7 / 153
葵ちゃん蛇が嫌いだ
しおりを挟む
その後は無事何事もなく、お昼が終わった。
怜と旬はまた別れ、それぞれ教室に移動した。
葵も疲れてきたのか、ウトウトしながら浮いて付いてきた。
二階を歩いていると、誰かと軽く肩がぶつかった。
怜はすぐに謝った。
「あ、すみません」
「あ!?お前冬風じゃん! 元気してるかぁ。まぁ元気なわけねぇーよな、只の怪我で部活ズル休みですか。もういっそ部活辞めちまえよー」
ぶつかった人は怜のサッカー部の先輩鬼沢剛だった。身長は大型の190cmで、単発の鬼のようなイカつい顔だ。
ぶつかったよりかは、怜がいたからわざとぶつかってきたに違いない。何せ怜に怪我を負わせた張本人はこの先輩である。1年でレギュラー入りをした怜に嫉妬していたのだろう。
怜にとっては只のクソ先輩だったが、部活を休ませてくれた恩人でもある。怜は犬のウンコを見るような目で話した。
「先輩も一年に負けないよう頑張ってくださいね」
「チッ! 舐めやがって」
剛は周りを気にし、去っていった。
その様子を見ていた葵はブルブル震え、柱の後ろに隠れていた。
そんな葵を気にせず、怜は教室に入っていった。
最後の授業だったので、寝ずに目をびっちり開け、頑張った。
その間も葵は怜の方をチラチラ見ながら何かを伝えようとしていたが、怜は全く気が付かなかった。
鐘がなり授業が終わった。
怜は背伸びをし、教科書をリュックに詰めた。リュックを背負い、階段を降りていった。
先輩に会ってから葵の様子はおかしく、浮かんで付いていった。
下駄箱を開けると一通の手紙が入っていた。そこで怜の妄想スイッチに火がついた。
(うわ! マジかよ。まさかの手紙だ。これこれ! これこそが青春ってうやつだよ。一度は経験してみたいと思って、毎回期待を抱いて開けていたが、等々この日がきてしまったかー。クゥー、緊張するなぁ。やっぱり1年生か、俺の顔に一目惚れとか! あり得る、あり得るぞー。まぁとりあえず中身を確認してみよう)
手紙を開けると『放課後19時に桜公園に一人で来て下さい』と書いてあった。
怜は勝負に勝ったようなガッツポーズをして思った。
(やっぱりそうだったかー、柚奈ちゃんも捨てたがいが、粋な計らいをする彼女も絶対可愛いだろうな。これでブスとか辞めてくれよな。おっと、フラグを立てるとこだったぜ。いや~でも19時とか俺結構暇だなー。家からも遠いし、部活やってると勘違いされちったかー。まぁ学校で暇つぶしでもしてから行くか)
怜はそっと大事そうに手紙を取り出し、自分の教室に戻った。
葵は喋れないため、渋々一緒に戻った。
怜はその後気持ち悪いほど、その手紙を何度も読み返した。たった1行しか書いてない手紙を舐め回すようだった。。
葵はその様子を見て、ドン引きし遠目で怜を見守った。
そして時間が18時45分になる頃、怜は立ち上がった。
「よし! 行くかっ。華々しい青春の始まりだ!」
怜はその時間になるまで手紙を300回以上読んでいた。
階段を一段一段噛み締めて降りた。下駄箱に上履きを入れ、靴を履いて学校を飛び出した。
「会いたい会いたい会いたいー! はーやーく会いたいー。待っててねー俺のお嫁さーん」
怜は目にも止まらぬ速さで駆け出した。
気分が悪いのか、葵はプカプカ浮かび上がりながら引っ張られるようについていった。
桜公園に着くとまだ人の姿はなかった。
怜はブランコに腰掛け、手紙の主をまった。
(あれ? まだいないのかー、仕方がないなぁ。緊張しているに違いない、今から告白しに来るんだもんな~。いやー俺まだ緊張してきたなぁ。あ! そしたらこの公園は俺たちの大切な公園になるな。忘れないようにしなきゃ。それと今日の日付と時間……天気と)
葵は木に座ってその様子を見守った。
そして時間が19時を回った。
カサカサと音を立てて誰かが近づいてきた。
怜は胸を踊らせ、その様子を伺った。
月に照らされその正体が明らかになった。
「待たせたなぁ怜」
その正体は先輩の剛だった。
その瞬間怜は最悪だと思ったが、手紙の主を探した。
「あのー、先輩今から自分他の子と会う約束があってー、今は相手にしてられないんですよ」
「あぁ会う約束!? はははは!! それってその手紙か? それ俺が書いたんだよ!」
怜の脳内は一気に真っ白になった。
(はぁ!? 手紙こいつかよぉ!! ふざけんじゃねぇよ。俺の今までの気持ち返せよ。何より300回以上読んだんだよ。妄想膨らませてよ!! 俺の青春返せ。俺の時間返せ、暇すぎたんだよぉ)
怜は脳内で怒り狂い、今すぐ先輩を殺してもいいと考えていた。
剛は近づきながら、指をパチンッと鳴らし、話した。
