罰せられる対象になるのかもしれないよ…?」
「そういえば、エデンズゼロでは」
「あぁ、おまえが流した、漫画ね…。」
「で、」
足を延ばしたくなった俺は、風呂を後にして、リビングまで移動した。今のところ、俺は裸だ…。なぜこのような条件なのだろう?条件を変えるのはいつになるのだろうか?
「そんなのは簡単な問題じゃなぁい?」
「さすがわしの弟子!」
「こたつと」
「ちがくね?俺は、別にこたつとやりたいわけじゃないぜ?」
「なんか、間違えてね?」
「じゃ、服着てもよくね…。」
「それでも、「寒さに負けたことになんの?」」
俺はリビングの気温を確認する。リビングの気温は17度ある。だが、しかし、暖房が効いてないこの環境は、裸の背中には少しだけ寒く感じられた。
「もう、別に、暖房いれてもよくね?」
誰かはいう。
「異議ナーシ…。」
僕は適当に部屋の空調をいれる。暖房の温度は22度になっている…。
「ま、まっとうな人間は普通に服着るわな…。」
「ていうか、また、「テスト」かなんかじゃね?」
「…。」
「この作品だって、「タイトル」による縛りは結構でっかいと俺的には思うのだけれども…。」
「ま、そこはあるよね…。」
そっかぁ、ここにきて気づくけど、こたつとかも、普通に冷え切ってんね…。まぁ、それは冬だから当たり前というか…。でも、ここにくると、この部屋にいた人のことばかりを考えやしないかい?
「ふぅむ…。」
「まぁ、環境的には、今のところ、「風呂」の方がましだな…。」
「そんなことより、「巻き」でやって、「さっさ」と終わらせなさいってことなんじゃないの?」
「あぁ、芸人乱入の件ね…。」
「そうかな?ボルトに召喚されそうになるみたいな方が」
「これって、チャンネルの切り替えみたいなことに過ぎなくない?」
「どういうこと?」
「もう、わかってるくせにぃ。いちいち説明すんのもめんどくさいなぁ…。」
「そうは言わずに頼むよ…。」
「「とほほ?」いま「とほほ」ってうとうとしたの?」
「いや、別に、でもうとうとしたのかも…。」
「早打ちでさっさとおわらせなさーい。」
「まったく、地獄の帝王かよ。いちいちいちいち。」
「でも、応援てそういうもんなんじゃなぁい。」
「別名「尻たたき」ともいう。」
「尻たたかれるのって、気持ちいことなのかな?」
「やっぱ、AV見すぎて変になってない?」
「そう?純粋というか、素朴な疑問なんだと思うよ?」」
「それより、アイディアみたいなものは浮かぶの?」
「そうだね。ここは風呂とは全然異なる環境だね…。」
「とっとと終わらそう。」
「そればっか考えてる…。」
「じゃぁ、全然創造的な環境じゃないんだね…。」
「うーん。なんというかな…。」
「じゃ、風呂戻ればよくない…。」
「それもそうだけど、ここは、一応、きちんとあぐらをかけるからな…。」
「うん。なんていうか、あそこで半分煮え湯みたいになってた。風呂からいきなり、ざばってあがったり…。」
「そうかな?」
「うん。だって、はっきりいって、あの時浮かんだイメージは、うしおと虎の虎だったでしょ?」
「女の子はヘムヘムって言ってたね…。」
「あぁ、あの子…。」
「なんていうか、不思議なんだけど、あぁいうのみてるとき、どっちともとつながってる感覚に陥らない?」
「あぁ、男とも女ともってこと?」
「そういうのって、男の自分からすれば、耐えられない感覚だと思う?」
「どうなんだろうね…。」
「いいや。君は迷惑がっていたはずだ…。」
「今日の見方はなんか変だったとおもうよ…。」
一応、室温は18℃にあがったようだね…。
「はっきりいって、地球と喧嘩みたいになっちゃってるんじゃない?」
「あんたってやっぱりバカだと思う…。「書き物」をやっている限りは、「馬鹿」じゃない…。それがあんたの言いたいことなのかもしれないけれども…。」
「うーん。二つあってね…。」
「まぁ、鍋ツボみたいなことかぁ…。」
「どういうこと?」
「鍋もツボも何かをいれるものでしょ?」
「…。」
「うんうん。」
「でも、その形は、全然違うと思わない?」
「え、何?器の話…?」
「相変わらず察しが言いでござるな…。」
「え?ござる?なんか子供みたいなんだけど…?」
「そうでござるか?拙者は別におぬしの子供ではないでござるよ?」
「本当に今日はいろいろな人が出てくる…。」
「おっフィギア坂本銅メダルか…。」
「適当なニュースは入ってくる。それにしても4:10かぁ…。」
「もうちょっとだね…。」
「いちおう、今日は何の日コーナーやっとく?」
「今日は何の日フッフー♪っていうやつ?」
「音符まで正確に再現できんの?」
「あぁ、ピアノアプリね…。」
「いふぁーかもしんねぇ…。ちょっと高いような気もするけど…?」
「うるさいよ…。」
「うん。まぁ、そうだよね。あのフッフーはピアノと全然音色が違う。」
「やっぱ、ミ♭だと思うけど…。」
「あぁ、業界用語?」
「知らんけど、俺が言い出したことでしょ?」
「で、「今日は何の日」?」
「一応、2022年2月18日ではあんな…。」
「ほう。」
「で?」
「へいへい…。」
僕は適当に、yahoo検索に2月18日をいれてみる。表示されるのは、寅の日、エアメールの日、冥王星の日の三つだった。
「こういうのって、毎回毎回おもしろいのかねぇ?」
「え?そう?この、三つなら、普通に最後の冥王星の日でしょ?」
「そうかい?私は、最初の寅年の」
「いや、寅の日って書いてあるぜ?」
「細かい人だね…。別に、寅年の日でも虎の日でも私は何の日だっていいんだよ?はっきりいって私の日…。」
「まぁ、そういう人もいるかもね…。」
「「私は私」っていうメッセージって、結局、我を強く持ちなさい」
「そんなことは言ってないよ…?」
「そう?でも、結局、「私は私!」っていう人って我が強い人じゃないの?」
「じゃないの?のところだけ韻を踏む…。斎藤一人のやりそうなことかぁ…。」
「あんた、本当に俺の本を読んだの?読んだのに何で金かせがねぇの?」
「…。」
「斎藤一人によるお説教か…。私は別段働かんくてもおかげさまで暮らしていけるんだよ…。」
「へぇ。あんた、相当にすごい人だね…。」
斎藤一人は言う…。
「じゃ、とりあえず、「寅の日」から、いきますか…。」僕は適当に、寅の日をあける。
「どうせ、「エアメールの日」もやるんだろ?」
誰かは言う。僕は結局、あんまり興味のない、エアメールの日から開けてみることにした。
「なにを!さっき、あんたは、「あける」って意思表示してたんじゃなかったのかい!私が、エアメールの日もっていったから、って手を変えてきやがって、おまえって奴は!」
誰かは激高している。その声は、まるで、ジャイアンの母親のようだ…。エアメールの日について、コピペしようか僕は少しだけ、迷う。
「いつなんだい?」
誰かは聞いてくる…。
「1911年明治44年ってなりますから、えっぇっと…。」僕は適当に気の抜けた返事みたいなのをする…。
「でも2011年にも震災みたいなのがあって、本当にこの国は大変な国だったんだねぇ…。」
誰かは言っている。
「もう11年前なんだな…。」
「じゃぁもうわかるだろ!はやく答えをいっちまいな!」誰かは言う…。
「まぁ、たぶん111年前。」
「それで?」
「インドで、世界で初めての郵便物が運ばれたって書いてある。」
「インドは遅れていたのかねぇ?」
「っていうか、そもそも、日本の郵便が始まったのだっていつだか僕はよくわからないぜ?」
「わからないじゃなくて、適当に答えときゃいいんだよ!江戸時代にだって、飛脚みたいな職業はあったんだろ!?」
郵便 開始年 日本 で調べると、日本郵便の始まりが、1871年であったとかいうサイトが出てくるけど、これだと題意にはそぐうのかな?
