【完結】7婚約者を妹に奪われ、勘当された令嬢は、隣国で、皇太子の左腕になる。

華蓮

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第2章 1 ルビアとアルフレット

アルフレットが牢屋へ

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翌日、ルイとアルフレットがやってきた。

「ルイ。助けてお願い。喉も乾いたし、お腹も空いた。」 

「ルイ。頼むから助けてくれ。私が悪かった。」

「お兄様、、、助けてください。私が悪かったの。お姉ちゃんに意地悪したの。ごめんなさい。。」

「やっと謝罪の言葉が出たのか?」
イライラしなが、答えたルイ。

「私たちが悪いのよ。」 

「まだ意識があるから、意識がなくなったら助けを呼んであげるよ。」

「私たちは反省してる。だから、、、」

「まず反省してるとはいわないよね?普通、、、」


「ルビアを見つけた時、意識がなかったよ。崖から落とした方がいいんじゃない?
この人、ルビアより栄養あるから、気絶しないんじゃない?」

「なんなの?あんたにそんなこと言われたくないわ。誰?」

「ルイ。こいつバカ?俺のこと知らないんだって、、、」呆れた様子で言うアルフレット

「バカですから、、、」

「俺さぁ。ルビアの夫だよ。お前におかしい男って認定された男だよ。」

「、、、なら、私の傷は、綺麗よね?私、結婚できるよね?」


「俺は、あんたの傷なんて見たくないけど、あんたは、愛されてるんだろ?
なら、お前を愛してくれてる奴に見せたらいいんじゃない?
婚約者ぐらいいるんだろ。好きなら、そんな傷を見ても、愛してくれるんしゃないの?」

「婚約者は、、、、」

「ルビアと一緒にするなよ。ルビアの傷は、俺たちの出会いの証拠の傷だ。倒れてるルビアを見つけたのは俺だ。
泥だらけ、血まみれのルビアでも
綺麗だった。天使かと思ったよ。」

「そんなこと言って、傷を、触れるわけ?」

「ルイ。今から言う話は聞かない方がいい。いや聞くな。」

「なんで?」

「お前に殺されそうだから、、、まぁ。そんなこと言っても辞めないけど、、、」

「わかった。聞かない方が良さそうだな。」
耳を蓋した。


「ルビアの傷は、、花みたいだぞ。綺麗。触れるに決まってるだろ。俺にだけに見せてくれるんだぞ。ただルビアは、触られせてくれないから、意識朦朧とするまで、抱き潰してから、その傷を舐めるけどな。」

「変態よ。」

「ルビアのことに関しては、確実変態だな。ルイに聞かせたら、怒るだろうな。仕方ないよな、ルビアのこと好きだから、、、」

「じぁあー私もできるわけね。」

「??意味がわからない」

「お姉様にできて、私にできないわけないよね?」

「お前は凄いな。宇宙人か?」

「私だってあんないいドレス来たらお姉様を越えるわ、」

「すげー自信だな。アホか?」
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