7 / 15
王子の現実
しおりを挟む
公務や生徒会の仕事が、溜まってきた。マリアが、いつもフォローしてくれたことが、やってない。
必要以上に仕事をしないといけなかった。。
いつもの側近がいないから、適当に仕事の割り振りをした。誰でもできるだろと思い、、、
そういえば、最近マリアの顔を見ない。
最近は、わざわざ2人で会うことはなかったが、すれ違うことはあった。。最近、それもない。
学園でもすれ違うこともないし、王宮でもすれ違わなかった。
王宮のマリアの部屋に行くと、いつも通りの部屋で、マリアだけいなかった。
ただ、私が側近に言ってあった贈り物が、部屋の片隅に積んであった、、、、
開封していない状態で、、、
「どうゆうことだ?マリアは開けていないのか?なぜだ?」
ユウザ王子は、贈り物を開けていないことと、仕事が溜まっていることに腹が立ち、一度、マリアに文句を言おうと思った、、、
マリアのクラスに行くと、やはり姿がない。。
隣国の皇女のお世話をしていたから、聞いたらわかるだろ、、、
「イリーナ様。マリアはどこにいる?」
「え?今頃ですか?」
「何のことだ?」
「そのうち陛下から話があるんじゃないですか?」
「どうゆうことだ?」
「私は、何も言いません。陛下から聞いてください。」
学園から帰って、父上に時間を作って欲しいと言ったが、面会ををゆるされたのは、3日後だった。その間マリアと会うことはなかった。
「ユウザ、メイという女に王妃教育をさせるんだってな。マリア以上に育つんだな?」
「何をおっしゃってるか、わかりません。マリアが正妃ですよ。今までと同じじゃないですか?」
「マリアは、メイを正妃にし、2人が、幸せになればいいと。」
「?」
「マリアとの婚約は破棄する。」
「陛下、待ってください。正妃は、マリアです。」
「マリアが、お前たちのために身をひくと言っている。お前の幸せのために、、、」
「マリアと話をさせて欲しい。私の話なら聞くはずです。」
「無理だ。このところマリアの姿をみたか?」
「お前の側近の話では、お前がメイと付き合う話をしたあたりから、マリアの様子が、おかしい。ユウザ王子を避けているように感じると報告があった、、、」
「なぜその側近は、私に言わずに、国王にいったのですか?」
「ユウザ王子は、メイ様を守りたいといい、マリア様は、誰が守るんですかときいたら、お前はいらないこと考えなくていい、マリアにバレないようにしろと言ったそうだな。そんな状態で、お前に相談するか?その側近も国王の私に相談したのは、最近のことだったがな、、、」
「、、、、」
「お前たちが、生徒会室で、イチャイチャしていたところ、マリアが全てを見たそうだよ。
お前が、メイを側妃にして、その子供をマリアの子として跡継ぎにすること、マリアに公務を押し付けること、、
全て聞いたそうだ、、、」
嘘だ、、、あれを聞いたのか、、、
「あれは、本心ではありません。メイを安心させるための戯言です。」
「マリアは、お前の本心だと思い、もう王妃としての仮面をつけることはできないと。」
「そんな、、、」
「戯言ではないだろ、、
お前はこの2週間マリアのことなんて考えてもなかっただろう。メイのことしか考えていないから、マリアがいないこと、知らなかっただろ。
いなくても平気だったんだよ。だから、マリアのことはもうお前の中にはないんじゃないか?」
「そんなことないです。マリアのことを愛してます。2人でこの国を支えると約束しました。」
「まぁ。今更そんなこと言ってもな。おまえは、マリアとは、会えない、、、マリアは、薬を飲んで自殺をした。」
「え?嘘でしょ、、、」
「目を覚さないようだよ。
もう解放してあげろ。」
「嫌です。」
「とにかく婚約破棄は絶対だ。マリアがお前の元に戻りたいというなら考えるが、、これ以上公爵いえに迷惑をかけるな、、」
必要以上に仕事をしないといけなかった。。
いつもの側近がいないから、適当に仕事の割り振りをした。誰でもできるだろと思い、、、
そういえば、最近マリアの顔を見ない。
最近は、わざわざ2人で会うことはなかったが、すれ違うことはあった。。最近、それもない。
