捨てられた王子
*『拾われた令嬢』と同じ世界観、ふわっとしてます。そちらも読んで頂けるとより楽しんで頂けると思います。
「私、王太子ダルダ・クニスキンは、婚約者であるメルシア・ソロシアンとの婚約を破棄する事をここで宣言しよう!」
本日は、煌びやかな卒業パーティー。そこに華やかに着飾る黒髪のモナと共に入場し、私は皆に告げる。
「そして、私はこの愛するモナ・ドドイナカと結婚する。以上だ、さぁ卒業パーティーを楽しもうじゃないか」
静まり返る周囲に構うことなく、私はモナとフロアの中央を陣取る。ファーストダンスだ。モナと踊る事を楽しみにしていたのだが、なかなか音楽が始まらない。側近達に視線を送れば、ようやく音楽が流れだし、軽やかなステップで私達は踊り始めた。
気後れでもしているのか、私達に続いて踊り出す者はいなかった。だがそれも無理もない話だ。こんなにも可愛らしいモナと王太子である私、ダルダが踊っているのだからな。例え踊る者がいたとしても、私達が皆の視線を集めてしまい、目にされもしないだろう。
視界の端に元婚約者の姿が見えた気がしたが、愛するモナ以外と踊る気はなかった。私は真実の愛を見つけたのだ、さらばだメルシア。
*見切り発車の為、矛盾が出てくるかもしれません。見つけ次第修正します。
*本編10話と登場人物紹介(本編後のメモ書きあり)で完結。*『捨てられた王子と拾われた令嬢』としてアルファポリス様にも投稿しています。内容は変わりません。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
「私、王太子ダルダ・クニスキンは、婚約者であるメルシア・ソロシアンとの婚約を破棄する事をここで宣言しよう!」
本日は、煌びやかな卒業パーティー。そこに華やかに着飾る黒髪のモナと共に入場し、私は皆に告げる。
「そして、私はこの愛するモナ・ドドイナカと結婚する。以上だ、さぁ卒業パーティーを楽しもうじゃないか」
静まり返る周囲に構うことなく、私はモナとフロアの中央を陣取る。ファーストダンスだ。モナと踊る事を楽しみにしていたのだが、なかなか音楽が始まらない。側近達に視線を送れば、ようやく音楽が流れだし、軽やかなステップで私達は踊り始めた。
気後れでもしているのか、私達に続いて踊り出す者はいなかった。だがそれも無理もない話だ。こんなにも可愛らしいモナと王太子である私、ダルダが踊っているのだからな。例え踊る者がいたとしても、私達が皆の視線を集めてしまい、目にされもしないだろう。
視界の端に元婚約者の姿が見えた気がしたが、愛するモナ以外と踊る気はなかった。私は真実の愛を見つけたのだ、さらばだメルシア。
*見切り発車の為、矛盾が出てくるかもしれません。見つけ次第修正します。
*本編10話と登場人物紹介(本編後のメモ書きあり)で完結。*『捨てられた王子と拾われた令嬢』としてアルファポリス様にも投稿しています。内容は変わりません。
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モナの一途な愛にびっくりしました…
王太子妃教育中に愛想付かすだろうなーと思ったのに
最後まで見捨てなくて感動したくらいですw
でも最後にそれを愛せない王子がとても憎い…!!
ざまぁされる視点面白かったですw
自分の行く末は、女子爵の
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残念すぎて…溜息しか漏れない。
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目出度しめでたし!良かった!
モナさんが不憫ですが😢
国王陛下が決めた政略結婚を
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元王太子よりも男らしい彼女に
拍手を送ります👏パチパチパチ!!
厳しい王妃教育から😣
逃げ出さずに頑張った彼女に
幸いあれ!この物語の(´▽`)
主人公はモナさんだったのかも。
面白かったです。 🌱🐥💮
ダルダ、モナ以下の無能🤣。
はい、その通りです。本人自覚皆無ですけどね。
感想、ありがとうございます。
母の想いすら通じない無能な王子、、、。
臣下かからしたら、迷惑極まりない邪魔な存在でしょうね。
早く王家からも国からもからも捨てられればよいのに。
王族からのしがらみから解放されれば(でもこの王子ボンクラだし王族の恥さらしだからしがらみでもなんでもないかw)王子の好きな愛の為に人生捧げられるのにね。
国王がしっかり者であるだけに、貴族達には最早ため息しか出ないぐらい、呆れ果てられてますね(^^)
感想、ありがとうございます。
ダルダが無能だから伴侶が大変な苦労確定とは😱。いっそやらかしで廃嫡されれば良いのに😂。
思いっきり、貧乏くじですね(^^)
感想、ありがとうございます。
王妃教育だけでも大変なのに
王太子がポンコツだから(≧Д≦)
しわ寄せが王太子妃に…。
側近の返答の意味すら😅
気がつかないのだろうな(笑)
王妃教育を終えた最愛の女性を
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王太子妃が大変なのはポンコツ王子のせいですね。
本人はその辺気付いてませんが。気付く予定はあるようなないような(←おい)
愛はあるんですけどね、愛だけは。
ゆっくり書いてる小説なのでお待たせするとは思いますが、お楽しみのざまぁはありますので気楽にお待ち下さい!(笑)
感想、ありがとうございます。
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