上 下
34 / 50

シーナの初めての夜☆

しおりを挟む
サントスとシーナの結婚式をカイトとリサより先にすることになった。

第三王子であるから、先にしてほしいのと、シーナの新作を発表させたかった。

リサの正体は、もう少し後で出したかった。

サントス様は、快く了解してくれた。

お天気も良くて、シーナはとても綺麗だった。
リサは変装をして参加をしていた。カイトとは離れていた。


シーナのドレスは、新作で、白いドレスと
青のドレスを発表を兼ねていた。

そして、ネックレスは、サントス様の瞳の色のサファイア。
サントス様の贈り物である。

髪は、宝石で花の形にして飾った。

ド派手ではなくて、みんなも手に届くように見せていた。

公爵令嬢と第三王子であったので、それなりにお金はかかっているけど。

でも、嫌味もなく、素敵な結婚式だった。






「サントス様、今日は、お疲れ様でした。普通の結婚式じゃなくてごめんなさい。ドレスとアクセサリーの発表会にしてしまって、、、」

「それは大丈夫だよ。ちゃんと2人で教会にいって誓いあったよね。」

「はい。サントス様。私は永遠にあなただけを愛します。」


「シーナ。俺もお前だけを愛するよ。俺にくれないかな。」
真剣な目で、見つめてくれる。ドキドキする。

「はい。もちろんです。」
見つめあってキスをした。

「サントス様。」
「んっ。可愛いな。
普段は、仕事もバリバリしてるし、リサには、お姉様ぽいけど。
俺には甘えてくるところが可愛い。俺だけに見せてくれるんだ。」

「いや?」

「嫌なわけないだろ。もっと甘えて。」 

シーナの胸は、俺の手に収まらない。こぼれ落ちる。
キスをしながら触るとシーナは、好きそう。
「やわらかい。気持ちいい」 

「恥ずかしい。私、大きいから、、、」

「いいよ。俺は好き。シーナのものならなんでも好き。シーナ以外いらないから。どうゆうことかわかる?」

「んんっ」

「覚悟してね。今日のシーナは可愛すぎたからな。俺は草食じゃないからな。れっきとした肉食。」
俺は肉食。シーナの胸を見たかった。
いつも谷間は見えていたけどな。

「大丈夫ですわ。私もサントスが欲しいもの。でも、、初めてだから、、、」


「大丈夫。心配しなくても、すぐに俺を欲しがるようになるよ。」

「ンンッ。そんなところ、、、」

「サントス様、、、気持ちいいっ。すごいの。」

「俺だけを感じたら大丈夫、、、」とサントスは、シーナのなかに入った。

ゆっくりと。
「シーナ?大丈夫?」

「サントス様。私、、、もっと好きになる。離れたくない。」

「可愛いな。心配しないで、離さないから。」




可愛い。シーナと出逢えて本当によかった。


サントスは、結婚式を早めにしたいと言われた時、嬉しかった。

結婚式の内容も新作発表会にしても全然気にしなかった。

何よりシーナが欲しかった。
シーナは、結婚式が終わるまで手を出せないことを知っていて、俺を誘惑してくる。
可愛いくて、我慢する方が大変だった。
腕を組むとシーナの大きい胸が俺の腕に当たる。
わざとだ、、、
俺が手を出せないの。わかってて、してくる。

だから、深くキスをする。

それだけでは足りない。もっとしたくなる。我慢が大変。

結婚式が終わったから、覚悟してもらわないとな。

俺はこんなに我慢してたから、ご褒美をもらわないとな。


カイトは、大丈夫なんだろうか?
あいつも絶対我慢してるだろうな。カイトもリサの事好きすぎるもんな。

男の我慢をわかっているのかな?
可愛い蝶たちは、、





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして

みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。 きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。 私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。 だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。 なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて? 全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです! ※「小説家になろう」様にも掲載しています。

【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……

buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。 みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな

みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」 タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。

妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~

サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

処理中です...