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結婚

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メイカが、カイが結婚することになった。と教えてくれた。

メイカの両親は亡くなっている。
カイの両親も亡くなっているそう。
結婚式もするつもりがないらしい。


側近と侍女としては、最高レベルな2人。
メイカは、私より色んなこと知ってる。
幼い頃からなんでもできた。

シリアルは、私のそばにいない方がメイカは、いろんなことができるよ。といったことがあった。


「たしかに、なんでもできると思います。事業を起こして、お金持ちになれると思いますよ。
でも、私はそんなこと望んでいません。そんなつまらない人生は、入らないのです。私が、勉強をするのは、あなたを守るためなのです。
私はシリアル様のおそばにいることが一番楽しいのです。
シリアル様は、自分が思っているより、素晴らしいのですよ。
魅力的なのです。
何を言われても離れるつもりはありませんわ。」


って言われた。そのメイカがカイと一緒になってくれてとても嬉しかった。



国王と王妃に、正式にカイとメイカから、報告があった。

「メイカと一生、一緒にいることなります。」

「おめでとう。よかった」

「プレゼントがあるの。2人に」

「え?これは?」
鍵を渡された。


王宮に、2人の住む部屋を作ったと言って案内されたのだった。

「嫌?違うところがよかったかな?」

「シリアル様!!」泣き出した。

メイカのこんな姿は初めてだった。

「どうしたの。」

「私、、、嬉しくて、、、本当によいのですか?私なんかがこんな良いところに住んで!!」

「当たり前よ。ずっと私のそばにいてくれるのよね?」

「はい。」
2人は抱きしめあった。

メイカは、カイとの結婚を渋っていたのは知っていた。私と離れることを一番嫌だったらしく、
カイが悩んでいたらしい。
シンスと考えて、部屋を作ることにした。



正式に、2人は国王専属側近と王妃専属側近を命じられた。カイは変わらないが、メイカは、今までのような侍女ではない。侍女のように権限がなく、しっかりと任務についてもらう。
仕事は今までと変わらない。

だから、堂々と王宮に住めるようになった。

もちろん他の者達は、賛成だった。
2人の完璧な仕事を見ていると、誰にも真似ができない、、
国王と王妃を支えれるのは2人しかいないとなった。

2人は、小さい教会で、国王と王妃の2人に守られて、誓い合った。


メイカのドレス姿は綺麗だった。
普段は、動きやすいことを考慮したドレスだったから、

シリアルは、小さい頃からのことを思い出して、1人泣いていた。
その隣で、優しくシンスは、抱きしめてくれた。




2人はゆっくりしたらいいわ。休暇をとってどっか旅行にでも行ってきたらどうかしら?と結婚前に話をしてたのに、

「私たちは大丈夫です。
国王と王妃のそばにいることが1番幸せですから。」と譲らない。
2人でゆっくりする時間も必要なのにな。と思っていたら、
「わたしたち2人でいても、お二人の話しかしないのです。仕方ないですよ。。2人とも、2人が好きですから、、、」

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