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魔剣の名前
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魔剣は嫌ね。名前をつけようかしら?
「名前をつけるのはどう?」
「え?名前をつけるなんて、お前はおかしいんじゃない?」
「いいわね。そんな子初めてよ。」
「白い方が、カレン。黒い方が、カオス。どう?」
「わらわは気に入った!!」
「俺もそれでいい。」
「カレン。カオス。今後ともよろしくね。今から、ルビーを探しに行こうと思う。私は、親に宝石を送ってもらえなかったから、自分で切り開くわ。あなたたち似合う最高の宝石を手に入れたい。」
「獣魔を倒せば、手に入れることができるわ。大物が、南の方に行けばいる。ただ、強いよ。今のユイカでは、負けるかも。」
「そう。あなた達二人がいるのに負けるの?へえ。」
「俺たちは最高だ、お前がそれを使えるかだ。」
「そうなのね。別にそれで死んだら死んだ時よ。わたしに力がないだけだけ。」
アルカスに話をした。
「私は、今からカレンとカオスに捧げる宝石を取りに行くわ。」
「カレン?カオス?」
「魔剣のことね。」
「お前魔剣に名前をつけたのか?」
「そうよ。悪い?」
「魔剣も気に入ってるみたいだから。
本題は、、私が生まれた時に、私の瞳の色の宝石を贈るのが普通のことだよね?」
「そうだな。生まれた時に、ネックレスにすることが多いな。ネックレスなら、指輪に加工しやすいからな。」
「両親はそれさえもしなかったの。」
「え?嘘だろ?」
「本当よ。確認してきたら、確かよ。
贈っていないってはっきり言われたわ。何か問題でも?まで言われた。
それで、一応学園に入るまでには帰ってくるつもりだけど、取りに行ってくるわ。
私を選んでくれた魔剣には、最高の宝石を手に入れたいの。」
「わかった。その言い方だと俺は行かない方がいいんだな。」
「アルカス。私あなたがいたから、今まで生きてこれたの。
ありがとう。アリーヌと、カルパスを大事にね。」
「最後みたいなことを、、」
「最後なわけないわ。私は今より強くなって帰ってくる。魔剣がいるのよ。勝てないわけないわ。
ただ、親に会って、アルカスにお礼を言いたかっただけ。
本当に感謝しているわ。
ユイカは、いつも通りの笑顔で、アリーヌとカルパスと過ごし、翌日に、魔獣討伐に出かけた。
「アリーヌ、帰ってきたらあなたのケーキが食べたい。作ってね。」
「あなたの好きなチョコケーキを用意しておくわ」
アルカスの顔が、渋かった。
ユイカは、今まで一度も食べたいものを言ったことがなかった。
「もしかしたら、、、、」
「ん?」
「何もないよ。」
カオスが教えてくれた場所に向かって、一日中走ったら、森を見つけた。
森の奥に、洞窟が抜けれるようになっていた。洞窟を抜けると、そこにいた。
大きな大蛇が、、。
「何しにきた。」
「ルビーが欲しくて、、、」
「ルビー?何する為だ?」
「魔剣に埋め込みたくて、、」
「魔剣を扱えるのか?」
「はい。白と黒と入れたいので、2つ頂きたい。」
「2本?」
「初めて、魔剣を使うことになります。」
「わかった。君の試練ということだね。では、討伐してもらおう。この先に、少し倒してもらいたい奴がいる。ちょうどいい。」
「わかりました。」
覚悟してる瞳だった。
こんな若い子に魔剣を2つも扱うなんて、普通は考えられない。
よりどの訓練をしたのだろう。
無事倒して戻ってくるといいが、、、
「名前をつけるのはどう?」
「え?名前をつけるなんて、お前はおかしいんじゃない?」
「いいわね。そんな子初めてよ。」
「白い方が、カレン。黒い方が、カオス。どう?」
「わらわは気に入った!!」
「俺もそれでいい。」
「カレン。カオス。今後ともよろしくね。今から、ルビーを探しに行こうと思う。私は、親に宝石を送ってもらえなかったから、自分で切り開くわ。あなたたち似合う最高の宝石を手に入れたい。」
「獣魔を倒せば、手に入れることができるわ。大物が、南の方に行けばいる。ただ、強いよ。今のユイカでは、負けるかも。」
「そう。あなた達二人がいるのに負けるの?へえ。」
「俺たちは最高だ、お前がそれを使えるかだ。」
「そうなのね。別にそれで死んだら死んだ時よ。わたしに力がないだけだけ。」
アルカスに話をした。
「私は、今からカレンとカオスに捧げる宝石を取りに行くわ。」
「カレン?カオス?」
「魔剣のことね。」
「お前魔剣に名前をつけたのか?」
「そうよ。悪い?」
「魔剣も気に入ってるみたいだから。
本題は、、私が生まれた時に、私の瞳の色の宝石を贈るのが普通のことだよね?」
「そうだな。生まれた時に、ネックレスにすることが多いな。ネックレスなら、指輪に加工しやすいからな。」
「両親はそれさえもしなかったの。」
「え?嘘だろ?」
「本当よ。確認してきたら、確かよ。
贈っていないってはっきり言われたわ。何か問題でも?まで言われた。
それで、一応学園に入るまでには帰ってくるつもりだけど、取りに行ってくるわ。
私を選んでくれた魔剣には、最高の宝石を手に入れたいの。」
「わかった。その言い方だと俺は行かない方がいいんだな。」
「アルカス。私あなたがいたから、今まで生きてこれたの。
ありがとう。アリーヌと、カルパスを大事にね。」
「最後みたいなことを、、」
「最後なわけないわ。私は今より強くなって帰ってくる。魔剣がいるのよ。勝てないわけないわ。
ただ、親に会って、アルカスにお礼を言いたかっただけ。
本当に感謝しているわ。
ユイカは、いつも通りの笑顔で、アリーヌとカルパスと過ごし、翌日に、魔獣討伐に出かけた。
「アリーヌ、帰ってきたらあなたのケーキが食べたい。作ってね。」
「あなたの好きなチョコケーキを用意しておくわ」
アルカスの顔が、渋かった。
ユイカは、今まで一度も食べたいものを言ったことがなかった。
「もしかしたら、、、、」
「ん?」
「何もないよ。」
カオスが教えてくれた場所に向かって、一日中走ったら、森を見つけた。
森の奥に、洞窟が抜けれるようになっていた。洞窟を抜けると、そこにいた。
大きな大蛇が、、。
「何しにきた。」
「ルビーが欲しくて、、、」
「ルビー?何する為だ?」
「魔剣に埋め込みたくて、、」
「魔剣を扱えるのか?」
「はい。白と黒と入れたいので、2つ頂きたい。」
「2本?」
「初めて、魔剣を使うことになります。」
「わかった。君の試練ということだね。では、討伐してもらおう。この先に、少し倒してもらいたい奴がいる。ちょうどいい。」
「わかりました。」
覚悟してる瞳だった。
こんな若い子に魔剣を2つも扱うなんて、普通は考えられない。
よりどの訓練をしたのだろう。
無事倒して戻ってくるといいが、、、
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