学園でもすれ違うこともないし、王宮でもすれ違わなかった。
王宮のマリアの部屋に行くと、いつも通りの部屋で、マリアだけいなかった。
ただ、私が側近に言ってあった贈り物が、部屋の片隅に積んであった、、、、
開封していない状態で、、、
「どうゆうことだ?マリアは開けていないのか?なぜだ?」
ユウザ王子は、贈り物を開けていないことと、仕事が溜まっていることに腹が立ち、一度、マリアに文句を言おうと思った、、、
マリアのクラスに行くと、やはり姿がない。。
隣国の皇女のお世話をしていたから、聞いたらわかるだろ、、、
「イリーナ様。マリアはどこにいる?」
「え?今頃ですか?」
「何のことだ?」
「そのうち陛下から話があるんじゃないですか?」
「どうゆうことだ?」
「私は、何も言いません。陛下から聞いてください。」
学園から帰って、父上に時間を作って欲しいと言ったが、面会ををゆるされたのは、3日後だった。その間マリアと会うことはなかった。
「ユウザ、メイという女に王妃教育をさせるんだってな。マリア以上に育つんだな?」
「何をおっしゃってるか、わかりません。マリアが正妃ですよ。今までと同じじゃないですか?」
「マリアは、メイを正妃にし、2人が、幸せになればいいと。」
「?」
「マリアとの婚約は破棄する。」
「陛下、待ってください。正妃は、マリアです。」
「マリアが、お前たちのために身をひくと言っている。お前の幸せのために、、、」
「マリアと話をさせて欲しい。私の話なら聞くはずです。」
「無理だ。このところマリアの姿をみたか?」
「お前の側近の話では、お前がメイと付き合う話をしたあたりから、マリアの様子が、おかしい。ユウザ王子を避けているように感じると報告があった、、、」
「なぜその側近は、私に言わずに、国王にいったのですか?」
「ユウザ王子は、メイ様を守りたいといい、マリア様は、誰が守るんですかときいたら、お前はいらないこと考えなくていい、マリアにバレないようにしろと言ったそうだな。そんな状態で、お前に相談するか?その側近も国王の私に相談したのは、最近のことだったがな、、、」
「、、、、」
「お前たちが、生徒会室で、イチャイチャしていたところ、マリアが全てを見たそうだよ。
お前が、メイを側妃にして、その子供をマリアの子として跡継ぎにすること、マリアに公務を押し付けること、、
全て聞いたそうだ、、、」
嘘だ、、、あれを聞いたのか、、、
「あれは、本心ではありません。メイを安心させるための戯言です。」
「マリアは、お前の本心だと思い、もう王妃としての仮面をつけることはできないと。」
「そんな、、、」
「戯言ではないだろ、、
お前はこの2週間マリアのことなんて考えてもなかっただろう。メイのことしか考えていないから、マリアがいないこと、知らなかっただろ。
いなくても平気だったんだよ。だから、マリアのことはもうお前の中にはないんじゃないか?」
「そんなことないです。マリアのことを愛してます。2人でこの国を支えると約束しました。」
「まぁ。今更そんなこと言ってもな。おまえは、マリアとは、会えない、、、マリアは、薬を飲んで自殺をした。」
「え?嘘でしょ、、、」
「目を覚さないようだよ。
もう解放してあげろ。」
「嫌です。」
「とにかく婚約破棄は絶対だ。マリアがお前の元に戻りたいというなら考えるが、、これ以上公爵いえに迷惑をかけるな、、」
167
お気に入りに追加
524
あなたにおすすめの小説
殿下の婚約者は、記憶喪失です。
有沢真尋
恋愛
王太子の婚約者である公爵令嬢アメリアは、いつも微笑みの影に疲労を蓄えているように見えた。
王太子リチャードは、アメリアがその献身を止めたら烈火の如く怒り狂うのは想像に難くない。自分の行動にアメリアが口を出すのも絶対に許さない。たとえば結婚前に派手な女遊びはやめて欲しい、という願いでさえも。
たとえ王太子妃になれるとしても、幸せとは無縁そうに見えたアメリア。
彼女は高熱にうなされた後、すべてを忘れてしまっていた。
※ざまあ要素はありません。
※表紙はかんたん表紙メーカーさま

