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第二章 美少女とはじめる、むっつりスケベの冒険
第60話 魔武器を求めて⑧
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時間はまだ午前中。
時間に余裕があるとはいえ、高ランクエリアでの野営は危険。
早く帰ってこれるよう、2人は敵との戦闘を避けつつ、Aランクエリアへ急いだ。
「B級モンスターも無視していこう。」
そう話し合って進むロックとティナ。
神業師に会えて、浮かれていたのかもしれない。
新しい武器に期待が高まりすぎて、油断していたのかもしれない。
ゴシャッ!!
壁際に隠れていたゴールドゴーレムに気付かず、金色に輝く拳の一撃を、ロックはまともにくらってしまった。
「うぐっ…!」
ドカッ!
予想していなかった一撃に、ゴーレムと反対の壁まで吹き飛ぶロック。
「ロック!!!」
「だ、大丈夫…。
ティ、ティナ…、気をつけて…。」
ロックはすぐにゴールドゴーレムへ向けて手をかざす。
「す、<スキルスナッチ>。」
『どのスキルを奪いますか?』
『【武闘家】スキル
【体力10%UP】スキル
【下級回復魔法】スキル』
「【武闘家】。」
『【武闘家】スキルは所持しているので、完全に消滅します。』
単体への攻撃なら1.5倍になる【武闘家】スキルをまず奪う。
大きな違和感に、戸惑うゴールドゴーレム。
この隙ができるのも【スキルスナッチ】の利点だ。
(もういっちょ…。)
「<スキルスナッチ>。」
ロックは再びスキルを発動したが、ゴールドゴーレムも待ってはくれない。
ロックに向けて走り出した。
ガッ!
【全能力50%UP】を使ったティナが矢を放つ。
ゴールドゴーレムのHPを7分の1ほど削る攻撃。
ゴールドゴーレムは標的をティナに変えた。
『どのスキルを奪いますか?』
『【体力10%UP】スキル
【下級回復魔法】スキル』
「【下級回復魔法】…!」
『【下級回復魔法】スキルを奪いました。どのスキルと入れ替えますか?』
「【武闘家】。」
『【武闘家】スキルは完全に消滅しますが、よろしいですか?』
「ああ。」
『【武闘家】スキルと【下級回復魔法】スキルを入れ替えました。』
スキルを入れ替えながら、ロックはティナの方へ走る。
【全能力50%UP】を使っている状態のティナなら、ゴールドゴーレムに攻撃されても即死はない。
だが、1撃で半分近くのHPを削られてしまう。
ティナはゴールドゴーレムに怯まず、もう1度矢を射る。
敵は手で矢を弾き、ダメージを受けない。
「くっ…!」
距離をとるティナ。
迫るゴールドゴーレム。
ザシュッ!!
そこに素早さで勝るロックが追いつき一撃を与えた。
直後、振り向きながら反撃してきたゴールドゴーレムの拳をなんとか避けた。
【武闘家】を奪われ、思うように攻撃が繰り出せないようだ。
ただ、最初の一撃が急所に入ったロックは、HPを半分以上削られている。
それでも痛みを堪えながら、ティナとゴールドゴーレムの間に立つ。
「ティナ、今のうちに距離を取って!」
「ロック…!
無茶しないでね!」
ティナは距離をとりながら、振り向いたばかりのゴールドゴーレムに攻撃。
ガッ!
矢がヒットする。
先ほど奪った下級魔法で回復したいロックだが、その間にまた攻撃を受けてしまう。
そう判断し、剣を振りかぶりゴールドゴーレムと距離を詰める。
ゴールドゴーレムは両手を握り、上から大きく振りかぶる。
(そんな大ぶり…、当たらないよっ!)
威力は高いが隙の多い攻撃を選んだゴールドゴーレム。
【武闘家】スキルを奪われたことで、冷静な判断力も奪われているようだ。
シュバッ!
すれ違いざまに斬撃を与えるロック。
ゴールドゴーレムも振り向いてロックに拳を振るおうとする。
ドッ。
その背中にティアの矢が突き刺さる。
ゴールドゴーレムは倒れた。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:41→42
HP:7901→8102
MP:783→803
体力:772→791
力:781→799
素早さ:793→813
器用さ:784→805
魔力:773→791
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【下級回復魔法 ★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
************
************
名前:ティナ
パーティ:ラフリンクス
Lv:40→41
HP:2948→3028
MP:439→448
体力:305→313
力:284→292
素早さ:300→307
器用さ:361→371
魔力:465→477
スキル:
【 】
【慈愛の祈り ★★★】
【全能力50%UP ★★★★】
************
時間に余裕があるとはいえ、高ランクエリアでの野営は危険。
早く帰ってこれるよう、2人は敵との戦闘を避けつつ、Aランクエリアへ急いだ。
「B級モンスターも無視していこう。」
そう話し合って進むロックとティナ。
神業師に会えて、浮かれていたのかもしれない。
新しい武器に期待が高まりすぎて、油断していたのかもしれない。
ゴシャッ!!
