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わたしは、馬車に乗り、街に向かった。
食堂のおばあちゃんのところに行った。

「きたのかい。」

「はい。今日からここで働かせてください。」

「いいよ。部屋にワンピースがあるから、そこで着替えておいで。」

わたしはワンピースとエプロンに着替え手伝った。


ルシーダは、爵位式が終わり、夜の宴会だった。
なかなか帰れず、夜遅くなった。

馬車の中で、「爵位をもらったから、これで、カルリーナを抱ける。やっとだ。一人前になったら、わたしにカルリーナをくれるといってくれた。だから、仕事を詰めて、頑張った。これでやっと約束を守れる。早くこの手で抱きしめたい。」


伯爵邸に着くと、
「おかえりなさい。お疲れ様です。」

「ああ、遅くなったが、カルリーナは?」

「え?奥様は、一緒ではないのですか?
今日の予定は、夜まででは?」

「わたしは夜までだけど、カルリーナは、お昼には帰ったよ。」

「カルリーナ様はまだ帰っておりません。」

「え?」

「え?」
お互いびっくりしていた。
急いで、カルリーナの部屋に入ったメイドがみつけたのは、、、

「旦那様、カルリーナ様の部屋に、手紙が置いてあります。」

中身を開けてみると結婚指輪と手紙入っていた。


ルシーダ様
伯爵おめでとうございます。父も兄も喜んでいると思います。

父がわたしのことを頼んでしまったことから、結婚しないといけないことを知りました。申し訳ありません。

それでも、わたしはあなたが好きだったので嬉しかったです。
あなたの仕事を一つでも助けるために、学園のコースを変えましたが、学校の成績良くても実践はむずかしいですね。何も役に立たなかった。申し訳ありません。

わたしと結婚することで、本当に愛している人と結婚できなくて、申し訳ありません。

少しでも癒してあげれたらよかったのに、わたしがいることで休まらないようで申し訳ありません。


わたしは、もう、平民になりますので、気にしないでください。
伯爵家のこと、よろしくお願いします。

          カルリーナより


離縁届と平民届にサインされて置いてあった。


どうゆうことだ?
カルリーナの専属侍女に聞いた。


「わかりかねます、」

「何も知らないのか?」

「カルリーナ様が、風邪をひかれる前まで、夜遅くまで勉強されていました。風邪を引いた日を境に勉強されなくなりました。
今から考えると、風邪を引いていたのは、2日ほどかと、、あとは、誰にも会いたくないという感じでした。」

「風邪を引いた前日は、変わったことがあったか?ちょうど、俺の友達がきていたな。」

「確かにあの日、旦那様の友達に挨拶をするために、部屋に向かわれました。
そのあとあった時、顔が真っ青でした。
声をかけると体調が悪いと、、、帰ってきた時も、顔色が悪かったので、体調が悪いと考えました。」

「あの日の会話を聞いていた?
でもあのとき、変なことは言っていない。カルリーナの話をしてただけだ。」


とにかく、探さないと、、、、
でもどこへ、、、


探したけど見つからなかった。

会場から、街に馬車で行ったことはわかった。それからわからなかった。
それから一週間が経った。
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