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その後

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朝は、7時になった。

「おはよう。かりんちゃん。」 

「おはよっ。晴翔さん。」

「朝ご飯食べる?」

「うん。お腹すいた。」 

「今日の服。これきてね。」

「可愛い。シャツワンピ。いつも晴翔さん。センスいいよね。」

「かりんに着て欲しいからな。今日は、体を隠さないとね。」

「?」

「全身ついてるよ。俺の痕、、、」

「そっかぁ。そうだよね。えへっ」
照れた可愛い笑顔で、答えた

「ご飯食べよう。」

だし巻き卵、おひたし、焼き魚に、出汁のきいた味噌汁。ツヤツヤのご飯。美味しかった。最後にデザートのメロンシャーベットがまた、美味しい!!

あったかい緑茶を飲みながら、お庭を眺める。
好きな人と過ごせるなんて、幸せすぎる。
この気持ちは、伝えないとな。


「朝から美味しいもの食べれて嬉しい。しかも好きな人と一緒。」と晴翔さんにいってみた。

「かりんちゃん。。可愛い。俺をどうしたいの?」と耳元で囁く。

「うーん。幸せにしたい。」と耳元で答える。

「俺だけにしてよ。」

「もちろん。」
と答えた瞬間、晴翔は、キスをした。

「んんっ。だめっ。」

「なんで?嫌?」

「嫌じゃないから困るの、、、」

「?」

「好きすぎて、私ももっとしたくなる。でも帰らないと。」

「可愛い。そうだね。俺たちの家に帰ろう。」と笑顔。

「うん。」





次の日、会社に行ったら、陸が絡んできた。

「部長。最低ですね。」

「何が?」

「俺を騙したのか?」

「騙してないけど?なんで騙したことになる?」

「最初から仕組まれてたんだろ?」

「関係なくねぇ?
お前は、松本ミカと浮気し、はまっていっただけだろ? 
違うか?かりんさんのこと、興味なかっただけだろ、、、?」

「もしかして、お前。かりんのこと?」

「ああ。好きだよ。だから?」

「お前らも浮気してたんじゃねーか。」と声を大きく言った。

「お前、よくその頭で会社継ぐな。
契約書にサインしたのは、お前だよ。
帰ってから契約書を読めよ。
しっかりと、、、な!
それにかりんも言ったはずだよ。
私を売ったって、、、」

「???」

陸は、その後しばらく、
俺の妻は、部長と関係して、部長が奪った。と噂をたてた。。。

噂は持ちきりになっていた。

部長に聞きにきた女子社員が、

「本当なんですか?陸さんの奥さんと、、、」

「奪ったことはかわりないよ。 
でも、ずっと私が片想いをしていて、諦めようとしていたんだ。
でも、あいつが、松本ミカと浮気をしたのを見たんだ。
大事にできないのなら、俺が幸せにしたいって思ってね。
別に会社の噂なんて、気にしないよ。かりんさんが今、笑ってくれてるからな。」


「部長、、、素敵です、、、お幸せに、、、」


また噂がされた。
今度は、噂が逆転した。

「陸さんは、松本ミカさんと浮気して、毎日家に帰らないし、
奥さんを相手しなかったのに、人のせいのように言ってる。自分が大事にしなかったのが、悪いだけじゃない。。最低ね。。」

「部長は、奥さんを救い出してあげたんだわ。。」

「この前、スーパーで部長に会ったの、、
その時、かりんさんも居て、挨拶してもらったんだけど、、、

めっちゃ綺麗なの。
スタイルもいいし、愛想もいいし、
性格も良さそうだったよ。
何より部長の事好きってオーラが出てた。
部長も。
2人の雰囲気がめっちゃ良かった。あんな素敵な夫婦になれるといいのに。」



陸は契約書を読んだ。

あっ。性処理、、、って、その時を、思い出した。
そうだ。ミカと自由にしたかったから、気にしなかったんだ。。
契約書に書いてあるから、たとえ、そうゆう行為があっても、浮気にはならない。

俺がサインして、金を受け取ってる。毎月五万、口座に入ってるから、記録がある。
俺がかりんを売った。。。

あの時、かりんも良いのか?確認した。でもそれをOKしたのは、俺だ、、、

だから、あの2人がそんな関係になっても問題ない、、、
しかも慰謝料は、俺には要求していない。



俺は何にも言えないんだ。









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