「別にそぐわないだろ?私は、別に飛脚の開始年賀知りたいってわけでもないんだからね?」誰かは言ってくる…。
僕は、結局、誰かに引きずられるような形で、飛脚の開始年を調べてしまう…。ちなみに、誰かは、調べるなと言っている…。
飛脚の開始年を調べると、1663年とかいう年号が出てくる…。そっからいきなりインドに飛ぶのか…。とてつもない飛行だな…。僕は、航空士になったように、突然向かう飛行機の操縦士のような気持ちになる…。インドの天気はどうなっているのだろうか?ちなみに、インドの天気は、23度でもやとかいう表示がされている。時計は0:30のまま止まっている。5:00mには20℃になっているらしい。インドは暖かいらしいみたいな表示がなされている。ちなみに、この環境は20.5℃でそういえば、もしかしたら、部屋の環境自体が多少温まってきたのかもしれないと思わなくもないなと僕は思った…。それって、地球の温暖化問題みたいなものに違反する活動かな…?
「お兄さんしっかりして、さっさと、「エアメールの日」についてレポートをあげるんでしょ?しっかり、しっかり!」誰かは僕を応援してくれている。離れていても、僕にはわかる。それで、僕は、まるで、インド人かのごとく、日本語を読み理解することを想像する…、
「アラーハーバードはAllahabadと英語記載もされている」
僕は二階の住人の物音を察知し、念のために服を着る。僕は狂人であるが狂人であることを悟られないように今のところ必死だ…。
「地球に喧嘩を売ってはいけないっていうだけじゃない?」
「裸であることは地球に喧嘩を売ることになることですか?」
「それより、アラーハーバードってどこ?」
僕はアラーハーバードを検索する。出てくるのはイラーハーバードで、僕は少しだけむっとする。結局どっちなんだ?
僕は
「イラーハーバード(英語:Allahabad、英語由来で「アラーハーバード」とも、プラヤーガラージ(Prayagraj))は、インド北部のウッタル・プラデーシュ州にある都市です。」
とかいう文言を見てしまい、結果としては、インドの地図を見てしまう…。
その瞬間
「イラーハーバードの人口は 1,117,094人(2011年現在)、ウッタル・プラデーシュ州では 7番目、インド国内では 36番目に人口の多い都市です。」
という文言も目に飛び込んできてしまう…。その瞬間僕は考えている。地図をみた、さっきよりほんのわずかだけ少しだけ前の時間の僕だ…。イラ…。そこで、僕は思う。イラ、イラー結局どっちなんだ?僕は少しだけイライラしている?その瞬間僕はもう少しだけ膨れる?うけた?僕は自分に問う?何がだ?奴からの返信を待つ…。そうじゃない…。
イラハバードはどうやら、インドの北西部にある都市のようだと気づくだろっ!僕はまるで、こづくえのように、自分自身を蹴っ飛ばすえの文字みたいなものを想像し、そして、イスラム教について思いをはせる。あれあれ、インドってイスラム教だったけかな?
次の瞬間のセンテンスには、
「ガンガー(ガンジス川)にヤムナー川が流れ込む場所に位置する街で、2つの大河の合流地点にはヒンドゥー教聖地「サンガム(Triveni Sangam)」があります。」
と書いてあり、なんだ、ヒンドゥー教の聖地かと、俺は半ばほっとしすらもする…。でも、神様。ほんとぅにこのリアクションで俺は俺らしさを失わないのかな?と半ば俺は少しだけ不安をいだく…。
「んでんで、そのアラーハバードで、開かれた博覧会でどうなったの?」
神はツッコミをしていただく…。僕は適当に少ない語彙でわからない、スラングのようなものをかます。
「なになに?俺がいただいちゃうの?それとも、おま、そりゃ、「いただきストリート」のやりすぎだろ!」
「またしても別ツッコミ!」
「ちなみに、その声は力也さんに聞こえる…。」
「会場から約9km離れたナイーニ(Naini)まで約6500通の手紙やはがきが運ばれた。」
一応、俺は、なぜか、打鍵することを選択してしまう…。コピペの方がはぇえ!そんなことは俺も知ってんだよ!なぜか俺はさきほどの別ツッコミという俺自身の声を気に掛ける…。
「とりあえず、「エアメール」の日についてはこれでいい。」寅の日はいっぺぇあるし、冥王星は1930年…発見、クライド・トンボーもその道の人の間では有名人だろ…?アメリカ・ローウェル天文台そこまで知っていたら、マニア中のマニアかはもうわからんが…。
彼女は怪訝そうな顔で言った。
「俺にとっては、その「汁」が重要だったりするんだけど?」
「まぁ、「カケル」の言いたいことはわかる。」
太っている子が言った。
「だって、その「汁」がなければ、「カケル」は世代を引き継げないわけでしょ?」
********************
「ねぇ。カケル?でも、その前に、カケルはその前に、本当に、世代を引き継ぎたいとでも思っていんの?」
カケルは質問には答えない…。太っている子は続けた。
「だって、そうじゃん?カケルが世代交代をした場合は、最悪の場合、カケルは死ななくちゃならないんじゃなかったっけ?」
僕は今のところ、黙って聞いている。そんなこともあるものなのかなという感じだ…。
「必ずしもそうとは限らないだろ?おま、なんで、カケルの息子だか、娘だかがカケルを殺しに来るシナリオを考えてる…」
「あ、そっち?」
太っている子は言った。たぶん、秋道一族の子みたいなことをイメージしてほしいんだと思う…。誰かは、太っている子に勝手にイメージのラベリングを貼る…。
「あぁ、チョウジんとこな…。あの、おじさんみてぇなキャラも実は重要キャラクターなのかもしんねぇな…。」
ボルトは嬉しそうに適当に笑う…。
俺はいつの間にか、ボルトの世界にダイブしている。
「いいや、違うぜ?ダイブしたのは俺らの方…だぜ?理解が追いついているのかは、よくわかんねぇけども?」
「なぁ、おっさん。おっさんのことは、おっさんて呼んでいいのか?それとも、おじい様…。でも、おっさんは俺から見たら別にそこまで老けてるわけでもないんだぜ?」
ボルトの子は言う…。
僕は適当に髪の毛をかいてみる。「おっさん」と見知らぬ他人に規定されたときに、果たして俺はその事柄をうまくとらえきれるだろうか…。
「おっさんは、そんなことで悩んでんのかよ?」
ボルトの声はたるそうに感想を述べる…。
「でも、おっさんにとっては、っていうか、おっさんっていうのを愛唱として定着化させていいのかは私にははっきりいってよくわかんないよ…。誰だって、相手に勝手に名前を定着化されたくはないわけでしょ?」
