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王都

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王都へ行き、陛下に挨拶をした。

「国王陛下。お久しぶりでございます。この度、私は、カンパリー伯爵のサマリーと結婚することになりました。」

「サマリー。アルファの事よろしくな。
こいつは、一人でフレットを育て、再婚を進めたのに、ずっと断っていた。
いきなり結婚すると連絡が来たら、君みたいな若いお嬢さんでびっくりした。
本当にいいんだね?このおっさんで、、、」

「はい。アルファ様はとても素敵です。私は、一生一緒にいたいです。」

「アルファ。良かったな。こんな素敵なお嬢さんと会えて幸せだな。これで俺も安心できたぞ。、」

「はい。それで例の件を調べて頂けましたか?」

「ああ。サマリーの子供が、伯爵家を継ぐのは、確定しておる。今の伯爵は、仮だな。サマリーは、伯爵を取り戻したい?」


「私は、、」真っ赤になる、、、

「どうした、、?」

「えーと。アルファ様とのお子が欲しいんです。
アルファが、先に逝かれることを考えると辛いのです。
好きになればなるほど、先のことを考えるとつらくて、、アルファ様には、もちろん長生きしてもらいます。でも、アルファ様の子供が居たら、と考えたのです。ごめんなさい、、、」

「そーゆうことか。わかった。男の子が生まれた王命としよう。それまでは、今のままで、、、」

「はい。ありがとうございます。」

「籍入れたのか?」

「いえ、これからです。」

「なら今日入れよ。」

「え?」

「証人のところにサインをしたいんだ。」

「兄上。ありがとうございます。」

婚姻届にサインをし、提出した。
はれて今日からアルファ様の妻になった。


「今日は王宮に泊まっていきなさい。」

「「ありがとうございます」」

王宮の部屋は、とても綺麗だった。初めて入る部屋でドキドキした。




「あの、、アルファ様。怒っていますか?私が子供を欲しい理由、、、」

「いや。怒ってないよ。サマリーの気持ちがよくわかる。俺も子供がいたから今までやってきたから」



「なぁ。サマリー、今日お前が欲しい。俺のものしたい。」

「はい。」 

メイドを呼び、湯浴みの手配をしてもらった。
メイドたちは、アルファ様のことを知っていた。

アルファ様は、本当に苦労されました。
再婚の話もたくさんあったんですよ。
でも、全部断っていた。
国王様も心配されていました。
本当にこんな可愛いお嬢さんと結婚できて良かった。。
でも若すぎて、騙されたのではないか?と疑問に思いました。

サマリー様のオーラーにはそのようなものがなく、純粋だと思います。

でも、自分の意思をもっていて、しっかりした瞳。
アルファ様が好きになるのがわかりました。

この香油は、アルファ様の小さい頃のお気に入りの香りです。

アルファ様と共に幸せになってください。と着替えさせてくれた。。









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