【完結】23侯爵の跡継ぎのはずですが、突然平民になりましたが。

マリの交渉

マリは、ルビーの鉱山を持っているアントニオ伯爵の家に行った。


「初めまして、ラインスズ侯爵のマリと申します。このたび、姉のリサに変わりました。こちらのルビーを見せていただきたくて。」



「リサ様とかわったのですね。マリ様が、継がれるのですね。こちらが、鉱山で採れたルビーです。」

「素敵ですね。大きくて、、」

「この鉱山は、ルビーがたくさん出ますよ。大きいのは、稀ですが、それなりの大きさのものは、沢山あります。」


「その鉱山を売ってほしいの。」

「え？鉱山ですか？リサ様は宝石だけでしたけど、、、」

「ほしいんだけど、、」

「そうですか、、、でも価格が、かなり高いですけど、、、大丈夫ですか？」

「うちにある鉱山と変えるのはどう？」

「どんな石が出ますか？」

「サファイヤみたいよ。」

「大きいの？」

「それなりの大きさよ。」

「サファイヤは今あまり売れていませんよね。ルビーのが価値があります。その鉱山とある程度のお金と交換なら受けましょう。」

「そうね。少し考えさせてもらっていい？」

「良いですよ。でも、他に欲しいって思う人が現れるかもしれませんけど、、」

「わかったわ。まず、お互いの鉱山を見学しましょう。」

「では、どーぞ。」と、鉱山に案内してもらった。

今日の作業は終わっていた。
「明日、契約をするのならば、今日の作業で終了します。
今日出たルビーは、このようなルビーです。最高級だと思いますよ。
まだまだたくさん出ると思います。」

ルビーの大きさは大きかった、
これは、絶対鉱山をかうべきだわ。
シーナ様は、公爵だから、絶対ルビーの値打ちはあがる。

「では、そちらの鉱山を見せてください。」

馬車で移動した。

「えっと。ここですか？
発掘作業は停止中ですか？」

「そうなの。私が継ぐので、、、、」

「中を見せてもらえますか？」
中に進んでいた。

「サファイアがあるんだね。他にも見たことない石があるだけで、あまり高価ではないな。」

「鉱山と10億デーロの現金を用意してほしい。今のところサファイアの価値よりルビーの価値のが高い。
それに見たことない石が多いから、価値がないわけではないが、やはりかなりルビーのが高い。

もちろん、ルビーだけを売ることもできるよ？

発掘、加工料は高いからね。今日出た、ルビー、一つで、1億デーロ」

市場価値も調べないといけないだろうから、３日後に返事をもらえるかな？
それ以上は待てない。ルビーの市場は、今一番高いから、」


「３日後に、お邪魔しましょうか？」

「よろしくおねがいするわ。」