絵姿
金峯蓮華
恋愛
お飾りの妻になるなんて思わなかった。貴族の娘なのだから政略結婚は仕方ないと思っていた。でも、きっと、お互いに歩み寄り、母のように幸せになれると信じていた。
それなのに……。
独自の異世界の緩いお話です。

【完結】消えた姉の婚約者と結婚しました。愛し愛されたかったけどどうやら無理みたいです
金峯蓮華
恋愛
侯爵令嬢のベアトリーチェは消えた姉の代わりに、姉の婚約者だった公爵家の子息ランスロットと結婚した。
夫とは愛し愛されたいと夢みていたベアトリーチェだったが、夫を見ていてやっぱり無理かもと思いはじめている。
ベアトリーチェはランスロットと愛し愛される夫婦になることを諦め、楽しい次期公爵夫人生活を過ごそうと決めた。
一方夫のランスロットは……。
作者の頭の中の異世界が舞台の緩い設定のお話です。
ご都合主義です。
以前公開していた『政略結婚して次期侯爵夫人になりました。愛し愛されたかったのにどうやら無理みたいです』の改訂版です。少し内容を変更して書き直しています。前のを読んだ方にも楽しんでいただけると嬉しいです。

【完結】冤罪で殺された王太子の婚約者は100年後に生まれ変わりました。今世では愛し愛される相手を見つけたいと思っています。
金峯蓮華
恋愛
どうやら私は階段から突き落とされ落下する間に前世の記憶を思い出していたらしい。
前世は冤罪を着せられて殺害されたのだった。それにしても酷い。その後あの国はどうなったのだろう?
私の願い通り滅びたのだろうか?
前世で冤罪を着せられ殺害された王太子の婚約者だった令嬢が生まれ変わった今世で愛し愛される相手とめぐりあい幸せになるお話。
緩い世界観の緩いお話しです。
ご都合主義です。
*タイトル変更しました。すみません。

愛されない花嫁はいなくなりました。
豆狸
恋愛
私には以前の記憶がありません。
侍女のジータと川遊びに行ったとき、はしゃぎ過ぎて船から落ちてしまい、水に流されているうちに岩で頭を打って記憶を失ってしまったのです。
……間抜け過ぎて自分が恥ずかしいです。

《完結》愛する人と結婚するだけが愛じゃない
ぜらいす黒糖
恋愛
オリビアはジェームズとこのまま結婚するだろうと思っていた。
ある日、可愛がっていた後輩のマリアから「先輩と別れて下さい」とオリビアは言われた。
ジェームズに確かめようと部屋に行くと、そこにはジェームズとマリアがベッドで抱き合っていた。
ショックのあまり部屋を飛び出したオリビアだったが、気がつくと走る馬車の前を歩いていた。
大好きなあなたを忘れる方法
山田ランチ
恋愛
あらすじ
王子と婚約関係にある侯爵令嬢のメリベルは、訳あってずっと秘密の婚約者のままにされていた。学園へ入学してすぐ、メリベルの魔廻が(魔術を使う為の魔素を貯めておく器官)が限界を向かえようとしている事に気が付いた大魔術師は、魔廻を小さくする事を提案する。その方法は、魔素が好むという悲しい記憶を失くしていくものだった。悲しい記憶を引っ張り出しては消していくという日々を過ごすうち、徐々に王子との記憶を失くしていくメリベル。そんな中、魔廻を奪う謎の者達に大魔術師とメリベルが襲われてしまう。
魔廻を奪おうとする者達は何者なのか。王子との婚約が隠されている訳と、重大な秘密を抱える大魔術師の正体が、メリベルの記憶に導かれ、やがて世界の始まりへと繋がっていく。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。
あなたの側にいられたら、それだけで
椎名さえら
恋愛
目を覚ましたとき、すべての記憶が失われていた。
私の名前は、どうやらアデルと言うらしい。
傍らにいた男性はエリオットと名乗り、甲斐甲斐しく面倒をみてくれる。
彼は一体誰?
そして私は……?
アデルの記憶が戻るとき、すべての真実がわかる。
_____________________________
私らしい作品になっているかと思います。
ご都合主義ですが、雰囲気を楽しんでいただければ嬉しいです。
※私の商業2周年記念にネップリで配布した短編小説になります
※表紙イラストは 由乃嶋 眞亊先生に有償依頼いたしました(投稿の許可を得ています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる