【完結】14★愛する人と一緒に居たい令嬢は愛人のいる王太子に嫁ぐ。

記憶が戻る☆

カイと交代して、シンス様に近寄った。

「シリアル。どこに行っていたの？」
甘えた口調で聞いてくる。

「シンス様。すみません。帰る準備をしてきました。私たちの家に帰りましょう。」

「そう。こっちにきて。」
抱きしめられた。
「ありがとう。」って一言。
今のシンス様には何もわからないはずなのに　




帰国する前に、カイが、
「あの場所に行きましょう。もしかしたら戻るかもしれません。戻らなくても、少しゆっくりしてから帰りましょう。」

「いいわね。」

前と同じようにボートに乗ったり、美味しいものを食べた。

シンスが、、
「馬に乗りたい」
カイは心配したけど、得意だったから大丈夫かな？

乗ってみると、全然大丈夫だった。
「シリアルも一緒に乗ろう。」

「はい。」

前も乗ったことあるような気がする。とシンスは、思い出しかけていた。

「シンス様。気持ちいい。」

シンスは、シリアルのことを好きになった。
シリアルいると落ち着くし、ドキドキする。もっと近くにいたい。と思う。


前とは違うシンス。
全てのことを忘れているから、甘えん坊であった。

「シンス様、、前とは違いますね？」

「シリアルはどちらが好き？」

「どちらも好きですよ。」

「へえ。妬けるなぁ。今の俺のが好きって言ってよ。」

「？」

「俺は、シリアルのことを好き。ずっと一緒にいてほしい。昔の俺に嫉妬する。」

「好きですよ。シンス様を愛しています。」

「ありがとう。今日、、、俺にくれないか？
この地で、君を抱きたい。
もちろん断ってもらっても良い。
それは大丈夫だから、ダメでも一緒に寝てくれないかな？」

シリアルは、涙を流した。
セリフがほとんど一緒だったから、、
わすれていても、わたしを大事にしてくれる。
「はい。」

夜、、あの時に来ていたナイトドレスで、ベットに入って待っていた。

「シリアル。いい？」
部屋に入ってきた。

布団の中に入った。

「シンス様っ。私を愛してくれますか？」

「ああ。誓うよ。ずっとそばにいてくれるか？」

「はい。」キスをした。
唇に、チュッと優しく。次に、少し深く。

「シンスさまっ」

「シリアル。好きだ。もっとほしい。いい？」

「はい。シンス様の好きなように。」

「いいんだね。途中で辞めれないよ。シリアルを欲しくてたまらない。俺のものしたい。」

「はい。」


「口開けて、、」

舌を絡めてきた。
「んんっ。」と吐息が漏れる。

「可愛いシリアル。シリアル。可愛いすぎる。綺麗だし、もっとしたい。」

シンス様の手が下に下がっていく、、、
シリアルの敏感なところを、、

あの時と同じように優しい抱いてくれる。嬉しくて涙が出る。

「シリアルは泣き虫なんだね。泣き顔をよくみるよ。」と涙を舐めた。

「嬉しくて、、わたしのことを忘れても、わたしを以前と同じように愛してくれるのですもの。」

「嬉しい。もっとみだれてほしい。俺しか見せない顔をしてほしい。
俺だけに見せてほしい。シリアルを欲しい。今の俺を欲しがってよ。もっと。お願い」

「シンスさまっ。んんっ、」

ゆっくりと中に挿れた。

「んんっ。シンス。好きっ」

「痛くない？大丈夫？」

「うん。、嬉しいの。もっと奥まで、、、あなたを感じたい。」

「可愛いい。俺でいっぱいにしたい。俺しか考えられないようにしたい。」

「んんっ。シンス。。シンス。、好きっ」
シリアルの声が響き、シンスに、全てを捧げた時、

「シリ好き。」

2人は、お互いを求め続けた。

体がシリアルを覚えていた。
シリアルの体が、思い出させてくれた。
そう、後半には、思い出していたので、いつものように激しいシンスになっていた。シリアルも気がついたようで、、

「シンス。おかえりなさい」
と涙を流しながら、そのまま意識を無くした。

「ごめんね。シリ。ありがとう。」

二人はそのまま眠った。

朝、シリアルが、目を覚ますと
シンスは、笑顔で
「ただいま。シリ。」
シリアルは抱きついた。

「良かった。夢じゃないのね。思い出したのね。」

「ああ。心配かけたね。」

「カイに知らせないと。」

「シリが寝ている間に知らせたよ。ゆあみしよう。
メイカが用意をしてくれてるよ。」


「一緒にはいる？」

「そうだね。一緒に入ろう。」



二人の愛はまた育ったのである。