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サラリもハヤト様に心を許し始めた。
あまり愛情を家族からもらっていないサラリは、戸惑うことも多い。

何より、ハヤト様は、少し距離が近い。スキンシップも多い。恥ずかしい。
でも安心もする。

それに、ナイトドレスは少し恥ずかしい。
実家にいた時とあまり変わらないけど、隣にハヤト様がいるだけでドキドキする。
でも安心できるし、温かい。
朝が来るのが嫌だと思う。
このままいたいと思う。

なぜか体にあざができてる。
よほど寝相が悪いのかも、、、、


「ハヤト様。私寝相が悪いのですよね?ごめんなさい。」

「なんで?」

「体にアザができていて、ごめんなさい」

リエが大笑いしていた。
ハヤトがつけた跡だけど、サラリだけは気がついていなかった。

「ベット一緒じゃないほうが、、、」

「だめだ。絶対に一緒に寝る。」 
「??」

「俺のことは気にしなくていいから。」

その日の夜、いつもより狭いベットだった。
「ハヤト様、、これでは、、」

「いいから。」
いつも以上に近くて、今日は抱きしめられていた。
でもそれが落ち着くから、逃げたくなかった。
「ハヤト様あったかい。」

眠った。でも今日は気にしながら眠っていたから、浅かった。
実家にいる時は、寒くて、眠りが浅かったから、、ハヤト様と一緒に眠ってから、よく眠れるようになった。
肌艶も良くなった。

しばらくすると私の体を触る感触があった。
「サラリは可愛い。大丈夫。自信を持って。どんな君でも受け入れる自信がある。好きだ。もっと好きになりたい。好きなってほしいな。」 

いつもついていたあざのところにハヤト様の唇が、、
もしかしてあざじゃなくてハヤト様の証?
ドキドキしてきた。
「んっ。」声が漏れてしまったから、寝返りを打った。

「可愛い。早く受け入れてくれないかな。」

ハヤト様。私いいのかな?こんな自信がないのに飛び込んで、、、
考えていたら、、

強く抱きしめてくれた。

「起きた?ごめんね起こしてしまった?」

「いえ、、、」

「ねむろうか。」
ハヤト様平然だった。

「私でいいの?」

「サラリがいいよ。」
嬉しかった。抱きしめ返した。
「眠ろうか。」

翌朝まで、抱きしめあって眠った。
ハヤトは、バレたな。夜な夜な触ってんの。。でも嫌がられなかったから、次のステップに行ってみよう。

「おはよ。」

「おはようございます。」

ほっぺにキスをした。

「んつ???」
固まってるところも可愛い。

「ねえ。夫婦になってくれるんだよね?」

「ハヤト様の奥様になりたいのです。」

そっと唇にキスをされた。
「ハヤト様っ。」
「いや?」
首横に振る。

「可愛いね。もっとしていい?」
首を縦に振る
ハヤトはさっきより長いキスをした。

その時に
「ハヤト様。そろそろ」とリエの声がした。

「残念。準備しようか。」 
離れるのが寂しくなった。
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