「もう出てきていいぜ」
指を鳴らしたと同時に公園のライトが照らす剛の陰から女性が出てきた。
女性の体は全身『蛇』のように白く鱗があり、尻尾は剛の陰と繋がっていた。
紫色の髪をなびかせ、黄色の細い目で獲物を狙う蛇のように怜を凝視していた。
そして剛がまた話し始めた。
「なぁ怜。お前は守護霊を隠さないんだなぁ。はっきり俺の目には見えたぜ。守護霊使いを売れば、大金が手に入るらしいな。とりあえずお前を半殺しにするぜ。覚悟しな! 行け蛇どもその男に襲い掛かれ」
「は!?」
公園の周りから蛇が一斉に飛び出し、怜に向かってきた。
向かってくる蛇に怜は対処のしようがなかった。それよりも怜はいくつか思ったことがあったが今は生きることを考えた。
とりあえず戦おうと、葵に話しかけた。
「葵ちゃん! 俺と一緒に戦ってくれ! とりあえず木から降りてきてくれ!」
「嫌よー、私蛇がこの世で一番大っ嫌いなのー。自分で何とかしてー」
使えない葵に怜はイラつきながらも、蛇から逃げた。
怜は足の怪我で思うように逃げることができなかった。怜の右足に1匹の蛇が噛み付いた。怜は痛みを堪え走り続けた。その間に2匹3匹と次々に噛み付かれた。
限界になった怜は柚奈の説明を思い出した。
そして葵に向かって命令した。
「葵ちゃん! すまない! 俺の武器になってくれ」
「えぇぇぇ!!」
葵の体は光だし、怜の手元に何かが誕生した。よく見ると雪だるまが描かれた『スノードーム』だった。
その様子を見た剛が笑いながら話した。
「お前なんだよそれ? 武器なのか? お前を売った時に本当に大金が貰えるか不安になってくるぜ。まぁ精々足掻いて見せな」
「うるせぇー、これでお前の蛇全員倒してやるよぉ」
一か八か怜は思いっきりスノードーム振った。
怜が降った瞬間、スノードームから吹雪が吹き荒ぶり、一面雪化粧になった。
一面雪になったせいか蛇たちは土に潜り、冬眠してしまった。
剛は驚き、奥の手を出してきた。
「クソー怜! やりやがったな。こうなったら奥の手だ。おい蛇女! 一体化だ」
蛇の女性は剛の陰に潜り、消えていった。消えた瞬間剛の体は真っ白くなり、鱗が生えてきた。目も変わり黄色く蛇のような縦細い目になった。
そして怜が息を飲むと一瞬で剛が消えた。
次の瞬間怜の前に現れ、思いっきり怜の腹部を殴った。
その勢いは蛇の俊敏さを生かし、岩を砕くくらいの力だった。
まともに受けた怜は口から血を吐き出した。なんとか追い払おうとスノードームを振るが、全然効いていなかった。
剛は蛇と一体化になることで蛇の弱点を消していたのだ。
ピンチになった怜は何もすることがなかった。さぁこのまま怜はどうなってしまうのか。
パラパラと怜を追い詰めるように予報の雨が降ってきた。
怜と旬はまた別れ、それぞれ教室に移動した。
葵も疲れてきたのか、ウトウトしながら浮いて付いてきた。
二階を歩いていると、誰かと軽く肩がぶつかった。
怜はすぐに謝った。
「あ、すみません」
「あ!?お前冬風じゃん! 元気してるかぁ。まぁ元気なわけねぇーよな、只の怪我で部活ズル休みですか。もういっそ部活辞めちまえよー」
ぶつかった人は怜のサッカー部の先輩鬼沢剛だった。身長は大型の190cmで、単発の鬼のようなイカつい顔だ。
ぶつかったよりかは、怜がいたからわざとぶつかってきたに違いない。何せ怜に怪我を負わせた張本人はこの先輩である。1年でレギュラー入りをした怜に嫉妬していたのだろう。
怜にとっては只のクソ先輩だったが、部活を休ませてくれた恩人でもある。怜は犬のウンコを見るような目で話した。
「先輩も一年に負けないよう頑張ってくださいね」
「チッ! 舐めやがって」
剛は周りを気にし、去っていった。
その様子を見ていた葵はブルブル震え、柱の後ろに隠れていた。
そんな葵を気にせず、怜は教室に入っていった。
最後の授業だったので、寝ずに目をびっちり開け、頑張った。
その間も葵は怜の方をチラチラ見ながら何かを伝えようとしていたが、怜は全く気が付かなかった。
鐘がなり授業が終わった。
怜は背伸びをし、教科書をリュックに詰めた。リュックを背負い、階段を降りていった。
先輩に会ってから葵の様子はおかしく、浮かんで付いていった。
下駄箱を開けると一通の手紙が入っていた。そこで怜の妄想スイッチに火がついた。
(うわ! マジかよ。まさかの手紙だ。これこれ! これこそが青春ってうやつだよ。一度は経験してみたいと思って、毎回期待を抱いて開けていたが、等々この日がきてしまったかー。クゥー、緊張するなぁ。やっぱり1年生か、俺の顔に一目惚れとか! あり得る、あり得るぞー。まぁとりあえず中身を確認してみよう)