「あぁ、俺がおっさんに対して、おっさんっていってることについて…。」
「ほらぁ、わからない奴だなぁ…、もぅ…。」
「僕は、いましがたの状態においては、別に「おっさん」でもなんでも呼び名はかまわないとか思っていたりする。僕が、君たちに、「おじさま」だとか、「おにいさま」だとか、よくわからない関係性をこちらから規定して押し付けるという行為そのものが意味をなさないというか、無理があるし、そういう呼称を押し付けることは僕にとってもあまり好ましくないことのように思われる…。」
「ほら、別に、おっさんはおっさんって呼ばれていいみてぇに言ってんじゃんよ?それなら、別に文句とかないだろ?」
「えぇ。あたしは、ちがうな。まぁ、おじさんが、自分の名前とかを私たちの前にさらしたり、教えてくれるのに抵抗があるなら、今、おじさんとか、適当に言っちゃったりしたわけではあるのだけれども…。」
「まぁ、でもたとえば、子どもみたいな人に向かって、将来「おば」になるのが確定しているからと言って、「おばさん、おばさん」みたいに言うのも、場合によっては、むちゃくちゃ無理があることなのかもしれないよな?」
「あんた誰?」
「っていうか、この小説のスタイルの場合には、名前みたいなものが、施されないままにセリフが進んでいくから、そのあたりは、読者にはついていくのは難しい話なのかもしれないの…。」
「あんた誰?っていう質問には答えないわけね…。」
「「ねずみ」…。ねずみとでも名乗ったらよろしいじゃろ?」
「ふぅん。ねずみ男のねずみ?それとも、ねずみ年だから?」
「あんたは、年とかばらしたいのかの?」
「うーん。私の場合は、まぁ、なんていうか。有名人だったりするから、ネットとかで実名検索されたら、年ばれとかは普通にするんだよね…。」
「おぉ、そうかい。」
「で、あんたも、ぼぉっとしてないで、この話の行く先について適当に舵を切ることを試みなければ、話がどこに向かっていくのか、誰も検討がつかなくなって困ることになると思うんじゃが…。」
「…。」
「沈黙ね。私は、親切で言っているんだよ。あんたは、結局のところ、「過去の魔物」みたいなものを掘り当てて、呼び覚まそうとしているんだよ。私にはそのように見える…。だって、あんたは、「スリル」とか「恐怖」みたいなものを「克服」とか「経験」しなければならにんだろ?そうでなかったら、わざわざこんな時間に、労力をさいてまで、私のもとにアクセスしにきたりはせんじゃろ?」
「へぇ。おじぃちゃんには、そういう風に感じられてるんだ…。」
「なぁ。若いの。本当に、「真実」だけで、この「局面」を乗り切ろうとでも考えているのか?私には到底無理があるように見える…。そのことについて、おぬしは、さんざん、その、「パートナー」とやらを通して、思い知らされてきたんじゃなかったのかの?」
「まぁ、そういえる。」
「やっぱりそうなんじゃろ?しかして、このおいぼれの私をつかまえて、なんとさせる?私は、はっきりいって、戦闘みたいなものにはなぁんの役にも立ちはせんぞ?でも」
「じいちゃん。それ俺のセリフー。」
「えぇい。くそがきめ。こんな感じでよかったのかいの?」
「俺はよくわかんねぇけども?」
「人々がいいあらそいあうみたいなシーンみたいなものを、いれて果たして後世にどういう影響があるのかということを、御屋形様は考えているんじゃないでしょうか?」
「え?御屋形様って、あの御屋形様…?」
ボルトの声は言う…。
「御屋形様かぁ…。」僕はことの重要さをまだよくわかっちゃいない。
「まぁ、そういう、妄想みたいなものもあるのかもしれないね…。私も別に、まぁ、寝る前ではあるけど、時間も少しくらいならつきあえなくもないけど…。」彼女は言った。
「でも、大変じゃない?生活リズム管理表みたいなのは、屈辱的に思える、管理手法に思えたのかもしれないけれども、定光君的には、10時ぐらいには適当に眠くなって寝て、朝太陽が昇る前くらいから、起きて、そこから、物語をまぁ、私が物語を編むとか言い出したら、また、物語は編み物ですか?みたいにつっこまれるのかなぁみたいなつっこみをうけるのかもしれないなとか考えなければならないのかもしれないけれども…。でも、なんていうか、これだと、頭ぐるぐるだね。定光君っていつも頭ぐるぐるなの?」
「いや、別にそれほどというわけでもないな…。」
「へぇ。やるぅ。」彼女は適当にたきつける。僕は何かに向かおうとしている?夜の魔物?果たしてそんなものに向かおうとしてよいのだろうか?たぶん、現実的に魔物みたいなものはここにはいないのだと思う…。あるとすれば、あのくそ忌々しい…、僕はそこまで考えて、思考を止めた。
くそいまいましい…何だっただろうか?僕は今さっき、くそいまいましい何かについて果たしてあえて考える必要なんてあったのだろうか…と…。
「さだみつくんは怒りみたいな感情は手放したいと考えているんだね…。ふぅ。」彼女は適当に息をつく…。確かに、もう夜も遅いものなのかもしれない…。
「私は、24:00までだよぉ。センターの人とかにもそういわれたんでしょ?私は別に。まぁ、「でもさだみつくん」かぁ…。」
彼女は言う…。
時刻は23時51分になっている。
「ねぇ。さだみつくん。さだみつくんは、明日の予定とかあるの?」彼女はそう言って、少しの間をとった。
「そうやって、質問されることはさだみつくんにとっては、「苦痛」だったりする?」
彼女は何かをおそれている…。
「だって、そうだよ。さだみつくんは、でも、私が言ったってしょうがないか…。」
彼女は何かを思いつきそして、少しだけ落ち込む…。
「おちるところまでおちればいいさ。」誰かはそういうまなざしを送っている…。
「「そうでもしなければ、上がるきっかけすらつかめはしないはずだろ?」か…。」
「先読みか…、少しは、俺の言いたいことを読めるようになったじゃないか…。」
「ヒュンケルっぽいよ…。」
「だが、しかし、この果てでダイたちはどこへいく?」
重要なのは、「どこ」という場所の問題だろうか…。それもあるかもしれない。僕の頭の中には、テーレレロレーレーレーっという、あのオクトパストラベラーの挿入歌がわりと荘厳になったりする…。
「ゲームとかウェブとかやりすぎだよ。」
つぶれたタコみたいに、しかるねこはつぶれている。この世界はいつからこんな風になったのだろう?
