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記憶
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「フロンティア。ごめん。俺が王太子を煽りすぎた。俺が悪かった」
「プライズ様は、悪くないわ。煽りすぎた?」
「フロンティアの事自慢しすぎたんだ、、、ごめん。」
「プライズ様が謝る意味がわからないわ。助けてくれたし、、
それで、私思い出したことがあるの。聞いてくれる?」
「プライズ様。その前に、、、」
侍女から、ローズの香りをした蒸しタオルを渡してもらった。
「首だけ拭いて、、、」
プライズは、フロンティアの首を綺麗に拭いた。
フロンティアは話をし出した。
なぜ忘れていたのかわからないけど、王太子が襲ってきたことで思い出したこたがある。
私、、、、襲われたことが初めてでないの。2度目なの。
襲われたことがある。
そう、、王宮にいる医師に、、、
ある日
私は体調不良で、医師に見てもらいたくて行った。
頭が痛く、疲れやすくなっていたから、診てもらおうと思った。
「全てを脱いで下さい」
「え?」
「脱がないとわからないから、とりあえず上だけでもいいから、」
必要以上に体を触られて、
「先生、、痛いのは頭です」
首を舐められた。。
私は嫌で、
「やめてー!」と叫んだけど、、
「へえ。今人が来たらヤバいのはお前だよ。
裸になって、見せてきてさ。
誘惑してきたと、、、」
「あなたが診察するために、、、」
「そんなの誰も信じないよ」
私は逃げるには一つの方法しかなかった。
近くにあったメスで、手の甲を刺した。
私は逃げることができたけど、今後王宮医師に見せれない。
頭痛は治らないし、腹痛まででてきた。
これは、多分精神的なものだ。
一度、休んで王宮外の診療所に行きたいと侍女に話をしたら、
次の日から痛み止めが、届いた。
それで日々を過ごした。
回復薬をもらったけど、それを飲むと記憶が曖昧になってきた。
医師からされたこともあやふやになってきた。夢だったのかもしれない。と感じるようになった。
私が王宮にいるのは、王太子のために、国のために、、、より一層に思うことになった。
「、、、、」プライズは、言葉が発することができなかった。
「未遂よ。だから大丈夫。」
「大丈夫じゃない。何も知らなかった俺は、、、」
「仕方ないよ。王宮全体で、隠されていたし、みんな私のことを利用しようと思うだけだったもの。」
「それでも、、、」
「私は、医師のやったこと全てを告発しようと思うの。
王太子が今回やったことも許せないの。あの時とは違って、強くなりたい。あなたの横に堂々と、立ちたい。」
「わかった。」
「プライズ様。私の王宮の部屋は、まだそのままでしょう?あそこに行きたい。薬の証拠があると思うの。」
「わかった。手配するよ。」
「お願いね。着替えるわ。」
「あっ、待って、、、どこをさわられた?」
「首を舐められたの。。気持ち悪くて、、、」
「綺麗にしておこうね。ここだけ?」
「あと、、スカートの中に突っ込まれて、太ももを触られた。」
プライズは、フロンティアを抱きしめた。
「ごめん。守れなくて。」
「大丈夫。」
「消毒ね。」
「消毒?」
王太子が舐めた首をプライズも舐めてくれた。
「プライズさまっ。」
さっき王太子にされた時は全身が嫌悪感に包まれたけど、プライズ様にしてもらうともっとして欲しくなる。
「んっ。」
その後太もももキスしてくれ、痛みが走った。
「ごめんね少し痛かった?痛かったよな。でも跡をつけたかったから。俺のものだから。続きは、ここを出てからね。」
「安心する。ありがとう、」
「プライズ様は、悪くないわ。煽りすぎた?」
「フロンティアの事自慢しすぎたんだ、、、ごめん。」
「プライズ様が謝る意味がわからないわ。助けてくれたし、、
それで、私思い出したことがあるの。聞いてくれる?」
「プライズ様。その前に、、、」
侍女から、ローズの香りをした蒸しタオルを渡してもらった。
「首だけ拭いて、、、」
プライズは、フロンティアの首を綺麗に拭いた。
フロンティアは話をし出した。
なぜ忘れていたのかわからないけど、王太子が襲ってきたことで思い出したこたがある。
私、、、、襲われたことが初めてでないの。2度目なの。
襲われたことがある。
そう、、王宮にいる医師に、、、
ある日
私は体調不良で、医師に見てもらいたくて行った。
頭が痛く、疲れやすくなっていたから、診てもらおうと思った。
「全てを脱いで下さい」
「え?」
「脱がないとわからないから、とりあえず上だけでもいいから、」
必要以上に体を触られて、
「先生、、痛いのは頭です」
首を舐められた。。
私は嫌で、
「やめてー!」と叫んだけど、、
「へえ。今人が来たらヤバいのはお前だよ。
裸になって、見せてきてさ。
誘惑してきたと、、、」
「あなたが診察するために、、、」
「そんなの誰も信じないよ」
私は逃げるには一つの方法しかなかった。
近くにあったメスで、手の甲を刺した。
私は逃げることができたけど、今後王宮医師に見せれない。
頭痛は治らないし、腹痛まででてきた。
これは、多分精神的なものだ。
一度、休んで王宮外の診療所に行きたいと侍女に話をしたら、
次の日から痛み止めが、届いた。
それで日々を過ごした。
回復薬をもらったけど、それを飲むと記憶が曖昧になってきた。
医師からされたこともあやふやになってきた。夢だったのかもしれない。と感じるようになった。
私が王宮にいるのは、王太子のために、国のために、、、より一層に思うことになった。
「、、、、」プライズは、言葉が発することができなかった。
「未遂よ。だから大丈夫。」
「大丈夫じゃない。何も知らなかった俺は、、、」
「仕方ないよ。王宮全体で、隠されていたし、みんな私のことを利用しようと思うだけだったもの。」
「それでも、、、」
「私は、医師のやったこと全てを告発しようと思うの。
王太子が今回やったことも許せないの。あの時とは違って、強くなりたい。あなたの横に堂々と、立ちたい。」
「わかった。」
「プライズ様。私の王宮の部屋は、まだそのままでしょう?あそこに行きたい。薬の証拠があると思うの。」
「わかった。手配するよ。」
「お願いね。着替えるわ。」
「あっ、待って、、、どこをさわられた?」
「首を舐められたの。。気持ち悪くて、、、」
「綺麗にしておこうね。ここだけ?」
「あと、、スカートの中に突っ込まれて、太ももを触られた。」
プライズは、フロンティアを抱きしめた。
「ごめん。守れなくて。」
「大丈夫。」
「消毒ね。」
「消毒?」
王太子が舐めた首をプライズも舐めてくれた。
「プライズさまっ。」
さっき王太子にされた時は全身が嫌悪感に包まれたけど、プライズ様にしてもらうともっとして欲しくなる。
「んっ。」
その後太もももキスしてくれ、痛みが走った。
「ごめんね少し痛かった?痛かったよな。でも跡をつけたかったから。俺のものだから。続きは、ここを出てからね。」
「安心する。ありがとう、」
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