29 / 36
誕生会
しおりを挟む
アイリーンの誕生会の前日に、カインとアイカは、先に到着した。
カインは王太子の命だったから、有給も使わずに休めた。
「アイリーン様の、誕生会に招待して頂きありがとうございます。
色々とご心配をかけました。
こちらがわたしの夫のカインです。」
「はじめまして、アイカの夫のカインです。いろいろご心配かけました。」
「はじめまして、カイン殿。アイカの事幸せにしてあげてくださいね。」
「はい。約束します。」
「アイカ。良かったわ。幸せそうで、でも、残念ね。わたしの侍女になってくれたらずっと一緒に過ごせたのにな。」
「アイリーン様、、その話は、、、」
「聞いてるよ。」
「え?知ってたの?」
「王太子から聞いていたんだよ。
でも、わざわざ言う必要ないかなって思って。
アイカが俺の隣にいてくれるわけだから。」
「アイカ。良かったわ。そうそう刺繍を見て、、」
「アイリーン様。素敵ね。額も合ってるわね。良かった。」
「綺麗だな。これを二人で作ったのか?あの時間で?」
「そうなの。アイリーン様が上手で、わたしはお手伝いしただけなの。」
「2人の共同作品よ。名前をちゃんと入れてあるから。」
「わたしの大好きな時間。アイリーン&アイカ」と書いてあった。
「嬉しいわ。ありがとう。」
アイリーン様を抱きしめた。
「あの時間は、楽しかった。」
抱きしめ返した。
「この景色は、本当に、昔の景色なんですね。」
「わかりましたか。カインも頭いいのね。」
「いや。王太子から、、、、
あと、アイカのそばを離れないように言われてるだけですよ。」
「まあ。アイカが好きになる男ですから、頭は悪くはないけど、
女心は、わからないのでしょうね。
アイカも男心がわからないけど、、、」
カインは苦笑いをしながら、
「それはそうでしたね。
アイカは、王太子の想いもわからないようです。わたしには良い事ですが、、、」
二人は、笑い合っていた。
「国王様と王妃様のところに案内するね。」
「はじめまして、国王様、王妃様。
ランドリー侯爵のカインと申します。
妻のアイカと申します。
アイリーン様の誕生会に招待をしていただきありがとうございます。」
「はじめまして、2人とも楽しんで行ってくれたら、嬉しい。
アイカ殿は、いろいろありがとう。
貴方のおかげで、アイリーンは、良い子になった。」
「いえ。私は何も、、、」
「カイン殿、アイカ殿は、王女で、わがままだった娘を叱ってくれたんだ。
こんな人は居なくてな。
嬉しかったんだよ。
アイリーンの侍女になってくれるかと思っていたのに残念だったな。
でも、アイカ殿が幸せそうで良かったよ。
カイン殿、アイカ殿。末永く幸せにな。」
「ありがとうございます」
カインは王太子の命だったから、有給も使わずに休めた。
「アイリーン様の、誕生会に招待して頂きありがとうございます。
色々とご心配をかけました。
こちらがわたしの夫のカインです。」
「はじめまして、アイカの夫のカインです。いろいろご心配かけました。」
「はじめまして、カイン殿。アイカの事幸せにしてあげてくださいね。」
「はい。約束します。」
「アイカ。良かったわ。幸せそうで、でも、残念ね。わたしの侍女になってくれたらずっと一緒に過ごせたのにな。」
「アイリーン様、、その話は、、、」
「聞いてるよ。」
「え?知ってたの?」
「王太子から聞いていたんだよ。
でも、わざわざ言う必要ないかなって思って。
アイカが俺の隣にいてくれるわけだから。」
「アイカ。良かったわ。そうそう刺繍を見て、、」
「アイリーン様。素敵ね。額も合ってるわね。良かった。」
「綺麗だな。これを二人で作ったのか?あの時間で?」
「そうなの。アイリーン様が上手で、わたしはお手伝いしただけなの。」
「2人の共同作品よ。名前をちゃんと入れてあるから。」
「わたしの大好きな時間。アイリーン&アイカ」と書いてあった。
「嬉しいわ。ありがとう。」
アイリーン様を抱きしめた。
「あの時間は、楽しかった。」
抱きしめ返した。
「この景色は、本当に、昔の景色なんですね。」
「わかりましたか。カインも頭いいのね。」
「いや。王太子から、、、、
あと、アイカのそばを離れないように言われてるだけですよ。」
「まあ。アイカが好きになる男ですから、頭は悪くはないけど、
女心は、わからないのでしょうね。
アイカも男心がわからないけど、、、」
カインは苦笑いをしながら、
「それはそうでしたね。
アイカは、王太子の想いもわからないようです。わたしには良い事ですが、、、」
二人は、笑い合っていた。
「国王様と王妃様のところに案内するね。」
「はじめまして、国王様、王妃様。
ランドリー侯爵のカインと申します。
妻のアイカと申します。
アイリーン様の誕生会に招待をしていただきありがとうございます。」
「はじめまして、2人とも楽しんで行ってくれたら、嬉しい。
アイカ殿は、いろいろありがとう。
貴方のおかげで、アイリーンは、良い子になった。」
「いえ。私は何も、、、」
「カイン殿、アイカ殿は、王女で、わがままだった娘を叱ってくれたんだ。
こんな人は居なくてな。
嬉しかったんだよ。
アイリーンの侍女になってくれるかと思っていたのに残念だったな。
でも、アイカ殿が幸せそうで良かったよ。
カイン殿、アイカ殿。末永く幸せにな。」
「ありがとうございます」
応援ありがとうございます!
9
お気に入りに追加
212
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる