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シリアルの怒り
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シリアルは、広場に行った。
メイカでさえ、感じたことないオーラ。いやもう殺気と言ってもいいぐらいの鋭い気迫、、、
「シリアル様。少し抑えてくださいね。」
「ごめん。。」
息を整えて、ドアを開け、入ったら、
大勢のカデン派がいた。
そして、国王様も座っていた。
その隣に王妃様が、座っていた。
「シリアル様。シンス様は?」と王妃が問いかける。
「はい。体調はよく、今は眠っています。」
「この集まりはなんだ?」と国王が言い放った。
「今回、カンター王国の王太子シンスが、ワイマール共和国で行われた狩りで、負傷し、落馬した件を詳しく教えていただけますか?」
「なにを言っている。ただ、シンス王太子のドジで、落馬したんだろ。」
笑いあっている公爵と伯爵。その他の人たち。これがこの国と実態。
「そう。貴方達は、シンス王太子の責任というわけですね。」
「そうでしょう。うさぎが飛び出できたぐらいで避けれないのは、ドジしか言えないでしょう。」
「国王様、貴方もそのような考えでよろしいでしょうか?」
「ああ。そうだな。たまたまうさぎが出てきて、避けれなかったシンス王太子が落馬した。それだけだ。」
「そう。王妃様の意見もよろしいでしょうか?」
「王妃は関係ないだろ。あの場に居なかったし。」
「国王。。私の発言よろしいですね。」
「ああ」
「シリアス王太子妃。この度は、大変申し訳ありません。
我が国で、シンス王太子を怪我をさせてしまったのは、私たちの責任です。申し訳ありません。」
「王妃なぜ?」
「貴方は国王やはり失格ね。そんなこともわからないの?」
「はあ?」
「我が国で怪我をしたのよ。それがどう意味がわからないわけ。そんな貴族ばかりなの?ハリアー公爵、貴方もそう考えているの?」
「いえ、、私たちは、そのような考えを持っていません。」
「なに?ハリアー公爵裏切るのか?」
とメイリキ公爵が、言った。
「裏切るとは失礼ですね。私がなぜ貴方の味方にならないといけないのですか?甘い蜜を一緒に吸いましたか?」
「、、、、」
「王妃様申し訳ありません。私が狩りに参加しながら、このようなことになりまして、、、」
「報告を」
「狩りの時に、うさぎを放ったのものがいる。うさぎは、餌づけされたものだ。好物の餌をシンス王太子が乗っている馬に投げたらいいだけだ。」
「投げたら不審に思うだろ?」
「弓矢で打てば命中しやすいし、バレにくいな。」
「でも馬が暴れる保証がない。」
「そのうさぎに馬が興奮する香料に塗りつけていたらいい」
「でも落馬は、、、」
「手綱が、ナイフのようなもので、半分ほど切られていた。」
「そんなことあるわけないだろう、、、」
「それができるものが一人いるよね?メイリキ公爵。あの時、馬の管理をしていたのは、公爵家の者だ。」
「嘘だ。」
「証拠が、揃ってるから、、」
「サイクル伯爵のサリナ様が飼っているうさぎは、どこに行かれました?証拠として出してください。」
「サリナ。ウサギを出しなさい。無事実を証明しよう。」
サリナには、、ウサギをすぐに洗い、普段通りにしろって言ってあるから大丈夫かと、、、
「はい。お父様、、」
サリナは、ゲージに入ったウサギを持ってきた。
「このウサギに何か問題がありますか?」
サリナがウサギを出そうとしたら、震えていた。
ウサギは臆病な動物なので、慣れないものが触ると震える。
「あらぁ?なぜ懐かないの?おかしくない?」と王妃が笑っていた。
「サリナ。」
「お父様、私もわからない。」
「メイリキ公爵を筆頭に、クラフ伯爵、サイクル伯爵、キンカ侯爵、ユース侯爵、ション伯爵、シソラ子爵が今のところ関係していることがわかります。
