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シオリ様

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パーティが終わり、参加者が、どんどん帰っていった。
今はアイリーン様と仲の良い人たちが残っていた。

私たちは、一番最後に帰ることにした。
アイリーン様にお礼も言いたいし、
まだ、わたしたちに声をかけてくださる人もいたから。

シオリ様たちも帰らず、まだいた。
王太子殿下が、帰らないから帰れないのもあるのだろう。と考えていいたけど、、違ったよう。

シオリ様と王妃様がやってきた。

「ちょっとよろしいかしら?」
明らかに顔が怒っていた。。

「場所を変えた方がよろしいのではあませんか?国の恥になりませんか?」
カイン様が言ってくれた。

殿下が間に入ってくれて、

「部屋を用意してもらうからそこで、」
シオリ様にきつめに言ってもらった。

「が、、」と何かを言いかけた時に殿下が、
「全ての発言を責任持てるのか?我慢しろ。」

「フォート?」

アイリーン様がやってきて、部屋を用意すると言ってくれた。


部屋に入ると、

「アイカ。なんで貴方がが目立ってるの?」と王妃様が、発言した。。。
その後シオリ様も、、、

「アイカは、わがままで、公務もできなくて、王太子殿下に捨てられたくせに、なぜ貴方が目立っているの?わたしの方が綺麗で、優秀なのに、」

「そうよ。アイカよりシオリのが優秀よ。王太子妃にはシオリがふさわしい。」

「よくわかりませんが、王太子妃はシオリ様でしょ?わたしは関係ありませんよね?」

「貴方が目立つから、シオリが目立たないのよ。」

「えーと?王太子妃はシオリ様ですよね?シオリ様の仕事をなさればいいかと。」

「はあ?」

「わたしは、殿下の婚約者だった時にアイリーン様に刺繍を教え、今回、一緒に刺繍をしただけですけど。それ以外、変わったことはしていませんよ。」


「昔の景色って何?今のわたしは否定されたわけ?」


「そんなこと知りませんわ。アイリーン様が選んだデザインです。わたしは関係ないです。」

「殿下もこんな子の味方になって、、殿下もおかしいのではありませんか?
カイン様もこんな子のどこがいいのかしら?
リーナの方が良いのではありませんか?せっかく私が噂を流してあげたのに、、、」

「ああ。やはり貴方が噂を流したのですか。自分で吐きましたね。」

「そーよ。私が全てを流したのよ。」

「アイカごめん。全ては、私が悪い。
シオリの上辺だけを信じて、アイカと婚約破棄してしまったこと、今更後悔しても仕方ないけど、すまない。

シオリ、離縁しよう。」

「はぁ?なぜ?」

「お前は、王太子妃として、きちんと役目をしていない。
今回のアイリーンの件も全て手配しないといけなかった。
お前は、自分が目立つことだけしかしない。
俺に王太子妃の仕事をさせ、パーティも出席しない。
王太子妃がいなくてもいい。
その方が、俺も仕事がしやすい。」

「そんな、、」

「フォート。子だもはどうするの?」

「弟の第二王子がいるだろ?別に俺の子でなくてもいい。
もうお前の面倒を見るのは疲れた。
俺が選んだから仕方ないとずっと思ってきた。
もう、1人で、頑張る方が気が楽なんだ。」

「そんな、、、」

「フォート何言ってるの?シオリはいい子よ。アイカよりきちんとしてるわ」

「王妃。何を根拠にきちんとしてると言えるのですか?ただ、着飾ることが好き、面倒なことはしない。」

「街の噂も全てアイカが悪い。」

「シオリが全てを流していたからね。」

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