壁際に隠れていたゴールドゴーレムに気付かず、金色に輝く拳の一撃を、ロックはまともにくらってしまった。
「うぐっ…!」
ドカッ!
予想していなかった一撃に、ゴーレムと反対の壁まで吹き飛ぶロック。
「ロック!!!」
「だ、大丈夫…。
ティ、ティナ…、気をつけて…。」
ロックはすぐにゴールドゴーレムへ向けて手をかざす。
「す、<スキルスナッチ>。」
『どのスキルを奪いますか?』
『【武闘家】スキル
【体力10%UP】スキル
【下級回復魔法】スキル』
「【武闘家】。」
『【武闘家】スキルは所持しているので、完全に消滅します。』
単体への攻撃なら1.5倍になる【武闘家】スキルをまず奪う。
大きな違和感に、戸惑うゴールドゴーレム。
この隙ができるのも【スキルスナッチ】の利点だ。
(もういっちょ…。)
「<スキルスナッチ>。」
ロックは再びスキルを発動したが、ゴールドゴーレムも待ってはくれない。
ロックに向けて走り出した。
ガッ!
【全能力50%UP】を使ったティナが矢を放つ。
ゴールドゴーレムのHPを7分の1ほど削る攻撃。
ゴールドゴーレムは標的をティナに変えた。
『どのスキルを奪いますか?』
『【体力10%UP】スキル
【下級回復魔法】スキル』
「【下級回復魔法】…!」
『【下級回復魔法】スキルを奪いました。どのスキルと入れ替えますか?』
「【武闘家】。」
『【武闘家】スキルは完全に消滅しますが、よろしいですか?』
「ああ。」
『【武闘家】スキルと【下級回復魔法】スキルを入れ替えました。』
スキルを入れ替えながら、ロックはティナの方へ走る。
【全能力50%UP】を使っている状態のティナなら、ゴールドゴーレムに攻撃されても即死はない。
だが、1撃で半分近くのHPを削られてしまう。
ティナはゴールドゴーレムに怯まず、もう1度矢を射る。
敵は手で矢を弾き、ダメージを受けない。
「くっ…!」
距離をとるティナ。
迫るゴールドゴーレム。
ザシュッ!!
そこに素早さで勝るロックが追いつき一撃を与えた。
直後、振り向きながら反撃してきたゴールドゴーレムの拳をなんとか避けた。
【武闘家】を奪われ、思うように攻撃が繰り出せないようだ。
ただ、最初の一撃が急所に入ったロックは、HPを半分以上削られている。
それでも痛みを堪えながら、ティナとゴールドゴーレムの間に立つ。
「ティナ、今のうちに距離を取って!」
「ロック…!
無茶しないでね!」
ティナは距離をとりながら、振り向いたばかりのゴールドゴーレムに攻撃。
ガッ!
矢がヒットする。
先ほど奪った下級魔法で回復したいロックだが、その間にまた攻撃を受けてしまう。
そう判断し、剣を振りかぶりゴールドゴーレムと距離を詰める。
ゴールドゴーレムは両手を握り、上から大きく振りかぶる。
(そんな大ぶり…、当たらないよっ!)
威力は高いが隙の多い攻撃を選んだゴールドゴーレム。
【武闘家】スキルを奪われたことで、冷静な判断力も奪われているようだ。
シュバッ!
すれ違いざまに斬撃を与えるロック。
ゴールドゴーレムも振り向いてロックに拳を振るおうとする。
ドッ。
その背中にティアの矢が突き刺さる。
ゴールドゴーレムは倒れた。
『レベルが上がりました。』
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名前:ロック
パーティ:ラフリンクス
Lv:41→42
HP:7901→8102
MP:783→803
体力:772→791
力:781→799
素早さ:793→813
器用さ:784→805
魔力:773→791
スキル:
【起死回生 ★★★★】
【成長促進(パッシブ) ★★★★★】
【隠密 ★★★】
【下級回復魔法 ★★】
【スキルスナッチ ★★★★★ 】
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************
名前:ティナ
パーティ:ラフリンクス
Lv:40→41
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体力:305→313
力:284→292
素早さ:300→307
器用さ:361→371
魔力:465→477
スキル:
【 】
【慈愛の祈り ★★★】
【全能力50%UP ★★★★】
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