「安心してえぇ。わしがおる。戦闘にはわしはさっぱり役にはたたんがの…。」
おじいさんみたいな声は適当に、場の空気を鎮める…。そういう人材ももしかしたら必要かもしれない…。
「だが、あと3分で、その、娘というか、なんというか、もぉまどろっこしいのぉ…。別にわしは年なんじゃから、娘に娘っていったっていいいじゃろぉ。それとも、本当に血がつながっていない娘に対して、娘っていうとか。そういうのって、きもいことなんかのぉ…。」
おじいさんは、少しだけ憤り、そして、やはり萎縮して落ち込む…。いったい何なのだろう?この世界は…。
「安心してよいぞ…。わしは、っというか、こんなわしに、戦闘のようなむごいことをさせようと、本気で、考えていらっしゃるのか?」
「御屋形様…。おぬしは、本当にあの」
「信長がぜよ…。」
時刻は0;00を回っている…。
********************
俺パスかもしんない…。俺は適当にやる気がなくなって、クエストそのものを放棄したい気持ちにかられる…。
「なぜじゃ?やっぱおんなのこがいなくなったからか?君も本当に青いの?」
おじいさんみたいな奴はそんな感じで挑発とかしてくる。
「待て。わしは別に挑発なんぞしてはおらない。それは君の中の心の声が勝手にやってしまっていることなんじゃろ?」
「そうなのかな?」僕はよくわからない衝動にかられる。
「君は、人のことを実は一番よくわかっている青年だった。少なくとも、青年だったとわしは今思いたい…。」
「なぜ、そんなに感傷的になるの?」
「なぜかな…。でも…。」
夜は遅いのかもしれない。僕は言ったん筆をおくことを検討する…。もしかしたら、この物語は僕をどこにも連れて行かない恐れすらもある。
********************
2:20戦いは終わったように思われる。
「ねぇカケル。君にとって、射精することは壮絶な自分自身との戦いに過ぎないのかな?」」
「みんなずるいよ。」
「「僕ばっかり、僕ばっかり」でしょ?」
「いや、僕はそうじゃないんだ…。でも…。」
「なぁに。お姉さんに相談してみなさぁい。」
「君だって本当のおね」
「あなた…。今疲れすぎてるわよ。今日が何曜日の何日で、何の日なのかみたいなことだってどうだってよくなってるでしょ?」
「僕はそんなことない。」
「今はあぁたにはきいちょらん。こっちの子に向かって話してるってわけ…。あんたもいい加減がきじゃないんだからわかるでしょ?そういうの?ねぇ、でも、あなたも生きていくのに相当しんどい思いしてない?あなたがしんどさを誰かに伝えようにしていることはわかるよ。でも、あなたがしんどくなっちゃってたら、他の人だってそりゃきをつかうってもんじゃないのさ?」
「まぁね…。」
「僕は今お風呂に入っているよ…。」
「僕も…。」
「あなたは増えなくていい。」
「はい。姉さん…。」
「そうやってすぐ順応して…。」
「だめねぇ。このこったら。」
「でも、今、姉さんの方こそ増えかけた。」
「私は別に増えてなんかないわよ…。「私は私」だわ。ふんっ。」彼女は鼻息荒く何かをけちらした。何かは簡単に散っていった。そこには何も残らなかった…。
「あんたは、「闘神」…みたいなのにあこがれているのよ…。いいえ。あなたは実は「闘神」そのものだっていうことにまだ、いえ、とっくに気づいている…。確かにあなたは、「時空」の「ひずみ」って言ったらいいのかはわからない。わからないけれど、深い怒りと憎しみよ、結果的にはそれらに支配されているの…。あなたは、それらをおしとどめよう。あるいは、忘れ去ろうと努める…。でも、そうすると、どうなった?」
「誰か別の人間の怒りが…、」
「わかるようになってきただしょ。「ガス抜き」ってこと。あなたの場合は、…。でも、そんな妄想をしているの?」
「母さんの場合は…。」
「あなたに、母さんなんていないんだしょ?」
「…。」
「いい?思い出した?あなたには、まず、母さんなんて人は存在していないの…。そのことは、私は何回も言い聞かせたように思えるんだけれども…。」
「「作られた子」かぁ…。」
「なぁに、あなたが、そういうえげつない設定に誘ったのよ。私はそれにのってあげているだけ…。」
「ふぅん…。」
「人間って兵器にしか過ぎないのかな…?」
「俺は全然違うと思うぜ…。」
「ねぇ?カケル?カケルはいったい、何を書いているの?」
「わからない。いろいろなこと。いろいろな登場人物が、俺の中で、勝手に話をしている…。」
「じゃぁ、具体的には、それがどういう登場人物なのかあなたにみえ」
「また、俺を試すの?ほんっとになんでそうなんのかなぁ!?」
「今のすごくいい!昔のカケルに戻ってきた。」
「そういうの。やめてよ!俺、ぶっちゃけ、キレキャラで売り出したいとかそういうんじゃないんだからね!」
「そういう、きれてる感じ!すっごくいいわ!」
「…。」
「最終的に、先生の作品の場合は、主人公たちが何と闘っているのか「よくわからなくなる」っていうのが、先生の作品の優れているところなんじゃないかと、個人的には思っています…。」
「ほぅ…。で?」
「先生は、やっぱり、何かと何かを戦わせなければ、気がすまないという性格なんですよねぇ?」
「先生の性格を一概に決めつけることは俺にすら難しい…。」
「ほぉお。」
「でも、私は違うと思うけど…?」
「なぁに?どういうアイディア?」
「私は、別に、先生の中にも、ちゃんとした、「主人格」これはベースとなる人格ね…。別に、人なんてものは、所詮揺蕩っていて、何をなすかによって、性格なんてものは変わってくるものじゃない…?」
「18号はそんな風に思っているんだ?」
「ちょ…まっ…失礼。私、18号でもロボでもないから!」
「みんな、いかりと、ストレスがたまっているようだな…。」
「前線に来ればそんなのは、当たり前というかむしろ日常です…。」
「そうか…。この星に、何かを白黒はっきりさせるために、闘いにきているみたいな人たちも、中には普通に存在しているのかもしれないよな…?」
「で、先生が抱いた、妄想は…?」
「「忘れてくれ?」それとも…。」
「先生を追い込みすぎてはいけない…。」
「先生は、闘い、あるいは、でも、なんだっけ?」
