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「待ってくれ、、、、
そんなこと許されない。」
「なぜ?
あなたは、私を公務だけ必要なのでしょう?さっき良いと言ったよね?
良い条件ですよね?
貴方は側妃だけを愛したらいいもの。
公務は完璧にしてあげますよ。
あなたの隣で、愛されていますって表情で、出てあげますから、大丈夫ですよ。」
「親として婚約破棄してほしい。でも、娘がそー言ってるならそれでいい。」
「そんなこと許されるわけない。」
「なぜ?私は公爵、そして第二王子なので、生まれてくる子供は全く問題ないわ。正当な王子になるわ。後継問題は全く問題ないじゃない?
バックに公爵もつくのよ。
世間も貴方との子供と信じますしね。」
「そんなことしたら俺たちの子は、、、」
「伯爵との子供ですもの。うちの公爵がつくわけありませんよ。弱いよね。
でも、そんなこと私に関係ある?
正当な皇族の血筋を残すのが、私の仕事でもあるのよ。
全く問題ないでしょ?
そうでしょ皇后。
正当な血だと思いますよ。より、優秀な子供が残ると思いますが?」
「兄上、婚約破棄した方がいいと思いますよ。
そしたら、私は、王位権承を辞退します。
公爵を継げるので、その方がいいですし、堂々と俺たちのこと言える方が俺はいい。
兄上もそうだと思うけど?
伯爵令嬢を正妃にしたほうが、いい。」
「待ちなさい。公爵令嬢のマリカは、皇太子の妻になるのよ。それは変わらない。」
「そうですか?なら、先ほどの言った条件をのんでください。
第二王子は、皇太子妃の愛人。譲れませんよ。
私としては公爵を継いだ方がいいと思いますが、、、」
「いつから?」
「私はずっと公爵令嬢のマリカのことが好きだった。
兄さんがいらないなら、頂戴よ。
ずっと思ってた。
兄さんはマリカに冷たかった。
あんなに頑張って、兄さんのために皇太子妃教育をしてたのに、一言も声をかけずに、、、
いつも頑張ってたんだよ。
陰で泣いてたの知ってる?
挫折するぐらい厳しいんだよ。
皇太子妃の教育って、、、
皇太子妃教育は、顔に出したらダメなんだよ。
知ってるよね。もちろん!
ケーキひとつ食べるのに、隠れて食べるんだよ。」
「カイラン。秘密。」
「待ってくれ。顔に出してはダメ?こいつは愛想がないだけだろ。」
「僕の前では、かわいいよ。もともとマリカは、表情豊かな子なんだよ。
それが、妃教育が厳しくて、どんどん笑わなくなってきた。
兄さんが愛する女は、表情も豊かなんだろ。兄さんは、その方がいいんだろ?」
「ああ。愛する人には、笑っていて欲しい」
「それは俺も一緒だ。だから、マリカの笑顔を取り戻すよ。俺なら出来る。」
「マリカ。本当にカイランを愛しているの?」
「はい。皇后様。カイラン様と生きていきたいと考えています。」
「そう。マリカが、皇太子妃は変わらない。それは決定だ。」
「母上どうゆうことですか?こいつのいう通りにするのですか?」
「確かに、マリカはカイランが好きなら、その条件を受けるべきだな。おまえだけ、好きな人と過ごせるのは不公平だ。わたしはマリカがアイランを好きだと勘違いしていた。カイランとの子供なら全く問題ない。それに、カイランも公務が出来るからな。」
「なら、兄さんが、皇太子を降りすべきだろ?愛す人とイチャイチャずっとしていたらいい。マリカを甘やかすの俺だ。皇后が言うように、マリカが、皇太子妃なら、俺がなればいい。」
「カイラン。ありがとう。わたしは、愛する人といたい。あなたと過ごせるなら、公務なんて別に苦じゃないわ。
伯爵令嬢にも皇太子妃教育をしてもらったらいいじゃない。
側妃でも、するべきだし、、
あんな辛い教育、私だけ受けるのは不公平よ。」
いやよ。わたしはそんな厳しいのいや。したくない。わたしは側妃として愛されて、ドレスを着たいだけ。仕事なんてしたくないわ。
「それなら、戻ればいい。お前は、私の公務をし、少し歩み寄ろう。」
「いえ、それはあなたたちの問題でしょ?あなたの愛する人が勝手に逃げただけでしょ?また新しい人探せばいい。あなたに歩み寄ってもらっても私はあなたを受け入れることはできないわ。」
「そんな、、、」
「カイランを皇太子にする。マリカ
を皇太子妃にし、二人で国を守ってくれ。マリカ。わたしの勘違いで辛い思いさせてしまってすまない。カイランと仲良くして、子供たくさんつくって。」
「母上、、私は、、」
「伯爵令嬢と別れるか?続けるかは?お前の自由だ。王宮に居てもいい。皇太子から外れるだけだよ。気が楽でいいだろ?」
「そんな、、、」
「では、話は以上。皇太子の部屋をカイランに、、、」
「よかったの?カイラン?あなたは皇太子なんて興味がないし、縛られたくないはずよ。愛人のがいいのではないの?」
「マリカが手に入るなら、皇太子になるよ。そのかわり覚悟はしておいてね。」
「?」
「愛される覚悟。さっき皇后も言ったよね?子供をたくさん作らないと、、、」
「愛人を作ります。」と言ってから
良い方向に風が噴き出したわ。
皇太子妃教育も無駄にはならず、
わたしはこれで愛する人と一緒に国を守れる。幸せになれるわ。
幸せな道を歩き出すのに成功したマリカであった。
そんなこと許されない。」
「なぜ?
