【完結】6夫の上司の家政婦をすることになった妻の運命が変わっていく。

華蓮

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事実

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久しぶりに、髪の色も、髪型も変えたのに、なんも言わない陸。
本当に私に興味がないのね。


今日は、休日出勤で、先に出かける夫、、、

夫がいなくなってから、シャワーを浴び、化粧をして、着替えた。

久しぶりに香水もつけた。



前に来た部長の部屋に行った。

「おはようございます。」

「おはよ。ちゃんと女としてきてくれたんだね。嬉しいよ。
髪、似合ってるよ。短いのもいいね。少し幼くなるけど、可愛いよ。
その服。ブラウスにヒラヒラのスカート。いいよ。俺の好みがわかってるね。」

「そうなんですね。よかったです。髪、褒めてもらえて嬉しいです。」
と髪を触りながら答えた、、、

「香水?シャンプー?いい香りするよ。
決まったんだね。。」

「はい。決めました。あの、、契約書を、見せてくれませんでした。一応確認させてください。」

契約書をみた。
ちゃんと性処理のことは書いてあった。
部長が必要と判断した時は、いつでもきてもらうことも。
月五万の金銭も発生していた、、、

「あの、、五万円とは?」

「家政婦としてのちゃんとした仕事だからね。」

「東條君の口座に支払うことになってるよ」

そんな話は何も聞いていない、、ほんと、、売られたんだね。。金銭が発生してるなんて、、、
自分の口座というのが、、。

「今日は、休日出勤と言ってました。出張も増えると、、、」

「仕事は変わらないよ。部署も変わってないのに、急に増えることはないよ。このメールみる?」

手渡されたスマホを見ると、、、


「部長、かりんに出張や休日出勤が多くなること、言ってくださいね。」

結局小出しね。私が家政婦を引き受けたから、、


「部長はなぜ、夫の不倫のことを教えてくれるのでしょうか?」

「何でだろうね?わかんない?今は、教えてあげない。」

「わかりました。朝食は食べられましたか?」

「外に食べに行こう。」

「それでは、、、私の仕事が、、、」

「今日は、出かけたい。」

「わかりました。」

「少し遠くなるけど、京都だけどいいかな。」

「はい。」

車の中では、部長さんの好きなことを聞いたり、私の好きなことを聞いてくれたり、楽しい時間を過ごした。

あるお店の前の、駐車場で止まった。


「ここに、君の旦那さんがいるよ。」

「え?」

「現実をちゃんと知って欲しい。松本ミカと一緒にいる」

あれがミカさん?可愛い人ね。見た感じは、若いわ
あの部屋個室なの?。キスをしてるところを見た。。


「ちょっと電話をさせてください。」


何回コールしてるけど、出てくれない。携帯を見るが、とらない。
外に出てきたときに、また電話した。


「もしもし、何?」と迷惑そう。

「お仕事中、ごめんなさい。今日、部長さんの家政婦が、急遽、中止になったの。だから、京都に行きたくて、、」

「京都?なんで?」

「なんとなく。」

「京都はやめておいた方がいい。」

「なぜ?」

「少し遠くないか?」

「夜の京都に行きたくて、、、」

「そうか。夜な。ゆっくりしてきたら、いいよ。ビジネスホテルにでも泊まれば?久しぶりだろ。。」

「本当に。優しい!!じゃあ、お言葉に甘えて、泊まるね。ありがとう。
忙しい時にごめんね。
遊んで、ごめんなさい。
ちゃんと部長さんの言われるように、安心してね。

「いや。いいんだよ。楽しんでおいで、、家政婦の事よろしくな。」
と電話を切った、、

そう、その会話をわたしが乗ってるクルマの横で行われた、、、

「ミカ。今日泊まれるよ。帰らなくて良くなった。。」

「そうなの?奥さんは?」

「京都に夜一人で行くんだって、俺たちは行き先を変えよう、もし会ったら不味いから、、、」
と車に乗り込んで、走り去った、、、

「どうする?」

「家政婦の仕事は今日はどうしたら良いですか?このためにきたのでしょう?帰りますか?」

「家政婦は、いいよ。今日はここまできたから京都で観光しよう。付き合ってくれる?いや.、これも家政婦の仕事だよ。」と笑顔で言ってくれる。

「お付き合いします。。」

「ああ。」

昼食を食べ、夕方まで、観光し、陸のことなんて考える隙を与えてくれなかった。部長さんの家政婦だけど、楽しかった。
部長さんは、優しくて、仕事もできるらしい?
家政婦の私にさえ、優しいから、彼女は、ほんと幸せなんだろうなぁ。。
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