「先生は、戦いを忘れようとしている…。でしょ?」
「そこまでわかるならばよろしい…。」
********************
「ねぇ、毎回になって思うけれど、何で、「すべてを破棄」しなきゃならない「状況」みたいなのが、訪れると思うの?」
「…。」
「それって、絶対に、「間違ってるから、考え方を変えなよ!」っていうサインでしかないと私は思うのだけれども…。」
「ありがとね…。」
「いや、「ありがとね…。」とかじゃなく…。」
「結局のところ、あぁまだ私のターンか…。結局のところ、…あれ、なんだったっけかな…?」
「いや、ほんと、そんな感じですよ…。」
「気を許してはならぬといいておろうが…。」
「すべてにおいて、集中して、気を貼っていなければならない場面、それが、「極限」にして、「究極」…。」そんなことすらも、忘れてしもうたんかいの…。」
「先生…。」
「じじぃを出したところで、今回の敵に勝つ見込みは低いと思うぞ…。」
「へぇ。会長ですらそうなんだ…。ちょっと納得…。」
「ねぇ。あんたら、ほんと、何と闘ってんの?」
「まぁ、わかるはずもあるまい…。」
「敵が、」
「しぃい!」
「なんで、そんなこと、別に私が言わなくても、ネタバレっていうか、ちょっとだけ頭を働かせれば、サルでもわかることじゃないの?」
「ふん。まったくおめさんときたら、まったくの筋肉ゴリラ…、っていたーい。」
「はぁ。今のはわざとでしょ?あんた、別に何もいたくもかゆくもなんともないくせに私のことから買うのやめてよね?」
「ふふふ…。」
「じじぃが出てきたところで、今回の敵にはかなわないぞ…。」
「いや、ちがうでしょ?そもそも、なんで、「会長」がよみがえっているの?っていうところからじゃない?」
「は?そんなの、別に、一応、強いっぽいやつを、普通によみがえらせても、私の勝手ってだけでしょ?」
「そうやって、すぐ、この世界の理みたいなものを、簡単にねじまげちゃうからな…。ほんっとうに、ブルマさんは!」
「えぇ、最低!二度と私のこと、ブルマさんとか呼ばないでしょね!私…、あんないかれ女とは全然違うんだから!」
「ほぉ、まずは、このぐらいかの…。」
********************
「いいや、まだまだ、俺はいけるぜ!」
「うそつくんかぁい!」
「うそじゃねぇけど…。」
「じゃ、なんでそんなに泣きそうな顔ばっかり送ってくんの?まじうざいんでやめてくんない?」
「…。」
「えぇそんな感じで、簡単に、相手のことへこませるだけでえぇなら、「楽勝」やん。」
「むしろ、「ふるぼっこ」で勝てるっていってまってもかまわへんよね?」
「さっきのとこは、「間」をきちんといれなあかんのとちゃうん?まぁ、無視したってもえぇけども…。」
「なるほど!」
「お前のセリフは、「なるほど!」だけかい!」
「もっかぁい!」
「ファイ!」
「めっちゃ暑苦しい世界になってきたなぁ…。」
「どないなってんの?まだまだやで!」
「ふぅ…。」
「息ついて居る場合ちゃうでほんま。あほはげちびほんましばくぞお前…。」
「…。」
「なにをぉ?」
「お前にはいうと」
「ぼっこし!」
「そんな簡単な技でええんやったら誰にでもできてしまわへん?このままでは、簡単に戦闘力のインフレーションが漫画自体が終わってまうやん?」
「ぇ、なんの心配してんの?この「宇宙」の方が、数百倍大事なんとちゃうの?」
「だって。」
「いや、もう「アウト」やない。激やばアウトもんやん。別に、アフトでもそないな方がごっつえぇ響きかもしれへんあ…。アフトか…。アメフトみたいやん。自分。別に、笑ってくれてもこちとらえぇねんで。昨日の子なんやろ?」
「また、答えなくなるんちゃうん?」
「じぶんめちゃめちゃむずめんやん?」
「いまのわこうた?めちゃめちゃ、もってやってんねんえで?」
「はい、ぶぅう!」
「やってもうてんねんえで…。かぁ。なかなかおしいまちがいやけど、も。ほな、正解にしたっく。こんな、大阪まできてほんとどないおもっとんねん…。」
「…。」
「ちゃうやろ、そこは、ここは、どこどこで、大阪ないで…の全力ツッコミや!むしろ、全力ツッコミ選手権ぐらいの勢いでやったったってな!」
不思議な世界が繰り広げられていた。なぜ、選手たちはこれほどまでに、意味のない行いを重要視するのだろうか…。自分とは、全く違った世界にすむ、各地から集められた選手の存在そのものに…、
「ほら、そこで、すぐ、「キルアおぼっちゃん」とか使いそうになるやろ!だめやええねんで…。これや!だめやええねんで!どっちかわからなくなるようなやり方や!だめや…えぇねんで!まず最初に、絶対にだめやいうて断んねん!そこで、たたみかけるように、ええねんで!や!わかるやろ、だめやないねん!でも、ええねんで!や。こんなおもしろいつっこみある?包み込まれるような世界やろ?そう思わへん?」
「これでもだめかぁ…。」
「何?笑わず嫌い王選手権みたいなもんでも始めようと」
「せや!「ほくそえむ」や!」
「それを覚えたら「上出来」?」
「お前、ほんまはあほなんちゃうん!?」
「こっちが、そのきになったら、そのつっこみか!こっちの残された手札は…。」
「えぇで!えぇで!ごっつ芝居臭くなってきたやん!」
「なぁに、この楽しい感じは。まるで、ひい爺さんの頃のかるた大会みたいだわ…。」
「おとぼけキャラで、どないすんねん!きっちりそこはキレキャラのカードをひくぅ!」
「キレキャラ最強説ね…。」
「ほな、他に、なにがあるん?ラスボスキャラなんて言わへんよね?」
「お前がラスボス…。っていう呪い…。」
「呪術かぁ…。その手できよったのね…。」
「でも、ちまたには、ごにょごにょ」
「いま、一回迷っても歌やろ!はい、あうとー!」
「こういうの言いたくて強いたくないんや…絶対みんなの前で言ったらあかんで!一生もんの秘密やって言ったらどうなるかなぁ…。」
「どうなるかちゃうわ!はげぇ…。」
「そのいきそのいき…。」
「めちゃめちゃ楽しそうに、そこで迷うかぁ…。」
「ほくそ笑むべきか、捨て鉢になるべきかの圧倒的な差ね…。」
「すごい外国語の生徒が出てきた場合は。どない対応すんの?」
「すごい外国語て?」
