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プロポーズ

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そのまま3人で、役所に、離婚届を出しに行った。

無事成立!!



「かりん。離婚おめでとう。今から、3人で、ご飯食べに行こう。」

「ありがとう。」

「お前の好きな、和食だよ。寿司も刺身もたくさんあるよ」

「ありがとう。嬉しい。」

「晴翔。ありがとうな。」

「ああ。」と運転してくれてた。


旅館につき、離れの個室に案内された。
綺麗な庭。

「旅館のお庭好き。落ち着けるわ。」
と感動していると食事が並んだ。

「いただきます。美味しいっ。やっぱり和食が1番よ。幸せ。」

「お前のそんな顔を見れるなんて、いいね。」

「お兄ちゃん。いろいろありがとう。」

「辛かったな。やっと縁が切れたな。遅くなってごめんな。。」

「晴翔さんとお兄ちゃんが親友だったの?
たまたま知り合った人じゃなかったの??」

「はははっ。ごめん。親友だよ。だから、ぜんぶ聞いてるよ。」

「え?」

「晴翔が、かりんのこと、気に入ってたのは知ってたんだ。
だから、適任かと。
家事は全部してくれるし、料理がとにかく美味しいって、会うたびに言ってたぞ。
愛情たっぷりだったんだろ、、」

「うん。初めてご飯作ったのが、あのハンバーグだったの。
それを美味しいって言ってくれてね。嬉しかった。」笑顔で言った

「あのハンバーグを食べたのか。。
晴翔。良かったな。初めから気に入られたわけだ、、」
と少し寂しげに言った。

「どうゆうこと?」と不思議そうに

「あれは、俺たちが考えた内緒のレシピなんだ。
かりんのために作ったハンバーグでな。
このハンバーグを美味しいと言う人と付き合うとかりんは、幸せになれるんだ。」


「そうなんだ。」

「そーいや。お前たち、、初めの方から、関係を持ったよな。」

「え?」

「晴翔の様子を見たら、わかるよ。
本当に愛しそうにかりんの話をするもんな。」

「ああ。薫にはバレてたか。。京都に行ったときな。」

「まぁいいけど。
家政婦の契約書に書いてあるからね。
そのおかげで、陸に触られるのが嫌になったわけだから、、、」

「、、、」真っ赤になった。

「かりん。晴翔のこと好きだよね?」

「はい。でも、、私離婚したばかりで、、、しかも部下の嫁だったから、、、」

「それは大丈夫だよ。俺会社辞めるから。」

「え?」

「薫と会社を作るんだ。かりんも俺の秘書としてどう?」

「私なんかが役に立つのかしら?」

「大丈夫だよ。薫の恋人も一緒にやるし。」

「そうなの?」

「ああ。また、かりんには紹介するよ。
そのことなんだけど。
俺は、養子に入るから、、、」

「え?」

「もう、家を捨てたからさ。」

「そうなんだ。」

「お前もそのうち変わるだろ。。」

「え?晴翔と幸せになれ。こいつはほんとにいいやつだ。俺が補償する。しかも一途だぞ。」

「薫、、俺なんも言ってないから、、、」

「かりん。今日は、晴翔と一緒にここに泊まって、今後のこと2人で考えな。おれは、帰るから、晴翔!鍵貸せ。」

「いい?かりん?」

「はい。。晴翔さん。」

食事が終わり、お兄ちゃんは帰って行った、、、



「ここの温泉もいいんだよ。まずお風呂入ってこようかぁ。今日は疲れたからゆっくりしよう。まだ夕方だし。」

「はい。」

「ゆっくりしておいで。」



温泉に行く前に、おかみさんから紙袋を渡された。
温泉に持っていってと。

中身を見ると、、、
服が入っていた。カードと。

温泉の後、この服を着てね。夜景を見に行こう。晴翔

温泉に浸かり、お肌がツルツルになった。

下着は、白の総レース。
黒の柄のストキングに、
高級店に行けそうなワンピース。
黒色でスカートは、短めでスリットが入っている。胸元は、Vで、少し谷間が見そう、、
ノースリーブ。でもやらしく見えないワンピースだった。

化粧をし、いつものネックレスをつけて、
それを着て、部屋に戻ると、晴翔さんがいた、、

「晴翔さんありがとう」

「似合うよ。」

「こっちおいで、、」
首元にアクセサリーをつけてくれた。。
はじめてもらったこのネックレスと合わせると、少し豪華になる。

晴翔さんのセンスがいい。わたしのこと考えてくれる。

そして、少しだけヒールの高い靴もくれた。

「かりんが、幸せな道を歩くために。」
って
素敵すぎる!!

「さぁ.今から出かけるよ。デートしよう」

「はい。」

「こけるとダメだから、腕組んで。」

晴翔さんもスーツ。カッコいい。
だからドキドキする。

「夜景を回ってくれるコースがあるから、タクシーに乗るね.」

「ありがとう。」

「晴翔さん。あそこ綺麗」

「うん、綺麗だね」とかりんの顔を見てた。


ある山の頂上に着いた。
「ここから、1時間ほど、自由にしてください。こちらで待っていますので、楽しんでくださいね。」

「ありがとう。」

2人は、腕を組んで、歩いた。
山の方だから少し寒い。
薄いコートをかけてくれた。

「ありがとう。私が持ってきら、良かった。」

「俺が、俺のコートを着せたかったんだ。」

「かりん、素敵だよ。可愛い。」

「頂上についた。はい。これ。」と鍵を渡してくれた。

「これっ」

「名前書いてくれる?」

「はい。」

ふたりで名前を書いて、付けた。

「かりん。俺と結婚してほしい。
半年は、籍を入れることはできないけど、一緒に暮らしてほしい。

かりんとずっと居たい。離したくない。ずっと、かりんが、あの家に帰るのが嫌だった。

俺なら幸せにするのにって思ってた。好きだよ。かりん。」

「私、、、晴翔さんのこと、好き。
初めて晴翔さんに抱かれた時、嬉しかった.あんなふうに抱かれたこともなかったから余計に忘れられなかった。
でも、私は家政婦だから、とずっと想いを隠してた。あなたに愛されたい。私も一緒に居たい。とずっと思ってたの。。本当に私で良いの?」

「良かった。離れたくない。かりんしか考えられない。」と抱きしめた。

周りに人がいても関係なく、お互いを抱きしめ、キスをした。

「帰ろうかぁ。かりんを味わせて、、」

「うん。」


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