【完結】3わたしを幸せにしてくれる人。

華蓮

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出張

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「馨さんきのうは、、」

「体大丈夫だった?ごめんね。」

「どうかしたの?」

「今日の夜から、沖縄へ出張だから、寂しかったから。。」

「わたしも寂しい。離れたくないな。」

「俺も。」

「大学いこうかあ。」

と二人で出かけた。

帰りは別々、、、



かおるさんは沖縄に行ってる間は、メールをくれてた。


「凛.頑張ってる?遅くにごめん。凛も会えなくて寂しい。電話が、通じにくくて、メールも届いているかな?おやすみ。」


「凛。俺を愛してくれてありがと」

「凛。俺と居てくれてありがと」

「凛。俺のそばにいてくれてありがと」

「凛。俺は、お前のこと、一生愛し続ける。何があっても、、」

「凛。俺が嫌いになっても、俺は愛していく。」

そのメールが来るだけ。。明らかにおかしい。

と、一ヶ月も帰ってこなかった。。
電話しても、繋がらないことが多かった。





「ただいま。凛。」と大学の部屋に帰ってきた。

黒くなった馨さん。少し痩せた。。

「はい。お土産。。琉球のグラス。綺麗だったから、家で使ってね。」と一つのグラスを渡された。

「馨さんのは?」

「俺のは、買ってないよ。家で、凛が勉強する時にいいかなって思って、、」

かおるは、ドアの鍵を閉めた。

「凛。キスさせて、、大学では嫌?キスだけ。」

「したい。」

深いキスをした。。

「ありがとう。凛。」

と鍵を開けた。


「そうそうイベントもうすぐだね。準備出来た?」

「はい。成功したらお祝いしてくれる?」

「もちろん!!高級ディナーがいい?何がいい?考えておいて?」

「ハイ。」






イベントは、成功した。

馨は、これで実績を作ったから、教授になれる。そして、わたしの推薦があれば、大丈夫!!

誰が見ても、立派な教授だ。お飾りじゃない!!

と馨は、凛をみながら、安心した顔でみていた。


凛は、その顔に違和感があり、不安になった。。


馨は、凛を待つため、海を眺めてた。
その姿を見た、凛は、馨が消えそうに見えた、

「馨さん。」と抱きついた。
「凛、、ここは外だよ。」

「いや。どこも行かないで、、、」

「どこも行かないよ。大人しく凛を待ってたよ。」

「違う、、馨さん最近おかしい。この半年ぐらい、、、」

「ねえ。教えて、、」

「凛。お祝い考えた?」

「わたし、馨さんと沖縄に行きたい。」

「そうなんだ。じゃあ今度行こうかぁ。計画立てるね。」


「今日、馨さんの家に行きたい。」

「今日は、凛のお疲れ会として、ホテルを予約してあるんだ。前に行きたいと言っていた王国ホテル。頑張って予約したんだよ。」

「そうなんですかぁ。嬉しい。」

「前に送った黒のスカート入ってほしいから、凛の家に行って着替えてからホテル行こう。あのスカート好きなんだなぁ。。」って笑顔でいってくれる。

でも、凛はそれに違和感を感じた。

ホテルでは、珍しく、馨さんがお酒を飲んだ。
わたしといる時は、飲まなかったのに、、、


その日の夜は、馨さんが酔い潰れたので、2人でゆっくり眠ることにした。


凛も今日は疲れたから、眠った。馨にくっついて、、

馨は、凛が眠ったのを確認すると、離れた、、、

テラスで、いつも吸わないタバコを吸った。

その姿を凛は見ていた、、、



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