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生活

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ハヤトは、サラリを愛した。
毎日。
「ハヤト様、毎日は、、、」

「無理。サラリが欲しい。俺を欲しがって。」

サラリは、毎日だと飽きられてしまうわ。心の中で思っていた。

「俺が飽きると思ってる?」

「え?」

「顔に書いてあるよ。」

「サラリ。俺さ。一緒にいる度に好きになってる。本当は部屋に閉じ込めたい。俺の知らないやつと喋ってるとやきもちやく、、、サラリが、仕事をしたいの知ってるから我慢してるんだよ。。」

「私、、、そんなに魅力的じゃないわ。。。」

「わかってない。俺は、お前しかいらない。俺をドキドキさせるのは、お前だけ。」

「ありがとう。私を好きになってくれてありがとう。」

「まだ信じていないだろ?どうしたら信じれるんだ。」

「んっ。あの、、、わたし、、小さい頃から母に不細工、わたしの顔が嫌い、顔を隠してと言われてきたの。わたしの顔はお父様似ているから、
お父様にも聞かせたくなかった。
綺麗になりたいけどお母様のようになりたいと思ったことはないけど、お父様が聞いたら傷つくでしょ、、、、」

「サラリは優しいね。」

ハヤト様のことは、信じてる。でもね。
いなくなったことも考えてしまうの。
わたし、、、今まで、知り合った男性は全て姉が妹に奪われたの。
みんなかわいい姉と妹がいい。ずっとそうだったから、、、

「姉と会ってるよね?」

「その時は、太ってたよね、、、だから、姉は見向きもしない。、でも、今は、、、カッコいいし、やり手だし、、」

「サラリがいい。」

「うん。」



それからしばらくするとサラリが風邪をひいてしまった。

「ハヤト様。入ってきてはいけない。。風邪をうつしてしまうから。部屋から出て行って、、、ダメっ」


「サラリ、、大丈夫だよ。ゆっくり休んで、、、」

「どうして、、、」

「?」

「わたし、、わたしなんかのためにダメっ」

ハヤトはベットの中に入って抱きしめた。
「ダメっ」

「気にしないでいいから眠って、、、」

「風邪ひいた時、、誰も近寄らなかったよ。
普段からもそうだけど、わたしが風邪をひくと1週間、誰も近寄らなかったの。飲み物は置いておいてくれたけど、それだけ、、食事もないし、、、だから、、、大丈夫。」

風邪ひいた時も?
サラリは辛い思いをし過ぎてる、

「気にしなくていい。俺にうつしたらいい。俺が風邪ひいたら看病してよ。眠りな。あったかいでしょ。」

「あったかい。」
安心して眠りについた。
すやすやしてる。
落ち着いている。

なんだそれ。サラリは、、、
今まで頑張ってきたんだな。

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