あなたは、私を公務だけ必要なのでしょう?さっき良いと言ったよね?
良い条件ですよね?
貴方は側妃だけを愛したらいいもの。
公務は完璧にしてあげますよ。
あなたの隣で、愛されていますって表情で、出てあげますから、大丈夫ですよ。」
「親として婚約破棄してほしい。でも、娘がそー言ってるならそれでいい。」
「そんなこと許されるわけない。」
「なぜ?私は公爵、そして第二王子なので、生まれてくる子供は全く問題ないわ。正当な王子になるわ。後継問題は全く問題ないじゃない?
バックに公爵もつくのよ。
世間も貴方との子供と信じますしね。」
「そんなことしたら俺たちの子は、、、」
「伯爵との子供ですもの。うちの公爵がつくわけありませんよ。弱いよね。
でも、そんなこと私に関係ある?
正当な皇族の血筋を残すのが、私の仕事でもあるのよ。
全く問題ないでしょ?
そうでしょ皇后。
正当な血だと思いますよ。より、優秀な子供が残ると思いますが?」
「兄上、婚約破棄した方がいいと思いますよ。
そしたら、私は、王位権承を辞退します。
公爵を継げるので、その方がいいですし、堂々と俺たちのこと言える方が俺はいい。
兄上もそうだと思うけど?
伯爵令嬢を正妃にしたほうが、いい。」
「待ちなさい。公爵令嬢のマリカは、皇太子の妻になるのよ。それは変わらない。」
「そうですか?なら、先ほどの言った条件をのんでください。
第二王子は、皇太子妃の愛人。譲れませんよ。
私としては公爵を継いだ方がいいと思いますが、、、」
「いつから?」
「私はずっと公爵令嬢のマリカのことが好きだった。
兄さんがいらないなら、頂戴よ。
ずっと思ってた。
兄さんはマリカに冷たかった。
あんなに頑張って、兄さんのために皇太子妃教育をしてたのに、一言も声をかけずに、、、
いつも頑張ってたんだよ。
陰で泣いてたの知ってる?
挫折するぐらい厳しいんだよ。
皇太子妃の教育って、、、
皇太子妃教育は、顔に出したらダメなんだよ。
知ってるよね。もちろん!
ケーキひとつ食べるのに、隠れて食べるんだよ。」
「カイラン。秘密。」
「待ってくれ。顔に出してはダメ?こいつは愛想がないだけだろ。」
「僕の前では、かわいいよ。もともとマリカは、表情豊かな子なんだよ。
それが、妃教育が厳しくて、どんどん笑わなくなってきた。
兄さんが愛する女は、表情も豊かなんだろ。兄さんは、その方がいいんだろ?」
「ああ。愛する人には、笑っていて欲しい」
「それは俺も一緒だ。だから、マリカの笑顔を取り戻すよ。俺なら出来る。」
「マリカ。本当にカイランを愛しているの?」
「はい。皇后様。カイラン様と生きていきたいと考えています。」
「そう。マリカが、皇太子妃は変わらない。それは決定だ。」
「母上どうゆうことですか?こいつのいう通りにするのですか?」
「確かに、マリカはカイランが好きなら、その条件を受けるべきだな。おまえだけ、好きな人と過ごせるのは不公平だ。わたしはマリカがアイランを好きだと勘違いしていた。カイランとの子供なら全く問題ない。それに、カイランも公務が出来るからな。」
「なら、兄さんが、皇太子を降りすべきだろ?愛す人とイチャイチャずっとしていたらいい。マリカを甘やかすの俺だ。皇后が言うように、マリカが、皇太子妃なら、俺がなればいい。」
「カイラン。ありがとう。わたしは、愛する人といたい。あなたと過ごせるなら、公務なんて別に苦じゃないわ。
伯爵令嬢にも皇太子妃教育をしてもらったらいいじゃない。
側妃でも、するべきだし、、
あんな辛い教育、私だけ受けるのは不公平よ。」
いやよ。わたしはそんな厳しいのいや。したくない。わたしは側妃として愛されて、ドレスを着たいだけ。仕事なんてしたくないわ。
「それなら、戻ればいい。お前は、私の公務をし、少し歩み寄ろう。」
「いえ、それはあなたたちの問題でしょ?あなたの愛する人が勝手に逃げただけでしょ?また新しい人探せばいい。あなたに歩み寄ってもらっても私はあなたを受け入れることはできないわ。」
「そんな、、、」
「カイランを皇太子にする。マリカ
を皇太子妃にし、二人で国を守ってくれ。マリカ。わたしの勘違いで辛い思いさせてしまってすまない。カイランと仲良くして、子供たくさんつくって。」
「母上、、私は、、」
「伯爵令嬢と別れるか?続けるかは?お前の自由だ。王宮に居てもいい。皇太子から外れるだけだよ。気が楽でいいだろ?」
「そんな、、、」
「では、話は以上。皇太子の部屋をカイランに、、、」
「よかったの?カイラン?あなたは皇太子なんて興味がないし、縛られたくないはずよ。愛人のがいいのではないの?」
「マリカが手に入るなら、皇太子になるよ。そのかわり覚悟はしておいてね。」
「?」
「愛される覚悟。さっき皇后も言ったよね?子供をたくさん作らないと、、、」
「愛人を作ります。」と言ってから
良い方向に風が噴き出したわ。
皇太子妃教育も無駄にはならず、
わたしはこれで愛する人と一緒に国を守れる。幸せになれるわ。
幸せな道を歩き出すのに成功したマリカであった。
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