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オリンピアの疑問1

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エルタニン王太子が国王に抗議をした。
なので、早急にみんなが集まった。

国王、王妃、オリンピア王太子、アイリーナ王太子妃、
そして、エルタニンと私、

国王から、オリンピア王太子に処罰を命じられた。


「なんで俺が、、、どうして、、」

処罰がないと思ったのかしら?
あんなことをしていて?



「あなたは、ユリアスを舐めていたことが要因でしょうね。ユリアスにバレなければいい。その気持ちが、この国を崩壊させる始まりだったのでしょうね。」


「崩壊?」
本当に意味がわかっていない顔だった。
自分が処罰されるぐらいだろうと思っていたのだ。


君がこの国を栄えさせることができるのかな?
君が起こしたことから始まってるよ。」
てエルがいってくれた。

「ユリアス、、、本当に俺は君を抱いていないのか?」


「はい。もちろん。」

起こしたこと、オリンピアにとって間違いは、わたしを抱いていないことが大事
だったみたい。何よりの疑問がそれだった。
そうよね。わたしに子さえ生まれたら問題ないものね。

騙していたことに対して何も思っていないし、わたしの部屋に入って襲ってきたことの反省はないのかしら?


「あの日は、本当に君を抱いたんだ。
君だったよ。何があったんだ。それに、いつ気がついたんだ?」

不思議そうな顔をしていた。


「ユリアス。話してあげて。」

「その前に聞きたいことがあるの。初めから仲の良いフリをしていたの?
幼い頃からずっと騙してたのかしら?アイリーナと出会ってから?」


「幼い頃から、国王から、公爵の力が必要と言われてた。俺にはバックが弱いからな。だから、君を王太子妃にすること義務だった。
アイリーナと会ってからは、アイリーナに惹かれたから、子が生まれるまでと我慢していた。」
アイリーナを愛しそうにみていた。


「そう。全部偽りだったのね。良かったわ。」

「良かった?なぜそんなふうに言うの?わたしは、あなたよりオリンピアに愛されていたのよ?悔しくないわけ?」

「悔しい?確かに騙されていたのは、ショックだったわね。」


「悔しいはずよ。今まで王太子妃として訓練してきて、急にわたしみたいなものがオリンピアを奪ったのよ。」
マウントをとりたかった彼女が追い込まれていた。

「あなたには、感謝してるのよ。
愛する人とこの国を支えることができるオリンピア王太子は、幸せでしょ?だから、この国は栄えるはずよ。愛し合っていらなら、2人で国を繁栄させる努力をするのも楽しいよね?わたしは、オリンピア王太子に愛がなかったから、仕事でしたもの。愛があれば、乗り越えれるでしょう?」


「、、、、、、」


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