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決闘

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最終日、、シリアルは隙のない顔を作った。

落ち込んでることを知られないように、完璧な姿を見せていた。

なぜか?ルビー様とシンスが決闘することになった。
ルビーが申し込みをしたらしい。

「待って、、、シンス、、、」

「大丈夫だよ」

「俺が勝ったら、シリアルは俺の側妃になってもらう。俺に勝った女は、シリアルだけだ。だから、側妃になってくれ」

「いやです。」

「力づくで、奪うだけだ。」

「受けて立つよ。」

「シンス、、、」

「いいから。」と少し怒ってる、、

「、、、、」




決闘が始まった。

2人は互角だった。
いや。ルビーのが力が強い分、押されてる?
「シンス、、」とずっと見つめていた。
シンスの華麗な剣捌き。
ドキドキしていた。かっこいい。

力で負けているけど、違う。。
シンスが優勢だわ。
だって、汗一つかいてない。

剣が舞い上がった。
ルビーの剣だった。
シンスが、首に剣向けた。

「チェックメイト」

「嘘だ、、、」

「シンス様の勝ち。」

「俺がシリアルのことで負けるつもりはない。それになぜ側妃なんだ。シリアルのことバカにしすぎだ。」

「困ったものね。さあ。帰りましょう。」と王妃様がら国王を回収した。

「その前に、昨日の私との勝負は、私が勝っていますよね。」

「ああ。」

「では、私の望みは、山の方の貿易をやりたいのよ。」

「それは、、、」

「私が勝ったんだからね。」

「わかった。何とか考えよう。」

「仕方ないでしょ。あなたがかけたんだから。少しは反省しないとね。これで失礼しますわ。ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。」

と国に帰っていった。



「みんな今から会議をする。集まってくれ。」シンスは言った。

「シンス。」

「山の貿易を契約できそうだ。
だから、この話を確実のものにするために、計画を練る。」

と会議は夜遅くまで、続いた。

シルビアは、少し、ぼーとしていた。
シンスが、怒ってることが気になってしょうがなかった。

「シリアル。疲れたんだよね?先に部屋に戻っていなさい。」

「大丈夫です。」

「いや。心配だから。」

優しく言ってくれた。でも、違う。いつもの目じゃないの。

「はい。」

ゆあみをして、ソファに座って、月を見ていた。

「シリアル。寝てなかったの?
先に湯浴みをするな。」

「はい。」

ゆあみを終えて、バスローブに着替えた、シンス様が、ソファの横に座った。


「シリアル3日間お疲れ。」と額にキスをした。

「ごめんなさい、、、、」

「なにが?」

「心配かけてしまってごめんなさい。」

「わかってる?」

「ごめんなさい。」涙を流した。

「わかってたらいいけど、、」

「嫌わないで、、、」

「シリアル。わかってないね。俺が、シリアルを嫌うわけないよね?」

「でも。私、ルビー国王に、」

「そうだね。ルビーと密着したよね?
2人で飲んでたよね?
終始、仮面をかぶってたから、許してあげるけど。」

「、、、、」

「今度から許さないよ。」

「ごめんなさい。だって。シンスのこと、馬鹿にしたいい方するから、腹立って。」

「おれは、別に何言われてもいい。それよりシリアルが居なくなる方が困るよ。一人で、突っ走るところは、悪いところだよ。俺がいる。わかる?」

「、、、」

シリアルは、一人で頑張ることが多い。
今までごんばってきたのはしっている。でも、俺がいる、俺を頼って欲しい。
そして、二人で考えていきたい。


「わかった?」

「うん。ごめんなさい。」抱きついた。

「よかった。シリ。」

「でも、山の貿易を提案してくれてありがとう。」

「あの人ね。ペラペラ話をしてたの。海の貿易をして、こちらの良い条件を出して、攻めるつもりだったの。」

「さすが。シリ。聞き出したんだね。」

「もちろんそれが目的だったのと、お酒を飲んで、あの人プライドを潰したかったの。。」

「シリ。かっこいいよ。」

「シンスもかっこよかった。ドキドキした。」

「惚れ直した?」

「うん。愛してる。昨日。一緒に寝てくれなくて、寂しかったの。夢では、ずっと抱きしめくれてから、あったかくて、良かったけど。朝、目が覚めたら隣に居なかったから。」

「シリ。ずっといたよ。シリが汗をかき始めたから、タオルを取りに行って帰ってきたら眠ってた。だから、抱きしめて眠ったよ。
朝は、もう少し眠って欲しかったし、俺は朝練があるから、、、」

「え?朝練」

「ああ。毎日剣を振ってるんだよ。」

「何で教えてくれなかったの?いつから??」

「練習だから、カッコ悪いでしょ。
シリアルを初めて抱いた後ぐらいからかな。。」

「私、シンスの剣を振ってる姿が、好きなの。見たい。毎日みたいの。」

「え?」

「すごくかっこいいの。毎日みたい。」

「嫌だよ。練習は見せたくない。それに、ゆっくり眠らないと、、今まで気がつかなかったということは、疲れて眠ってるんだからね。」

「そーいえば、私、、」赤くなる。

「そうだよ。起きれないはずだよ。毎日抱かれているんだからな。」


「残念ね。本当にかっこよかった。」

「シリアルさあ。ダンスも完璧なんだ。ごめんね。初めてダンスをした時、俺のリードで、、、」

「うん。あの時、シンスに助けてもらったの。正直立ってるのも大変で、、、失敗したくなかったから、甘えたんだよ。」

「何も知れなくてごめん。」

「すごく踊りやすかったもの。シンス様のダンスは、心地が良い。」

「嬉しいな。でも、ルビーの時は、完璧だったよ。」

「完璧にしたもの。シンスだって、羨ましいぐらい可愛かったよ。ルビーにも私にはできないって言われたな。悔しかった。嫉妬したよ。私イライラしてもん。」

「俺のが嫉妬してたけどな。あんなに綺麗だとな。」

二人で笑い合った。
良かった。

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