【完結】26両親に愛されない令嬢は、魔剣を扱う

華蓮

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クィーン様が好きと思っていたフランクは、最近ユイカーナといると自分が自分で居られると改めて思ったのだった。

友人と思っていたが、俺以外の男と話をしてると腹が立っていた。
俺以外にその笑顔を見せるなと心の中で叫んでいる自分がいた。


クィーン様のことは好きだ。でも憧れであった。それがわかった。

ユイカーナといると心が安心する。



ある日、生徒会で、ボーとしているユイカーナと遭遇した。
「大丈夫?」
「ごめんなさい。少し疲れたようで、大丈夫よ。今日は帰るわね。」

「心配だから。家までついていくよ。」

「ありがとう。」

ユイカの迎えの馬車に一緒に乗り、横に座り、肩を寄せた。

「大丈夫だから、、、」

「今だけごめんね。」
眠っていった。

着いたところは、伯爵の家ではなかった。ここはどこだ?

「ユイカーナ嬢が体調不良のようで、」
眠ったままのユイカを横抱きにして、屋敷の中に入った。

「ありがとう。ご迷惑をおかけしました。」

「ユイカ。ユイカ。」

「ん?あっごめん。私、、フランツ迷惑かけてごめんなさい。」

「いいんだよ。それよりお前、食事してるのか?軽すぎないか?」

「大丈夫よ。きちんと食べているわ。」

「心配だ。これから、学園では一緒に食事をしよう。」

「え?」
「倒れたら困るから。」


ユイカが倒れたことによって、心配になった。

俺のそばからいなくなるというと考えたことがなかった。


一週間ほどユイカは休んで、今日元気に出てきた。

その姿を見て、、
安心した。
フランクの心が、ユイカをほしいと感じた。

ランチは絶対に一緒に摂ることにした。
食べる量が少ない。令嬢とはこんなものかなのか?
「これも美味しいよ。」口の中に入れた。
「フランク。はずかしい。」

「気にするな。恥ずかしかったら、食べたらいい。」
赤くなるところが愛しく感じた。

このところユイカのことばかり気になって仕方ない


「ユイカ。話がある。」
「ん?どうしたの?」

「ユイカ。俺はお前が好きだ。」

「クィーンのこと、、」

「クィーン様のことは好きだ。でも憧れなんだ。クィーン様は、素敵だ。それは変わらない。でも、ユイカは、友人だと思っていたんだ。一緒にいて楽しいし。でも、最近、ユイカが、笑顔で、他の男と話をしてるとむかついた。俺だけに見せてほしいと思った。倒れた時に特に感じた。離れたくないって、、俺と付き合ってほしい。」


「気持ちは嬉しい。私もあなたといると安らげるわ。生徒会へ来るのが楽しみだったわ。でも、私は18になったら政略結婚で、嫁ぐと思うわ。お金の支援をしてもらうためにね。」

「なんとかできないなのか?」

「政略結婚だから。。」




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