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第2章 1 ルビアとアルフレット
兄と再会。記憶が、、、
しおりを挟むアルフレットは、久しぶりに街を一人
歩いた。
ルビアに何かプレゼントをしたくて、何かいいものがないか探していた。
その時に、留学生のルイと偶然会った。
「アルフレット!」
「ルイかぁ。久しぶりだな。」
と公園で、少し話をしていた。
一台の馬車が止まった。
「ルイ。俺の婚約者が、来たみたいだから、紹介するよ」
ルイは、アルフレットは、婚約者を愛してるんだな。ウキウキしてるな。
どんなお方なんだろうな?と想像していた。想像するとシルビアの顔が出てきた。
シルビアも、もうだいぶ大きくなっているだろうから、綺麗だろうな。早く会いたいな。
「アル様。街に行くって言ってたから、私も来たの。皇太子妃とお菓子を作ったの。食べてくれる?」
「ああ。ルビア。今日も可愛いよ。君の作ったお菓子を食べたい。楽しみだよ。
今、友達とはなしをしてて、留学生なんだけど、優秀な人なんだよ。ルビアにも紹介するね。」
「ルイ、私の婚約者のルビアだよ」
ルイ?、、聞いたことある、、、何?この感じ、、嫌な感じがする。
「シルビア!」
「、、、」
「シルビア。生きていたんだね。良かった。ずっと探してんだ。やっと会えた。」
涙ながら、近づいてきた。
「いやぁあああ」と叫んだ。
「いやぁぁ、たすけて、、」
アルフレットが、抱きしめけど、ルビアは、泣き叫んだ。
「いやあああああ」「助けて、、」とそればかり繰り返し、震えはじめた。
アルフレットが抱きしめたけど、治らなかった。泣き叫び疲れたようで、
「怖いの、、、」と一言いって、
冷や汗をかきながら、意識を無くした。
ルイには申し訳ないが、御者の横に乗ってもらった。急いで、公爵家に戻り、医師を呼び、診察してもらってた。
「ルイ。どうゆうことだ?」
「私は、、、シルビアは私の妹です。
ずっと探していた妹なんです。
下の妹が病弱で、療養のためにこの国を訪れました。
私が、私用で、家族と過ごさなかった3日の間にシルビアがいなくなった。
正確には、家族が、置いていったのです。
私が出かけた日に、花畑に行ったよう。
妹が、綺麗な花が欲しいと言ったので、母がシルビアに取りに行くように言ったようです。
シルビアは、母のいう通りしたらしいのです。
妹が急にお腹が痛くなり、すぐに、帰ったのですが、誰もシルビアのことを気にせず帰ったそうです。
私が帰ってから、シルビアがいないことに気がついて、捜索してもらった。それが3日経っていた。
どこを探してもいなかった。
父に頼み、崖の下の捜索を依頼したけど、見つからなかった。
何度も捜索してもらったけど見つからなかった。
今回の留学も、シルビアが夢に出てきて、俺に探してほしいというから、絶対、生きてると思って、この国に来たんだ。
とそこへ父と母が帰ってきた。
「ルビアが倒れたって聞いたんだけど、、、どうゆうこと?」
ちょうど、医師がはいってきた。
「ルビア様、記憶が戻ってきておるかもしれません。何かきっかけがあったのでしょう。今は鎮静剤を打っています。きれるとまた暴れるかもしれません。いい思い出がないように思います。」
「わかりました。」
「今日のところはこのまま眠ってくれるとおもいます。いつでも、呼んでください待機してますから。」
「ありがとうございます」
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