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第2章 1 ルビアとアルフレット
国王
しおりを挟む明日、ルビア様は、庭で、お披露目があります。
隙間からその姿を見るといいよ。どっちのオーラが正しかったかわかるよ。と昨日ルイに言われてたから、庭を見ていた、、、
ルビアは、昨日あった姿とは違い、とても豪華で綺麗なドレスをきて、アルフレット様のエスコートで、挨拶をしていた。
国王と王妃が、何度も腰を曲げていた。
そして、民たちにも手を振ると、
みんなが
「ルビア様!」と叫んでいた。
「ホワイティ公爵!万歳!」とみんなが、功績をたたえていた。
その後、国王が、牢屋にきた。
「カルデラ侯爵。お前は、なんて事をしてくれたんだ。帝国に捨てられる所だったではないか。ルビア様が、救ってくれた。なんて素晴らしいお方なんだ。それにとても美しい。
ダイジェ王国に居たら、ルビア様は、王妃となり、この国が安心できたのに、なんて事をしてくれたんだ。」
「それなら、カノンもなれますわ。シルビアより優秀ですわ。」
「お前たちは、まだ反省もできていないし、理解もしていないのか?」
「え?」
「カノンなんて、普通の令嬢以下だぞ。今まで婚約できたのか?」
「カノンにはもっと素晴らしい人が、、、男爵や子爵ではなく、、、」
「男爵と子爵が、侯爵の爵位欲しさに婚約の申込みだな。」
「え?」
「当たり前だろ?まぁ。今後は、その傷では、無理だろうけどな。お前がルビア様に言ったように、気持ち悪い傷になるんだろうな。」
「シルビアにもついてるけど結婚できましたわ。」
「ルビア様は、特別だよ。
アルフレット様は、血まみれのルビア様を助けた人だからな。その時に、一目惚れしたそうだよ。アルフレット様はその傷さえも愛してるからな。」
「、、、お前たちには、わかんないんだろうな。もうそろそろ怪我の治療しないと歩けなくなるんじゃないか?」
「え?」
「というか。お前たちは、なぜ自分達が、殺人者と思っていないのが、不思議だな。処刑されないと思ってるのか?」
「私たちは何も悪いことをしていません。」
「まだ、言うんだ?」
「たまたまオオカミがいて、噛まれたのも崖から落ちたのも、シルビアのせいでしょ。」
「そーかぁ。だから、ルイは、処刑を選ばず、このようなことを行ったのだな。理解できた。」
「ここから出してください。カノンの治療を、」
これだけあげると言われ、渡されたのは、タオルと消毒液だった。そして国王はさって行った。
「助けてくれ。」「「助けて」」と叫んでいた。でも誰も助けてくれなかった。
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