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第2章 1 ルビアとアルフレット
傷、、
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「手首と太ももを出してくれる?」
「なぜ太もも?」
「ルビアは、言わなかったのね。
ルビアは手首だけじゃないわ、太もも噛みつかれた跡があったわ。手首より酷かったよ。」
「あの手首より気持ち悪いの?」
「え?ルビアの前で気持ち悪いって言ったんだ?」
「気持ち悪かったもの言うわ。」
「傷ついただろうね。ルビアは、、、」
「、、、、」
「あの子の証なのよ。。」
「太ももにも、、、」
「ルイは知らなかったのね。いくら兄弟でも太ももを見せるわけにはいかないからね。
私も今の傷は知らないけど、、、、
ルビアは、少し前にやっとアルフレットに見せたらしいわ。今まで、ずっと隠していたみたい。
そこから自信がついたみたいで、やっとルイにも会えた。」
「そうだったのか、、、」
「じゃあ。貴方の言う気持ち悪い傷をつけましょう。手でも足でも腹でもいいわよ。はやく差し出しなさい、」
「そんな、、やめてくれ、、娘の体に、、、」
「なんで、ルビアはついてるのよ。」
「そんな傷が付いたら、結婚できないわ。わ」
「結婚はできるわよ。ルビアは、私の大事な息子と結婚してるから。」
「あんたの息子がおかしいのよ。」
「あらっ。私の息子まで、侮辱するのね。よく、この状態でそんな態度取れるわよね。」
「あんな汚い傷見たら誰でも驚くわ。」
「アリス様、やっぱり私も処刑されるべきではありませんか?」
「貴方には必要ないって言ってるでしょう。ルビアが、泣くわよ。」
「でも、、私、父上を信じていた愚か者です。まさか1日で捜索をやめてたこと、知らなかったとはいえ、、、」
「ルイは、その時にやれることは、したわよ。ずっとルビアを探してくれてたよね。何より、ルビアが、許してるでしょ。」
「でも、、獣に襲われた時、ずっと俺を呼んでたのに、何も気がつかなかった、、、
あの時の気持ちを考えると、俺は、、、」
「それなら、ルビアに生涯仕えなさい。
その方がルビアにとっては嬉しいことよ。
それにルビアは貴方のこと恨んでないでしょう。
記憶がない時のが幸せだったわ。
ルビアは毎日幸せそうだったから。
貴方が現れてからの一年は苦しかったわ。
記憶なんて取り戻す必要がないとわたしは思ったわ。
ルビアが一番苦しかったけど、
貴方もね。ルイ。辛かったよね。
思い出してほしい。でも辛い思いをさせたくない。の葛藤だったでしょう。」
「はい。大事な妹、シルビアが、生まれてからずっと一緒にいた。よく、小さな手で僕の指を掴んだ。あの可愛い手は、忘れたことはなかった。いつも俺には可愛い笑顔をしてくれたのに、俺を見て震えたのは、ショックだった。でも、探し出せなかった俺が悪い。」
「でも、もうルビアは大丈夫。乗り越えたのよ。全てを受け入れて強くなったのよ。
だから、ルビアの気持ちを優先させなさい。そして兄として愛を与えてあげなさい。
血のつながった兄としてできるのは貴方しか居ないのよ。
ルビアの前からもう二度と居なくなるのはだめよ。わかってるわね。」
「はい。ルビアから離れません。」
「だから、私とルビアのために汚れ仕事をしなさい。」
「でも、アリス様は、、」
「私も、お義母様にしてもらったのよ。だから、その恩返しをするだけよ。」
「いえ。、アリス様。私にさせて下さい。」
「貴方が全てを背負う必要はないわ。」
「大丈夫です。私にさせてください。これは私の家族の問題であり、私がやらないといけないと思います。」と強い目で言った。
「わかったわ。私は見てるわ。」と後ろに下がった。
「なぜ太もも?」
「ルビアは、言わなかったのね。
ルビアは手首だけじゃないわ、太もも噛みつかれた跡があったわ。手首より酷かったよ。」
「あの手首より気持ち悪いの?」
「え?ルビアの前で気持ち悪いって言ったんだ?」
「気持ち悪かったもの言うわ。」
「傷ついただろうね。ルビアは、、、」
「、、、、」
「あの子の証なのよ。。」
「太ももにも、、、」
「ルイは知らなかったのね。いくら兄弟でも太ももを見せるわけにはいかないからね。
私も今の傷は知らないけど、、、、
ルビアは、少し前にやっとアルフレットに見せたらしいわ。今まで、ずっと隠していたみたい。
そこから自信がついたみたいで、やっとルイにも会えた。」
「そうだったのか、、、」
「じゃあ。貴方の言う気持ち悪い傷をつけましょう。手でも足でも腹でもいいわよ。はやく差し出しなさい、」
「そんな、、やめてくれ、、娘の体に、、、」
「なんで、ルビアはついてるのよ。」
「そんな傷が付いたら、結婚できないわ。わ」
「結婚はできるわよ。ルビアは、私の大事な息子と結婚してるから。」
「あんたの息子がおかしいのよ。」
「あらっ。私の息子まで、侮辱するのね。よく、この状態でそんな態度取れるわよね。」
「あんな汚い傷見たら誰でも驚くわ。」
「アリス様、やっぱり私も処刑されるべきではありませんか?」
「貴方には必要ないって言ってるでしょう。ルビアが、泣くわよ。」
「でも、、私、父上を信じていた愚か者です。まさか1日で捜索をやめてたこと、知らなかったとはいえ、、、」
「ルイは、その時にやれることは、したわよ。ずっとルビアを探してくれてたよね。何より、ルビアが、許してるでしょ。」
「でも、、獣に襲われた時、ずっと俺を呼んでたのに、何も気がつかなかった、、、
あの時の気持ちを考えると、俺は、、、」
「それなら、ルビアに生涯仕えなさい。
その方がルビアにとっては嬉しいことよ。
それにルビアは貴方のこと恨んでないでしょう。
記憶がない時のが幸せだったわ。
ルビアは毎日幸せそうだったから。
貴方が現れてからの一年は苦しかったわ。
記憶なんて取り戻す必要がないとわたしは思ったわ。
ルビアが一番苦しかったけど、
貴方もね。ルイ。辛かったよね。
思い出してほしい。でも辛い思いをさせたくない。の葛藤だったでしょう。」
「はい。大事な妹、シルビアが、生まれてからずっと一緒にいた。よく、小さな手で僕の指を掴んだ。あの可愛い手は、忘れたことはなかった。いつも俺には可愛い笑顔をしてくれたのに、俺を見て震えたのは、ショックだった。でも、探し出せなかった俺が悪い。」
「でも、もうルビアは大丈夫。乗り越えたのよ。全てを受け入れて強くなったのよ。
だから、ルビアの気持ちを優先させなさい。そして兄として愛を与えてあげなさい。
血のつながった兄としてできるのは貴方しか居ないのよ。
ルビアの前からもう二度と居なくなるのはだめよ。わかってるわね。」
「はい。ルビアから離れません。」
「だから、私とルビアのために汚れ仕事をしなさい。」
「でも、アリス様は、、」
「私も、お義母様にしてもらったのよ。だから、その恩返しをするだけよ。」
「いえ。、アリス様。私にさせて下さい。」
「貴方が全てを背負う必要はないわ。」
「大丈夫です。私にさせてください。これは私の家族の問題であり、私がやらないといけないと思います。」と強い目で言った。
「わかったわ。私は見てるわ。」と後ろに下がった。
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