「わかんなけど、フランス人とか…。」
「クセジュとジュテムで適当に逃げ切ればえぇんとちゃうん?」
「へぇ…。」
「すっごい博識なのね…?」
「でも、こういうのって、ちゃんと訳せたりする?」
「え?おまえほんと、あほなん?なんでわしが、フランス人に博識なのねって言わなあかんの?」
「人を笑わせることのむずかしさかぁ…。」
「まずさぁ、笑いを禁止することからいさめてほしいねん…。」
「ふぅん…。」
「君はそうは思わないみたいやな…。」
「難しい世界に迷い込んでしまったようだ…。」
「今なんて…。」
「難しい!」
「聞いてるよぉ!」
「まずは、「マリアカラス」の話から始めない?」
「え!?ちょっと、その「マリアカラス」ってどういう話?」
「全然興味ないんだけど…。」
「でも、話す?それとも?」
「だから、みんな、気が短くなってるんだよ…。別に君のせいじゃないよ。でも、みんなきっと、生きたくて必死なんだよ…。君は、もっと、長い呼吸で考えなくてはならないというかもしれない。でも、みんながみんな君みたいに、飲み込めたり、長い呼吸で考えられるってわけじゃない…。君はそのことをよくよく知っておかなければいけないんじゃないかって。今は私でも思うよ…。」
彼女は言う…。
「まだまだぁ!」夢の中でも彼らは戦っている。いや、彼らは、所詮は訓練兵に過ぎない…。
「へぇ。その時代のことまでわかるの…。」
「進撃でしょ?どうせ…。」
「目的が何もなくなったら…。」
アルミンは言った…。
「ねぇ?本当にそれでいいの?」
「「生きる目的みたいなもの」まさか、それから、「破壊」しましょうって考えてるで、本当に君はいいの?」
「待って、最初のところから、考えたくなった。まず、何で、俺の息子や娘やらが俺を殺しにくるっていうシナリオがそもそも検討されているのかということ自体が俺からすればよくわからなくはある。」
「さだくんは特殊だよ…。」
「え、でもさっきの手淫では、宇宙の崩壊よりも、女を選んで、この世界の崩壊を見捨てるっていうヒーローの妄想を抱いたんでしょ?」
「え?そんな妄想をいちいちいだきながらやってんの!?すげぇ。俺には到底真似できん…。」
「しらない…。」
「まったく君はそうやってすぐにかまととぶるからな…。」
「でも、実際問題として、宇宙の崩壊と、異性を天秤にかけられたら、結局のところ何にもできなくなっちゃうってもんじゃないの?」
「ねぇ?かずみん…。なんで、」
「だから、かずみんじゃねぇって?」
「そういうの、なんか多くね?」
「別にどっちでもよくね?」
「まぁ、少なくとも、明日宇宙が崩壊することはなかろう?」
「それに、何万ぐらいかけられんの?」
「!」
「気づいた!?あんたのやってることは、「自殺」に「近い」よ?今は進んで、「自慰」の「斡旋」みたいなことを、やって、一人で悦にいっているようだけど、私としては不安でしょうがなくはある…。」
「ふむ…。」
「まぁ、あんたに限ってはこの世界を見捨てはしないのではないかと私は思っているわけだけれども…。」
「そうだな。「自慰」と「自殺」は明らかに違うからな…。」
「でも、定光君も悪いと思うよ…。自慰をやっている人っていうのは基本的になんて言うか、言いずらいんだけど、すごく、寂しい人か、悲しい人だと思うよ…。ちがうの?」
「僕は、別に悲しくなくても、自分をいさめたり、なぐさめたりもするな…。」
「それは傷ついているからなんじゃないの?」
「わからないな?君は、今、自分の精力みたいなものを、世界に、誇示しようとしているにすぎなくないか?」
「…。」
「黙るってことは、イエスって意味なんだぜ?」
「俺は別に誇示はしようとしてないぜ?こじこじならしようとしてるけど…。」
「何今のおもしろい?こじこじってなに
?世紀末リーダー伝にでてくる、あの犬みたいな奴のこと?」
「そういうのは各自で考えたらえぇっていう仕様や」
「なんで、関西人がしきってんの?」
「…。」
「まず、関西、関東で、争うみたいな縮図的な奴はやめません?」
「おぉ、日本が一丸となるときやと言いたい?」
「…。」
「おのれは、すぐに黙るから…。」
「結局、気を利かせてるってことなんじゃないですか…。あるいは、いつものように、「わからなくなる」?」
「一応、タイトル、「マジカルナンバー」にしといたけど、これで、いいのかなとか思ってる…。」
「あぁ、タイトルの話ね…。」
「タイトルについては、文章を書く前につけるべきなのか、書き終えた後に、改めて、つえけるべきなのかでも、考え方は異なってくると思うんだよね…。」
「でも、二度手間でしょ?」
「えぇ、これって、永久保存版なの?」
「下手したら、本当に、しくることになるぜ?はっきりいって、こっちだって、「自殺ほう助」みたいな、「根」の「腐った」というか、「暗い」というかなんというかはわからないけれども…。」
「でも、そういう世界に、「簡単」に「躊躇」もなく、「足」を「踏み込もうと」するでしょ?結果的に、さっきみたいな、「芸人乱入」みたいなことが起こるんだよ?」
「それで、ポイントが稼げるんやったら、どうでもいいんとちゃうん?」
「…。」
「はっきりいって、面白がらせるためにやってるんとちゃうの?オナニーにしても、ネタ作りの一環にすぎんてだけなんやないん?」
「結局のところ、「芸人」サイドか貴様は?」
「うん。だって、人を笑わせることって、めちゃめちゃ気持ちのいいことやで?なんでそのことを理解してくれへんの?」
「それが、嫌いな人間を含む場合について、検討しなければならなくなるからでしょ?」
「え、そう?嫌いな人間なんておらんのじゃないの?それとも?」
「まぁ、そこらへんなんじゃない?」
「まるで、テレビみたいだな…。ラジオでもなんでもいいけども…。」
「清濁併せのむってやっちゃ…。」
「へぇ…。」
「「へぇ」って知ってたんやないの?」
「イントネーションも、方言を話せる自分もか…。」
「今も、「猫勇者」の続きを考えてる?」
「それ、誰に言うてるの?」
「お前もかまととか…。」
「人と人とが罵り合うシーンをふんだんに取り入れなければならなくなった立場は…?」
「いや、この世界には、本当にいろんな立場の人がいると思うよ…。」
