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実家
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そのまま、連絡もせずに、病院のベットで眠ってしまったから、
陸から連絡があったら、心配してしまうわと思い、スマホを確認した。
まさかの陸から連絡がなかった。
普通、家に帰らなかったら、連絡ない?
家に帰ると、陸は居なかった。
信じられなかったが、疲れていたので、
布団に入って寝ることにした。
お昼前に起きて、リビングに行くと、陸が、いた。
「かりん。珍しく遅くに起きたんだね。」
「うん。疲れていて、、、いつ帰ってきたの?」
「夜中に帰ってきて、ソファで、寝てたよ。ミカさんが、あのあと、体調悪くて、様子を見てたんだ。」
「そう、、、私、シャワー浴びてくるね。。」
泣き崩れた。仮面をかぶることができるかしら?
裏切られたという意味ではなく、平然と嘘をつく、しかもバレていないと思ってる。
なぜこの人と結婚生活を続けないといけないの?と考えるようになった。
シャワーから出ると、
「ご飯まだ?早く食べさせて!」
という。
急いで用意をすると、
「相変わらず、お前のご飯は、和食ばかりだな。
もっとこってりしたものは、ないのか?」
「買い物に行かないと、、、」
「そう。お前は、気がきかないな。外に食べに行く!」
と折角用意した食事を食べずに、怒って出かけた。。
体調悪い中、無理して作ったのに。
もう無理。
実家に行くとこにした。
「お母さん、お父さん、お久しぶりです。」
「急にどうしたの?」
「ちょっと近くに来たので、、」
「お前、離婚はするな!」
「え?」
「俺の会社を陸に継がすから、離婚はダメだ、、、
今の会社をもう少ししたら辞めさす。
湘南会社の松本ミカさんも優秀でな。秘書として雇う予定だ。」
「、、、、松本さん?」
「陸を社長にして、松本さんを社長秘書だ。」
「お前は、陸のために家事をして、尽くせ。陸の言うことを何でも聞け!」
「なぜ?そんなに?」
「あいつらは、優秀だ。」
「お前は、男に尽くすしかできないだろ。
うちの仕事も出来ないし、それしかない。
陸のために生きろ。」
「お母さん、手伝うわ。」
「かりん。お願い。」
「かりん。陸さんが会社を継ぐために、お父さんは頑張ってる。毎日遅くまでがんばってるのよ。
かりんも嫌なことも、我慢しなさい。
陸さんは素晴らしい人よ、
貴方は、陸さんに尽くせばいいのよ。どんなことがあっても、、、、」
「お母さん、、、私、、、、やっぱり帰るね、、、」
と震えながら言った。
「そう。わかってくれたのね。陸さんのところに帰りなさい。」
「さようなら。お邪魔しました。」
と寂しそうな笑顔で言ったけど、母には伝わらない。
私はもう無理かもしれない、、、
離婚もできない。どうしよう
もう疲れた、、
期待してたわけじゃないけど、解放させてくれるかと思ったのに、、、、
言う前に先に言われたわ。
お母さんも、結局私のことは、なんとも思ってないのは、変わらないな。
あの二人にとって道具なんだろうな。
晴翔さんに会いたい
迷惑かけるだけなのに、、、
ただの家政婦なのに何言ってんのかな、
もう、、限界、、、、
最後に晴翔さんに辞めること言わないとな。
ううん。最後に晴翔さんの声を聞きたい。
優しい声。好きな人の声を聞いてから、死にたい。最後の私のお願い。
晴翔さんに電話をした。
「晴翔さん。ごめんなさい。家政婦は、もう出来ません。」
「なんで?」
「、、、、、」
「今どこ?」
「実家からの帰り道で、電車に乗ります。
魚さんに会いたくて、、、海に行きます。」
「今から行くから、海で待ってて、、」
と電話が切れた、、、
「海の場所もわからないのに、、、、」
それから連絡もなかった。
海を眺めてた。夕日が綺麗。このまま、この海の中に入っていけば、、、魚さんに会える。と靴を脱いで、砂浜を歩いて、海に近づいた。
「綺麗な海。魚たちと一緒のところ、、、」と海の中に、足をつけて、一歩。また一歩。
「かりん。」
振り向くとそこに、晴翔さんが、立っていた
「なんでわかったの?晴翔さんには、、、」
と抱きついて、泣いた。
今まで、我慢してた涙が、一気に流れ出した、、、
「大丈夫。」
としばらく抱きしめてくれてた。。
安心した。この人の胸の中にずっと居たい。
温かい。かりんは、強く抱きついていた。
晴翔さんは、受け入れてくれてる。
晴翔さんが、送ってくれた。ある場所へ、、
「お兄ちゃん、、」
「かりん。久しぶり。やっと会えた。」
「ごめん、、」
今まであったことを全部話した。親の話、さっき死のうとしたことも、、、
「遅くなってごめん。ずっとあいつらのこと調べててんだ。絶対、離婚させてあげるから、、、
もう少し我慢してくれ。今、固めてるところだ。」
と約束した。、
それで少し頑張ることにした。
陸から連絡があったら、心配してしまうわと思い、スマホを確認した。
まさかの陸から連絡がなかった。
普通、家に帰らなかったら、連絡ない?
