【完結】29国一金持ちの娘達は、幸せを掴めるのでしょうか?

華蓮

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夫婦

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「サラリはどうだ?」

「あなたは少し化粧をしてマシになったわね。相変わらずそのメガネをしてるのね。
 ハヤト様は、前見たときより、素敵ね。」

「そうよ。前とは違うわ。わたしと会った時はもっとふとっていたし、、、」



「基本、わたしは初対面の人には、太ってる変装をするんですよ。
 あの状況でいいって言ってくれた人を信じるので、、、サラリは前の方がいいと言うんですよ。
 それに、サラリは、可愛くて、サラリに似合うように磨かないと。」

「ハヤト様、、恥ずかしいです。」

「サラリは素敵だよ。わたしはあなたと結婚できて、幸せだよ。」

「ありがとうございます。わたしも幸せです。」

「子供はまだなんでしょ?」

「ああ。まだ、二人で居たいし、もう少し落ち着いてから。」


「そうだな。それがいい。商会はどうだ?」

「順調です。褒めていただきました。」

「そうか。」


 お父様は、経済の話をし始めた。

 ハヤトとわたしとビスコ様は真剣に聞いていた。

「ビスコ様は、流石伯爵ですね。目の付け所が違う。」

「いや。ハヤト様も素晴らしいね。サラリ様も、よく勉強しているね。流石、あの商会を盛り立てるだけあるわ。」

「いえ。私たちはまだまだ、、、」


 ナラリは話についていけなかった。








 カフェの時間になり、お茶をすることになった。



 ビスコ様は、キラリとは、すぐに離れ、お父様と話をしていた。

「サラリ。大丈夫?」
 ハヤト様は気にしてくれる。
 それが嬉しかった。

「ハヤトがいてくれるから大丈夫。ありがとう。」
 と返すとニコニコしてくれた。

 ハヤト様は、ビスコ様に呼ばれてしまい、少し離れることになった。

 そこへ、キラリとナラリがやってきた。


「サラリ。あなたは子供をまだ作れないの?
二人は仲良くないでしょ、
ハヤト様はこんなに素敵になったのに、
サラリは、昔とあまり変わらない、、
子種を注いでもらえないのね。かわいそうに、、、」


「、、、、」

「私たちは、愛し合った結晶ができたのよ。羨ましいよね?」

「私たちは、商会の事もあるからまだ、、、」

「言い訳ね。ふっふっ」
 笑い出した。

「ビスコ様と仲良くて羨ましいです。
 秘訣を教えてください。お姉様。」

「そうね、、、」

「お姉様。ビスコ様と月にどれくらい関係をもっていますの?」



「わたしは、週一ぐらいかしら。」

 実は、月一回しかしなかったし、子供を産んでからは、一度もしていない。
 でも、そんなことは言えない。


「お姉様は、子供を産んだものね。うちは、週末の二日間だけ。タンパクみたいで、」

「え?」

「どうしたの?サラリは、月一はあるのかしら?」


「、、、、」

 そこへ、ハヤトがやってきた。

「うちは、毎日だよ。仕事してるからだき潰すのはだめだから、軽くだけどね。」

「軽く?」


「そうだよ。週末はいつも覚えてないでしょ、、、」

 真っ赤になってるサラリ。
 それを見たキラリは嫉妬で、狂いそうだった。
 なんで?毎日?わたしは最近触ってももらえないのに。

「ハヤト様。恥ずかしいです。というか、みんなそうだっていいましたよね?」

「言ったかな?かわいいからな。子供もう少し先でいいだろう?俺は子供にサラリを取られそうで、嫌だな。」

「そんなことないですよ。ずっと好きですから。」

「本当に?」

「もちろん。」





「ハヤト様とサラリ様は仲が良いと噂ですよ。」
 そこへビスコ様がやってきた。

「そうですか。いつも一緒にいるので、、、仕事もプライベートもずっと一緒です。わたしがサラリを離したくないので、、、」

「それは羨ましい、わたし達は、仕事は別々にしていますし、わたしは仕事から帰ってくるのが遅くて、寂しい思いをさせています。」


「ビスコ様は、伯爵ですから、夜会もたくさん出なくてはいけませんね。情報収集は大事ですからね。」

「夜会は、ただ遊ぶだけではありませんからね。妻には、夜会という場所は大変だから、家にいてもらってますよ。男性も多いから、、、」

「そうですね。美人だから、とられても困りますものね。」

「ああ。妻は美人だからな。夜会に行くのはわたしだけのがいいんだ。」

 ビスコ様は、その場を去り、お母様のところへ行った

「サラリ。あなたはいいわね。寄ってくる男も居ないから。」

「わたしは、ハヤト様が居たらいいので、、、」

「可愛いね。こーゆうこというから離さないんだよ。」


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