「とりあえず、「全裸小説家」だね…。」
「うん。まぁ、別に、服着てもかけるんだけど、この「きめ」ではじめちゃったからな…。」
「へぇ。めちゃめちゃ頑固やな…。自分…。」
「それって、やっぱ、赤ちゃんの時から、これくらいは打てましたって言いたいの?」
「お!鋭い球…。って全然違うか…。」
「それを人は乗りツッコミとよぶ…。」
「全然違うか…。のとこ?」
「うーん。」やっぱり君とはやっぱり相性がわるい…。」
「棒読みだな…。」
「まるで、セリフのようですらある…。」
「でも、人々って、何者かの渡した台本に合わせてセリフを言うだけのマシーンなのかな?」
「お!いいぞ。そういう、セリフも、核心をついていて、俺的には気持ちよかったりする…。」
「ふぅん…。」
「でも、アダルトビデオで、いちいち感動しようとする理由は?」
「…。」
「間ね…。」
「「いろいろなことを知った今となっては、すべての事柄に、いちいち感動してみたい」みたいなのが答えではやっぱり「退屈」?」
「俺は、別に、「すべての人間」を「俺色」に染めたいというような人間ではないよ…。」
「へぇ…。
「もっかぁい!」
「でしょ?」
「その、「うんざり」な感じか…。」
「ネタ切れた…。」
「うん。本当によくやってると思う…。」」
「え、もうネタ切れ?俺はまだまだたくさんあっけど?」
「ブラフかぁ…。」
「あぁ、ひっでぇ!もう生涯絶交な…。」
「簡単に、「絶交」などという言葉を使うものでもないん!」
「叱る人ね…。」
「「トゥエルブナイン」てのはどう?」
「なぁに?新しい企画か何か?」
「いや、ラッキーナンバーとか、誰かが書くから…。」
「普通の人間は誕生日だとかを気にする…。」
「普通の人間はそこまで、数字のことばかり考えてないでしょ…。」
「うん。正直、その世界は少しついていけなくてね…。」
「お前もまた、落伍者か…。」
「そうかな…?彼は、まだまだ、復活の余地を見出していると思うけれど…?」
「彼とは?」
「ノンノノンノ。ナンセンスだよ。こんなの。でも、結局のところ、大衆は、「無意味」な情報ばかりをほしがる…。」
「へぇ。先生にはそういう風に見えているんだ…。」
「週刊誌なんてそんなもんだろ?」
「へぇ。君にとっては週刊誌は無意味かぁ…。」
「あの、冨樫先生の作品に出てくる「無意味の意味」っていう本がどういう「意味」の本だったのか…。最近はそればっかり考えてるよ…。」
「君は本当に嘘がうまくなったな…。昔はそうじゃなかったんじゃないのか?」
「わからない。」
「なるほどね…。」
「君は今人を必要としていると思うぞ。別に誰でもいいのかに関して言えば、おじさんには、その、ほんとうに、わからないことも多いよ。でも、近頃の君は本当によくやっていることも多いようだと、おじさんとしては言ってあげたいかな…。でも、たとえば、経済感覚みたいなものとは、多少そぐわなかったりすることについては、感じないのかい?そこだけを求めていたんじゃないの?」
「結局人は変わるものなのかもしれない…。俺は別に詐欺師になりてぇわけじねぇ…。」
「それじゃぁ君も立派な詐欺師だね…。」
「馬鹿しあうだけの、空を切る会話かぁ…。」
「世界中の会話が解体した時に何が起きると思う…?」
「「人の気持ちがまったくわからなくなる」ことが一番怖いことじゃない?」
「それが、君にとって一番こわいことなの?」
「自分の痛みがわからない人間は、人の痛みをわかりえないと思うけれども?」
「だからといって君は、自分を傷つけようとかは思わないでしょ…。」
「あぁ、まったく。」
「それなら、おじさんは安心…。」
「愉快爽快らっくちんー♪」
「おぉ、なんかのCMかなんかか?」
「うん。そんぐらいの軽いノリがいいのかもしれないとか思って…。」
「でも、現実の世界で、たとえば、誰彼かはわからないけれども、もしも仮に、仮によ、あなたに、何かしらの事情があって、むしゃくしゃしているとする…でも、こういうのって、やっぱり誘導尋問かなんかかの?」
「人に、「依頼」ばかりを求めてしまうって「情けない」ことだと思う?」
「いいや!とても、「情け深い」性格だと思うよ…。君は人のことを結局のところ見捨てたりはしない…。そういう奴さ!」
「…。」
「そろそろ限界なんじゃないの?」
「まぁ、確かに、いろんな人がいるな…。俺はやっぱり、誰か一人を主君にするみたいな生き方は向いていない…。」
「いんや、君は絶対に向いている…。誰か一人が主君の方が、らくちんだよ。みんなが主君だったら、君には混乱しか生じないと思うけれども…。」
「それもそうかもしれないな…。」
「あれれぇ。そんなに意志薄弱で本当にこの先大丈夫なの?人に不安を抱かせるようなことももしかしたら悪法の上では罰せられる対象になるのかもしれないよ…?」
「そういえば、エデンズゼロでは」
「あぁ、おまえが流した、漫画ね…。」
「で、」
足を延ばしたくなった俺は、風呂を後にして、リビングまで移動した。今のところ、俺は裸だ…。なぜこのような条件なのだろう?条件を変えるのはいつになるのだろうか?
「そんなのは簡単な問題じゃなぁい?」
「さすがわしの弟子!」
「こたつと」
「ちがくね?俺は、別にこたつとやりたいわけじゃないぜ?」
「なんか、間違えてね?」
「じゃ、服着てもよくね…。」
「それでも、「寒さに負けたことになんの?」」
俺はリビングの気温を確認する。リビングの気温は17度ある。だが、しかし、暖房が効いてないこの環境は、裸の背中には少しだけ寒く感じられた。
「もう、別に、暖房いれてもよくね?」
誰かはいう。
「異議ナーシ…。」
僕は適当に部屋の空調をいれる。暖房の温度は22度になっている…。
「ま、まっとうな人間は普通に服着るわな…。」
「ていうか、また、「テスト」かなんかじゃね?」
「…。」
「この作品だって、「タイトル」による縛りは結構でっかいと俺的には思うのだけれども…。」
「ま、そこはあるよね…。」
そっかぁ、ここにきて気づくけど、こたつとかも、普通に冷え切ってんね…。まぁ、それは冬だから当たり前というか…。でも、ここにくると、この部屋にいた人のことばかりを考えやしないかい?