手紙を開けると『放課後19時に桜公園に一人で来て下さい』と書いてあった。
怜は勝負に勝ったようなガッツポーズをして思った。
(やっぱりそうだったかー、柚奈ちゃんも捨てたがいが、粋な計らいをする彼女も絶対可愛いだろうな。これでブスとか辞めてくれよな。おっと、フラグを立てるとこだったぜ。いや~でも19時とか俺結構暇だなー。家からも遠いし、部活やってると勘違いされちったかー。まぁ学校で暇つぶしでもしてから行くか)
怜はそっと大事そうに手紙を取り出し、自分の教室に戻った。
葵は喋れないため、渋々一緒に戻った。
怜はその後気持ち悪いほど、その手紙を何度も読み返した。たった1行しか書いてない手紙を舐め回すようだった。。
葵はその様子を見て、ドン引きし遠目で怜を見守った。
そして時間が18時45分になる頃、怜は立ち上がった。
「よし! 行くかっ。華々しい青春の始まりだ!」
怜はその時間になるまで手紙を300回以上読んでいた。
階段を一段一段噛み締めて降りた。下駄箱に上履きを入れ、靴を履いて学校を飛び出した。
「会いたい会いたい会いたいー! はーやーく会いたいー。待っててねー俺のお嫁さーん」
怜は目にも止まらぬ速さで駆け出した。
気分が悪いのか、葵はプカプカ浮かび上がりながら引っ張られるようについていった。
桜公園に着くとまだ人の姿はなかった。
怜はブランコに腰掛け、手紙の主をまった。
(あれ? まだいないのかー、仕方がないなぁ。緊張しているに違いない、今から告白しに来るんだもんな~。いやー俺まだ緊張してきたなぁ。あ! そしたらこの公園は俺たちの大切な公園になるな。忘れないようにしなきゃ。それと今日の日付と時間……天気と)
葵は木に座ってその様子を見守った。
そして時間が19時を回った。
カサカサと音を立てて誰かが近づいてきた。
怜は胸を踊らせ、その様子を伺った。
月に照らされその正体が明らかになった。
「待たせたなぁ怜」
その正体は先輩の剛だった。
その瞬間怜は最悪だと思ったが、手紙の主を探した。
「あのー、先輩今から自分他の子と会う約束があってー、今は相手にしてられないんですよ」
「あぁ会う約束!? はははは!! それってその手紙か? それ俺が書いたんだよ!」
怜の脳内は一気に真っ白になった。
(はぁ!? 手紙こいつかよぉ!! ふざけんじゃねぇよ。俺の今までの気持ち返せよ。何より300回以上読んだんだよ。妄想膨らませてよ!! 俺の青春返せ。俺の時間返せ、暇すぎたんだよぉ)
怜は脳内で怒り狂い、今すぐ先輩を殺してもいいと考えていた。
剛は近づきながら、指をパチンッと鳴らし、話した。
「もう出てきていいぜ」
指を鳴らしたと同時に公園のライトが照らす剛の陰から女性が出てきた。
女性の体は全身『蛇』のように白く鱗があり、尻尾は剛の陰と繋がっていた。
紫色の髪をなびかせ、黄色の細い目で獲物を狙う蛇のように怜を凝視していた。
そして剛がまた話し始めた。
「なぁ怜。お前は守護霊を隠さないんだなぁ。はっきり俺の目には見えたぜ。守護霊使いを売れば、大金が手に入るらしいな。とりあえずお前を半殺しにするぜ。覚悟しな! 行け蛇どもその男に襲い掛かれ」
「は!?」
公園の周りから蛇が一斉に飛び出し、怜に向かってきた。
向かってくる蛇に怜は対処のしようがなかった。それよりも怜はいくつか思ったことがあったが今は生きることを考えた。
とりあえず戦おうと、葵に話しかけた。
「葵ちゃん! 俺と一緒に戦ってくれ! とりあえず木から降りてきてくれ!」
「嫌よー、私蛇がこの世で一番大っ嫌いなのー。自分で何とかしてー」
使えない葵に怜はイラつきながらも、蛇から逃げた。
怜は足の怪我で思うように逃げることができなかった。怜の右足に1匹の蛇が噛み付いた。怜は痛みを堪え走り続けた。その間に2匹3匹と次々に噛み付かれた。
限界になった怜は柚奈の説明を思い出した。
そして葵に向かって命令した。
「葵ちゃん! すまない! 俺の武器になってくれ」
「えぇぇぇ!!」
葵の体は光だし、怜の手元に何かが誕生した。よく見ると雪だるまが描かれた『スノードーム』だった。
その様子を見た剛が笑いながら話した。
「お前なんだよそれ? 武器なのか? お前を売った時に本当に大金が貰えるか不安になってくるぜ。まぁ精々足掻いて見せな」
「うるせぇー、これでお前の蛇全員倒してやるよぉ」
一か八か怜は思いっきりスノードーム振った。
怜が降った瞬間、スノードームから吹雪が吹き荒ぶり、一面雪化粧になった。
一面雪になったせいか蛇たちは土に潜り、冬眠してしまった。
剛は驚き、奥の手を出してきた。
