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浮気

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ビスコ様が、女の人と歩いていたのをキラリの専属侍女がみた。


「ビスコ様どうゆう?」
キラリは、居ても立っても居られなくて、ビスコ様に聞いた。

「情報収集だよ。女の人は、少し言いよるとペラペラ話すんだよ。」

「でも、、、宿屋のほうに、、、」

「情報収集って言ったよね?わたしは昔からこの方法でやっているよ。
今更変えるつもりはないよ。うまくいってるんだから。」

「わたしは、、、」

「耐えられないなら離婚しよう。
子供は、うちの跡取りだし、君は子育てに参加してないよね?」


「それはあなたが、、、」

「子育てはしたくないでしょ、君には無理だと思うよ。」

「わたしの美貌が好きではなかったの?」

「好きだよ。可愛い子供が生まれたよね?」


「わたしはあなたにとってなに?」


「綺麗な妻だよ。これからも、今まで通りにわたしのやることに口出ししなければいい。
そして、東の町も自分できちんと管理したらいい。
わたしにとってあの町がどうなろうとあまり興味がない。
君の責任だからね。
わたしは一度も手を出していない。君がもらった財産だから、、、」

「そんな、、、、私たち、、」

「普通の夫婦ではないよね?サラリ様でもキラリでも、どちらでも良かったんだよ。サラリ様は、東の町を運用し、子供は自分で育てそうだな。それはそれで、構わなかった。
俺の仕事には口出さないと約束だったよな。」


「わたしは、、、里帰りさせてもらいます。」

「どーぞ。」


キラリは、実家に帰った。


「お母さん、、、ビスコ様は、ひどい人、、浮気しまくり。わたしのこと愛していないのよ。」

「かわいそうに、、、ここでゆっくりしたらいいわ。」


「お姉様。少し話があるのですか?東の街のことですが、、、、最近、治安が悪くなっているそうですが、何か聞いていますか?」

「知らないわ。警備を増やしたらいいのね。」

「そうですけど、今の状態でもいっぱいいっぱいなのではありませんか?」


「どうゆうこと?お父様がしたままよ?」


「お姉様は、どこから利益を得てるのですか?」

知らないわよ。街がなんとかするでしょう、、、税金とか?


それはそうですけど、お父様は、別口で補填されてましたよ。


「え?」

「お姉様の、10億テールから支払っているのですね。」

「え?まさか、、、今まで、警備費は、3億テールぐらいはかかっていると思いますよ。」


次の日銀行に行くと、自分の財産は、半分以下になっていた。

「うそ、、、」

「うちもお父様がいなくなって、契約終了されてきついのよ。うちに頼られることは無理よ」



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