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第1章  アリスとユーリ

妹なイライラ

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サリーは、、家を出てから1週間が、経っても、、お姉さまから連絡がないことにイライラしていた。


「なぜ私を頼らないのかしら。1人で生きていけるわけないわ。」

「あの人には、友人はいないはずだから、私しか頼る人がいないはずなのに、、、」



「一体どこへ何をしてるのかしら。そろそろ資金も底が着くはずなのに、」

 
ルンガ様もお姉ちゃんの男だから、奪っただけだから、魅力がなかった、、、


ルンガ様も、愛してると言ってくれてる割には、それを感じることができなかったし
とにかくお姉ちゃんの足取りを探さないと、、、

楽しくないわ。

お父様は、お姉ちゃんを勘当して、平民にしたから、調べにくいのよね。

戸籍は、抜いたようだから、貴族としては、絶対過ごせない。

平民として、過ごしているのだろう。平民の街で探してもらおう。。

不幸になってる顔を見たい。
私に許しをこう姿を楽しみにしているのに、、、




サリーの学園の成績は中の上。順位は、100位程度。
お姉ちゃんは150位程度。

だから私のが上だった。

見た目も私のが可愛い。お姉ちゃんは、地味だった。

だから全てにおいて、優越感感じていたし、
両親から好かれていないお姉ちゃんを私だけを愛してあげるふりをしたのに。
お姉ちゃんには、私しか居ないはずなのに。




アリスの、行方はわからなかった。
平民の街に行っても、みつらなかった、、
いったいどこへ行ったのかしら?





ルンガside

アリスは、地味で、俺には合わなかったが、伯爵を継ぐものとしては、婚約するには良かった.婿養子なら、気が楽だ。遊び呆けようと思ってた。アリスはおとなしいから文句も言わないからな。


サリーが、私に迫ってきた、、
「ルンガ様、、、好きなんです。姉より可愛いし、頭も良いので、あなたには、私のがふさわしいでしょ。」
と、、確かにドレスも派手で、見た目はいい。

ただ、頭は、サリーのが悪いだろうな。
アリスは、学園での成績は悪いが、、頭の回転が早い。

まぁ。婿養子で、気楽に遊べるなら、どっちでもいい。


体の関係に、すぐになった。。スタイルは良かった、、
サリーは、多分何人かとやってる、、、慣れてる。
その割には、イマイチだな。

初々しいさがない。かといって、男が喜ぶようなことがない。

思ったよりつまらなかった、、、
アリスのが良かったかもな。。
まぁ今更遅いけど、伯爵家のお金を自由に使えそうだからな。それは楽しみだ、、、
使い切ってから、離縁したらいい。




ギルドには、依頼人からの問い合わせがたくさんあった。
「以前仕事を頼んだ人にまたお願いしたい。」
「この仕事をしてくれたひとを雇いたい。」

「改善点を相談させてほしい。」

など様々な、問い合わせがあったけど、
「もうこの国には、居ませんので、難しいです。」

「え?そんな、、、」

「どこにいるんだ?教えてほしい。」

「私にもわからないんだけど、国を出ると言ってたわ。」

「男か?」 

「女の子です。それ以上は、教えることができません。」

アリスのことを探す人が増えてきた。

でも、だれも、ムーンライト伯爵令嬢のアリスのことを探すことはできなかった。
普段のアリスの印象とギルドでのアリスとは全然違ったから。









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