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皇太子は、眠り姫に会う
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翌日、マリアが休みだったことが、気になり、公爵家を訪れた。
「隣国の皇女のイリーナと申します。マリア様が、今日学園に来ないので、気になり、
先触れもなく申し訳ございませんが、マリア様に会わせていただけませんか?」
「イリーナ様。マリアのことを気にかけてもらってありがとう御座います。
マリアとは、どのような関係でしょうか。
あの子には友達は居ません。王子だけのために生きてきた子ですから、」
「それは知っています。
昨日、マリアは、王子とメイの会話を聞いてしまったんです。
マリアは、1人になりたそうだったので、私は帰りました。
そのあとどうなったのか。ずっと気になったのですが、」
「イリーナ様。マリアのこと気にしてもらってありがとう。」マリアの部屋に案内してもらった。
ベットの上で、眠り姫のように眠っていた。
「マリア?」
「マリアは昨日、薬を飲んで意識を無くしてしまいました。命に別状はないのですが、いつ目覚めるかわからないようです。」
「嘘。。」
「私が一緒にいたら、、、」
「イリーナ様。マリアが自分で決めたことですから、、、」
「また明日来てもいいですか?
毎日声をかけたら、目が覚めるかもしれない。」
「イリーナ様のご都合の良い時に来てくださったら、、」
イリーナは、すぐにお兄様に連絡した。翌日の朝には、私の部屋にいた、、、
え?早すぎない?
「お兄様いくらなんでも速くないですか?」
「ああ。手紙をもらってすぐ馬を走らせたからな。」
「夜通し、、、まさか、、」
「ああ。夜通しは当然。馬も無理させたな。護衛も昼には着くんじゃないか?」
「護衛も振りきってきたのですか。」
「当然。マリアのことだからな。」
「今日もマリアのところに行くんだろ。俺もいく。」
お兄様は、一輪の花を持って、毎日私と一緒にマリアのところに行った。
お兄様は、顔が違った。意識がなくても、マリアに会えるのは嬉しいみたい。
「すみません。兄が、どうしても来たいというので、連れてきたのですが、マリアにあわせてもらえませんか?」
「イリーナの兄アレクと申します。
マリアさまとは、幼い頃から、王宮のパーティなどでお会いしていました。
妹から、マリアのことを聞き、急いで、帝国からやってまいりました。面会を許していただけたら、、、」
「アレク様、わざわざ帝国から、来ていただいたのですね。マリアのためにありがとう!!」
マリアは、眠り姫のように眠っていた。。
その姿でさえ、綺麗だと思った。
「マリア。目を覚まして。大丈夫だから、あとは、私が守ってあげるから。」
少しずつ、反応を見せるようになった。たた、目だけは覚めない。
目覚めることを嫌がってるように、、、
イリーナも毎日声をかけた。
アリアの好きな果物果汁を唇に垂らしたりした。
「隣国の皇女のイリーナと申します。マリア様が、今日学園に来ないので、気になり、
先触れもなく申し訳ございませんが、マリア様に会わせていただけませんか?」
「イリーナ様。マリアのことを気にかけてもらってありがとう御座います。
マリアとは、どのような関係でしょうか。
あの子には友達は居ません。王子だけのために生きてきた子ですから、」
「それは知っています。
昨日、マリアは、王子とメイの会話を聞いてしまったんです。
マリアは、1人になりたそうだったので、私は帰りました。
そのあとどうなったのか。ずっと気になったのですが、」
「イリーナ様。マリアのこと気にしてもらってありがとう。」マリアの部屋に案内してもらった。
ベットの上で、眠り姫のように眠っていた。
「マリア?」
「マリアは昨日、薬を飲んで意識を無くしてしまいました。命に別状はないのですが、いつ目覚めるかわからないようです。」
「嘘。。」
「私が一緒にいたら、、、」
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毎日声をかけたら、目が覚めるかもしれない。」
「イリーナ様のご都合の良い時に来てくださったら、、」
イリーナは、すぐにお兄様に連絡した。翌日の朝には、私の部屋にいた、、、
え?早すぎない?
「お兄様いくらなんでも速くないですか?」
「ああ。手紙をもらってすぐ馬を走らせたからな。」
「夜通し、、、まさか、、」
「ああ。夜通しは当然。馬も無理させたな。護衛も昼には着くんじゃないか?」
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「当然。マリアのことだからな。」
「今日もマリアのところに行くんだろ。俺もいく。」
お兄様は、一輪の花を持って、毎日私と一緒にマリアのところに行った。
お兄様は、顔が違った。意識がなくても、マリアに会えるのは嬉しいみたい。
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その姿でさえ、綺麗だと思った。
「マリア。目を覚まして。大丈夫だから、あとは、私が守ってあげるから。」
少しずつ、反応を見せるようになった。たた、目だけは覚めない。
目覚めることを嫌がってるように、、、
イリーナも毎日声をかけた。
アリアの好きな果物果汁を唇に垂らしたりした。
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