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親友、姉妹、

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シーナは、優秀な公爵家の中では、平凡だった。

でも、家族は私を可愛がってくれた。
私にできることをずっと考えていた。

私は、可愛い服が好き。お人形の服は、あまり可愛いものがなかった。

自分の小さい時のドレスをもらい、それを解いて、ドレスを作った。

初めは、下手だったけど、達成感があった。

それから何着も作るようになった。

でも、趣味。
わたしは公爵令嬢だから、家のためになる人結婚する。
それなら、手に職は、邪魔。。


ある日、お父様が、リサという女の子を連れてきた。

リサは、お父様やお兄様に媚びることもなかった。

私は、リサの部屋を案内した。

普段そんなことはしない。でもなぜか、今日はしたくなった。

部屋に連れて行くとお兄様の横の部屋だった。
お母様の考えがわかった。

「シーナ。少しの間、ここでお世話になります。私は夜会も行ったことなければ、令嬢の遊びを知りません。職務ばかりしていましたので、、、」

謙虚だった。私の周りの令嬢とは違う。
翌日、リサを見るとメイド長に磨き上げられていた。

可愛かった。こんな可愛い子が、何も知らないなんて、、、
教えてあげたいと思って、リサと話すことした。


何より、私の作ったドレスをみて、
感激してくれた。

「ドレスを作ればいいのに、シーナのドレスは、温かいわ。」

「私は公爵令嬢ですから、、」

「公爵様が反対するかしら?まだ話をしたことないのでしょ?一度話をしてみたら?」



そして、お父様に、ドレスを作りたいことを言ったら、普通に認めてくれた。

「シーナならできるよ。楽しみにしてる」
と言ってくれた。嬉しかったな。



「ありがとう。リサ。お父様は認めてくれたわ。」

「私もずっとアクセサリーのデザインを書いていたの。
私も侯爵を継ぐためだけにやってきたから、アクセサリーを売るなんて考えたことがなかったの。
でも、公爵から提案されたのよ。びっくりしたわ。
シーナ。あなたの結婚式に私のアクセサリーをつけてもらえると嬉しいわ。」


「もちろんよ。じゃあ私は、あなたが着るドレスを作りたい。」


「「約束ね」」


公爵の名前を使わずに、私1人の力で頑張ることにした。

売ることは難しかった。でも楽しかった。


ある日、リサが、

「お人形とおそろいの服って可愛いよね。」

その言葉がヒントになり、
子供用のドレスと人形のドレスを売ることにしたら、それが、当たった。

シーナの店は、人気になり、繁盛した。

リナとは、親友、姉妹、
お互いを高めあい、楽しめる相手である。


親友なんて出来ないと思った。
リサに出逢えて本当に楽しい。


お父様には感謝しないと。

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