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恥ずかしい☆
しおりを挟む「シリアルおいで。」
牢屋の廊下に向かって、呼びかけた。
「なんでその女がいるの?」
バカだな。カデンは本当に頭が悪い。
「まさか。俺がお前を好きだから会いに来たと思ってんのか?本当に頭悪いよな。」
「なんで、、違うの?」
「カデン様。
私が、シンス様を癒しますから、シンス様のことは、心配なさらないでください。
公務もしっかりしますし、私1人で、全てのことをしますわ。」
「はあ?
何言ってんの、あんたは公務だけしかできない女でしょ。
可愛くないし。
シンスを癒すことができるわけないわ。」
「カデン様が、心配することではありませんよ。シンス様との体の相性は、とても良いみたいですわ。
毎日、夜は、温かく、幸せですわ。」
「私のが、、、」
「そうだな。シリの体は最高だよ。」
「その女は、胸がないわ。私のが、、」
「シリの胸は、俺の手より大きくて、ちょうどいい。今俺が育てるし。
白い肌が赤くなるし、腰も細くて、でもお尻は触りごごちがいい。」
「シンス様、、恥ずかしい。」
「聞いてるのは、カデンだけだから聞かせてあげないと、わからないから。」
「シンスは私のよ。」とカデンが言い切る。
「まだあんなこと言ってるから、悔しくない?
シリアルさん?
俺は誰のもの?」
「私のものよ。」
シリアルはシンスを抱きついた。
「離れなさい、、私のものよ!!!」
「シンス様は、私のモノよ。誰にも渡さない。シンス。キスしたい。」
「いいけど、カデンに見られるよ?」
「いいの。シンスはわたしの。」
キスをしはじめた。
シリから濃厚なキス。
「かわいい。頑張ったね。ありがとう。」
耳元でささやき、抱きしめた。
「もうこんな可愛い姿見せれないから、俺の首にキスマークをつけて、強くね。」
シリアルは一生懸命つけていた。
「もっと強く。そのままつけていて」
「んんっ。」
「カデンこれでわかっただろ。俺はシリアルを愛してる。こんな可愛い子を妃にできて良かった。」
「シンス、、、、」
「じゃあ、、」シリアルの跡がついた首をみせて、牢屋を出ていた。
「シリアル、執務室に行くよ。」
「シンス、私、、恥ずかしい、、」
「ありがとう。よく頑張ったね。嬉しいカデンの前でキスをしてくれて、あのまま抱きたかったよ。」
「悔しかったの。。私のシンスなのに。。。」
「好きだよ。シリアル。我慢しなくていいから。離れるなよ。少しだけしよ。この後公務があるから、激しくしないから、シリの中入りたい。」
「いいよ。私も、、シンスと繋がりたいの。」
二人は、少しだけ甘い時間を過ごした。
少しでも幸せな時間だった。
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