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その後も、視察は続いた。
王太子の態度は変わない。国のために、、と不満を思う。
アルフレッド様と比べてしまう。。。
小さい頃から、王妃になるために教育されてる私が、迷い始めてる。
ルーセントside
帝国は、大きい。船も大きく立派だ。
でも、我が国に必要ないし、
マリーンは、魚が嫌いだし、もう飽きてきたようだ。
2週間は無理だな。巾上に頼んで、帰国の命を出してもらおう。
その方が、帰国しやすいだろう。
立派な部屋で、マリーンを抱いていたけど、そろそろ飽きてきた。
王妃の命が届いた。マリーンには、いつでも帰国することができると伝えた。
1週間が経とうとしたときに、
「ルー様、もう私。帰りたいです。全然面白くないし、わたしにはサウジランドのがいい。」
「そうかぁ。なら帰ろう。王太子妃に、伝えよ。」
「明日帰国する。王妃から帰国せよと手紙が来た。」とそれだけの伝言だった。
帰るのも勝手に帰っていいわけではないのに、、
王妃様も何を考えてるかわからない。
大丈夫なのかしら?国王様は知っているのかしら?
クレスタは、また調子が悪くなっていた。原因は睡眠不足だった。
アルフレッド様に伝えるのもわたし、、。
アルフレッド様にお話があるとメイドに伝えると部屋に案内してもらった。
「アルフレッド様、お忙しいところすみません。お話ししたいことがありますが、今よろしいでしょうか?」
「どーぞ。どうしたの?」
「急な話なんですけど、明日帰国することになりました。航海を楽しみにしていましたが、行けそうにありません。残念です。」
「理由を聞いてもいいかな」
「王妃さまからの通達だったようです。」
「クレスタ、夕方は時間あるかな?」
「はい、大丈夫です。」
「皇帝と皇后から、手土産のお礼として、国王様と王妃様に渡して欲しい。と預かっているんだ。」
部屋まで運ぶね。
部屋の前に着いた時に、アルフレッドは疑問に思った。
「クレスタ王太子妃の部屋はこちらではないよね?王太子と同じお部屋を用意したけど。」
しまった。すっかり忘れていた。帰国のことで頭がいっぱいだった。。ミスをしてしまった。
失礼するよと部屋の中に入った。
隣の部屋から、王太子と側妃の声がした。
クレスタは、下を向いた。
アルフレッドは、怒りを覚えた、、、クレスタを連れて、アルフレッドの部屋に移動した。
アルフレッドの部屋には誰も近づかないから、聞かれたくない話をするには、都合がいい。
「ごめん。僕の部屋に連れてきて、僕の態度も怖かったよね。」
「いえ大丈夫です。」
「聞かせてもらえるかな?いつから部屋が変わっていたのか?」
「申し訳ございません。アルフレッド様のご好意を。。」
「まさか初めから?」
「はい。ダイアナ様が案内してくださった後すぐに、
私は、王太子と一緒の部屋にいた事はありません。
申し訳ありません。」
「ここにきてからどんどん疲れた顔をしていたのは、夜寝れていない?」
「、、、、」
「今もそうだよね?いつきちんと寝たの?」
「私はむかしから、ゆっくり寝たことがありません。
初めてゆっくり寝ることができたのは、先日、アルフレッド様と海に行った日の夜だけです。」
「それだけじゃないよね?まさか」
「夜だけではないと思います。ほぼ毎日だと。。。。。」
真っ赤になりながら答えた。
アルフレッドはショックを受けた。まさか他国に来て盛っていると思わなかった。
しかも隣に王太子妃がいるのに。
そこまでゲスだと思わなかった。
それに気が付かなかった自分が嫌だった。
「ごめんね。今日は最後の夜だから、案内したいことがあるんだ。いまから、ついてきてくれる?」
「はい」
王太子の態度は変わない。国のために、、と不満を思う。
アルフレッド様と比べてしまう。。。
小さい頃から、王妃になるために教育されてる私が、迷い始めてる。
ルーセントside
帝国は、大きい。船も大きく立派だ。
でも、我が国に必要ないし、
マリーンは、魚が嫌いだし、もう飽きてきたようだ。
2週間は無理だな。巾上に頼んで、帰国の命を出してもらおう。
その方が、帰国しやすいだろう。
立派な部屋で、マリーンを抱いていたけど、そろそろ飽きてきた。
王妃の命が届いた。マリーンには、いつでも帰国することができると伝えた。
1週間が経とうとしたときに、
「ルー様、もう私。帰りたいです。全然面白くないし、わたしにはサウジランドのがいい。」
「そうかぁ。なら帰ろう。王太子妃に、伝えよ。」
「明日帰国する。王妃から帰国せよと手紙が来た。」とそれだけの伝言だった。
帰るのも勝手に帰っていいわけではないのに、、
王妃様も何を考えてるかわからない。
大丈夫なのかしら?国王様は知っているのかしら?
クレスタは、また調子が悪くなっていた。原因は睡眠不足だった。
アルフレッド様に伝えるのもわたし、、。
アルフレッド様にお話があるとメイドに伝えると部屋に案内してもらった。
「アルフレッド様、お忙しいところすみません。お話ししたいことがありますが、今よろしいでしょうか?」
「どーぞ。どうしたの?」
「急な話なんですけど、明日帰国することになりました。航海を楽しみにしていましたが、行けそうにありません。残念です。」
「理由を聞いてもいいかな」
「王妃さまからの通達だったようです。」
「クレスタ、夕方は時間あるかな?」
「はい、大丈夫です。」
「皇帝と皇后から、手土産のお礼として、国王様と王妃様に渡して欲しい。と預かっているんだ。」
部屋まで運ぶね。
部屋の前に着いた時に、アルフレッドは疑問に思った。
「クレスタ王太子妃の部屋はこちらではないよね?王太子と同じお部屋を用意したけど。」
しまった。すっかり忘れていた。帰国のことで頭がいっぱいだった。。ミスをしてしまった。
失礼するよと部屋の中に入った。
隣の部屋から、王太子と側妃の声がした。
クレスタは、下を向いた。
アルフレッドは、怒りを覚えた、、、クレスタを連れて、アルフレッドの部屋に移動した。
アルフレッドの部屋には誰も近づかないから、聞かれたくない話をするには、都合がいい。
「ごめん。僕の部屋に連れてきて、僕の態度も怖かったよね。」
「いえ大丈夫です。」
「聞かせてもらえるかな?いつから部屋が変わっていたのか?」
「申し訳ございません。アルフレッド様のご好意を。。」
「まさか初めから?」
「はい。ダイアナ様が案内してくださった後すぐに、
私は、王太子と一緒の部屋にいた事はありません。
申し訳ありません。」
「ここにきてからどんどん疲れた顔をしていたのは、夜寝れていない?」
「、、、、」
「今もそうだよね?いつきちんと寝たの?」
「私はむかしから、ゆっくり寝たことがありません。
初めてゆっくり寝ることができたのは、先日、アルフレッド様と海に行った日の夜だけです。」
「それだけじゃないよね?まさか」
「夜だけではないと思います。ほぼ毎日だと。。。。。」
真っ赤になりながら答えた。
アルフレッドはショックを受けた。まさか他国に来て盛っていると思わなかった。
しかも隣に王太子妃がいるのに。
そこまでゲスだと思わなかった。
それに気が付かなかった自分が嫌だった。
「ごめんね。今日は最後の夜だから、案内したいことがあるんだ。いまから、ついてきてくれる?」
「はい」
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