家に帰ると、陸は居なかった。
信じられなかったが、疲れていたので、
布団に入って寝ることにした。
お昼前に起きて、リビングに行くと、陸が、いた。
「かりん。珍しく遅くに起きたんだね。」
「うん。疲れていて、、、いつ帰ってきたの?」
「夜中に帰ってきて、ソファで、寝てたよ。ミカさんが、あのあと、体調悪くて、様子を見てたんだ。」
「そう、、、私、シャワー浴びてくるね。。」
泣き崩れた。仮面をかぶることができるかしら?
裏切られたという意味ではなく、平然と嘘をつく、しかもバレていないと思ってる。
なぜこの人と結婚生活を続けないといけないの?と考えるようになった。
シャワーから出ると、
「ご飯まだ?早く食べさせて!」
という。
急いで用意をすると、
「相変わらず、お前のご飯は、和食ばかりだな。
もっとこってりしたものは、ないのか?」
「買い物に行かないと、、、」
「そう。お前は、気がきかないな。外に食べに行く!」
と折角用意した食事を食べずに、怒って出かけた。。
体調悪い中、無理して作ったのに。
もう無理。
実家に行くとこにした。
「お母さん、お父さん、お久しぶりです。」
「急にどうしたの?」
「ちょっと近くに来たので、、」
「お前、離婚はするな!」
「え?」
「俺の会社を陸に継がすから、離婚はダメだ、、、
今の会社をもう少ししたら辞めさす。
湘南会社の松本ミカさんも優秀でな。秘書として雇う予定だ。」
「、、、、松本さん?」
「陸を社長にして、松本さんを社長秘書だ。」
「お前は、陸のために家事をして、尽くせ。陸の言うことを何でも聞け!」
「なぜ?そんなに?」
「あいつらは、優秀だ。」
「お前は、男に尽くすしかできないだろ。
うちの仕事も出来ないし、それしかない。
陸のために生きろ。」
「お母さん、手伝うわ。」
「かりん。お願い。」
「かりん。陸さんが会社を継ぐために、お父さんは頑張ってる。毎日遅くまでがんばってるのよ。
かりんも嫌なことも、我慢しなさい。
陸さんは素晴らしい人よ、
貴方は、陸さんに尽くせばいいのよ。どんなことがあっても、、、、」
「お母さん、、、私、、、、やっぱり帰るね、、、」
と震えながら言った。
「そう。わかってくれたのね。陸さんのところに帰りなさい。」
「さようなら。お邪魔しました。」
と寂しそうな笑顔で言ったけど、母には伝わらない。
私はもう無理かもしれない、、、
離婚もできない。どうしよう
もう疲れた、、
期待してたわけじゃないけど、解放させてくれるかと思ったのに、、、、
言う前に先に言われたわ。
お母さんも、結局私のことは、なんとも思ってないのは、変わらないな。
あの二人にとって道具なんだろうな。
晴翔さんに会いたい
迷惑かけるだけなのに、、、
ただの家政婦なのに何言ってんのかな、
もう、、限界、、、、
最後に晴翔さんに辞めること言わないとな。
ううん。最後に晴翔さんの声を聞きたい。
優しい声。好きな人の声を聞いてから、死にたい。最後の私のお願い。
晴翔さんに電話をした。
「晴翔さん。ごめんなさい。家政婦は、もう出来ません。」
「なんで?」
「、、、、、」
「今どこ?」
「実家からの帰り道で、電車に乗ります。
魚さんに会いたくて、、、海に行きます。」
「今から行くから、海で待ってて、、」
と電話が切れた、、、
「海の場所もわからないのに、、、、」
それから連絡もなかった。
海を眺めてた。夕日が綺麗。このまま、この海の中に入っていけば、、、魚さんに会える。と靴を脱いで、砂浜を歩いて、海に近づいた。
「綺麗な海。魚たちと一緒のところ、、、」と海の中に、足をつけて、一歩。また一歩。
「かりん。」
振り向くとそこに、晴翔さんが、立っていた
「なんでわかったの?晴翔さんには、、、」
と抱きついて、泣いた。
今まで、我慢してた涙が、一気に流れ出した、、、
「大丈夫。」
としばらく抱きしめてくれてた。。
安心した。この人の胸の中にずっと居たい。
温かい。かりんは、強く抱きついていた。
晴翔さんは、受け入れてくれてる。
晴翔さんが、送ってくれた。ある場所へ、、
「お兄ちゃん、、」
「かりん。久しぶり。やっと会えた。」
「ごめん、、」
今まであったことを全部話した。親の話、さっき死のうとしたことも、、、
「遅くなってごめん。ずっとあいつらのこと調べててんだ。絶対、離婚させてあげるから、、、
もう少し我慢してくれ。今、固めてるところだ。」
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それで少し頑張ることにした。
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