メイリキ派が、全て関係していると私は思っています。詳しくは、後で調べます。」
「そう。ありがとう。」
メイカでさえ、感じたことないオーラ。いやもう殺気と言ってもいいぐらいの鋭い気迫、、、
「シリアル様。少し抑えてくださいね。」
「ごめん。。」
息を整えて、ドアを開け、入ったら、
大勢のカデン派がいた。
そして、国王様も座っていた。
その隣に王妃様が、座っていた。
「シリアル様。シンス様は?」と王妃が問いかける。
「はい。体調はよく、今は眠っています。」
「この集まりはなんだ?」と国王が言い放った。
「今回、カンター王国の王太子シンスが、ワイマール共和国で行われた狩りで、負傷し、落馬した件を詳しく教えていただけますか?」
「なにを言っている。ただ、シンス王太子のドジで、落馬したんだろ。」
笑いあっている公爵と伯爵。その他の人たち。これがこの国と実態。
「そう。貴方達は、シンス王太子の責任というわけですね。」
「そうでしょう。うさぎが飛び出できたぐらいで避けれないのは、ドジしか言えないでしょう。」
「国王様、貴方もそのような考えでよろしいでしょうか?」
「ああ。そうだな。たまたまうさぎが出てきて、避けれなかったシンス王太子が落馬した。それだけだ。」
「そう。王妃様の意見もよろしいでしょうか?」
「王妃は関係ないだろ。あの場に居なかったし。」
「国王。。私の発言よろしいですね。」
「ああ」
「シリアス王太子妃。この度は、大変申し訳ありません。
我が国で、シンス王太子を怪我をさせてしまったのは、私たちの責任です。申し訳ありません。」
「王妃なぜ?」
「貴方は国王やはり失格ね。そんなこともわからないの?」
「はあ?」
「我が国で怪我をしたのよ。それがどう意味がわからないわけ。そんな貴族ばかりなの?ハリアー公爵、貴方もそう考えているの?」
「いえ、、私たちは、そのような考えを持っていません。」
「なに?ハリアー公爵裏切るのか?」
とメイリキ公爵が、言った。
「裏切るとは失礼ですね。私がなぜ貴方の味方にならないといけないのですか?甘い蜜を一緒に吸いましたか?」
「、、、、」
「王妃様申し訳ありません。私が狩りに参加しながら、このようなことになりまして、、、」
「報告を」
「狩りの時に、うさぎを放ったのものがいる。うさぎは、餌づけされたものだ。好物の餌をシンス王太子が乗っている馬に投げたらいいだけだ。」
「投げたら不審に思うだろ?」
「弓矢で打てば命中しやすいし、バレにくいな。」
「でも馬が暴れる保証がない。」
「そのうさぎに馬が興奮する香料に塗りつけていたらいい」
「でも落馬は、、、」
「手綱が、ナイフのようなもので、半分ほど切られていた。」
「そんなことあるわけないだろう、、、」
「それができるものが一人いるよね?メイリキ公爵。あの時、馬の管理をしていたのは、公爵家の者だ。」
「嘘だ。」
「証拠が、揃ってるから、、」
「サイクル伯爵のサリナ様が飼っているうさぎは、どこに行かれました?証拠として出してください。」
「サリナ。ウサギを出しなさい。無事実を証明しよう。」
サリナには、、ウサギをすぐに洗い、普段通りにしろって言ってあるから大丈夫かと、、、
「はい。お父様、、」
サリナは、ゲージに入ったウサギを持ってきた。
「このウサギに何か問題がありますか?」
サリナがウサギを出そうとしたら、震えていた。
ウサギは臆病な動物なので、慣れないものが触ると震える。
「あらぁ?なぜ懐かないの?おかしくない?」と王妃が笑っていた。
「サリナ。」
「お父様、私もわからない。」
「メイリキ公爵を筆頭に、クラフ伯爵、サイクル伯爵、キンカ侯爵、ユース侯爵、ション伯爵、シソラ子爵が今のところ関係していることがわかります。
メイリキ派が、全て関係していると私は思っています。詳しくは、後で調べます。」
「そう。ありがとう。」
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