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カイトの気持ち

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ある日、リサとは別行動になった。

シーナが、リサと街に行きたいというから、譲っただけ。

俺も暇だから、街へ
剣の手入れをしてもらうために、一人で行った。

そうすると、いつものように、女の人が声をかけてくる。

最悪、、、。

この完璧な笑顔で、
何を言われても断わる。


この街で、声をかけてきた女は、
香水の匂いをプンプンさせ、胸を押し付けてきた。
谷間が見えるドレスを着て、
私、綺麗でしょと自信があるようだ。

「間に合ってるから、離れてくれる?」
と言ってもなかなか、離れない。

無理やり離そうとしようとした時に、シーナが来た。

助かったけど、リサは?
とおもったら、案の定、リサは、この姿を見て、走り去ったと。

でも、それを聞いて嬉しかった。
リサが俺に好意があると確信した。

シーナから、
「先に帰っていますから、頑張ってくださいね。お兄様!!」

激励をもらった。。。


すぐ走っていくと、木の下うずくまってるリサがいた。

「リサ?」
と声をかけるとビクッさせた。

顔を上げてくれると泣いていた。

リサは勘違いしていた。

私に彼女がいて、その時間を割いてしまったことを謝る。

その上、あんな笑顔見たことないから、、という。


俺を好きになってくれてる。
それに嬉しかった。

もちろんはっきりと告げる。
リサが好きなことを。
リサも俺のことを好きって言ってくれた。

キスをしたい。という衝動にかられた。
軽く唇にした。
かわいかった。

リサからいつもの罰キスをしてもらったけど、足らなかった。

たくさん謝ったよねという理由をつけて、さっきより長いキスをした。

リサは受け入れてくれた。
もっとしたい。。
「口開けて」
というと、受け入れてくれた。

しかも、俺と同じ動きで、俺の舌に絡めてくれた。
やばい。気持ちいい。リサの舌。ずっとしてたい。
もうリサはトロけた顔をしてた。

流石に、今日はここまで。

「カイト様。好きっ」って言ってくれる。。
カイトは、リサのこと一生離さないと思い、
俺だけしか考えられないようにしたかった。




思いが通じたことが、こんな嬉しいことだと知らなかった。
本当の愛を知れたことは、奇跡なことだった。
父には感謝しないとな。リサをうちに連れてきてくれて良かった。

可愛い。愛しい。こんな気持ちが溢れている。リサと過ごす度、好きな気持ちが強くなる。
もうリサなしでは無理。

自分が恋をするとは思わなかった。
でもそんな自分も結構好きだ。

毎日抱きしめたい。
リサを幸せにしたい。
いや。俺が幸せにしてもらってる。
リサの体も俺のものしたら、俺の方が壊れてしまいそうだ。

早く結婚したい。




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