「クソー怜! やりやがったな。こうなったら奥の手だ。おい蛇女! 一体化だ」
蛇の女性は剛の陰に潜り、消えていった。消えた瞬間剛の体は真っ白くなり、鱗が生えてきた。目も変わり黄色く蛇のような縦細い目になった。
そして怜が息を飲むと一瞬で剛が消えた。
次の瞬間怜の前に現れ、思いっきり怜の腹部を殴った。
その勢いは蛇の俊敏さを生かし、岩を砕くくらいの力だった。
まともに受けた怜は口から血を吐き出した。なんとか追い払おうとスノードームを振るが、全然効いていなかった。
剛は蛇と一体化になることで蛇の弱点を消していたのだ。
ピンチになった怜は何もすることがなかった。さぁこのまま怜はどうなってしまうのか。
パラパラと怜を追い詰めるように予報の雨が降ってきた。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
追放シーフの成り上がり
白銀六花
ファンタジー
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。
前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。
これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。
ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。
ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していたはずなのに……
「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。
ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。
新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。
理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。
そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。
ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。
それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。
自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。
そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」?
戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
種族統合 ~宝玉編~
カタナヅキ
ファンタジー
僅か5歳の若さで「用済み」という理不尽な理由で殺された子供の「霧崎 雛」次に目覚めるとそこは自分の知る世界とは異なる「世界」であり、おおきく戸惑う。まるでRPGを想像させる様々な種族が入り乱れた世界観であり、同時に種族間の対立が非常に激しかった。
人間(ヒューマン)、森人族(エルフ)、獸人族(ビースト)、巨人族(ジャイアント)、人魚族(マーメイド)、そしてかつては世界征服を成し遂げた魔族(デーモン)。
これは現実世界の記憶が持つ「雛」がハーフエルフの「レノ」として生きて行き、様々な種族との交流を深めていく物語である。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
俺の相棒は元ワニ、今ドラゴン!?元飼育員の異世界スローライフ
ライカタイガ
ファンタジー
ワニ飼育員として働いていた俺は、ある日突然、異世界に転生することに。驚いたのはそれだけじゃない。俺の相棒である大好きなワニも一緒に転生していた!しかもそのワニ、異世界ではなんと、最強クラスのドラゴンになっていたのだ!
新たな世界でのんびりスローライフを楽しみたい俺と、圧倒的な力を誇るドラゴンに生まれ変わった相棒。しかし、異世界は一筋縄ではいかない。俺たちのスローライフには次々と騒動が巻き起こる…!?
異世界転生×ドラゴンのファンタジー!元飼育員と元ワニ(現ドラゴン)の絆を描く、まったり異世界ライフをお楽しみください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる