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第四章 世界中が敵
第199話 レベル100
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「さて、あと1つやることが残ってるね。
これ、どうしようか?」
「最初の予定通り、ロックが使えば?」
「いいのかな?」
「ああ、いいぜ!
次は俺だったな。」
「ですね。
じゃあ…。」
残っていた「やること」とは、3つの涅槃珠。
ユニークスキルを与えることが可能となったことで、【成長促進】スキルも他のメンバーに渡せるようになった。
【成長促進】はレベルUP時のステータスの伸びが2倍になり、ステータス上限を突破することができる。
1人ずつ【成長促進】を使った上でレベルをカンストさせる計画だ。
ロックが涅槃珠を1つずつ握りしめていった。
2つではレベルが上限にならず、3つ目の涅槃珠も握りしめた。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:82→100
HP:16061→19728
MP:1603→1960
体力:1593→1960
力:1598→1957
素早さ:1602→1954
器用さ:1590→1960
魔力:1582→1941
スキル:
【分裂 ★★★★】
【成長促進 ★★★★★】
【深淵の闇 ★★★★】
【スキルギフト ★★★★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
************
「レベル100に…なった!!」
「すごいわね…。」
「100か…。
わかってても…すげえな…。」
「やったね!」
喜び合うロックたち。
「それだけ強ければ、どんなやつでも相手にならなそうだけどね…。
その魔王といた男はそれでも倒せないのかい?」
ハンナがロックに問いかける。
「この程度じゃ…無理でしょうね。
ボスモンスターを倒すことで力を減らせるはずですが、どのくらい弱くできるかわかりませんし。」
ロックがあの時感じた力の差は、もっと絶望的な差だった。
「これ以上成長はできないので、あいつに対抗するにはもっと強力なスキルと…、装備が必要ですね。」
「いい武器や防具ができるといいですね。」
「ありがとう、スーさん。
まずはキングベヒーモスやS級モンスターを持っていって相談してみます!」
「気をつけてくださいね。」
「はい!
ランさん、ありがとうございます!」
「私たちも一緒に戦えるように、もっと強くならなきゃね!
もらったスキルを使いこなして、背中を預けてもらえるようになるよ!」
「ハンナさん…!
頼りにしています…!」
「ああ!
じゃあ、気をつけてな!」
ロックたちは変身したファルクに乗り、フォーレンへと向かった。
距離的には2日で着くのだが、そのまま飛ぶと夜は海の上になってしまうため、1日目はこの大陸の端にある町で一泊し、2日目に一気に海を越え、3日目に鍛治師のところへ行くことにした。
1日目の夜。
マジックバッグに野営道具やたっぷり買い込んだ食料品などを詰めたので、野営もかなり快適になった。
お金よりもこのアイテムがもらえて本当に良かったと、ロックたちは改めてハンナに感謝した。
「そういえば、俺ら指名手配だけど、その鍛治師は会ってくれるのか?」
「元々モンスター生息域に住んでる浮世離れした方なので、大丈夫だと思いますよ。」
「でもあそこは地下だから、行くのがちょっと面倒ね…。」
「確かにね…。」
「ヴァラーハ坑道か。」
「ファルクさん、行ったことあるんですか?」
「ああ。
強い武器の素材が欲しくてな。
あんなとこに人が住めるのか?」
「スキルを使って住処を作ってて、かなり快適な住まいでしたよ。」
「行ってみたーい!
楽しみ!」
「それに、どんな装備になるかも楽しみね。」
「そうだね。」
そして3日目、ロックたちはフォーレンのヴァラーハ坑道入り口へと到着した。
これ、どうしようか?」
「最初の予定通り、ロックが使えば?」
「いいのかな?」
「ああ、いいぜ!
次は俺だったな。」
「ですね。
じゃあ…。」
残っていた「やること」とは、3つの涅槃珠。
ユニークスキルを与えることが可能となったことで、【成長促進】スキルも他のメンバーに渡せるようになった。
【成長促進】はレベルUP時のステータスの伸びが2倍になり、ステータス上限を突破することができる。
1人ずつ【成長促進】を使った上でレベルをカンストさせる計画だ。
ロックが涅槃珠を1つずつ握りしめていった。
2つではレベルが上限にならず、3つ目の涅槃珠も握りしめた。
『レベルが上がりました。』
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名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:82→100
HP:16061→19728
MP:1603→1960
体力:1593→1960
力:1598→1957
素早さ:1602→1954
器用さ:1590→1960
魔力:1582→1941
スキル:
【分裂 ★★★★】
【成長促進 ★★★★★】
【深淵の闇 ★★★★】
【スキルギフト ★★★★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
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「レベル100に…なった!!」
「すごいわね…。」
「100か…。
わかってても…すげえな…。」
「やったね!」
喜び合うロックたち。
「それだけ強ければ、どんなやつでも相手にならなそうだけどね…。
その魔王といた男はそれでも倒せないのかい?」
ハンナがロックに問いかける。
「この程度じゃ…無理でしょうね。
ボスモンスターを倒すことで力を減らせるはずですが、どのくらい弱くできるかわかりませんし。」
ロックがあの時感じた力の差は、もっと絶望的な差だった。
「これ以上成長はできないので、あいつに対抗するにはもっと強力なスキルと…、装備が必要ですね。」
「いい武器や防具ができるといいですね。」
「ありがとう、スーさん。
まずはキングベヒーモスやS級モンスターを持っていって相談してみます!」
「気をつけてくださいね。」
「はい!
ランさん、ありがとうございます!」
「私たちも一緒に戦えるように、もっと強くならなきゃね!
もらったスキルを使いこなして、背中を預けてもらえるようになるよ!」
「ハンナさん…!
頼りにしています…!」
「ああ!
じゃあ、気をつけてな!」
ロックたちは変身したファルクに乗り、フォーレンへと向かった。
距離的には2日で着くのだが、そのまま飛ぶと夜は海の上になってしまうため、1日目はこの大陸の端にある町で一泊し、2日目に一気に海を越え、3日目に鍛治師のところへ行くことにした。
1日目の夜。
マジックバッグに野営道具やたっぷり買い込んだ食料品などを詰めたので、野営もかなり快適になった。
お金よりもこのアイテムがもらえて本当に良かったと、ロックたちは改めてハンナに感謝した。
「そういえば、俺ら指名手配だけど、その鍛治師は会ってくれるのか?」
「元々モンスター生息域に住んでる浮世離れした方なので、大丈夫だと思いますよ。」
「でもあそこは地下だから、行くのがちょっと面倒ね…。」
「確かにね…。」
「ヴァラーハ坑道か。」
「ファルクさん、行ったことあるんですか?」
「ああ。
強い武器の素材が欲しくてな。
あんなとこに人が住めるのか?」
「スキルを使って住処を作ってて、かなり快適な住まいでしたよ。」
「行ってみたーい!
楽しみ!」
「それに、どんな装備になるかも楽しみね。」
「そうだね。」
そして3日目、ロックたちはフォーレンのヴァラーハ坑道入り口へと到着した。
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