「ふぅむ…。」
「まぁ、環境的には、今のところ、「風呂」の方がましだな…。」
「そんなことより、「巻き」でやって、「さっさ」と終わらせなさいってことなんじゃないの?」
「あぁ、芸人乱入の件ね…。」
「そうかな?ボルトに召喚されそうになるみたいな方が」
「これって、チャンネルの切り替えみたいなことに過ぎなくない?」
「どういうこと?」
「もう、わかってるくせにぃ。いちいち説明すんのもめんどくさいなぁ…。」
「そうは言わずに頼むよ…。」
「「とほほ?」いま「とほほ」ってうとうとしたの?」
「いや、別に、でもうとうとしたのかも…。」
「早打ちでさっさとおわらせなさーい。」
「まったく、地獄の帝王かよ。いちいちいちいち。」
「でも、応援てそういうもんなんじゃなぁい。」
「別名「尻たたき」ともいう。」
「尻たたかれるのって、気持ちいことなのかな?」
「やっぱ、AV見すぎて変になってない?」
「そう?純粋というか、素朴な疑問なんだと思うよ?」」
「それより、アイディアみたいなものは浮かぶの?」
「そうだね。ここは風呂とは全然異なる環境だね…。」
「とっとと終わらそう。」
「そればっか考えてる…。」
「じゃぁ、全然創造的な環境じゃないんだね…。」
「うーん。なんというかな…。」
「じゃ、風呂戻ればよくない…。」
「それもそうだけど、ここは、一応、きちんとあぐらをかけるからな…。」
「うん。なんていうか、あそこで半分煮え湯みたいになってた。風呂からいきなり、ざばってあがったり…。」
「そうかな?」
「うん。だって、はっきりいって、あの時浮かんだイメージは、うしおと虎の虎だったでしょ?」
「女の子はヘムヘムって言ってたね…。」
「あぁ、あの子…。」
「なんていうか、不思議なんだけど、あぁいうのみてるとき、どっちともとつながってる感覚に陥らない?」
「あぁ、男とも女ともってこと?」
「そういうのって、男の自分からすれば、耐えられない感覚だと思う?」
「どうなんだろうね…。」
「いいや。君は迷惑がっていたはずだ…。」
「今日の見方はなんか変だったとおもうよ…。」
一応、室温は18℃にあがったようだね…。
「はっきりいって、地球と喧嘩みたいになっちゃってるんじゃない?」
「あんたってやっぱりバカだと思う…。「書き物」をやっている限りは、「馬鹿」じゃない…。それがあんたの言いたいことなのかもしれないけれども…。」
「うーん。二つあってね…。」
「まぁ、鍋ツボみたいなことかぁ…。」
「どういうこと?」
「鍋もツボも何かをいれるものでしょ?」
「…。」
「うんうん。」
「でも、その形は、全然違うと思わない?」
「え、何?器の話…?」
「相変わらず察しが言いでござるな…。」
「え?ござる?なんか子供みたいなんだけど…?」
「そうでござるか?拙者は別におぬしの子供ではないでござるよ?」
「本当に今日はいろいろな人が出てくる…。」
「おっフィギア坂本銅メダルか…。」
「適当なニュースは入ってくる。それにしても4:10かぁ…。」
「もうちょっとだね…。」
「いちおう、今日は何の日コーナーやっとく?」
「今日は何の日フッフー♪っていうやつ?」
「音符まで正確に再現できんの?」
「あぁ、ピアノアプリね…。」
「いふぁーかもしんねぇ…。ちょっと高いような気もするけど…?」
「うるさいよ…。」
「うん。まぁ、そうだよね。あのフッフーはピアノと全然音色が違う。」
「やっぱ、ミ♭だと思うけど…。」
「あぁ、業界用語?」
「知らんけど、俺が言い出したことでしょ?」
「で、「今日は何の日」?」
「一応、2022年2月18日ではあんな…。」
「ほう。」
「で?」
「へいへい…。」
僕は適当に、yahoo検索に2月18日をいれてみる。表示されるのは、寅の日、エアメールの日、冥王星の日の三つだった。
「こういうのって、毎回毎回おもしろいのかねぇ?」
「え?そう?この、三つなら、普通に最後の冥王星の日でしょ?」
「そうかい?私は、最初の寅年の」
「いや、寅の日って書いてあるぜ?」
「細かい人だね…。別に、寅年の日でも虎の日でも私は何の日だっていいんだよ?はっきりいって私の日…。」
「まぁ、そういう人もいるかもね…。」
「「私は私」っていうメッセージって、結局、我を強く持ちなさい」
「そんなことは言ってないよ…?」
「そう?でも、結局、「私は私!」っていう人って我が強い人じゃないの?」
「じゃないの?のところだけ韻を踏む…。斎藤一人のやりそうなことかぁ…。」
「あんた、本当に俺の本を読んだの?読んだのに何で金かせがねぇの?」
「…。」
「斎藤一人によるお説教か…。私は別段働かんくてもおかげさまで暮らしていけるんだよ…。」
「へぇ。あんた、相当にすごい人だね…。」
斎藤一人は言う…。
「じゃ、とりあえず、「寅の日」から、いきますか…。」僕は適当に、寅の日をあける。
「どうせ、「エアメールの日」もやるんだろ?」
誰かは言う。僕は結局、あんまり興味のない、エアメールの日から開けてみることにした。
「なにを!さっき、あんたは、「あける」って意思表示してたんじゃなかったのかい!私が、エアメールの日もっていったから、って手を変えてきやがって、おまえって奴は!」
誰かは激高している。その声は、まるで、ジャイアンの母親のようだ…。エアメールの日について、コピペしようか僕は少しだけ、迷う。
「いつなんだい?」
誰かは聞いてくる…。
「1911年明治44年ってなりますから、えっぇっと…。」僕は適当に気の抜けた返事みたいなのをする…。
「でも2011年にも震災みたいなのがあって、本当にこの国は大変な国だったんだねぇ…。」
誰かは言っている。
「もう11年前なんだな…。」
「じゃぁもうわかるだろ!はやく答えをいっちまいな!」誰かは言う…。
「まぁ、たぶん111年前。」
「それで?」
「インドで、世界で初めての郵便物が運ばれたって書いてある。」
「インドは遅れていたのかねぇ?」
「っていうか、そもそも、日本の郵便が始まったのだっていつだか僕はよくわからないぜ?」
「わからないじゃなくて、適当に答えときゃいいんだよ!江戸時代にだって、飛脚みたいな職業はあったんだろ!?」
郵便 開始年 日本 で調べると、日本郵便の始まりが、1871年であったとかいうサイトが出てくるけど、これだと題意にはそぐうのかな?
「別にそぐわないだろ?私は、別に飛脚の開始年賀知りたいってわけでもないんだからね?」誰かは言ってくる…。
僕は、結局、誰かに引きずられるような形で、飛脚の開始年を調べてしまう…。ちなみに、誰かは、調べるなと言っている…。
飛脚の開始年を調べると、1663年とかいう年号が出てくる…。そっからいきなりインドに飛ぶのか…。とてつもない飛行だな…。僕は、航空士になったように、突然向かう飛行機の操縦士のような気持ちになる…。インドの天気はどうなっているのだろうか?ちなみに、インドの天気は、23度でもやとかいう表示がされている。時計は0:30のまま止まっている。5:00mには20℃になっているらしい。インドは暖かいらしいみたいな表示がなされている。ちなみに、この環境は20.5℃でそういえば、もしかしたら、部屋の環境自体が多少温まってきたのかもしれないと思わなくもないなと僕は思った…。それって、地球の温暖化問題みたいなものに違反する活動かな…?
「お兄さんしっかりして、さっさと、「エアメールの日」についてレポートをあげるんでしょ?しっかり、しっかり!」誰かは僕を応援してくれている。離れていても、僕にはわかる。それで、僕は、まるで、インド人かのごとく、日本語を読み理解することを想像する…、
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僕は二階の住人の物音を察知し、念のために服を着る。僕は狂人であるが狂人であることを悟られないように今のところ必死だ…。
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僕は
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とかいう文言を見てしまい、結果としては、インドの地図を見てしまう…。
その瞬間
「イラーハーバードの人口は 1,117,094人(2011年現在)、ウッタル・プラデーシュ州では 7番目、インド国内では 36番目に人口の多い都市です。」
という文言も目に飛び込んできてしまう…。その瞬間僕は考えている。地図をみた、さっきよりほんのわずかだけ少しだけ前の時間の僕だ…。イラ…。そこで、僕は思う。イラ、イラー結局どっちなんだ?僕は少しだけイライラしている?その瞬間僕はもう少しだけ膨れる?うけた?僕は自分に問う?何がだ?奴からの返信を待つ…。そうじゃない…。
イラハバードはどうやら、インドの北西部にある都市のようだと気づくだろっ!僕はまるで、こづくえのように、自分自身を蹴っ飛ばすえの文字みたいなものを想像し、そして、イスラム教について思いをはせる。あれあれ、インドってイスラム教だったけかな?
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